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注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~米雇用統計・自民党人事を前に期待高める
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は5日続伸、米雇用統計・自民党人事を前に期待高める・ドル・円は切り返し、新政権の政策期待で円反落・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がテルモ<4543>■日経平均は5日続伸、米雇用統計・自民党人事を前に期待高める日経平均は5日続伸。243.84円高の28787.35円(出来高概算4億7000万株)で前場の取引を終えている。2日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反発し、131ドル高となった。週間の新規失業保険申請件数が市場予想より少なく、新型コロナウイルスが感染拡大した昨年3月以降で最低となったことから、景気敏感株を中心に買いが入った。また、原油先物相場の上昇も景気敏感株の買いを促した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.1%上昇し、連日で過去最高値を更新。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタートすると、前引けにかけて大きく上げ幅を広げ、一時28835.57円(292.06円高)まで上昇した。取引時間中としては7月13日以来の高値となる。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が6%の上昇で、取引時間中の上場来高値を大幅に更新。外資系証券の強気の投資判断が観測された鉄鋼株も上げが目立ち、JFE<5411>が4%超、日本製鉄<5401>が3%超上昇している。その他、郵船<9101>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などがしっかり。政府のリカレント教育(社会人の学び直し)推進が刺激材料となったBBT<2464>、持分法適用会社がミクシィ<2121>と資本業務提携したセレス<3696>はストップ高を付けている。一方、任天堂<7974>が小安く、8月の国内ユニクロ既存店売上が大幅減収となったファーストリテ<9983>もさえない。また、利益確定売りがかさんだベイカレント<6532>、決算発表のアインHD<9627>などが東証1部下落率上位に顔を出している。セクターでは、鉄鋼、石油・石炭製品、医薬品などが上昇率上位で、その他も全般堅調。精密機器のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の71%、対して値下がり銘柄は23%となっている。本日の日経平均は5日続伸し、200円超の上昇で前場を折り返した。日足チャートを見ると、2月高値30714.52円(取引時間中)以降の上値切り下げトレンドを抜けてきたような印象があり、一段の買い戻しを誘っている可能性がある。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受け、米国では長期金利の伸び悩みとともにハイテク株に買いが入っていたが、前日は景気敏感株のリバーサル(株価の反転上昇)の様相。失業保険申請の減少が手掛かりとなったが、そもそも今晩の8月雇用統計発表を前に、持ち高調整による短期的な巻き戻しが生じたとも考えられる。いずれにせよ景気敏感色の強い日本株にとっては追い風となり、直近の政局流動化に伴う政策期待の高まりとともに株価の押し上げに寄与したのだろう。米8月雇用統計については、足元で非農業部門雇用者数の市場予想中央値は前月比72.5万人程度となっている。米金融大手の予想を見ると50万人程度から80万人台まであり、ばらつきが大きいのはやや気になるところ。1日に発表された雇用サービス会社ADPの統計では市場予想を大幅に下回った。ただ、最近の傾向としてADP版は弱め、政府版は強めの数値が出ているので、失業保険申請の減少も相まって雇用の回復期待は根強くあるようだ。週明け6日には自民党役員人事が実施される予定となっており、市場もこれら重要イベントを前に様子見ムードというよりも期待を高めているもよう。後場の日経平均も強含みで推移する可能性がありそうだ。(小林大純)■ドル・円は切り返し、新政権の政策期待で円反落3日午前の東京市場で弱含み、110円付近から109円70銭台に値を下げた後は110円台に切り返した。菅義偉首相が近く行われる自民党総裁選に立候補せず、任期切れとともに退陣するとの報道を受け、新政権への政策期待で円売りが強まった。ドルなど主要通貨は対円で急反発。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円79銭から110円02銭、ユーロ・円は130円50銭から130円70銭、ユーロ・ドルは1.1872ドルから1.1884ドル。■後場のチェック銘柄・ビジネス・ブレークスルー<2464>、セレス<3696>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がテルモ<4543>■経済指標・要人発言【経済指標】・中・8月財新サービス業PMI:46.7(予想:52.0、7月:54.9)【要人発言】・麻生財務相「今の段階でただちに補正予算を組まなければならない状況ではない」<国内>特になし<海外>特になし
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2021/09/03 12:20
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は切り返し、新政権の政策期待で円反落
3日午前の東京市場で弱含み、110円付近から109円70銭台に値を下げた後は110円台に切り返した。菅義偉首相が近く行われる自民党総裁選に立候補せず、任期切れとともに退陣するとの報道を受け、新政権への政策期待で円売りが強まった。ドルなど主要通貨は対円で急反発。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円79銭から110円02銭、ユーロ・円は130円50銭から130円70銭、ユーロ・ドルは1.1872ドルから1.1884ドル。【経済指標】・中・8月財新サービス業PMI:46.7(予想:52.0、7月:54.9)【要人発言】・麻生財務相「今の段階でただちに補正予算を組まなければならない状況ではない」
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2021/09/03 12:04
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):セレス、BBT、シーアールイーなど
シーアールイー<3458>:1820円(+153円)大幅反発。同社が開発した物流施設「ロジスクエア大阪交野」に係る信託受益権を売却すると発表している。売却先はCREロジスティクスファンド投資法人で、売却価格は223.7億円を予定。引渡・決済日は9月15日を予定している。当該物件売却による売上高及び売却益については、22年7月期第1四半期に計上するとしている。22年7月期の業績拡大が想定される状況となっているもよう。アイロムG<2372>:2242円(+133円)大幅続伸。同社グループが開発した新規ゲノム編集技術について、特許査定を受けたと前日に発表している。同新規ゲノム編集技術は100%子会社であるIDファーマが販売している遺伝子改変キット「GenoTune」で使用しており、CRISPR-Cas9法の課題を克服する安全なゲノム編集技術となっているようだ。今後の業容拡大につながるとして、株価の刺激材料とされている。ツガミ<6101>:1763円(+124円)大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も1750円から2100円に引き上げている。中国での強固なビジネス基盤と戦略を背景に、今来期業績は過去最高益更新が期待されるほか、中長期でも事業成長が続くとみているもよう。また、従来より自社株買いに積極的であり、現在の手元資金や業況を踏まえれば株主還元の動きも注目できるとしている。22年3月期営業利益は205億円にまで引き上げのもよう。BBT<2464>:493円(+80円)ストップ高。政府では前日の成長戦略会議において、成長性のある市場への「労働移動」を後押しするため、社会人が大学などで学び直す「リカレント教育」の推進を掲げている。労働生産性を高めるには人材への息の長い投資が必要とし、継続的に支援を行っていく方針のようだ。創業から20年間に渡って「リカレント教育」を提供している同社にとって、大きなフォローにつながるとの見方が先行へ。セレス<3696>:3250円(+500円)ストップ高。持分法適用会社のビットバンクがミクシィと資本業務提携を締結すると発表している。ミクシィを引受先とする第三者割当増資、並びに同社からの追加出資を合わせ、総額75億円の資金調達を実施する。ミクシィの持分比率は26.2%となるようだ。ビットバンクの財務健全性強化による今後の投資拡大期待、ミクシィが保有する多様なサービスのユーザーベース、コンテンツ群とのシナジー効果などを期待する動きが優勢に。CANBAS<4575>:325円(-29円)年初来安値。第三者割当で新株予約権5万5554個(潜在株式数555万5400株)と新株予約権付社債(新株予約権49個、当初転換価額での潜在株式数208万3300株)を発行すると発表し、将来的な株式価値の希薄化懸念から売り優勢となっている。調達資金の約27.6億円は19年10月31日に発行した新株予約権付社債(残額約7.50億円)の買入・消却のほか、臨床試験費用や運転資金に充てる。FRONTEO<2158>:1671円(+59円)大幅に反発。法務知財関連のトピックを扱う会員制ポータルサイト「FRONTEO Legal Link Portal」の登録会員数が5000人を突破したと発表し、好感されている。同サイトは、オンライン配信とオンデマンド配信で企業法務や知財の担当者に役立つ情報発信を行っている。国内外で活躍する弁護士やリーガルテック分野の専門家を講師に迎え、月に3-4回ウェビナーを開催しているという。ヘリオス<4593>:2316円(+119円)大幅に3日ぶり反発。国立国際医療研究センターとの共同研究で、ユニバーサルドナーセルから膵臓β細胞への分化誘導を確認したと発表している。ユニバーサルドナーセルは、免疫拒絶反応を抑えた他家iPS細胞。膵臓β細胞は血糖値に応じてインスリンを生産・分泌し血液中の糖を調整している細胞で、分化誘導法を確立することで糖尿病に対する新たな治療法の開発を目指している。
<ST>
2021/09/03 12:04
注目トピックス 市況・概況
東京為替:1ドル109円90銭台、日経平均は続伸、菅首相、総裁選に立候補せず
東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭台で推移。菅首相は、自民党の総裁選挙に立候補しない意思を役員会で表明したと、NHKが速報で報じた。一方、東京株式市場は日経平均が243.84円高と続伸している。半導体関連株や景気敏感株などが上げ幅を拡大し相場をけん引しているようだ。なお、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が610円安となり、本日の安値圏から下げ幅を縮小していることも、相場を下支えしているようだ。
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2021/09/03 11:54
注目トピックス 市況・概況
Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け)
■eワラント売れ筋トップ10(2021/9/3 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日経平均 プット(27,500円) -19.64% -28.71 0.58円2 イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー(1米ドル) -0.98% 1.00 83.90円3 ビットコイン2021年10月 プラス5倍トラッカー(39,500米ドル) -5.10% 2.20 12.92円4 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー (2,175米ドル) -1.51% 1.70 26.03円5 ビットコイン先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー(1米ドル) -2.51% 1.00 54.26円6 ファーストリテイリング プット(52,000円) +1.01% -3.58 1.05円7 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー (625米ドル) -0.97% 1.00 43.06円8 ビットコイン2021年10月 プラス5倍トラッカー (12,500米ドル) -2.43% 1.00 27.76円9 ビットコイン2021年10月 プラス5倍トラッカー (33,000米ドル) -4.04% 1.70 16.49円10 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー (1,800米ドル) -1.33% 1.45 30.15円■eワラント値上がりトップ10(2021/9/3 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 日立製作所 コール(6,600円) +40.82% 18.90 +2.66%2 日本製鉄 コール(2,150円) +37.24% 11.44 +3.26%3 日本製鉄 コール(2,450円) +34.15% 17.54 +3.26%4 信越化学工業 コール(19,000円) +33.33% 15.74 +2.44%5 JFEホールディングス コール (1,650円) +32.19% 8.93 +3.36%6 テルモ コール (5,150円) +27.27% 21.99 +2.10%7 IHI コール(2,600円) +24.72% 14.30 +2.56%8 テルモ コール(4,500円) +23.42% 10.83 +2.10%9 日本製鉄 コール(2,450円) +21.46% 6.54 +3.26%10 三井金属鉱業 コール(3,550円) +21.05% 20.12 +2.18%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト)
<FA>
2021/09/03 11:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は109円80銭台で推移、中国経済指標悪化に対する目立った反応は確認されず
3日午前の東京市場でドル・円は、109円80銭台で推移。本日発表された8月の中国財新サービス業PMIは市場予想を大きく下回った。ただ、米雇用統計発表前でリスク回避的な為替取引が拡大する可能性は低いとみられており、経済指標に対する目立った反応は確認されていない。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円84銭から109円98銭、ユーロ・ドルは、1.1872ドルから1.1884ドル、ユーロ・円は、130円50銭から130円64銭で推移。
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2021/09/03 11:17
注目トピックス 市況・概況
東京為替:1ポンド152円10銭近辺、英政府が国民保険料を引き上げへ
午前の東京外為市場でポンド・円は1ポンド=152円10銭近辺で推移。英政府は、2500万人を対象にした1%程度の増税を検討しているとテレグラフの情報としてロイターが報じている。ジョンソン英首相は、来週に給付プログラムを賄うために支払いされる税金の一種である国民保険料の値上げを表明するもようだ。一方、東京株式市場は日経平均が176.43円高と上げ幅を拡大している。米国市場が上昇した流れを引き継ぎ、続伸でスタート後は、半導体関連銘柄中心に値を上げ、相場をけん引しているようだ。また、8月の売上高が減少したファーストリテイリング<9983>が下げ幅を縮小していることも相場を下支えしているようだ。
<FA>
2021/09/03 11:16
注目トピックス 市況・概況
東京為替:1ドル109円90銭台、米財務省、アフガンへの個人送金許可
午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭台で推移。米財務省は、金融機関に対して、アフガニスタンへの個人送金を認可したとロイターが報じている。米国では、アフガニスタンの資産90億ドルが凍結されており、経済への影響が懸念されていたが、今回の個人送金の認可で、懸念が和らぐ可能性があるもようだ。一方、東京株式市場は日経平均が132.34円高と続伸している。米国市場が上昇した流れを引き継ぎしたことや、追加経済対策への期待感が相場をけん引しているようだ。なお、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が1030円安となり、相場の上値を抑えているようだ。
<FA>
2021/09/03 09:39
注目トピックス 市況・概況
東京為替:米雇用統計発表前で主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くか
3日午前の東京市場でドル・円は、109円90銭台で推移。日本時間夜に8月米雇用統計の発表を控えており、目先的にリスク選好的な為替取引が拡大する可能性は低いとの見方が多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円90銭から109円98銭、ユーロ・ドルは、1.1872ドルから1.1878ドル、ユーロ・円は、130円51銭から130円62銭で推移。
<MK>
2021/09/03 09:24
注目トピックス 市況・概況
日経平均は150円高、寄り後は堅調
日経平均は150円高(9時15分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継いだ。また、国内の新型コロナ感染者数の増加が一服したとの見方もあり、株価を支えた。一方、日経平均が昨日までの4日続伸で900円を超す上昇となった後ということから利益確定売りが出やすかったことに加え、日本時間の今晩に発表される8月の米雇用統計の内容を見極めたいとして積極的な買いを手控えるムードもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。
<FA>
2021/09/03 09:15
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:鹿島やキッコーマンなどに注目
2日の米国市場では、NYダウが131.29ドル高の35443.82、ナスダック総合指数が21.80pt高の15331.18で連日の史上最高値更新。シカゴ日経225先物は大阪日中比140円高の28610円。3日早朝の為替は1ドル=109.90-00円(昨日午後3時は109.97円)。本日の東京市場では、米国株の高値追いから東エレク<8035>やアドバンテス<6857>、ソニーG<6758>など大型ハイテク株が堅調に推移しよう。また、第4四半期が大幅な減収減益となったものの計画値を上振れ、また22年7月期も増収増益見通しとしたアルチザ<6778>、第1四半期が大幅増益となったアインHD<9627>なども注目そうだ。そのほか、前日は利益確定売りが優勢となった日本製鉄<5401>やJFEHD<5411>などの大手鉄鋼株にも押し目買いが向かいそうだ。反面、8月の国内ユニクロ売上高(既存店)が前年同月比38.9%減と大幅に落ち込んだファーストリテ<9983>は軟調が予想される。他方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された鹿島<1812>、キッコーマン<2801>、三菱ケミHD<4188>、JMDC<4483>、東和薬品<4553>、サワイグループHD<4887>、日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>、JFE<5411>、リンナイ<5947>、NITTOKU<6145>、日本郵政<6178>、住友重機械工業<6302>、荏原<6361>、ダイキン<6367>、安川電機<6506>、横河電機<6841>、朝日インテック<7747>、あおぞら銀行<8304>、MS&AD<8725>、丸和運輸機関<9090>、住友倉庫<9303>などに注目。
<FA>
2021/09/03 09:08
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後はこう着も底堅さは意識されやすい~
3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:買い一巡後はこう着も底堅さは意識されやすい■アインHD、1Q営業利益124.3%増 26.11億円■前場の注目材料:コマツ、中国から建機輸出、工場の余剰能力活用■買い一巡後はこう着も底堅さは意識されやすい3日の日本株市場は、直近の上昇に対する利食いを意識しつつも、底堅い相場展開が見込まれる。2日の米国市場ではNYダウが131ドル高だった。新規失業保険申請件数がパンデミック以降で最小となったため雇用回復への期待感から、景気敏感株を中心に買い優勢の展開。原油高を受けてエネルギー関連が堅調だったほか、ハイテクも引き続き強い値動きとなっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の28610円。円相場は1ドル109円90銭台で推移。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。日経平均は28500円到達でいったんは達成感も意識されやすいものの、同水準を支持線に変えてくることにより、29000円へのトレンド形成が期待されそうである。また、52週線からのリバウンドにより13週、26週線を突破してきている。3月以降の調整トレンドの上限を突破しつつあるなか、押し目買い意欲は強そうである。また、米雇用統計の発表待ちから動きづらいほか、来週にはメジャーSQを控えているため、積極的な売買は手控えられやすいところ。一方で、週明けにも自民党役員人事が行われることもあり、衆院選を巡り政策への思惑から売り方にとっては買い戻しをしておきたい一方で、押し目買い意欲は強まりやすいとみておきたい。そのため、全体としては買い一巡後はこう着感が強まるものの、底堅さは意識されそうである。物色としては10月にも追加の経済対策が発表される可能性から、政策関連のテーマ物色が強まりそうである。コロナ対策のほか、脱炭素に関連した銘柄への選別物色に。また、マザーズ指数は75日線、13週線での攻防を見せており、足元でやや足踏みを見せているが、同抵抗線突破となれば、指数寄与度の大きい時価総額上位銘柄などを買い直す動きも出てきやすいだろう。■アインHD、1Q営業利益124.3%増 26.11億円アインHD<9627>は第1四半期業績を発表。営業利益は前年同期比124.3%増の26.11億円だった。コンセンサス(25.6億円程度)を上回る進捗に。ファーマシー事業においては、既存店の処方箋枚数の増加と前期出店した店舗が堅調に推移した。■前場の注目材料・日経平均は上昇(28543.51、+92.49)・NYダウは上昇(35443.82、+131.29)・ナスダック総合指数は上昇(15331.18、+21.80)・シカゴ日経先物は上昇(28610、大阪比+140)・SOX指数は上昇(3411.32、+11.37)・米原油先物は上昇(69.99、+1.40)・海外コロナワクチン接種の進展・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・コマツ<6301>中国から建機輸出、工場の余剰能力活用・サンコール<5985>HDD基幹部品増産、DC向け2.8倍・フェローテク<6890>中国子会社が日独に販社設立、パワー半導体基板で攻勢・ステムセル研究所<7096>味の素元専務の児島氏を顧問に招聘・富士フイルム<4901>放射性医薬品事業をペプチドリームに譲渡・日立<6501>データ処理、電力効率200倍、日立・東大が新技術・スズキ<7269>国内4輪車工場停止、今月中に1—5日間・豊田通商<8015>舶用バイオ燃料供給、廃食油から製造・住友商事<8053>nmsと協業、ベトナム工業団地で製造請負・大同メタル<7245>IoT加速、主力工場で全ラインに導入・大同特殊鋼<5471>愛知製鋼も特殊鋼鋼材を値上げ、鉄スクラップ高騰・リンナイ<5947>メキシコ給湯器買収、米向けラインアップ充実・川重<7012>北米で4輪増産、300億円投資・NEC<6701>虹彩認証世界1位、米ベンチマークテストでエラー率0.41%☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:45 中・8月財新サービス業PMI(予想:52.0、7月:54.9)
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2021/09/03 08:50
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。ユーロ圏のインフレ率上昇は一時的な現象との見方が多いが、雇用情勢の改善は好材料。新たなユーロ売り材料が提供されない場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米量的緩和策の縮小は年内開始の可能性・ユーロ圏の企業景況感のさらなる改善は難しいとの見方・新型コロナウイルス変異株の感染流行【ユーロ買い要因】・ユーロ圏の企業景況感の改善傾向・域内雇用情勢の改善・米長期金利の伸び悩み
<FA>
2021/09/03 08:36
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:8月米雇用統計発表を待つ状況
2日のドル・円は、東京市場では110円12銭から109円92銭まで下落。欧米市場では、110円09銭まで買われた後、109円93銭まで反落し、109円94銭で取引終了。本日3日のドル・円は110円を挟んだ水準で推移か。日本時間夜に8月米雇用統計の発表を控えており、アジア市場における主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性がある。アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」の9月2日時点の予測によると、米国の7-9月期国内総生産(GDP)は前期比年率+3.7%に減速するようだ。4-6月期に好調だった個人消費、設備投資は7-9月期に弱含みとなる可能性が高いとみられている。新型コロナウイルスの感染増加は対面型サービス業などの企業活動に一定の影響を及ぼしているようだが、深刻な状況ではないとみられており、10-12月期の米経済成長率は7-9月期をやや上回る可能性がある。なお、本日発表される米国の8月非農業部門雇用者数は7月実績を下回る見込みだが、市場参加者の間からは「予想とおおむね一致した場合、米国株式は底堅い動きを見せる可能性がある」との声が聞かれている。
<FA>
2021/09/03 08:34
注目トピックス 市況・概況
マザーズ先物見通し:反発、メルカリや米株上昇が下支え、5日線の回復が争点
本日のマザーズ先物は反発が予想される。2日の米国株式市場は新規失業保険申請件数がパンデミック以降で最小となったため雇用回復への期待感から寄り付き後、上昇。原油高を受けてエネルギー関連が堅調でさらに、小売りも強く、ダウは終日堅調に推移した。ハイテクも引き続き強く、ナスダックは連日史上最高値を更新。本日のマザーズ先物は、ナイトセッションが小安くなったものの米国市場の上昇を受けて、反発でのスタートが予想される。国内では米アマゾンのクラウドAWSに障害が発生した問題で、クラウドのイメージ低下への思惑から、フリー<4478>などクラウド関連銘柄が相場の重しとなることが懸念される。なお、昨日に引き続き、メルカリ<4385>が米後払いサービスを好感して、相場を下支えすることが期待されよう。日足チャートでは、昨日に割り込みした5日線を回復できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1140.0pt、下値のメドは1080.0ptとする。
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2021/09/03 08:20
注目トピックス 市況・概況
2日の米国市場ダイジェスト:NYダウ131ドル高、雇用回復に期待
■NY株式:NYダウ131ドル高、雇用回復に期待米国株式市場は上昇。ダウ平均は131.29ドル高の35443.82ドル、ナスダックは21.80ポイント高の15331.18で取引を終了した。新規失業保険申請件数がパンデミック以降で最小となったため雇用回復への期待感から寄り付き後、上昇。原油高を受けてエネルギー関連が堅調でさらに、小売りも強く、ダウは終日堅調に推移した。ハイテクも引き続き強く、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新し終了。セクター別では、エネルギー、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、メディア・娯楽が下落した。動画配信のネットフリックス(NFLX)は人気ドラマシリーズの10月配信開始を明らかにしたほか、アナリストの目標株価引き上げで買われた。音楽配信のスポティファイ(SPOT)は携帯端末のアップル(AAPL)がアップストアの制限を緩和したことが好感され上昇。宝石小売りのシグネットジュエラーズ(SIG)は、四半期決算の内容や売上見通しが予想を上回り、買われた。一方、検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は司法省が同社のデジタル広告事業を巡り独禁法訴訟を準備しているとの報道が嫌気され、売られた。また、食品加工メーカーのホーメルフーズ(HRL)は見通しで、インフレ圧力を警告し、下落。宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)は連邦航空局(FAA)が7月11日の飛行ルートを外れた事故調査が終了するまで、宇宙船の飛行を禁止すると発表し売られた。電子署名のドキュサイン(DOCU)は取引終了後に決算を発表。内容や第3四半期の見通しが予想を上回ったものの時間外取引で下落している。Horiko Capital Management LLC■NY為替:8月米雇用統計の発表を控えてドル売り優勢2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円09銭まで上昇後、109円93銭へ反落し、109円94銭で引けた。週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、パンデミック以降で最小となったためドル買いが優勢となった。その後、8月雇用統計で新型コロナウイルス変異株リスクにより、雇用の伸びが予想程拡大しないとの懸念や第3四半期の成長減速予想を受けてドル売りが再燃した。ユーロ・ドルは1.1837ドルまで下落後、1.1876ドルまで上昇して1.1876ドルで引けた。ユーロ圏のPPIが予想以上に伸び、ECBが速やかに金融刺激策を削減するとの見方にユーロ買いが強まった。ユーロ・円は130円26銭から130円59銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3782ドルから1.3840ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9168フランから0.9141フランまで下落した。■NY原油:堅調推移で69.99ドル、一時70.61ドルまで上昇NY原油先物10月限は堅調推移(NYMEX原油10月限終値:69.99 ↑1.40)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.40ドルの69.99ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは67.84ドル-70.61ドル。アジア市場で67.84ドルまで下げたが、ニューヨーク市場で70.61ドルまで買われた。ハリケーン通過で原油供給に支障が生じたことが要因。将来的な需要増大の思惑も再浮上しており、原油先物を買い戻す動きが広がった。ただ、通常取引終了後の時間外取引では69.67ドルまで下げており、買いは一巡したようだ。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 41.04ドル +0.06ドル(+0.15%)モルガン・スタンレー(MS) 104.86ドル +0.55ドル(+0.52%)ゴールドマン・サックス(GS)414.05ドル +0.39ドル(+0.09%)インテル(INTC) 53.70ドル +0.03ドル(+0.06%)アップル(AAPL) 153.63ドル +1.12ドル(+0.73%)アルファベット(GOOG) 2884.06ドル -32.78ドル(-1.12%)フェイスブック(FB) 375.24ドル -6.81ドル(-1.78%)キャタピラー(CAT) 211.56ドル +3.60ドル(+1.73%)アルコア(AA) 46.81ドル +1.21ドル(+2.65%)ウォルマート(WMT) 148.59ドル +0.81ドル(+0.55%)
<ST>
2021/09/03 07:51
注目トピックス 市況・概況
大阪金見通し:下落か、米雇用統計発表前にポジション調整の売り優勢へ
大阪取引所金標準先物 22年8月限・夜間取引終値:6397円(前日日中取引終値↓12円)・想定レンジ:上限6420円-下限6340円3日の大阪取引所金標準先物(期先:22年8月限)は下落しそうだ。金先物は一昨日まで日中取引で4日続伸となるなど、このところ上昇傾向にあったこともあり、日本時間今晩の8月の米雇用統計発表を前に、ポジション調整の売りが出やすくなっている。一方、昨日の海外市場で、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落しており、ドルの代替投資先とされる金への資金流入も予想され、今日の金先物は売りが優勢だが下落幅は限定的となりそうだ。
<FA>
2021/09/03 07:45
注目トピックス 市況・概況
NY原油:堅調推移で69.99ドル、一時70.61ドルまで上昇
NY原油先物10月限は堅調推移(NYMEX原油10月限終値:69.99 ↑1.40)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.40ドルの69.99ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは67.84ドル-70.61ドル。アジア市場で67.84ドルまで下げたが、ニューヨーク市場で70.61ドルまで買われた。ハリケーン通過で原油供給に支障が生じたことが要因。将来的な需要増大の思惑も再浮上しており、原油先物を買い戻す動きが広がった。ただ、通常取引終了後の時間外取引では69.67ドルまで下げており、買いは一巡したようだ。
<FA>
2021/09/03 07:31
注目トピックス 市況・概況
NY金:弱含みで1811.50ドル、利食い売りが増える
NY金先物12月限は弱含み(COMEX金12月限終値:1811.50 ↓4.50)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-4.50ドルの1811.50ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レジは1806.50ドル-1819.60ドル。ロンドン市場で1819.60ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の序盤にかけて1806.50ドルまで下落した。利益確定を狙った売りが増えたようだ。ただ、その後に1815.50ドルまで戻しており、押し目買いの興味は残されているようだ。
<FA>
2021/09/03 07:29
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウ131ドル高、雇用回復に期待
米国株式市場は上昇。ダウ平均は131.29ドル高の35443.82ドル、ナスダックは21.80ポイント高の15331.18で取引を終了した。新規失業保険申請件数がパンデミック以降で最小となったため雇用回復への期待感から寄り付き後、上昇。原油高を受けてエネルギー関連が堅調でさらに、小売りも強く、ダウは終日堅調に推移した。ハイテクも引き続き強く、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新し終了。セクター別では、エネルギー、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、メディア・娯楽が下落した。動画配信のネットフリックス(NFLX)は人気ドラマシリーズの10月配信開始を明らかにしたほか、アナリストの目標株価引き上げで買われた。音楽配信のスポティファイ(SPOT)は携帯端末のアップル(AAPL)がアップストアの制限を緩和したことが好感され上昇。宝石小売りのシグネットジュエラーズ(SIG)は、四半期決算の内容や売上見通しが予想を上回り、買われた。一方、検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は司法省が同社のデジタル広告事業を巡り独禁法訴訟を準備しているとの報道が嫌気され、売られた。また、食品加工メーカーのホーメルフーズ(HRL)は見通しで、インフレ圧力を警告し、下落。宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)は連邦航空局(FAA)が7月11日の飛行ルートを外れた事故調査が終了するまで、宇宙船の飛行を禁止すると発表し売られた。電子署名のドキュサイン(DOCU)は取引終了後に決算を発表。内容や第3四半期の見通しが予想を上回ったものの時間外取引で下落している。Horiko Capital Management LLC
<FA>
2021/09/03 07:00
注目トピックス 市況・概況
NY為替:8月米雇用統計の発表を控えてドル売り優勢
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円09銭まで上昇後、109円93銭へ反落し、109円94銭で引けた。週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、パンデミック以降で最小となったためドル買いが優勢となった。その後、8月雇用統計で新型コロナウイルス変異株リスクにより、雇用の伸びが予想程拡大しないとの懸念や第3四半期の成長減速予想を受けてドル売りが再燃した。ユーロ・ドルは1.1837ドルまで下落後、1.1876ドルまで上昇して1.1876ドルで引けた。ユーロ圏のPPIが予想以上に伸び、ECBが速やかに金融刺激策を削減するとの見方にユーロ買いが強まった。ユーロ・円は130円26銭から130円59銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3782ドルから1.3840ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9168フランから0.9141フランまで下落した。
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2021/09/03 06:44
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:サービス業PMI、米非農業部門雇用者数、米ISM非製造業景況指数など
<国内>09:30 サービス業PMI(8月) 43.509:30 総合PMI(8月) 45.9<海外>10:45 中・財新サービス業PMI(8月) 51.3 54.910:45 中・財新総合PMI(8月) 53.114:00 印・サービス業PMI(8月) 45.414:00 印・総合PMI(8月) 49.216:00 トルコ・消費者物価指数(8月) 18.75% 18.95%17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月) 59.7 59.717:00 欧・ユーロ圏総合PMI(8月) 59.5 59.518:00 欧・ユーロ圏小売売上高(7月) -0.4% 1.5%21:30 米・非農業部門雇用者数(8月) 80.0万人 94.3万人21:30 米・失業率(8月) 5.2% 5.4%21:30 米・平均時給(8月) 4.0% 4.0%22:00 ブ・サービス業PMI(8月) 54.422:00 ブ・総合PMI(8月) 55.222:45 米・サービス業PMI(8月) 55.2 55.222:45 米・総合PMI(8月) 55.423:00 米・ISM非製造業景況指数(8月) 62.5 64.1注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<FA>
2021/09/03 06:30
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]レンジ相場でOP売り
ドル・円オプション市場で変動率は低下。レンジ相場を受けて、オプション売りが加速した。リスクリバーサルでは円コールスプレッドが一段と縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが後退した。■変動率・1カ月物5.35%⇒5.07 %(08年10/24=31.044%)・3カ月物5.52%⇒5.43%(08年10/24=31.044%)・6カ月物5.73%⇒5.68%(08年10/24=25.50%)・1年物6.13%⇒6.08%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.19%⇒+0.16% (08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.35%⇒+0.32%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.48%⇒+0.46%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.63%⇒+0.62%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2021/09/03 04:25
注目トピックス 市況・概況
9月2日のNY為替概況
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円95銭から110円09銭まで上昇し、引けた。週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、パンデミック以降で最小となったためドル買いが優勢となった。その後、8月雇用統計で新型コロナウイルス変異株リスクにより、雇用の伸びが予想程拡大しないとの懸念や第3四半期の成長減速の見通しにドル売りが再燃。 ユーロ・ドルは1.1836ドルまで下落後、1.1874ドルまで上昇して引けた。ユーロ圏のPPIが予想以上に伸び、ECBが速やかに金融刺激策を削減するとの見方にユーロ買いが強まった。 ユーロ・円は130円26銭から130円59銭まで上昇。 ポンド・ドルは1.3782ドルから1.3840ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9168フランから0.9140フランまで下落した。 [経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:+34万件(予想:34.5万件、前回:35.4万件←35.3万件)・米・失業保険継続受給者数:274.8万人(予想:280.8万人、前回:290.8万人←286.2万人)・米・4-6月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+2.1%(予想:+2.5%、速報値:+2.3%)・米・4-6月期単位労働コスト改定値:前期比年率+1.3%(予想:+0.9%、速報値:+1.0%)・米・7月貿易収支:‐701億ドル(予想:-709億ドル、6月:−732億ドル←-757億ドル)・・米・7月製造業受注:前月比+0.4%(予想:+0.3%、6月:+1.5%)・米・7月耐久財受注改定値:前月比‐0.1%(予想:-0.1%、速報値:-0.1%)・米・7月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.8%(予想:+0.7%、速報値:+0.7%)・米・7月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.9%(速報値:+1.0%)
<KY>
2021/09/03 04:20
注目トピックス 市況・概況
NY外為:加ドル高、加2カ月連続の貿易黒字や原油高を好感
朝方発表されたカナダの7月貿易収支は7.8億加ドルの黒字となった。黒字幅は6月+25.6億加ドルから予想以上に縮小したものの、2カ月連続の黒字を保った。2カ月連続の貿易黒字や原油高で回復期待を受けたカナダドル買いが優勢となった。ドル・カナダは1,2620カナダドルから1.2552カナダドルまで下落。カナダ円は87円11銭から87円64銭まで上昇した。[経済指標]・カナダ・7月貿易収支:+7.8億加ドル(予想:+17.0億加ドル、6月:+25.6億加ドル←+32.0億加ドル)
<KY>
2021/09/03 02:26
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル・円110円でもみ合い、アトランタ連銀は米Q3GDP見通し大幅引き下げ
NY外為市場でドル・円は110円00−05銭で底堅い。朝方発表された週次失業保険申請件数が予想以上に減少し、パンデミック以降で最小となったが雇用統計の発表を控え、米国債相場はもみ合いが継続している。10年債利回りは1.29%で前日から横ばい。一方で、新型コロナウイルスによる回復へのリスクを警戒しアトランタ連銀は7−9月期GDP成長見通しを従来の5.3%から3.66%へ引き下げ。設備投資や輸出の減速が影響した模様。各金融機関も7−9月期の見通しを大幅に引き下げており強い回復への期待は後退しつつある。
<KY>
2021/09/03 01:45
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル売り強まる、デルタリスクで弱い雇用統計を警戒
NY外為市場ではドル売りが強まった。ドル指数は92.52から92.24まで下落し、ほぼ1カ月ぶり安値を更新。朝方発表された週次の失業保険申請件数が予想以上に減少しパンデミック以降で最小となり一時安心感も強まったが、米国東部時間3日に発表が予定されている8月雇用統計が新型コロナウイルスのデルタ株の影響を受けて、予想程強まらないとの警戒感が浮上。ドル・円は110円09銭まで上昇後、109円95銭まで反落。ユーロ・ドルは1.1836ドルから1.1871ドルまで上昇し1カ月ぶりの高値を更新した。ポンド・ドルは1.3782ドルから1.3836ドルまで上昇し8月17日来の高値を更新した。
<KY>
2021/09/03 00:33
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米7月製造業受注予想上回る、金利上昇に転じドル買い
商務省が発表した7月製造業受注は前月比+0.4%となった。伸びは2カ月連続で縮小したものの予想は上回った。7月耐久財受注改定値は前月比‐0.1%。予想通り速報値から修正はなかった。輸送用機器除いた改定値は前月比+0.8%と、予想外に速報値+0.7%から上方修正された。ただ、国内総生産(GDP)の算出に用いられる出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値は前月比+0.9%と、速報値+1.0%から下方修正された。7月製造業受注が予想を上回ったため、米国債相場は下落に転じた。10年債利回りは1.28%から1.3%まで上昇。ドル買いも強まり、ドル・円は109円95銭から110円06銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1862ドルの高値から1.1854ドルまで反落。【経済指標】・米・7月製造業受注:前月比+0.4%(予想:+0.3%、6月:+1.5%)・米・7月耐久財受注改定値:前月比‐0.1%(予想:-0.1%、速報値:-0.1%)・米・7月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.8%(予想:+0.7%、速報値:+0.7%)・米・7月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.9%(速報値:+1.0%)
<KY>
2021/09/02 23:21
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】新規失業保険申請件数がパンデミック以降で最小、ドル買い
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比1.4万件減の+34万件と、前回35.4万件から予想以上に減少しパンデミック以降で最小となった。失業保険継続受給者数は274.8万人と、前回290.8万人から予想以上に減少した。4-6月期非農業部門労働生産性改定値は前期比年率+2.1%。伸びは速報値+2.3%から予想外の下方修正となった。同期単位労働コスト改定値は前期比年率+1.3%と、伸びは速報値+1.0%から予想以上に上方修正され1−3月期のマイナスからプラスに改善。同時刻に商務省が発表した7月貿易収支は‐701億ドルととなった。赤字幅は6月732億ドルから予想以上に縮小した。良好な雇用関連指標や赤字の縮小で、回復期待感が強まった。ドル買いが優勢となり、ドル・円は109円97銭から110円06銭まで強含み推移。ユーロ・ドルは1.1852ドルから1.1836ドルまで下落した。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:+34万件(予想:34.5万件、前回:35.4万件←35.3万件)・米・失業保険継続受給者数:274.8万人(予想:280.8万人、前回:290.8万人←286.2万人)・米・4-6月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+2.1%(予想:+2.5%、速報値:+2.3%)・米・4-6月期単位労働コスト改定値:前期比年率+1.3%(予想:+0.9%、速報値:+1.0%)・米・7月貿易収支:‐701億ドル(予想:-709億ドル、6月:−732億ドル←-757億ドル)
<KY>
2021/09/02 22:17
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円はもみ合い、雇用関連統計にらみ
欧州市場でドル・円は110円を挟んでもみ合う展開が続く。前日発表された米国のADP統計やISM製造業景況指数の雇用関連の悪化で金利安に振れ、ドル売りが強まる場面もあった。ただ、今晩の新規失業保険申請件数は改善が予想され、ドル買い要因となる可能性も。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円95銭から110円04銭、ユーロ・円は130円25銭から130円35銭、ユーロ・ドルは1.1843ドルから1.1851ドル。
<TY>
2021/09/02 20:07