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サカタインクス---3Qは2ケタ増収増益、パッケージ用印刷インキ・機能性材料が順調に推移
配信日時:2021/11/15 11:42
配信元:FISCO
サカタインクス<4633>は12日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.9%増の1,336.37億円、営業利益が同25.8%増の62.56億円、経常利益が同46.7%増の71.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同61.7%増の47.90億円となった。
印刷インキ・機材(日本)の売上高は前年同期比3.7%増の368.04億円、営業利益は同50.6%増の11.53億円となった。パッケージ関連では、グラビアインキは内食関連の需要に支えられ比較的堅調に推移した。フレキソインキは好調な通販関係や家飲み需要に支えられ前年同期を上回った。印刷情報関連では、デジタル化の影響に加え、感染症の影響により広告需要が低迷したことなどから、新聞インキは前年同期を下回った。一方、オフセットインキは感染症の影響で前年上半期は販売が大きく落ち込んだこともあり前年同期を上回った。以上のことから、印刷インキ全体では前年同期を上回った。機材は、印刷製版用材料は低調であったものの機械販売が増加したことから、前年同期を上回った。
印刷インキ(アジア)の売上高は前年同期比15.6%増の275.92億円、営業利益は同8.7%増の17.19億円となった。主力であるパッケージ関連のグラビアインキは、感染症の影響を受けたものの、インドネシア、ベトナム、タイなどが堅調に推移し、昨年の上半期に事業活動に大きな制約を受けたインドも、回復傾向が続いた。印刷情報関連では、インドは感染症の影響による昨年の需要減から回復が進んだ一方、上半期まで好調に推移してきた中国では経済が減速傾向にあることなどから第3四半期においては販売が伸び悩んだ。
印刷インキ(米州)の売上高は前年同期比7.1%増の400.95億円、営業利益は同37.7%減の14.65億円となった。主力のパッケージ関連では、旺盛な需要を背景として、フレキソインキ及びグラビアインキが一部原材料の供給不足の影響を受けたものの比較的堅調に推移した。メタルインキは環境負荷の観点からアルミ缶に対する需要が高まっており、好調に推移した。印刷情報関連であるオフセットインキは、UVインキなどが堅調に推移したことに加え、感染症の影響で前年上半期は販売が大きく落ち込んだこともあり、前年同期を上回った。
印刷インキ(欧州)の売上高は前年同期比57.3%増の118.76億円、営業損失は0.02億円(前年同期は4.05億円の損失)となった。パッケージ関連を中心に拡販に取り組み、販売は堅調に推移した。また、ドイツの子会社を連結の範囲に含めたことも増収および利益の改善に寄与した。
機能性材料の売上高は前年同期比23.4%増の102.34億円、営業利益は同320.7%増の14.34億円となった。インクジェットインキは、感染症の影響により落ち込んでいた広告需要が海外を中心に回復し、拡販が進んだことから、前年同期を上回った。カラーフィルター用顔料分散液は、パネルディスプレイの市況は落ち着いてきたもの、販売は堅調に推移した。トナーは、感染症の影響により落ち込んでいたオフィス用途の需要が上向き、前年同期を上回った。
2021年12月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比12.1%増(前回予想比1.1%増)の1,810.00億円、営業利益が同4.0%増(同16.7%減)の75.00億円、経常利益が同10.4%増(同16.5%減)の86.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.7%増(同17.8%減)の60.00億円としている。
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印刷インキ・機材(日本)の売上高は前年同期比3.7%増の368.04億円、営業利益は同50.6%増の11.53億円となった。パッケージ関連では、グラビアインキは内食関連の需要に支えられ比較的堅調に推移した。フレキソインキは好調な通販関係や家飲み需要に支えられ前年同期を上回った。印刷情報関連では、デジタル化の影響に加え、感染症の影響により広告需要が低迷したことなどから、新聞インキは前年同期を下回った。一方、オフセットインキは感染症の影響で前年上半期は販売が大きく落ち込んだこともあり前年同期を上回った。以上のことから、印刷インキ全体では前年同期を上回った。機材は、印刷製版用材料は低調であったものの機械販売が増加したことから、前年同期を上回った。
印刷インキ(アジア)の売上高は前年同期比15.6%増の275.92億円、営業利益は同8.7%増の17.19億円となった。主力であるパッケージ関連のグラビアインキは、感染症の影響を受けたものの、インドネシア、ベトナム、タイなどが堅調に推移し、昨年の上半期に事業活動に大きな制約を受けたインドも、回復傾向が続いた。印刷情報関連では、インドは感染症の影響による昨年の需要減から回復が進んだ一方、上半期まで好調に推移してきた中国では経済が減速傾向にあることなどから第3四半期においては販売が伸び悩んだ。
印刷インキ(米州)の売上高は前年同期比7.1%増の400.95億円、営業利益は同37.7%減の14.65億円となった。主力のパッケージ関連では、旺盛な需要を背景として、フレキソインキ及びグラビアインキが一部原材料の供給不足の影響を受けたものの比較的堅調に推移した。メタルインキは環境負荷の観点からアルミ缶に対する需要が高まっており、好調に推移した。印刷情報関連であるオフセットインキは、UVインキなどが堅調に推移したことに加え、感染症の影響で前年上半期は販売が大きく落ち込んだこともあり、前年同期を上回った。
印刷インキ(欧州)の売上高は前年同期比57.3%増の118.76億円、営業損失は0.02億円(前年同期は4.05億円の損失)となった。パッケージ関連を中心に拡販に取り組み、販売は堅調に推移した。また、ドイツの子会社を連結の範囲に含めたことも増収および利益の改善に寄与した。
機能性材料の売上高は前年同期比23.4%増の102.34億円、営業利益は同320.7%増の14.34億円となった。インクジェットインキは、感染症の影響により落ち込んでいた広告需要が海外を中心に回復し、拡販が進んだことから、前年同期を上回った。カラーフィルター用顔料分散液は、パネルディスプレイの市況は落ち着いてきたもの、販売は堅調に推移した。トナーは、感染症の影響により落ち込んでいたオフィス用途の需要が上向き、前年同期を上回った。
2021年12月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比12.1%増(前回予想比1.1%増)の1,810.00億円、営業利益が同4.0%増(同16.7%減)の75.00億円、経常利益が同10.4%増(同16.5%減)の86.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.7%増(同17.8%減)の60.00億円としている。
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