注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は上値が重い、材料難で買い縮小
配信日時:2021/09/13 18:09
配信元:FISCO
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後場に注目すべき3つのポイント~米株高を素直に材料視した展開に
*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~米株高を素直に材料視した展開に
20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅高で3日続伸、米株高を素直に材料視した展開に・ドル・円は下げ渋り、日銀は現行政策を維持・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>■日経平均は大幅高で3日続伸、米株高を素直に材料視した展開に日経平均は大幅高で3日続伸。前日比780.25円高(+2.10%)の37935.58円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。19日の米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は522.09ドル高(+1.26%)の42025.19ドル、ナスダックは440.68ポイント高(+2.51%)の18013.98、S&P500は95.38ポイント高(+1.70%)の5713.64で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となり労働市場の減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。さらに、連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利下げが奏功し経済がそれほど落ち込まずソフトランディングにとどまるとの期待感も強まり、続伸した。ハイテクも強く相場を支援し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。米国株の大幅反発を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始した。米ハイテク株の上昇を受けて、東京エレクトロン<8035>など半導体株の上げが目立ち、日経平均は37700円台でスタートし、38000円台手前まで上げ幅を拡大。25日移動平均線(37450円水準)及び200日移動平均線(37620円水準)を上回った状態で前場の取引を終えた。日経平均採用銘柄では、東京エレクトロンのほか、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の多くが買われた。また、黒鉛電極の販売価格引き上げ発表を受けて、レゾナック・ホールディングス<4004>が買われたほか、東海カーボン<5301>にも思惑的な買いが向かった。このほか、川崎重工<7012>、村田製作<6981>、太陽誘電<6976>、古河電工<5801>、SUMCO<3436>、電通グループ<4324>などが上昇した。一方、京成電鉄<9009>、小田急電鉄<9007>、東武鉄道<9001>など私鉄株が総じて軟調だったほか、イオン<8267>、丸井グループ<8252>、Jフロント<3086>など小売関連も安い。このほか、ZOZO<3092>、住友ファーマ<4506>、協和キリン<4151>などが下落した。業種別では、石油・石炭製品、電気機器、非鉄金属、ガラス・土石製品、銀行業などが上昇した一方、陸運業、電気・ガス業の2セクターのみ下落した。ランチタイムの為替は1ドル142円50銭水準で推移している。11時40分時点では、開催されている日本銀行の金融政策決定会合の結果は伝わっていないが、市場コンセンサスは「金融政策の現状維持」のため発表後、為替市場、株式市場の動きは限定的と考える。市場の関心は15時30分からの植田和男日銀総裁の記者会見に向かっており、後場の東京市場は目立った動きはないだろう。日経平均は高値圏でのもみ合いとなりそうだ。■ドル・円は下げ渋り、日銀は現行政策を維持20日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。朝方に142円93銭まで値を上げたが、日本のインフレ上昇圧力を受け、円買いで142円14銭まで下落。ただ、日銀は金融政策決定会合で現行政策の維持を決め、追加利上げ期待の円買いは後退している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円14銭から142円93銭、ユーロ・円は158円67銭から159円49銭、ユーロ・ドルは1.1157ドルから1.1163ドル。■後場のチェック銘柄・プレシジョン・システム・サイエンス<7707>の、1銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.8%(予想:+2.8%、7月:+2.7%)【要人発言】・鈴木財務相「米利下げに伴う市場の影響は一概には言えない」<国内>・日銀金融政策決定会合(最終日)・15:30 植田日銀総裁会見<海外>・15:00 英・8月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:+0.4%、7月:+0.5%)
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2024/09/20 12:20
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東京為替:ドル・円は下げ渋り、日銀は現行政策を維持
*12:13JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日銀は現行政策を維持
20日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。朝方に142円93銭まで値を上げたが、日本のインフレ上昇圧力を受け、円買いで142円14銭まで下落。ただ、日銀は金融政策決定会合で現行政策の維持を決め、追加利上げ期待の円買いは後退している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円14銭から142円93銭、ユーロ・円は158円67銭から159円49銭、ユーロ・ドルは1.1157ドルから1.1163ドル。【金融政策】・日銀:政策金利0.25%で据え置き・中・1年物ローンプライムレートを現行3.35%に据え置き【要人発言】・日銀(声明)「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している」「消費者物価の基調的な上昇率、徐々に高まっていく」「企業の賃金・価格設定が積極化、為替変動が物価に影響を及ぼしやすい」・鈴木財務相「米利下げに伴う市場の影響は一概には言えない」【経済指標】・日・8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.8%(予想:+2.8%、7月:+2.7%)
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2024/09/20 12:13
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):水戸証、SANKYO、雨風太陽など
*11:53JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):水戸証、SANKYO、雨風太陽など
富士ソフト<9749>:9040円(-310円)大幅続落。米投資ファンドのKKRでは、現在TOBを実施中であるが、期限までに目標株数を集められなかった場合、同じ価格でTOBを実施する2段階方式の用意があると表明した。同じく投資ファンドのベインが、KKRのTOB価格である8800円を5%程度上回る水準での提案を予告しており、不成立に終わる可能性が出ていることに対応。市場では、価格吊り上げ競争に発展するとの思惑もあったが、こうした過度な期待感は後退の方向に。SANKYO<6417>:1979.5円(-206円)大幅反落。未定としていた上半期の業績・配当予想を公表している。営業利益は350億円で前年同期比23.0%減とし、通期予想は変更なしとしている。また、中間期末配当金は40円とし、年間配当金は従来計画の80円としている。第1四半期業績は市場コンセンサスを上振れ、通期業績・配当予想の上振れ期待が高かった中、通期予想の据え置きをネガティブ視する動きが優勢になっている。水戸証<8622>:464円(+41円)大幅続伸。これまで未定としていた中間期末配当金を15円にすると発表している。前年同期は10円であった。期末配当金は引き続き未定としているものの、仮に中間期末と同水準であれば、年間配当金は前期比6円増の30円となる。これをベースとすると、前日終値水準での配当利回りは7.1%となる。なお、同社では、配当性向50%を基本としており、年間配当金の下限は20円としている。ホームポジション<2999>:480円 カ -ストップ高買い気配。ケイアイスター不動産を割当先とする第三者割当増資の実施を発表している。発行価格は600円。割当株数は333万3400株で、ケイアイスターは35.61%を保有する筆頭株主となる。株式価値の希薄化は発生するものの、割当増資実施に伴う関東エリアへのシェア拡大、借入金及び社債の返済、財務基盤の増強、ケイアイスターとの関係強化などによる今後の収益拡大を期待する動きが優勢となっている。エラン<6099>:1002円 カ -ストップ高買い気配。エムスリーが連結子会社化を目指してTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明としている。TOB価格は1040円で前日終値比22.1%のプレミアムとなる。買い付け予定数の下限は3036万200株、上限は3332万9453株(所有割合55.0%)としている。抽選漏れリスクはあるものの、エムスリーとの資本提携効果による今後の業容拡大期待も高く、TOB価格に接近する水準まで買われている。日本情報C<4054>:913円(+42円)続伸。19日の取引終了後、サカイ引越センターと連携し引越し手続きを簡略化することを発表し、好感した買いが先行している。「電子入居申込サービス」は、日本情報クリエイトが不動産会社に向けて提供する無料のサービスで、入居者がオンラインで必要な情報を入力し、不動産管理会社や関連事業者とデータを連携することで、入居手続きを効率化する。サカイ引越センターとの連携により、入居者は同じ情報を再入力する必要がなく、引越し手続きをスムーズに進めることができるようになるという。雨風太陽<5616>:1174円(+104円)大幅反発。19日の取引終了後に旅行予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨が行う第三者割当増資を引き受け関連会社化したことを発表し、これを手掛かりに大幅に反発している。同社の持つ全国約8,300名超の生産者ネットワークと、約1,500件の宿泊施設登録がある「STAY JAPAN」を活用し、生産者のもとでの体験と現地での宿泊を組み合わせたサービスを提供することで、農泊におけるインバウンド需要を取り込んでいくとしている。ZUU<4387>:752円(-7円)続落。連結子会社であるZUU Fundersが組成した「ZUUターゲットファンドfor SBC Medical Group HD投資事業組合」「ZUUターゲットファンド for SBC Medical Group HD2号投資事業組合」の出資先であるSBCメディカルグループホールディングスが米NASDAQに上場。現在国内外220院に広がっているが、米国、東南アジア市場におけるビジネス展開や国内外フランチャイズクリニックネットワークの拡大を目指していく。
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2024/09/20 11:53
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:キヤノンMJやエアトリなどに注目
*09:16JST 個別銘柄戦略:キヤノンMJやエアトリなどに注目
昨日19日の米株式市場でNYダウは522.09ドル高の42,025.19、ナスダック総合指数は440.68pt高の18,013.98、シカゴ日経225先物は大阪日中比640円高の37,530円。為替は1ドル=142.60-70円。今日の東京市場では、未定としていた25年3月期の中間配当を15円予定と発表した水戸証<8622>、発行済株式数の15.26%の自社株消却を発表したキヤノンMJ<8060>、韓国インターパークトリプルと業務提携しエアトリサイト内でK-POPコンサートチケットの販売を開始すると発表したエアトリ<6191>、抗インフルエンザウイルス薬ゾフルーザの第3相臨床試験で主要評価項目を達成したと発表した塩野義薬<4507>、車載カメラモジュールを手掛ける中国企業を子会社化すると発表したRSテクノ<3445>、NTTドコモのdアカウントと連携すると発表したマネックスG<8698>、エムスリー<2413>が1株1040円でTOB(株式公開買い付け)を実施しすると発表したエラン<6099>、東証スタンダードでは、上期業績予想を上方修正した兼松エンジニア<6402>、25年3月期の中間配当予想を上方修正したオービーシステム<5576>、株主優待制度株の拡充を発表した大石産<3943>、渋沢栄一新紙幣発行記念株主優待を実施すると発表した秩父鉄道<9012>、ケイアイスター不動産<3465>と資本業務提携すると発表したホームポジション<2999>などが物色されそうだ。一方、東証スタンダードで、25年3月期業績予想を下方修正したWDI<3068>などは軟調な展開が想定される。
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2024/09/20 09:16
注目トピックス 市況・概況
日経平均は664円高、寄り後は底堅く推移
*09:13JST 日経平均は664円高、寄り後は底堅く推移
日経平均は664円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅高となったことが東京市場の株価を支えた。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.51%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.27%上昇と、ダウ平均(1.26%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=142円80銭台と、円相場が落ち着いて推移していることも東京市場で安心感となった。一方、日経平均は昨日までの続伸で950円ほど上昇しており、3連休を前に目先的な利益確定売りが出やすかった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。
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2024/09/20 09:13
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる~
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる~
20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる■SANKYO、2Q業績予想 営業利益 350億円■前場の注目材料:日立建機、インドネシアで超大型ショベル量産、鉱山向け堅調■日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる20日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まる場面もありそうだが、押し目買い意欲の強さが意識されそうだ。19日の米国市場はNYダウが522ドル高、ナスダックは440ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)は、18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決定した。先回り的な動きも強かったこともあり、昨日は利益確定の売りが優勢となったが、大幅利下げによって改めてソフトランディング期待が高まった。また、新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となり労働市場の減速懸念が後退したことも材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比640円高の37530円。円相場は1ドル142円50銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで、37200円辺りで推移していた25日、200日線を突破し、一時37700円まで買われた。これにより朝方はインデックスに絡んだ買いが集中することから、日経平均株価においても25日、200日線を突破してくるだろう。次のターゲットとして75日線が位置する38310円辺りが意識されてくる。また、4日の下落局面で空けたマド(38080円-38581円)埋めを意識したセンチメントに向かわせそうだ。3連休前で積極的な売買は手控えられやすいものの、日銀の金融政策決定会合では前回の利上げが波乱展開のトリガーになったこともあり、2会合連続での利上げの可能性は低い。結果判明後のアク抜けが意識されやすいなかでは、早い段階で売り方の買い戻しの動きが強まることが見込まれる。そのため、先物市場ではショートカバーを誘う動きも強まる可能性があるため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの資金流入が強まることが期待される。買い一巡後は日銀会合待ちからこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。日経平均株価はマドを空けての上昇から25日、200日線を突破してくると考えられるが、膠着において両線が支持線として機能するようだと、センチメントを明るくさせそうだ。また、昨日はグロース250が3%超の上昇となった。抵抗線として意識されている200日線を窺う展開が見込まれるなか、個人主体の中小型株物色も活発になりそうだ。■SANKYO、2Q業績予想 営業利益 350億円SANKYO<6417>は未公表としていた第2四半期業績予想を発表。売上高は前年同期比22.5%減の900億円、営業利益は同23%減の350億円とした。中間配当金については、1株当たり40円とする予定。■前場の注目材料・日経平均は上昇(37155.33、+775.16)・NYダウは上昇(42025.19、+522.09)・ナスダック総合指数は上昇(18013.98、+440.68)・1ドル=142.50-60円・シカゴ日経先物は上昇(37530、大阪日中比+640)・SOX指数は上昇(5066.65、+207.36)・VIX指数は下落(16.33、-1.90)・米原油先物は上昇(71.95、+1.04)・米国のインフレ沈静化期待・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・日立建機<6305>インドネシアで超大型ショベル量産、鉱山向け堅調・大日本印刷<7912>28年度までに養殖飼料用の幼虫飼育工場、粉末年産1200トン・セイコーエプソン<6724>米ファイアリー買収、デジタル印刷拡充・オリックス<8591>米グーグルとPPA締結、3.7万kW供給・村田製作所<6981>世界最小MLCC開発、スマホ採用狙う・住友商事<8053>米初のアンモニア供給船の基本設計承認取得・京王電鉄<9008>子会社、不正車軸1786本納入、圧入作業データ改ざん・JR東日本<9020>東北新幹線の連結外れ、72本運休4.5万人に影響・豊田合成<7282>インドに新工場、エアバッグ・内外装部品生産・マツダ<7261>取締役専務執行役員兼CTO・広瀬氏、内燃機関、電動化技術で進化・住友理工<5191>国内協力会社の金型に遮熱塗料・日立建機<6305>丸紅とブラジルに鉱山機械販社、保守・サービス強化・クボタ<6326>東京大学と、ゼオライト原料の固体吸着剤など研究・NEC<6701>キオスク端末を18億円で受注、入国用情報を事前登録・三菱電機<6503>独で新型鉄道車両向け空調装置受注・野村総合研究所<4307>NRIセキュア、サイバー対策基盤に委託先専用プラン追加・住江織物<3501>車内装拡大、メキシコで合皮増産へ・住友大阪セメント<5232>半たわみ性舗装のCO2排出削減、人工石灰石を活用・JFEシステムズ<4832>仮想空間で保全向上、コグナイト製品投入☆前場のイベントスケジュール<国内>・日銀金融政策決定会合(最終日)・08:30 8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.8%、7月:+2.7%)<海外>・10:00 中・1年物ローンプライムレート(現行3.35%)
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2024/09/20 08:45
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し
*08:22JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを急がない方針を固めつつあり、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBによる年内追加利下げの可能性・日欧金利差の縮小観測・ドイツのインフレ率低下【ユーロ買い要因】・ユーロ圏のインフレ緩和のペースは緩慢との見方・日本銀行は利下げを急がない方針との見方・米欧金利差縮小の可能性
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2024/09/20 08:22
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:日銀金利据え置き予想でドルは底堅い動きを保つ可能性
*08:17JST 今日の為替市場ポイント:日銀金利据え置き予想でドルは底堅い動きを保つ可能性
19日のドル・円は、東京市場では141円89銭から143円95銭まで上昇。欧米市場では142円46銭まで下げた後、143円77銭まで反発したが、142円61銭で取引終了。本日20日のドル・円は主に142円台で推移か。日本銀行は政策金利の据え置きを決定する見込みであることから、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。日本銀行は本日20日、金融政策決定会合の2日目の議論を行い、経済・物価の情勢や金融市場の動向について分析・判断し、当面の金融政策を決定する。今回の会合では政策金利の据え置きが決まる見込みだが、決定会合終了後に行われる会見で日銀植田総裁が経済・物価の状況を見ながらさらなる利上げを検討していくとの意向を改めて表明した場合、リスク選好的な円売りはやや縮小する可能性がある。
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2024/09/20 08:17
注目トピックス 市況・概況
19日の米国市場ダイジェスト:NYダウは522ドル高、大幅利下げでソフトランディング期待高まる
*07:58JST 19日の米国市場ダイジェスト:NYダウは522ドル高、大幅利下げでソフトランディング期待高まる
■NY株式:NYダウは522ドル高、大幅利下げでソフトランディング期待高まる米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は522.09ドル高の42,025.19ドル、ナスダックは440.68ポイント高の18,013.98で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となり労働市場の減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。さらに、連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利下げが奏功し経済がそれほど落ち込まずソフトランディングにとどまるとの期待感も強まり、続伸した。ハイテクも強く相場を支援し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇、家庭・パーソナルが下落した。レストランチェーンを運営するダ―デン・レストランツ(DRI)は四半期決算の内容が予想を下回ったものの売上見通しを引き上げ、さらに、配達を巡り配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)との提携を発表し、上昇。住宅建設会社のレナー(LEN)やDRホートン(DHI)などは住宅ローン金利の低下で売上増期待が強まり、それぞれ上昇。地銀のフィフス・サード・バンコープ(FITB)、ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)、リージョンズ・フィナンシャル(RF)、ハンチントン・バンクシェアーズ(HBAN)は格付け会社ムーディーズがバランスシートの健全化期待にそれぞれの信用格付けを引き上げ、上昇した。ホテルチェーン運営のマリオット(MAR)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。靴メーカーのスケッチャーズ(SKX)は幹部がウェルズ・ファーゴ銀主催の消費者イベントで、中国の景気減速に伴う裁量支出の減少が激しく年後半の中国の売り上げにおいて想定以上の圧力があると警告し、大幅安。スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)も連れ安となった。運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を下回ったほか見通し引き下げが嫌気され、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米新規失業保険申請件数が減少、景気減速懸念後退でドル高&リスクオン19日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円76銭まで上昇後、142円54銭まで下落し、142円61銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が前回から予想以上に減少し労働市場の減速懸念が後退、さらに、米9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想以上に上昇したため景気悪化への悲観的見方が後退し、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、米8月中古住宅販売件数が予想以上に7月から減少したためドル買いが後退した。ユーロ・ドルは1.1117ドルまで下落後、1.1167ドルまで上昇し、1.1163ドルで引けた。ユーロ・円は、159円95銭まで上昇後、158円82銭まで下落。日銀が金融政策決定会合で政策を据え置くとの見方に円が軟調に推移。ポンド・ドルは1.3289ドルから1.3220ドルまで下落後、戻した。英国中銀は金融政策決定会合で予想通り政策金利の据え置きを決定も、1委員が利下げを主張したことや慎重ながら利下げ基調に変わりはないとの見方に高値からのポンド売りに伸び悩んだ。ドル・スイスは0.8506フランまで上昇後、0.8463フランまで下落した。■NY原油:反発で71.95ドル、需要減少の思惑後退NY原油先物10月限は反発(NYMEX原油10月限終値:71.95 ↑1.04)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.04ドル(+1.47%)の71.95ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは70.13ドル-72.49ドル。アジア市場の序盤で70.13ドルまで売られたが、その後はじり高で推移。需要減少の懸念は後退し、米国市場の後半にかけて72.49ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に72ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 40.87ドル +1.25ドル(+3.15%)モルガン・スタンレー(MS) 100.73ドル +1.43ドル(+1.44%)ゴールドマン・サックス(GS)503.83ドル +19.25ドル(+3.97%)インテル(INTC) 21.14ドル +0.37ドル(+1.78%)アップル(AAPL) 228.87ドル +8.18ドル(+3.70%)アルファベット(GOOG) 163.24ドル +2.43ドル(+1.51%)メタ(META) 559.10ドル +21.15ドル(+3.93%)キャタピラー(CAT) 373.31ドル +18.19ドル(+5.12%)アルコア(AA) 34.92ドル +0.58ドル(+1.68%)ウォルマート(WMT) 78.04ドル -0.99ドル(-1.25%)
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2024/09/20 07:58
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