注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは44ドル安、利下げ期待もFRB議長がインフレ警告
*05:31JST NY株式:NYダウは44ドル安、利下げ期待もFRB議長がインフレ警告
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は44.14ドル安の42171.66ドル、ナスダックは25.18ポイント高の19546.27で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。イランが接触してきたことをトランプ大統領が明らかにすると、中東問題で外交的解決への期待に買戻しが優勢となった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで市場の予想通り政策金利据え置きを決定、金融当局者が依然年2回の利下げ予想を維持したため利下げ期待に伴う買いがさらに強まったが、同時に、パウエル議長が会見で今後数カ月のインフレを想定していると警告すると、金利上昇を嫌気しダウは売りに転じ、まちまちで終了。セクター別では銀行や自動車・自動車部品が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。銀行のJPモルガン(JPM)やシティ(C)、金融のゴールドマンサックス(GS)は銀行規制当局が主要資本規制の緩和を計画しているとの報道でそれぞれ上昇。暗号資産取引プラットフォームを提供するコインべース(COIN)やステーブルコイン会社のサークル(CRCL)は上院がステーブルコインの利用機会を広げる法案を可決したことが好感され、それぞれ上昇。後払いサービスを提供するアファーム(AFRM)はプルデンシャル・ファイナンシャル傘下のアセットマネジメント会社PGIMと長期資本提携の拡大を発表し、上昇。動物用医薬品メーカーのゾエティス(ZTS)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。鉄鋼会社のユナイテッドスチールは、日本製鉄による買収手続きを完了した。(Horiko Capital Management LLC)
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2025/06/19 05:31
注目トピックス 市況・概況
6月18日のNY為替概況
*04:14JST 6月18日のNY為替概況
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円34銭まで下落後、145円15銭まで上昇し、引けた。米5月住宅着工件数が予想以上に減少したほか、新規失業保険申請件数が8カ月ぶりの高水準付近で推移したため景気減速の思惑にドル売りが優勢となった。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利を据え置いたが、スタッフ予測で前回と同じく中間で年2回の利下げ予想が明らかになり、ドル売りがさらに強まった。その後、パウエル議長が会見で関税によるインフレへの影響がより長引く可能性や今後数カ月インフレを想定していると指摘すると金利上昇、ドル買いに転じた。ユーロ・ドルは1.1530ドルへ上昇後、1.1461ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は166円33銭へ下落後、166円83銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3476ドルへ上昇後、1.3404ドルまで下落。ドル・スイスは0.8157フランへ下落後、0.8199フランまで上昇した。[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数(6/14):24.5万件(予想:24.5万件、前回:24.8万件)・米・失業保険継続受給者数(6/7):194.5万件(予想:194.1万件、前回:195.1万件←195.6万件)・米・5月住宅建設許可件数:139.3万戸(予想:142.2万戸、4月:142.2万戸)・米・5月住宅着工件数:125.6万戸(予想135.0万戸、4月139.2万戸←136.1万戸)【金融政策】・米連邦公開市場委員会(FOMC)・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を据え置き、4.25-4.50%に決定
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2025/06/19 04:14
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】FOMC政策金利据え置き決定、予想通り、年2回の利下げ予想も維持、ドル一段安
*03:16JST 【市場反応】FOMC政策金利据え置き決定、予想通り、年2回の利下げ予想も維持、ドル一段安
連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定した。先行き不確実性は低下も依然高いとしたほか、「失業率は引き続き低く、労働市場は依然堅調」に修正した。また、今年の国内総生産(GDP)予想を1.4%成長に引下げ、インフレを3%に引き上げた。金利予測では、中間で年2回の利下げ予想を維持。一部では1回に修正されるとの思惑が強まりつつあったためハト派的と見られている。ドルは一段安。ドル・円は144円34銭まで下落し、16日来の円高・ドル安。ユーロ・ドルは1.1485ドルから1.1530ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.3434ドルから1.3476ドルまで上昇。【金融政策】・米連邦公開市場委員会(FOMC)・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を据え置き、4.25-4.50%に決定
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2025/06/19 03:16
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[通貨オプション]R/R、円コール買い再開
*02:33JST [通貨オプション]R/R、円コール買い再開
ドル・円オプション市場で変動率は連日低下。レンジ相場を受けたオプション売りが続いた。リスクリバーサルで円コールスプレッドは拡大。円先高観を受けた円コール買いが再開した。■変動率・1カ月物10.37%⇒10.29%(08年=31.044%)・3カ月物10.50%⇒10.47%(08年=31.044%)・6か月物10.43%⇒10.46%(08年=23.915%)・1年物10.20%⇒10.26%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.54%⇒+1.57%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+1.65%⇒+1.66%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.55%⇒+1.56%(08年10/27=+10.70%)・1年物+1.38%⇒+1.39%(08年10/27=+10.71%)
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2025/06/19 02:33
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NY外為:BTC底堅い、中東懸念が緩和
*00:24JST NY外為:BTC底堅い、中東懸念が緩和
暗号通貨のビットコイン(BTC)は下げ止まり、10.4万ドル台で底堅く推移した。中東情勢を巡り米国関与への脅威が緩和。トランプ大統領は記者団に、イラン攻撃をするかもしれないし、しないかもしれないと、述べた。また、連邦準備制度理事会(FRB)が開催している連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとなっている。関税や中東情勢など不透明感が存続するためFRBは金融政策を据え置くと、見られている。一方、トランプ米大統領は2.5ポイントの利下げが望ましいとの考えを繰り返した。
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2025/06/19 00:24
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NY外為:ドル続落、トランプ米大統領再び利下げ要求
*00:00JST NY外為:ドル続落、トランプ米大統領再び利下げ要求
NY外為市場でドルは続落した。米トランプ大統領が記者団の質問に答え、2.5ポイントの利下げが望ましいとの考えを繰り返した。同時に、パウエルFRB議長は本日利下げしないだろうと加えた。ドル・円は144円77銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1485ドルから1.1520ドルまで上昇、ポンド・ドルは1.3435ドルから1.3473ドルまで上昇した。
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2025/06/19 00:00
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【市場反応】米住宅着工件数・建設許可件数はパンデミック来で最低、失業保険申請件数も高止まり、ドル売り強まる
*22:14JST 【市場反応】米住宅着工件数・建設許可件数はパンデミック来で最低、失業保険申請件数も高止まり、ドル売り強まる
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(6/14)は前週比5000件減の24.5万件と予想通り、8カ月ぶり高水準となった前週から減少した。失業保険継続受給者数(6/7)は194.5万件と、前回195.1万件から減少も予想を上回った。同時刻に発表された住宅着工件数は前月比―9.8%の125.6万戸と、4月139.2万戸から予想以上に減少しパンデミックによる経済封鎖直後の2020年5月来で最低に落ち込んだ。同月住宅建設許可件数は前月比―2%の139.3万戸と、予想を下回りやはり2020年6月来で最低となった。住宅着工件数がパンデミック来で最低に落ち込んだほか、失業保険申請件数も高止まりとなり米国債相場は続伸。10年債利回りも4.355%まで低下した。ドル売りも強まり、ドル・円は144円74銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1503ドルから1.1517ドルまで上昇、ポンド・ドルは1.3448ドルから1.3464ドルまで上昇した。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数(6/14):24.5万件(予想:24.5万件、前回:24.8万件)・米・失業保険継続受給者数(6/7):194.5万件(予想:194.1万件、前回:195.1万件←195.6万件)・米・5月住宅建設許可件数:139.3万戸(予想:142.2万戸、4月:142.2万戸)・米・5月住宅着工件数:125.6万戸(予想135.0万戸、4月139.2万戸←136.1万戸)
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2025/06/18 22:14
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欧州為替:ドル・円はじり安、欧州株は軟調地合いに
*19:58JST 欧州為替:ドル・円はじり安、欧州株は軟調地合いに
欧州市場でドル・円はじり安となり、144円83銭まで一時値を下げた。ややドル売りに振れやすく、ユーロ・ドルは1.15ドル付近と底堅さが目立つ。一方、欧州株式市場で複数の主要指数がプラスからマイナスに転じ、株安を嫌気した円買いを強めた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円79銭から145円13銭、ユーロ・円は166円45銭から167円00銭、ユーロ・ドルは1.1492ドルから1.1516ドル。
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2025/06/18 19:58
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欧州為替:ドル・円はやや失速、欧州株は小安い
*19:02JST 欧州為替:ドル・円はやや失速、欧州株は小安い
欧州市場でドル・円はやや失速し、144円90銭付近に値を下げた。欧州株式市場で主要指数は上げ幅縮小、下げ幅拡大に振れ、株価にらみの円買いが入りやすい。一方、中東の緊張に伴う有事のドル買いは後退しており、ユーロ・ドルは底堅さが目立つ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円89銭から145円13銭、ユーロ・円は166円64銭から167円00銭、ユーロ・ドルは1.1497ドルから1.1516ドル。
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2025/06/18 19:02
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欧州為替:ドル・円は伸び悩み、ドル買戻しは限定的
*18:21JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、ドル買戻しは限定的
欧州市場でドル・円は伸び悩み、144円93銭から145円13銭まで上昇後、145円付近に失速した。ドルは日中の下落で値ごろ感が生じたが、買戻しは限定的。一方、欧州株式市場で主要指数はおおむねプラスで推移し、円売りが主要通貨をサポートする。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円93銭から145円13銭、ユーロ・円は166円71銭から167円00銭、ユーロ・ドルは1.1498ドルから1.1516ドル。
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2025/06/18 18:21
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日経平均テクニカル: 3日続伸、陽の丸坊主で赤三兵を示現
*18:15JST 日経平均テクニカル: 3日続伸、陽の丸坊主で赤三兵を示現
18日の日経平均は3日続伸した。ローソク足は3本連続陽線で終了。上下にヒゲのない「陽の丸坊主」を示現し、高値と安値も連続して切り上げて、「赤三兵」も形成して足元の買い意欲増大を窺わせた。一目均衡表では上向きの転換線と基準線が上昇トレンド継続を示唆するとともに、応当日株価の下落局面入りで強気シグナル増大のハードルは下がる方向にある。一方、上向きの25日線との上方乖離率は2.79%と過熱ラインの5%まで余裕があり、上値追い継続に期待をつなぐ形となった。
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2025/06/18 18:15
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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東混迷でドルに有事の買い再開
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東混迷でドルに有事の買い再開
18日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。中東情勢の混迷を背景に、有事のドル買いが強まる見通し。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)でインフレ圧力が意識されれば、ドル買いを後押ししそうだ。前日発表された米経済指標で小売売上高は4カ月ぶりにマイナスへ沈み、鉱工業生産も予想外に悪化。ただ、イスラエルとイランの緊張で懸念が増幅し、「有事のドル買い」地合いとなった。ユーロ・ドルは1.1570ドル付近から1.1470ドル台に下げ、ドル・円は144円30銭台から145円30銭付近に1円程度値を切り上げた。本日アジア市場でドル選好地合いの後、米国債取引の規制緩和でドル買いを弱める場面もあった。この後の海外市場は中東情勢と米金融政策を注視する展開。米トランプ政権はイスラエルとイランの戦闘激化について対応を議論し始め、核開発を進めるイランに対し強硬策を示唆。米国の介入による不透明感からドルは「有事の買い」が継続しそうだ。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利据え置きが見込まれるものの、中東の緊張で原油高に振れ今後の政策決定に影響を与える可能性もあり、ドル買い要因として意識されるだろう。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数改定値(予想:前年比+1.9%、速報値:+1.9%)・21:30 米・5月住宅着工件数(予想:135万件、4月:136.1万件)・21:30 米・5月建設許可件数(予想:142.5万件、4月:142.2万件)・21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:24.5万件、前回:24.8万件)・03:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利(現状維持の予想)・05:00 米・4月ネット長期TICフロー(3月:+1618億ドル)
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2025/06/18 17:25
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東京為替:ドル・円は軟調、ドル売り圧力継続
*17:09JST 東京為替:ドル・円は軟調、ドル売り圧力継続
18日の東京市場でドル・円は軟調。中東情勢の混迷で有事のドル買いが先行し、朝方に145円44銭まで値を上げた。その後、米国債取引に関する規制緩和が報じられると、ドル売り地合いに。午後は145円を割り込むとドル売りが強まり、144円85銭まで下げた。・ユーロ・円は167円05銭から166円71銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.1475ドルから1.1523ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値38,364.16円、高値38,885.15円、安値38,364.16円、終値38,885.15円(前日比348.41円高)・17時時点:ドル・円144円90-00銭、ユーロ・円166円80-90銭【要人発言】・カーニー加首相「第三国を経由した鉄鋼流入のリスクを検証」「トランプ米大統領から51番目の州については言及されていない」「鉄鋼のダンピングから自国産業を守るためのセーフガードを積極的に検討」【経済指標】・NZ・1-3月期経常収支:-23.24億NZドル(予想:-22.0億NZドル、前回:-70.37億NZドル→-67.99億NZドル)・日・5月貿易収支:-6376億円(予想:-8965億円、4月:-1156億円)・日・4月コア機械受注:前月比-9.1%(予想:-9.5%、3月:+13.0%)・英・5月消費者物価指数:前年比+3.3%(予想:+3.3%、4月:+3.5%)
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2025/06/18 17:09
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地政学リスク警戒も円安が支援材料に【クロージング】
*16:37JST 地政学リスク警戒も円安が支援材料に【クロージング】
18日の日経平均は3日続伸。348.41円高の38885.15円(出来高概算16億2000万株)で取引を終えた。米国株の下落を映して売りが先行したが、日銀が追加利上げを急がないとの見方を示し、円相場が一時1ドル=145円台半ばへと円安が進んだことが投資家心理を上向かせ、寄り付きを安値に上げに転じた。前引けにかけて38800円に迫ると、後場に入っても強い基調を継続し、高値引けとなった。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100に迫り、全体の7割近くを占めた。セクター別では、その他製品、パルプ紙、証券商品先物、鉱業、精密機器など28業種が上昇。一方、鉄鋼、海運、機械など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、任天堂<7974>、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、中外薬<4519>、フジクラ<5803>、ニデック<6594>、KDDI<9433>、三菱重<7011>が軟化した。前日の米国市場は、「トランプ米大統領がイラン攻撃を選択肢の一つとして検討」と伝わったことなどから中東情勢に対する懸念が広がり主要株価指数は下落し、これを受けた東京市場も売りが先行して始まった。ただ、円安進行による輸出採算の改善期待から自動車や機械など輸出関連株などに買いが入ったほか、任天堂の上昇を受けて他のゲーム関連株にも値を上げる銘柄がみられた。円相場に連動して商品投資顧問業者(CTA)など短期筋による先物への買いが断続的に入ったとの観測もあり、日経平均を押し上げる要因につながったとみられる。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、4会合連続で政策金利の据え置きが予想されている。投資家の関心は、トランプ関税を受けた最新の政策金利水準の分布図(ドットチャート)や経済予測であり、年2回の利下げ予想に変化がみられるようだと、米国市場の荒い値動きに振らされる可能性はありそうだ。日経平均は不安定な外部環境のなかで強いリバウンド基調を継続しており、仕掛け的な売買というよりは、実需の買いが入っているようである。米国から欧州やアジアへの資金シフトも意識されてきそうだ。
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2025/06/18 16:37
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日経VI:上昇、株価堅調だが警戒感は緩まず
*16:35JST 日経VI:上昇、株価堅調だが警戒感は緩まず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比+0.27(上昇率1.10%)の24.91と上昇した。なお、高値は25.23、安値は24.25。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。しかし、取引開始後は買い優勢の展開となり、日経225先物は朝方の早い時間帯に上げに転じた。一方、市場では中東の地政学リスクに加え、日本時間の明日未明に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見への警戒感も意識され、今日は株価が堅調だったが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和せず、日経VIは昨日の水準をはさんだ動きとなった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2025/06/18 16:35
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:日本株見直しと過熱感解消で反発
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:日本株見直しと過熱感解消で反発
6月18日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt高の756pt。なお、高値は761pt、安値は747pt、日中取引高は1652枚。前日17日の米国市場のダウ平均は反落。中東情勢の悪化懸念が再燃し、寄り付き後、下落。中盤にかけて、トランプ大統領が国家安全保障チームとの会合を開催すると報じられると、イスラエル、イラン戦への軍の関与の可能性などが警戒され、原油高などに連れ売りに拍車がかかった。終盤にかけても中東緊迫化を警戒する売りが続き下げ幅を拡大し終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt安の747ptからスタートした。米国株安やVIX指数の上昇を受けて下落スタートとなったものの、すぐに切り返し、プラス圏に浮上。中東リスクから距離のある日本株全体が見直されたことで、新興市場も買いが先行し、堅調な値動きとなった。テクニカル面でも、RSIやストキャスティクスといった日足のオシレーター系指標の過熱感が解消されつつあることから、下値での買い意欲も高まり、反発となる756ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、タイミー<215A>やGENDA<9166>などが上昇した。
<SK>
2025/06/18 16:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は安値を更新、欧州勢もドル売り
*16:17JST 東京為替:ドル・円は安値を更新、欧州勢もドル売り
18日午後の東京市場でドル・円は本日安値を下抜け、144円85銭まで下値を切り下げた。欧州勢もドル売りで参入し、ユーロ・ドルは1.1520ドル台と高値圏で推移する。欧州株式市場はおおむねプラスで推移し、ユーロ・円は小幅に値を戻す展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円85銭から145円44銭、ユーロ・円は166円71銭から167円05銭、ユーロ・ドルは1.1475ドルから1.1523ドル。
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2025/06/18 16:17
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:その他製品が上昇率トップ
*15:52JST 東証業種別ランキング:その他製品が上昇率トップ
その他製品が上昇率トップ。そのほかパルプ・紙、証券業、鉱業、精密機器なども上昇。一方、鉄鋼が下落率トップ。そのほか海運業、機械、医薬品、非鉄金属も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. その他製品 / 7,400.46 / 4.582. パルプ・紙 / 514.61 / 2.483. 証券業 / 621.02 / 2.224. 鉱業 / 636.74 / 1.935. 精密機器 / 10,868.57 / 1.906. 電力・ガス業 / 493.83 / 1.697. 建設業 / 1,968.64 / 1.338. 不動産業 / 2,089.78 / 1.229. 輸送用機器 / 4,191.82 / 1.0810. 石油・石炭製品 / 1,721.8 / 0.9711. 小売業 / 2,040.22 / 0.9412. サービス業 / 3,051.82 / 0.9413. 卸売業 / 3,820.6 / 0.9314. 保険業 / 2,794.74 / 0.9315. ガラス・土石製品 / 1,351.53 / 0.8816. 水産・農林業 / 576.36 / 0.8517. 電気機器 / 4,948.13 / 0.7918. 空運業 / 226.71 / 0.6619. 化学工業 / 2,294.22 / 0.6520. 食料品 / 2,282.95 / 0.6421. ゴム製品 / 4,473.82 / 0.6322. 繊維業 / 771.93 / 0.5323. 情報・通信業 / 6,651.97 / 0.4924. 金属製品 / 1,466.96 / 0.3925. その他金融業 / 1,000.27 / 0.3626. 陸運業 / 2,039.44 / 0.2627. 銀行業 / 383.22 / 0.0628. 倉庫・運輸関連業 / 3,967.99 / 0.0329. 非鉄金属 / 1,682.29 / -0.1730. 医薬品 / 3,373.5 / -0.2631. 機械 / 3,514.58 / -0.3132. 海運業 / 1,774.18 / -0.8233. 鉄鋼 / 651.73 / -0.97
<CS>
2025/06/18 15:52
注目トピックス 市況・概況
6月18日本国債市場:債券先物は138円86銭で取引終了
*15:45JST 6月18日本国債市場:債券先物は138円86銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年9月限寄付138円88銭 高値139円05銭 安値138円81銭 引け138円86銭2年 472回 0.742%5年 178回 1.003%10年 378回 1.452%20年 192回 2.381%18日の債券先物9月限は138円88銭で取引を開始し、138円86銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.95%、10年債は4.40%、30年債4.91%近辺で推移。債権利回りは上昇。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.53%、英国債は4.55%、オーストラリア10年債は4.25%、NZ10年債は4.59%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・15:00 英・5月消費者物価指数(予想:前年比+3.3%、4月:+3.5%)・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数改定値(予想:前年比+1.9%、速報値:+1.9%)・21:30 米・5月住宅着工件数(予想:135万件、4月:136.1万件)・21:30 米・5月建設許可件数(予想:142.5万件、4月:142.2万件)・21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:24.5万件、前回:24.8万件)・03:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利(現状維持の予想)・05:00 米・4月ネット長期TICフロー(3月:+1618億ドル)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
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2025/06/18 15:45
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比348.41円高の38885.15円
*15:38JST 日経平均大引け:前日比348.41円高の38885.15円
日経平均は前日比348.41円高の38885.15円(同+0.90%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比21.40pt高の2808.35pt(同+0.77%)。
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2025/06/18 15:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は変わらず、全般的に様子見
*15:24JST 東京為替:ドル・円は変わらず、全般的に様子見
18日午後の東京市場でドル・円は145円付近と、ほぼ変わらずの値動き。中東情勢にらみも具体的な手がかりは乏しく、全般的に様子見ムードが広がりやすい。時間外取引の米ダウ先物はプラスで推移しており、今晩の株高期待で円買いは後退している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円90銭から145円44銭、ユーロ・円は166円71銭から167円05銭、ユーロ・ドルは1.1475ドルから1.1512ドル。
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2025/06/18 15:24
注目トピックス 市況・概況
日経平均は311円高、FOMCやパウエルFRB議長の会見などに関心
*14:52JST 日経平均は311円高、FOMCやパウエルFRB議長の会見などに関心
日経平均は311円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、任天堂<7974>などがプラス寄与上位となっており、一方、中外薬<4519>、フジクラ<5803>、KDDI<9433>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、パルプ・紙、精密機器、証券商品先物、鉱業が値上がり率上位、海運業、鉄鋼、非鉄金属、機械、医薬品が値下がり率上位となっている。日経平均は底堅く推移している。米国では今晩、週間の米新規失業保険申請件数、5月の米住宅着工件数が発表される。また、日本時間明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、市場の関心が高い。
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2025/06/18 14:52
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、ユーロ・ドルは高値圏
*14:49JST 東京為替:ドル・円は小動き、ユーロ・ドルは高値圏
18日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、145円付近でのもみ合いが続く。イスラエルとイランの戦闘激化への米国の介入が懸念され、有事のドル買いに振れやすい。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定をにらみ、ドルは買いづらい面も。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円90銭から145円44銭、ユーロ・円は166円71銭から167円05銭、ユーロ・ドルは1.1475ドルから1.1507ドル。
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2025/06/18 14:49
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは小幅に上昇、株価堅調だが警戒感は緩和せず
*14:10JST 日経平均VIは小幅に上昇、株価堅調だが警戒感は緩和せず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.13(上昇率0.53%)の24.77と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は25.23、安値は24.25。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。しかし、取引開始後は買い優勢の展開となり、日経225先物は朝方の早い時間帯に上げに転じた。一方、市場では中東の地政学リスクに加え、日本時間の明日未明に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見への警戒感も意識され、今日は株価が堅調だが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは緩和せず、日経VIは昨日の水準をはさんだ動きとなっている。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<SK>
2025/06/18 14:10
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は145円台、有事のドル買い継続
*14:05JST 東京為替:ドル・円は145円台、有事のドル買い継続
18日午後の東京市場でドル・円は145円を割り込み144円92銭まで下げたが、再び145円台に戻した。米国債取引に関する規制緩和でドル売りは一服し、再び中東情勢の緊迫化によるドル買いが入りやすい。米連邦公開市場委員会(FOMC)も注目される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円92銭から145円44銭、ユーロ・円は166円73銭から167円05銭、ユーロ・ドルは1.1475ドルから1.1507ドル。
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2025/06/18 14:05
注目トピックス 市況・概況
日経平均は268円高、ダウ平均先物の下値堅く東京市場の安心感に
*13:55JST 日経平均は268円高、ダウ平均先物の下値堅く東京市場の安心感に
日経平均は268円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、任天堂<7974>などがプラス寄与上位となっており、一方、中外薬<4519>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、パルプ・紙、証券商品先物、精密機器、電気・ガス業が値上がり率上位、鉄鋼、海運業、非鉄金属、銀行業、機械が値下がり率上位となっている。日経平均は高値圏でやや上値が重くなっている。朝方軟調だったダウ平均先物が下値の堅い動きとなっていることが東京市場で安心感となっているようだ。一方、円安方向への動きが一服していることが株価の重しとなっているもよう。また、日本時間の明日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されていることから、これらの内容を確認したいとして上値追いには慎重な向きもある。
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2025/06/18 13:55
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:弱含みか、中東の混迷やFOMCの政策方針で
*13:49JST 米国株見通し:弱含みか、中東の混迷やFOMCの政策方針で
(13時30分現在)S&P500先物 6,038.25(-0.25)ナスダック100先物 21,956.50(+0.50)米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は12ドル安。米長期金利高は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。17日の主要3指数は反落。取引後半は下げ幅を拡大する展開となり、ダウは299ドル安の42215ドルと下げに転じた。この日発表された小売売上高は4カ月ぶりにマイナスへ沈み、鉱工業生産も予想外に悪化。低調な経済指標で、消費や景気敏感への売りが強まった。一方、イスラエルとイランの緊張で再び懸念が強まると原油や米国債への買いが優勢に。原油高や金利安を手がかりにシェブロンやエヌビディアが買われ相場を支えた。本日は弱含みか。トランプ政権はイスラエルとイランの戦闘激化について対応を議論し始め、特に核開発を進めるイランに対し強硬策を示唆。米国の介入による中東の混迷が深まると予想され、全般的に売りが出やすい。連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利据え置きが見込まれるものの、中東の緊張で原油高に振れ今後の政策決定に影響を与える可能性が示されれば指数の下押し要因になる。全般的に不透明感が深まり、19日の休場を前にり優勢の展開とみる。
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2025/06/18 13:49
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は145円割れ、ドル買い後退で
*13:37JST 東京為替:ドル・円は145円割れ、ドル買い後退で
18日午後の東京市場でドル・円は145円を割り込み、144円90銭台に値を下げている。中東情勢の緊迫化への米国の介入が懸念され、有事のドル買いに振れやすい。一方で、米国債取引に関する規制緩和でドル売りに振れやすく、対円でやや値を下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円97銭から145円44銭、ユーロ・円は166円76銭から167円05銭、ユーロ・ドルは1.1475ドルから1.1504ドル。
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2025/06/18 13:37
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は安値もみ合い、米国債取引の規制緩和で
*13:22JST 東京為替:ドル・円は安値もみ合い、米国債取引の規制緩和で
18日午後の東京市場でドル・円は145円10銭を下回り、本日安値圏でのもみ合いが続く。米国債取引に関する規制緩和でドル売りに振れやすく、ユーロ・ドルは1.15ドル付近に再浮上。一方、中東情勢の混迷で、「有事のドル買い」が相場を支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円04銭から145円44銭、ユーロ・円は166円76銭から167円05銭、ユーロ・ドルは1.1475ドルから1.1504ドル。
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2025/06/18 13:22
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~朝方にプラス圏浮上後はじり高基調に
*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~朝方にプラス圏浮上後はじり高基調に
18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続伸、朝方にプラス圏浮上後はじり高基調に・ドル・円は軟調、ドル買い一服・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は任天堂<7974>■日経平均は続伸、朝方にプラス圏浮上後はじり高基調に日経平均は続伸。255.06円高の38791.80円(出来高概算7億6088万株)で前場の取引を終えている。前日17日の米国株式市場は反落。ダウ平均は299.29ドル安の42215.80ドル、ナスダックは180.12ポイント安の19521.09で取引を終了した。中東情勢の悪化懸念が再燃。中盤にかけて、トランプ大統領が国家安全保障チームとの会合を開催すると報じられると、イスラエル、イラン戦への軍の関与の可能性などが警戒されて原油高などに連れ売りに拍車がかかった。終盤にかけても中東緊迫化を警戒する売りが続き下げ幅を拡大した。米株式市場の動向を横目に、18日の日経平均は172.58円安の38364.16円と3日ぶり反落して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの続伸で700円を超す上げとなったことから、利益確定売りも出やすかった。ただ、朝方の売り一巡後は買い手優位の状況が続き、指数は早々にプラス圏に浮上、その後もじりじりと上げ幅を広げて高値で前場の取引を終了。外為市場で円安基調が続く中、東京市場の輸出株などの支えとなったほか、海外市場で米長期金利が低下したことも安心感となった。個別では、アドバンテ<6857>やレーザーテック<6920>、東エレク<8035>などの一部の半導体関連株が堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、ソニーグループ<6758>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、トヨタ自動車<7203>、サンリオ<8136>、東京電力HD<9501>などが上昇した。そのほか、高水準の自社株買い実施を発表した日清オイリオグループ<2602>が急騰、アステリア<3853>、アドバンスクリエイト<8798>、YTL<1773>などが値上がり率上位となった。一方、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>などの海運株のほか、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの銀行株が軟調に推移した。ディスコ<6146>、フジクラ<5803>、ソフトバンクグループ<9984>、三菱重工業<7011>、IHI<7013>、日本製鉄<5401>などが軟調に推移した。ほか、ミガロホールディングス<5535>、阿波銀行<8388>、ジェイ・エス・ビー<3480>などが値下がり率上位となった。業種別では、その他製品、パルプ・紙、証券・商品先物取引業が上昇した一方で、鉄鋼、海運業、銀行業が下落した。後場の日経平均は上げ幅を広げる展開が続くか。日銀が追加利上げを急がないとの見方を示したことも買い安心感につながっている。また、直近上値抵抗帯として意識されていた38500円付近を上抜けたこともポジティブに捉えられる可能性もあろう。ただ、日本時間の明日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されている。これらの内容を確認したいとして後場は積極的に買い進む動きが限定的となる可能性もありそうだ。■ドル・円は軟調、ドル買い一服18日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、145円44銭から144円09銭まで値を下げた。中東情勢の不安定化による有事のドル買いは一服し、値を下げる展開に。ユーロ・ドルは1.15ドル付近に再浮上、ユーロ・円も167円付近に一時上昇した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円09銭から145円44銭、ユーロ・円は166円76銭から167円05銭、ユーロ・ドルは1.1475ドルから1.1500ドル。■後場のチェック銘柄・インフォメティス<281A>、enish<3667>など、8銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は任天堂<7974>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・5月小売売上高:前月比-0.9%(予想―0.6%、4月:-0.1%←+0.1%)・米・6月ニューヨーク連銀サービス業活動:-13.2(5月:-16.2)・米・5月輸入物価指数:前月比0%(予想―0.2%、4月:+0.1%)・米・5月輸出物価指数:前月比-0.9%(予想―0.2%、4月:+0.1%)【要人発言】・カーニー加首相「第三国を経由した鉄鋼流入のリスクを検証」「トランプ米大統領から51番目の州については言及されていない」「鉄鋼のダンピングから自国産業を守るためのセーフガードを積極的に検討」<国内>・特になし<海外>・15:00 英・5月消費者物価指数(予想:前年比+3.3%、4月:+3.5%)
<CS>
2025/06/18 12:20