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寄り付き概況 日経平均は98円安でスタート、ソシオネクストやエーザイなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32521.15;-98.19TOPIX;2328.60;-3.40[寄り付き概況] 1日の日経平均は98.19円安の32521.15円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日8月31日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は168.33ドル安の34721.91ドル、ナスダックは15.66ポイント高の14034.97で取引を終了した。米7月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想に一致し、利上げ終了期待を背景とした買いが先行。その後、雇用統計の発表を控えて警戒感も強まり、終盤にかけてダウ平均は下落に転じた。ハイテクは長期金利の低下で安心感が広がり終日堅調に推移しプラス圏を維持。まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で1000円近く上昇したことから、戻り待ちの売りが出やすかった。さらに、米国で今晩、米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が、32200円台に位置する25日移動平均線を下回ることなく推移したことから、25日線が下値支持線として意識されるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、パルプ・紙、輸送用機器、陸運業、その他製品、医薬品などが値下がり率上位、鉱業、銀行業、証券商品先物、鉄鋼、電気機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、エーザイ<4523>、村田製<6981>、OLC<4661>、東電力HD<9501>、HOYA<7741>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、コマツ<6301>、丸紅<8002>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、ソニーG<6758>、INPEX<1605>、ダイキン<6367>、クボタ<6326>、伊藤忠<8001>、リクルートHD<6098>、川崎船<9107>、パナHD<6752>、アサヒ<2502>、神戸鋼<5406>、郵船<9101>などが上昇している。 <CS> 2023/09/01 09:46 寄り付き概況 日経平均は27円高でスタート、OLCやスズキなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32361.02;+27.56TOPIX;2314.58;+1.20[寄り付き概況] 31日の日経平均は27.56円高の32361.02円と4日続伸して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は37.57ドル高の34890.24ドル、ナスダックは75.55ポイント高の14019.31で取引を終了した。8月ADP全米雇用リポートの民間部門雇用者数の伸びが予想以上に減速したほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値も予想外に下方修正されたため、利上げ終了期待が広がり買いが先行。その後、景気減速を警戒した売りで一時下落に転じる場面もあったが、長期金利の低下や新型アイフォーンの発表期待を受けた携帯端末アップル(AAPL)株の上昇が相場を支え、終日底堅く推移した。終盤にかけては今週発表が予定されているPCEコア価格指数や雇用統計を前にした調整も見られ、伸び悩んで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が32200円台に位置する25日移動平均線を終値で上回ったことから、相場の先高観を指摘する向きもあった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で700円を超す上げとなったことから、戻り待ちの売りが出やすかった。また、米国で今日、米個人消費支出(PCE)コアデフレーター、明日は米雇用統計が発表される。いずれも米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するとされる経済指標で、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比2.0%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.4%低下だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は8月20-26日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は6038億円だった。 セクター別では、陸運業、不動産業、空運業、輸送用機器、サービス業などが値上がり率上位、銀行業、保険業、証券商品先物、パルプ・紙、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、OLC<4661>、スズキ<7269>、三菱商<8058>、JR東海<9022>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、クボタ<6326>、トヨタ<7203>、JR東<9020>、川崎重<7012>、東エレク<8035>、ANA<9202>、三井不<8801>、ホンダ<7267>などが上昇。他方、アステラス薬<4503>、三菱重<7011>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、商船三井<9104>、三菱UFJ<8306>、キーエンス<6861>、オリンパス<7733>、ソシオネクスト<6526>、日本郵政<6178>、ソフトバンクG<9984>などが下落している。 <CS> 2023/08/31 09:38 寄り付き概況 日経平均は205円高でスタート、ディスコや楽天グループなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32432.95;+205.98TOPIX;2314.31;+10.90[寄り付き概況] 30日の日経平均は205.98円高の32432.95円と3日続伸して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は292.69ドル高の34852.67ドル、ナスダックは238.63ポイント高の13943.76で取引を終了した。中国の大手国有銀行が既存の住宅ローン金利を引き下げ、成長支援策を強化するとの報道を好感し、買いが先行。7月JOLTS求人件数や8月消費者信頼感指数が予想を下回ると追加利上げ観測が後退、長期金利の大幅な低下に伴いハイテクを中心に買われ、株式相場は上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.74%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.59%上昇と、ダウ平均(0.85%上昇)より上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、中国の景気懸念が意識されているが、昨日の香港ハンセン指数や上海総合指数が大幅に続伸したことが、東京市場の安心感となった。一方、外為市場で1ドル=145円90銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日経平均は32200円台後半に位置する25日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、インバウンドプラットフォームが東証グロースに上場した。 セクター別では、電気機器、銀行業、精密機器、機械、鉱業などが値上がり率上位、小売業、電気・ガス業、水産・農林業、パルプ・紙、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、クボタ<6326>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ニデック<6594>、楽天グループ<4755>、HOYA<7741>、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>、三菱重<7011>、信越化<4063>、三井物<8031>、ファナック<6954>などが上昇。他方、コシダカHD<2157>、イオン<8267>、東電力HD<9501>、JINSHD<3046>、吉野家HD<9861>、クリレスHD<3387>、サイゼリヤ<7581>などが下落している。 <CS> 2023/08/30 09:37 寄り付き概況 日経平均は110円高でスタート、楽天グループやダイキンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32280.57;+110.58TOPIX;2306.47;+6.66[寄り付き概況] 29日の日経平均は110.58円高の32280.57円と続伸して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は213.08ドル高の34559.98ドル、ナスダックは114.49ポイント高の13705.13で取引を終了した。中国政府による資本市場の活性化・信頼感向上に向けた一連の政策発表を好感し、買いが先行した。また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週のジャクソンホール会合で追加利上げを除外しなかった一方、注意深く政策を判断していく方針を示したことで長期金利が低下、これに伴い投資家心理が改善し、終日堅調に推移した。ハイテクも買われ、相場全体を支えた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。米追加利上げへの過度な警戒が和らいだことに加え、中国の資本市場活性化策の発表などが相場の支えとなった。また、昨日の日経平均が上昇して始まった後も終日、底堅い展開となったことから、相場の下値の堅さを指摘する向きもあった。一方、日経平均は、32100円台後半に位置する75日移動平均線や32200円台後半に位置する25日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあった。また、今週は米国で31日に米個人消費支出(PCE)コアデフレーター、9月1日に米雇用統計、中国で31日に8月の中国製造業と非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の完全失業率(季節調整値)は2.7%となり前月比0.2ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で前月から0.01ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.30倍だった。 セクター別では、鉄鋼、パルプ・紙、水産・農林業、空運業、機械などが値上がり率上位、保険業が値下がしている。東証プライムの売買代金上位では、楽天グループ<4755>、ダイキン<6367>、神戸鋼<5406>、高島屋<8233>、東エレク<8035>、イズミ<8273>、三菱重<7011>、東電力HD<9501>、リクルートHD<6098>、日本製鉄<5401>、三井住友<8316>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、SOMPO<8630>、クリレスHD<3387>、ルネサス<6723>、日立<6501>、イオン<8267>などが下落している。 <CS> 2023/08/29 09:31 寄り付き概況 日経平均は291円高でスタート、レーザーテックや三菱UFJなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31915.68;+291.40TOPIX;2284.88;+18.48[寄り付き概況] 8月28日の日経平均は前週末比291.40円高の31915.68円と大幅反発でスタート。25日の米国市場でダウ平均は247.48ドル高の34346.90ドル、ナスダックは126.67ポイント高の13590.65で取引を終了。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会合での講演で、追加利上げの可能性を除外しなかったため金利上昇を警戒して一時下落に転じる場面があった。一方、議長が過剰な利上げリスクを認識し、今後の政策は慎重に決定していく姿勢を示すと、長期金利が伸び悩み株式相場も再び上昇。午後に航空機メーカーのボーイングの上昇が相場を一段と押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比230円高の31860円。先週末にパウエルFRB議長の講演を警戒するなか、日経平均は662円と大幅に下落していたこともあり、本日の日経平均はイベント通過で買い戻しの動きが先行する展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、川崎汽船<9107>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ホンダ<7267>など主力処は全般上昇。業種別では、石油石炭、機械、輸送用機器などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/08/28 09:20 寄り付き概況 日経平均は446円安でスタート、東エレクやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31840.91;-446.30TOPIX;2263.69;-22.90[寄り付き概況] 25日の日経平均は446.30円安の31840.91円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は反落。ダウ平均は373.56ドル安の34099.42ドル、ナスダックは257.06ポイント安の13463.97で取引を終了した。好決算を発表した半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)株の上昇が相場をけん引し、寄り付き後は上昇。ただ、その後同社株価が伸び悩んだほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少するなど労働市場の強さが再確認されると長期金利が上昇し、下落に転じた。さらに、ボストン連銀のコリンズ総裁が追加利上げの可能性に言及すると下げが加速。終盤にかけてはジャクソンホール会合でのパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を警戒した売りも強まり、下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間の今日午後11時にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。さらに、日経平均は32300円台に位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあった。一方、外為市場で1ドル=146円00銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日は日経平均が取引終了にかけて底堅く推移し、昨日の高値近辺で取引を終えたことから、相場の先高観を指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.8%上昇だった。 セクター別では、電気機器、非鉄金属、精密機器、小売業、機械などが値下がり率上位、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、イビデン<4062>、ソフトバンクG<9984>、楽天グループ<4755>、ソシオネクスト<6526>、SUMCO<3436>、ファーストリテ<9983>、神戸鋼<5406>、東電力HD<9501>などが下落。他方、クラレ<3405>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、郵船<9101>などが上昇している。 <CS> 2023/08/25 09:47 寄り付き概況 日経平均は120円高でスタート、アドバンテストや味の素などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32130.52;+120.26TOPIX;2279.59;+2.54[寄り付き概況] 24日の日経平均は120.26円高の32130.52円と4日続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は184.15ドル高の34472.98ドル、ナスダックは215.16ポイント高の13721.03で取引を終了した。8月製造業・サービス業の購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったため、連邦準備制度理事会(FRB)の年内の追加利上げ観測が後退し、買いが先行。長期金利が大きく低下したことでハイテクも買われ、相場全体を押し上げた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、米市場の取引終了後に発表されたエヌビディアの5-7月期決算が市場予想を上回り、時間外取引で株価が上昇したことが、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=144円60銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの重しとなった。また、25日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとするムードが継続する中、日経平均は昨日までの3日間で500円を超す上げとなったことから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は8月13-19日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は7407億円だった。 セクター別では、鉱業、電気機器、石油石炭製品、精密機器、情報・通信業、などが値上がり率上位、不動産業、電気・ガス業、ゴム製品、繊維製品、陸運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、新光電工<6967>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、味の素<2802>、INPEX<1605>、パナHD<6752>、SMC<6273>、ENEOS<5020>、HOYA<7741>、リクルートHD<6098>、メルカリ<4385>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、アステラス薬<4503>、OLC<4661>、ホンダ<7267>、川崎汽船<9107>、東電力HD<9501>、東宝<9602>、日産自<7201>、日本郵政<6178>、商船三井<9104>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソニーG<6758>などが下落している。 <CS> 2023/08/24 09:35 寄り付き概況 日経平均は138円安でスタート、コマツや三菱UFJなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31717.91;-138.80TOPIX;2254.77;-10.94[寄り付き概況] 23日の日経平均は138.80円安の31717.91円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は174.86ドル安の34288.83ドル、ナスダックは8.28ポイント高の13505.87で取引を終了した。ジャクソンホール会合を控えた調整が続き、まちまちで寄り付いた。その後、格付け会社S&Pグローバル・レーティングによる複数銀の格下げ発表を受け金融システムへの不安が再燃し下落。また、一部小売企業の冴えない決算を受けて消費動向にも懸念が広がり、一段安となった。ダウ平均は終盤にかけて下げ幅を拡大。一方、ハイテクは引きつづき押し目買い意欲が強く、底堅く推移しナスダックはプラス圏を維持した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場でナスダック総合指数以外の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き、25日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとして、積極的な買いを見送るムードもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅ながら上昇したことが東京市場でハイテク株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が前場に安値をつけた後は底堅い動きとなったことから、相場の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、卸売業、銀行業、輸送用機器、保険業、証券商品先物などが値下がり率上位、電気・ガス業、空運業、陸運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、コマツ<6301>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、ソシオネクスト<6526>、伊藤忠<8001>、アドバンテスト<6857>、エーザイ<4523>、三井住友<8316>、三菱重<7011>、三菱商<8058>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>、日立<6501>、ディスコ<6146>、郵船<9101>、三井物<8031>、信越化<4063>などが下落。他方、関西電<9503>、JR東海<9022>、メルカリ<4385>、JR東<9020>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、パナHD<6752>、東電力HD<9501>、ホンダ<7267>、大阪ガス<9532>、OLC<4661>、ファーストリテ<9983>などが上昇している。 <CS> 2023/08/23 09:33 寄り付き概況 日経平均は226円高でスタート、アドバンテストや豊田通商などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31792.60;+226.96TOPIX;2253.78;+12.29[寄り付き概況] 22日の日経平均は226.96円高の31792.60円と続伸して取引を開始した。前日21日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は36.97ドル安の34463.69ドル、ナスダックは206.81ポイント高の13497.59で取引を終了した。値ごろ感からの買いが先行したが、カンザスシティ連銀が主催するジャクソンホール会合を控え、金利が上昇するとダウ平均は下落に転じた。一方、ハイテクは好決算を期待された半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が全体をけん引した。また、ナスダック総合指数は3週連続で下げた反動もあり押し目買いが優勢で相場全体を支援した。終盤にかけて、ダウ平均も下げ幅を縮小しまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.56%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.83%高と大きく上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの株価を支えた。また、外為市場で1ドル=146円20銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方がある中、25日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとのムードや、中国景気懸念が強まる中、香港ハンセン指数が昨日まで7日続落となったことなどから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、精密機器、輸送用機器、銀行業、電気機器、卸売業などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、陸運業、不動産業、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、豊田通商<8015>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、東エレク<8035>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、三井住友<8316>、デンソー<6902>、神戸鋼<5406>、三菱UFJ<8306>、リクルートHD<6098>、みずほ<8411>、丸紅<8002>などが上昇。他方、川崎船<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、東電力HD<9501>、OLC<4661>、オリンパス<7733>などが下落している。 <CS> 2023/08/22 09:45 寄り付き概況 日経平均は102円高でスタート、レーザーテックや川崎汽船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31552.85;+102.09TOPIX;2241.44;+4.15[寄り付き概況] 8月21日の日経平均は前週末比102.09円高の31552.85円と4日ぶりの反発でスタート。18日の米国市場でダウ平均は25.83ドル高の34500.66ドル、ナスダックは26.16ポイント安の13290.78で取引を終了。金利先高観を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。その後、長期金利が低下に転じたため下げ止まった。手掛かり材料に乏しい中、ジャクソンホール会合を控えた調整に加え、2兆ドル相当のオプション満期到来に関連したテクニカルな動きに終始。終盤にかけて下げ幅を縮小してダウ平均はプラス圏を回復した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比10円安の31460円。本日の日経平均は、自律反発的な動きで買いが先行。ただし、今週はジャクソンホール会合を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられやすく、戻りは限定的と見ている向きも多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>、東エレク<8035>、日本郵船<9101>、東京電力HD<9501>、三菱重<7011>などが上昇している一方、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>などが売られている。業種別では、鉱業、電気ガス、海運などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/08/21 09:50 寄り付き概況 日経平均は304円安でスタート、パンパシHDやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31321.26;-304.74TOPIX;2233.42;-19.64[寄り付き概況] 18日の日経平均は304.74円安の31321.26円と3日続落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は続落。ダウ平均は290.91ドル安の34474.83ドル、ナスダックは157.70ポイント安の13316.93で取引を終了した。中国株式市場の反発で安心感から買われ、寄り付き後、上昇。ただ、製造業や雇用関連指標が強く30年債利回りが10年ぶりの高水準に達するなど、金利の上昇を警戒し売りが次第に強まった。ハイテクも弱く、終盤にかけて株式相場は下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=145円70銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れ、このところの円安の動きが一服したことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、日経平均は今週に入り昨日まで800円を超す下げとなっており、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、昨日は日経平均が前場に安値をつけた後は底堅い展開となり、日足では「下ヒゲ」をつけたことから、相場の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.1%上昇だった。 セクター別では、その他金融業、小売業、サービス業、証券商品先物、空運業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、パンパシHD<7532>、ソフトバンクG<9984>、ルネサス<6723>、ファーストリテ<9983>、パナHD<6752>、神戸鋼<5406>、メルカリ<4385>、東電力HD<9501>、信越化<4063>、SMC<6273>、ソニーG<6758>、オリンパス<7733>、ダイキン<6367>、みずほ<8411>などが下落。他方、三菱重<7011>、INPEX<1605>、三菱商<8058>などが上昇している。 <CS> 2023/08/18 09:32 寄り付き概況 日経平均は144円安でスタート、楽天グループやソシオネクストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31621.98;-144.84TOPIX;2252.71;-8.13[寄り付き概況] 17日の日経平均は144.84円安の31621.98円と続落して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は続落。ダウ平均は180.65ドル安の34765.74ドル、ナスダックは156.42ポイント安の13474.63で取引を終了した。中国経済の減速や同国の株式相場の下落を警戒した売りが先行し、下落スタート。主要小売り企業の好決算を材料に一時プラス圏を回復するも、予想を上回った住宅着工件数や鉱工業生産を受けて金利が上昇すると再び売られた。また、公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月開催分)でインフレリスクに伴う追加金融引き締めの必要性が示唆されると金利高を警戒した売りが強まった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が節目とされる32000円や、31800円台に位置し下値支持線と見られていた75日移動平均線を割り込んだことから、相場の調整局面入りを指摘する向きもあった。一方、外為市場で1ドル=146円30銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の貿易収支は787億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は356億円の黒字だった。同じく取引開始前に発表された6月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比2.7%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3.6%増だった。また、対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は8月6-12日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は2272億円だった。 セクター別では、鉱業、精密機器、機械、卸売業、サービス業などが値下がり率上位、不動産業、空運業、水産・農林業、食料品、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、楽天グループ<4755>、ソシオネクスト<6526>、ローム<6963>、ニデック<6594>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、コマツ<6301>、三井物<8031>、ルネサス<6723>、丸紅<8002>、ゼンショーHD<7550>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、郵船<9101>、武田薬<4502>、商船三井<9104>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、ソニーG<6758>、NTT<9432>、信越化<4063>などが上昇している。 <CS> 2023/08/17 09:47 寄り付き概況 日経平均は273円安でスタート、ゼンショーHDや丸紅などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31965.58;-273.31TOPIX;2270.28;-20.03[寄り付き概況] 16日の日経平均は273.31円安の31965.58円と反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は361.24ドル安の34946.39ドル、ナスダックは157.28ポイント安の13631.05で取引を終了した。中国経済指標が軒並み予想を下回ったため、世界経済の減速懸念を背景とした売りが先行。一方、国内の7月小売売上高が予想を上回り金利先高観が再燃したほか、格付け会社フィッチが一部銀行の格下げの可能性を警告したことも売り材料となった。長期金利の上昇を嫌いハイテクも売られ、株式相場は終日軟調に推移、終盤にかけて下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の重しとなった。また、中国の景気懸念が強まっていることも投資家心理を委縮させた。さらに、昨日、日経平均は上昇したが、上値抵抗線とされる25日移動平均線を上抜けなかったことから、上値の重さが改めて意識された。一方、日経平均が節目とされる32000円や、31800円台に位置し下値支持線として意識される75日移動平均線に近い水準にあり、ここからの下値は限定的との見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は日本時間10時30分に、7月の中国70都市の新築住宅価格動向が発表される。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、銀行業、卸売業、鉄鋼などが値下がり率上位、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ゼンショーHD<7550>、INPEX<1605>、丸紅<8002>、オリンパス<7733>、三菱UFJ<8306>、リクルートHD<6098>、三菱商<8058>、ソフトバンクG<9984>、三井物<8031>、神戸鋼<5406>、ブリヂストン<5108>、ニデック<6594>、日本製鉄<5401>、SMC<6273>などが下落。他方、メドレー<4480>、マクニカHD<3132>、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、アステラス薬<4503>、任天堂<7974>などが上昇している。 <CS> 2023/08/16 09:52 寄り付き概況 日経平均は312円高でスタート、荏原製やソシオネクストなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32372.53;+312.62TOPIX;2295.16;+14.27[寄り付き概況] 15日の日経平均は312.62円高の32372.53円と反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は26.23ドル高の35307.63ドル、ナスダックは143.48ポイント高の13788.33で取引を終了した。根強い利上げ終了期待で買い優勢となった。中国住宅市場を巡る混乱が世界経済の成長リスクになるとの投資家心理の悪化や、長期金利の上昇が重しとなったが、今週予定されている主要小売り企業の決算発表を控え、下値は限定的だった。ハイテクは一部エコノミストによる来年の利下げ予想に加え、ニューヨーク連銀の7月消費者調査でインフレ期待が大幅に低下し、金利先高観が緩和したため買い戻しが強まり終日堅調に推移した。ダウ平均も終盤にかけてプラス圏を回復し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継いだ。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.05%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.87%上昇と、ダウ平均(0.07%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=145円40銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均は32500円近辺に位置する25日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの上値は大きくないとの見方があった。また、中国の景気懸念が意識される中、今日は中国の主要経済指標が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は実質前期比1.5%増、年率換算では6.0%増だった。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.8%増、年率では3.1%増だった。今日は日本時間11時に、7月の中国工業生産高、中国小売売上高、中国固定資産投資、中国不動産開発投資が発表される。 セクター別では、鉄鋼、電気機器、輸送用機器、機械、保険業などが値上がり率上位、水産・農林業、パルプ・紙、電気・ガス業、不動産業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、荏原製<6361>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、日本郵政<6178>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、丸紅<8002>、日産自<7201>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、電通グループ<4324>、シチズン<7762>、ダブル・スコープ<6619>、メルカリ<4385>、楽天グループ<4755>、JT<2914>、武田薬<4502>などが下落している。 <CS> 2023/08/15 09:36 寄り付き概況 日経平均は16円安でスタート、レーザーテックやアドバンテなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32456.72;-16.93TOPIX;2306.54;+3.03[寄り付き概況] 8月14日の日経平均は前週末比16.93円安の32456.72円と小反落でスタート。11日の米国市場でダウ平均は105.25ドル高の35281.40ドル、ナスダックは93.14ポイント安の13644.85で取引を終了。7月卸売物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったため、利上げ終了期待が後退し、寄り付き後、下落。一方、サービス需要の強さが再確認されたためソフトランディグ期待を受けた買いが強まり、ダウ平均は上昇に転じた。ただ、金利上昇をを背景にハイテクは引き続き弱く終日軟調に推移、全体はまちまちで終了した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比105円安の32455円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行。為替が円安方向に振れていることが追い風となるなか、日経平均は一時プラス圏に浮上する場面も見られた。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>、INPEX<1605>、メルカリ<4385>、ディスコ<6146>などが下落している一方、楽天グループ<4755>、リクルートHD<6098>、サイバー<4751>などが買われている。業種別では、鉱業、電気機器、機械などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/08/14 09:40 寄り付き概況 日経平均は188円安でスタート、三菱マやリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32015.96;-188.37TOPIX;2277.94;-4.63[寄り付き概況] 10日の日経平均は188.37円安の32015.96円と続落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は続落。ダウ平均は191.13ドル安の35123.36ドル、ナスダックは162.31ポイント安の13,722.02で取引を終了した。イタリア政府が銀行の追加課税案の一部緩和を発表し、欧州株の反発に連れて寄り付き後、上昇。ただ、明日発表が予定されている消費者物価指数(CPI)を警戒した売りに押され、大きく下落に転じた。金利の低下に伴いダウ平均は一時プラス圏を回復する場面があったが、原油高を嫌気した売りや戻り売りに押され、株式相場は下落して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、東京市場が明日から3連休となる中、米国で今晩、7月の米消費者物価指数(CPI)、明日は7月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとするムードがあり、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=143円70銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、国内企業の4-6月期決算が終盤となっており、引き続き好業績への期待感が高まりやすく、株価下支え要因となった。さらに、中国政府が日本行きの団体旅行を解禁する方針だと伝えられ、訪日外国人(インバウンド)消費や関連産業への関心が高まったことも株価支援要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の国内企業物価指数は、前年同月比3.6%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.5%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月30日-8月5日に国内株を6週ぶりに売り越した。売越額は594億円だった。 セクター別では、ゴム製品、精密機器、電気機器、非鉄金属、鉄鋼などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、空運業、水産・農林業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱マ<5711>、オリンパス<7733>、ソニーG<6758>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ブリヂストン<5108>、キーエンス<6861>、日本製鉄<5401などが下落。他方、INPEX<1605>、ネクソン<3659>、富士フイルム<4901>、ホンダ<7267>、アサヒ<2502>、セコム<9735>、SMC<6273>、JAL<9201>、三菱UFJ<8306>、三菱商<8058>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>、伊藤忠<8001>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>、三井物<8031>、信越化<4063>などが上昇している。 <CS> 2023/08/10 10:10 寄り付き概況 日経平均は30円安でスタート、ダイキンやマツダなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32346.32;-30.97TOPIX;2289.34;-2.39[寄り付き概況] 9日の日経平均は30.97円安の32346.32円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は反落。ダウ平均は158.64ドル安の35314.49ドル、ナスダックは110.07ポイント安の13884.32で取引を終了した。中国の7月輸出入が予想以上に悪化し、世界経済の減速を懸念した売りが先行。加えて、格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが主要銀6行の格付見直しや中小銀10行の格下げを発表し、金融不安が再燃した。一方、金利の低下に伴い、安値からは押し目買い意欲もみられ、終盤にかけては下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、夏季休暇となる海外投資家が増えているとみられることに加え、今日午前に7月の中国消費者物価指数(CPI)と中国卸売物価指数(PPI)、10日に7月の米消費者物価指数(CPI)、11日に7月の米卸売物価指数(PPI)が発表されるなど、米中で重要経済指標の発表が相次ぐことから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、国内企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績への期待感が株価支援要因となった。また、昨日の米株式市場でダウ平均が一時400ドルを超す下げとなった後に下げ渋るなど、主要指数が安値をつけた後は底堅い動きとなったことが東京市場で一定の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日はJRC<6224>が東証グロースに上場した。 セクター別では、ガラス土石製品、繊維製品、食料品、証券商品先物、その他金融業などが値下がり率上位、鉄鋼、非鉄金属、卸売業、医薬品、化学などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ダイキン<6367>、ニコン<7731>、マツダ<7261>、ニトリHD<9843>、NTTデータ<9613>、ヤマハ発<7272>、キリンHD<2503>、ソフトバンクG<9984>、エンプラス<6961>、ソシオネクスト<6526>、三菱UFJ<8306>、SUMCO<3436>、トヨタ<7203>、三井住友<8316>などが下落。他方、神戸鋼<5406>、横河電<6841>、レゾナックHD<4004>、東急<9005>、資生堂<4911>、IHI<7013>、アドバンテスト<6857>、三井物<8031>、7&iHD<3382>、アステラス薬<4503>、レーザーテック<6920>、武田薬<4502>、信越化<4063>、日本製鉄<5401>、ソフトバンク<9434>、東エレク<8035>などが上昇している。 <CS> 2023/08/09 10:05 寄り付き概況 日経平均は176円高でスタート、レーザーテックや味の素などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32430.61;+176.05TOPIX;2294.15;+10.22[寄り付き概況] 8日の日経平均は176.05円高の32430.61円と3日続伸して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は反発。ダウ平均は407.51ドル高の35473.13ドル、ナスダックは85.16ポイント高の13994.40で取引を終了した。 NY連銀のウィリアムズ総裁がインタビューで、インフレ動向次第では来年の利下げが正当化される可能性に言及したと7日付けのNYタイムズ紙が報じたため、寄り付き後、上昇。先週発表された7月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回ったことも手伝い、利上げ終了期待が後押しした。金利先高観の後退でハイテクが買い戻され、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継いだ。また、外為市場で1ドル=142円40銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。さらに、昨日は日経平均が朝安の後は底堅い動きだったことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。 一方、今週は9日に7月の中国消費者物価指数(CPI)と中国卸売物価指数(PPI)、10日に7月の米消費者物価指数(CPI)、11日に7月の米卸売物価指数(PPI)が発表されるなど、米中で重要経済指標の発表が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比4.2%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同4.1%減だった。 セクター別では、電気・ガス業、輸送用機器、食料品、機械、海運業などが値上がり率上位、保険業、繊維製品が値下がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱重<7011>、川崎重<7012>、味の素<2802>、クボタ<6326>、東電力HD<9501>、SOMPO<8630>、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、INPEX<1605>、みずほ<8411>、7&iHD<3382>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、大成建<1801>、東京海上<8766>、アステラス薬<4503>、日本紙<3863>、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、日立<6501>などが下落している。 <CS> 2023/08/08 09:43 寄り付き概況 日経平均は271円安でスタート、ソフトバンクGや三菱重工などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31921.28;-271.47TOPIX;2262.62;-12.01[寄り付き概況] 8月7日の日経平均は前週末比271.47円安の31921.28円と大幅反落でスタート。4日の米国市場でダウ平均は150.27ドル安の35065.62ドル、ナスダックは50.48ポイント安の13909.24で取引を終了。7月雇用統計の非農業部門雇用者数が予想を下回り、金利先高観の後退に伴い買い戻しが先行した。その後も長期金利の低下やオンライン小売りアマゾン・ドット・コム(AMZN)の好決算を背景にハイテクが強く、一段高となった。しかし、雇用統計で賃金の上昇が予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測は完全には払しょくされなかった。また、消費者物価指数(CPI)への警戒感に加え、携帯端末アップルの低調な決算を失望した売りが強まると、終盤にかけて下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比170円安の31980円。本日の日経平均は、米株安などの流れから売りが先行。加えて、決算発表がピークを迎えている他、週末は祝日となることもあって商いは膨らみづらく、短期的な物色に振らされる展開が予想されている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソシオネクスト<6526>、川崎汽船<9107>、三菱重<7011>、アドバンテ<6857>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>などが下落している一方、日本製鉄<5401>、アステラス製薬<4503>などが買われている。業種別では、その他金融、卸売、海運などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/08/07 09:50 寄り付き概況 日経平均は140円安でスタート、協和キリンや古河電などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32019.06;-140.22TOPIX;2260.40;-7.95[寄り付き概況] 4日の日経平均は140.22円安の32019.06円と3日続落して取引を開始した。前日3日の長期金利の上昇を警戒して売りが先行。7月ISM非製造業景況指数やサービス業PMIが予想を下回ったことも売り材料となり、軟調に推移した。一方、雇用統計や主要ハイテク企業の決算を控えた様子見ムードも強く、下値は限定的だった。中盤には一時プラス圏に回復する場面もあったが、戻り売り圧力も強く小幅安で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=142円50銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、米国で今晩、7月の米雇用統計が発表され、株式市場への影響が大きくなっている米長期金利にも影響するとの見方から、積極的な買いを手控える向きもあった。一方、日経平均が昨日までの2日間で1300円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、国内外で主要企業の4-6月期決算発表が本格化しており、好業績銘柄への関心が高まっていることが相場の下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、鉄鋼、ゴム製品、電気・ガス業、その他製品、非鉄金属などが値下がり率上位、海運業、鉱業、銀行業、保険業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、協和キリン<4151>、古河電<5801>、任天堂<7974>、太陽誘電<6976>、AGC<5201>、住友商<8053>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>、JFE<5411>、アステラス薬<4503>、TDK<6762>、伊藤忠<8001>、信越化<4063>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>などが下落。他方、ZHD<4689>、カシオ<6952>、イー・ガーディアン<6050>、花王<4452>、日産自<7201>、商船三井<9104>、ソシオネクスト<6526>、東京海上<8766>、郵船<9101>、トヨタ<7203>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、東エレク<8035>、サンリオ<8136>などが上昇している。 <CS> 2023/08/04 10:04 寄り付き概況 日経平均は331円安でスタート、AGCやソニーGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32375.85;-331.84TOPIX;2283.57;-18.19[寄り付き概況] 3日の日経平均は331.84円安の32375.85円と続落して取引を開始した。前日2日の米国株式市場は下落。ダウ平均は348.16ドル安の35,282.52ドル、ナスダックは310.46ポイント安の13,973.45で取引を終了した。格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国債の格下げを警戒した売りが先行。その後も強い雇用関連指標を受けて10年債利回りが年初来で最高水準に達するなど金利上昇に連れて一段安となった。金利高を嫌気してハイテクを中心に売られ、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを引き継いだ。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.17%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.80%下落と、ダウ平均(0.98%)に比べ下落率が大きかったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、昨日の日経平均が、心理的な節目とされる33000円や、32700円台後半に位置する25日移動平均線を割り込んだことから、目先、調整局面入りとの見方もあった。一方、昨日は日経平均が700円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、外為市場で1ドル=143円30銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。さらに、内外企業の4-6月期決算発表が本格化しており、好業績への期待感が株価を下支えしたが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月23-29日に国内株を5週連続で買いした。買越額は1960億円だった。 セクター別では、非鉄金属、輸送用機器、電気機器、機械、卸売業などが値下がり率上位、海運業、銀行業、電気・ガス業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、AGC<5201>、住友電工<5802>、TDK<6762>、ヤマハ<7951>、ソニーG<6758>、ソシオネクスト<6526>、楽天グループ<4755>、SMC<6273>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、ニデック<6594>、日立<6501>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、東京海上HD<8766>、第一三共<4568>、ホンダ<7267>などが下落。他方、新光電工<6967>、川崎船<9107>、郵船<9101>、HOYA<7741>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、商船三井<9104>、OLC<4661>、みずほ<8411>、武田薬<4502>などが上昇している。 <CS> 2023/08/03 09:43 寄り付き概況 日経平均は353円安でスタート、コニカミノルタや野村などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33123.12;-353.46TOPIX;2316.14;-21.22[寄り付き概況] 2日の日経平均は353.46円安の33123.12円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は71.15ドル高の35630.68ドル、ナスダックは62.11ポイント安の14283.91で取引を終了した。重機メーカーのキャタピラー(CAT)の決算が想定外に強く、世界経済の減速懸念を払しょくする形で買いが先行。経済のソフトランディング(軟着陸)期待が根強く、ダウ平均は終日堅調に推移した。一方、金利の上昇でハイテクは売り優勢となった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数、機関投資家が運用指標とするS&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが下落しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で700円を超す上げとなったことから、目先的な高値警戒感も意識され、利益確定売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内企業の4-6月期決算発表が本格化しており、好業績銘柄への関心が高まりやすくなっていることが、相場を下支えする要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では全業種が値下がり。保険業、電気・ガス業、証券商品先物、精密機器、卸売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コニカミノルタ<4902>、日立造<7004>、野村<8604>、SOMPO<8630>、東京海上<8766>、東電力HD<9501>、アステラス薬<4503>、第一三共<4568>、三井物<8031>、HOYA<7741>、伊藤忠<8001>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、JAL<9201>、エーザイ<4523>、三菱商<8058>、日産自<7201>などが下落。他方、ソシオネクスト<6526>、JR西<9021>、キーエンス<6861>、コマツ<6301>などが上昇している。 <CS> 2023/08/02 09:34 寄り付き概況 日経平均は120円高でスタート、日特殊陶や村田製などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33292.31;+120.09TOPIX;2327.00;+4.44[寄り付き概況] 1日の日経平均は120.09円高の33292.31円と続伸して取引を開始した。前日7月31日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は100.24ドル高の35559.53ドル、ナスダックは29.37ポイント高の14346.02で取引を終了した。月末の調整に伴い、まちまちで寄り付いた。その後も金利が上下するなか動意に乏しく売り買いが交錯、小動きに終始した。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了に近づいたとの見方が根強く、さらに、今週発表される携帯端末のアップル(AAPL)などの主要ハイテク企業の好決算を期待した買いが下支えし、引けにかけて強含んだ。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=142円20銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。さらに、昨日の日経平均が上値抵抗線として意識されていた25日移動平均線や、心理的な節目とされた33000円を終日上回って推移したことから、相場の先高観を指摘する向きもあった。一方、昨日の日経平均が400円を超す上昇となったことから利益確定売りが出やすかった。また、先週末の日銀の政策修正を受け金利の先高観が強くなり、株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.30倍で前月から0.01ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.32倍だった。 セクター別では、精密機器、海運業、鉱業、輸送用機器、医薬品などが値上がり率上位、銀行業、パルプ・紙、保険業、繊維製品、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日特殊陶<5334>、村田製<6981>、シマノ<7309>、サイバー<4751>、川崎船<9107>、塩野義薬<4507>、ディスコ<6146>、HOYA<7741>、ソシオネクスト<6526>、商船三井<9104>、オリンパス<7733>、神戸鋼<5406>、ヤクルト本社<2267>、郵船<9101>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、三菱電<6503>、日精工<6471>、りそなHD<8308>、パナHD<6752>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、JT<2914>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、ルネサス<6723>、7&iHD<3382>、NTT<9432>、任天堂<7974>などが下落している。 <CS> 2023/08/01 09:57 寄り付き概況 日経平均は369円高でスタート、三菱UFJやソシオネクストなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33128.83;+369.60TOPIX;2316.73;+26.12[寄り付き概況] 7月31日の日経平均は前週末比369.60円高の33128.83円と反発でスタート。28日の米国市場でダウ平均は176.57ドル高の35459.29ドル、ナスダックは266.55ポイント高の14316.66で取引を終了。個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが予想以上に鈍化しインフレ鈍化傾向を再確認したため買いが先行。また、消費の堅調さも確認され、ソフトランディング(軟着陸)期待も買い材料となった。さらに、消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)や半導体のインテル(INTC)の好決算も寄与。金利の低下でハイテクの買いも再燃し相場上昇を後押しした。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比325円高の33095円。本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行。為替が円安方向にふれていることも追い風に。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、ソシオネクスト<6526>、トヨタ自動車<7203>、東エレク<8035>、三菱商事<8058>、オリエンタルランド<4661>、ファーストリテ<9983>、日立<6501>などが上昇している一方、キーエンス<6861>などが安い。業種別では、電気ガス、輸送用機器、卸売などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/07/31 09:30 寄り付き概況 日経平均は446円安でスタート、カプコンやオムロンなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32444.42;-446.74TOPIX;2271.99;-23.15[寄り付き概況] 28日の日経平均は446.74円安の32444.42円と反落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は下落。ダウ平均は237.40ドル安の35282.72ドル、ナスダックは77.17ポイント安の14050.11で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派色を弱めたため金利高を警戒した売りが後退し寄り付き後、上昇。4-6月期の国内総生産(GDP)の伸びが予想外に加速したほか、週次失業保険申請件数も前回から予想外に減少し労働市場の強さが改めて証明されたため景気後退懸念が緩和し、一段高となった。しかし、一方で年内の追加利上げ観測も再燃し長期金利の上昇が警戒されて売りに転換。また、日本銀行が今週の金融政策決定会合で政策を修正するとの観測報道もグローバルな投資スタンスに対する警戒感を誘ったようで、終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今日まで開かれる日銀金融政策決定会合の結果への思惑から、外為市場で1ドル=139円00銭台と、昨日15時頃と比べ1円80銭ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、国内企業の4-6月期決算発表が本格化しており、好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.0%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.9%上昇だった。今日は、クオルテック<9165>、GENDA<9166>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉄鋼、建設業、電気・ガス業、不動産業、輸送用機器などが値下がり率上位、銀行業、保険業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、カプコン<9697>、オムロン<6645>、NEC<6701>、日野自<7205>、シマノ<7309>、キヤノン<7751>、東電力HD<9501>、ルネサス<6723>、日産自<7201>、積水ハウス<1928>、神戸鋼<5406>、三菱自<7211>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>などが下落。他方、富士電機<6504>、第一生命HD<8750>、りそなHD<8308>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ゆうちょ銀行<7182>、アドバンテスト<6857>などが上昇している。 <CS> 2023/07/28 09:35 寄り付き概況 日経平均は144円安でスタート、サイバーやアドバンテストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32523.69;-144.65TOPIX;2277.12;-5.97[寄り付き概況] 27日の日経平均は144.65円安の32523.69円と3日続落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は82.05ドル高の35520.12ドル、ナスダックは17.27ポイント安の14127.28で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで予想通り0.25ポイントの利上げ再開を決定。パウエル議長が今後の政策をデータ次第で会合ごとに決定していく方針を示すと、利上げペースが一段と鈍化するとの見方が強まり、金利低下に伴う買い戻しからダウ平均はプラス圏を回復。一方でナスダックは下げを埋められず、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、外為市場で1ドル=140円30銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円高・ドル安水準となったことが輸出株などの株価の重しとなった。さらに、米連邦公開市場委員会(FOMC)は通過したが、今晩開かれる欧州中央銀行(ECB)理事会や、明日までの日銀金融政策決定会合を控え、これらの結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が13日続伸したことが東京市場の株価を支えた。また、一昨日、昨日と、日経平均が32500円近辺で押し目買いが入り下げ渋る展開となったことから、相場の下値は堅いとの見方があった。さらに、国内企業の4-6月期決算発表が増えており、好業績への期待が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月16-22日に国内株を4週連続で買い越した。買越額は1010億円だった。 セクター別では、鉱業、電気機器、非鉄金属、化学、機械などが値下がり率上位、海運業、保険業、不動産業、石油石炭製品、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、サイバー<4751>、アドバンテスト<6857>、日東電<6988>、そーせい<4565>、日産自<7201>、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、IHI<7013>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、コマツ<6301>、信越化<4063>、キーエンス<6861>、トヨタ<7203>などが下落。他方、川崎船<9107>、ニデック<6594>、三井不<8801>、商船三井<9104>、郵船<9101>、SOMPO<8630>、みずほ<8411>、オリンパス<7733>、OLC<4661>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>、ディスコ<6146>などが上昇している。 <CS> 2023/07/27 09:37 寄り付き概況 日経平均は22円高でスタート、大塚HDやそーせいなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32704.96;+22.45TOPIX;2285.30;-0.08[寄り付き概況] 26日の日経平均は22.45円高の32704.96円と反発して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は26.83ドル高の35438.07ドル、ナスダックは85.69ポイント高の14144.55で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)を控え警戒感からまちまちで寄り付いた。その後、7月消費者信頼感が予想を上回り2年ぶりの高水準に達するなど、景気への楽観的な見方が一段と強まり相場を押し上げた。さらに、主要ハイテク企業の決算を期待した買いも目立ち、株式相場は終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇し、ダウ平均が12日続伸となったことが東京市場の株価の支えとなった。また、米株式市場では好決算期待が株価支援要因となっているが、今後、国内企業の4-6月期決算発表が本格化することから、東京市場でも好決算期待が高まりやすく、株価下支え要因となった。また、このところ中国の景気懸念が市場のムードを重くしたが、昨日は中国当局の景気対策期待から香港ハンセン指数が4%を超す上昇、上海総合指数が2%超の上昇となったことも東京市場の安心感となった。一方、外為市場で1ドル=140円90銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。今日は、テクニスコ<2962>が東証スタンダードに、エコナビスタ<5585>が東証グロースに、それぞれ上場した。 セクター別では、医薬品、化学、電気機器、食料品、機械などが値上がり率上位、輸送用機器、ゴム製品、不動産業、保険業、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、大塚HD<4578>、そーせい<4565>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、SMC<6273>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、信越化<4063>、富士フイルム<4901>などが上昇。他方、IHI<7013>、SOMPO<8630>、SUBARU<7270>、三菱自<7211>、日産自<7201>、デンソー<6902>、トヨタ<7203>、川崎船<9107>、任天堂<7974>、ホンダ<7267>、ダイキン<6367>、NTT<9432>、日本製鉄<5401>などが下落している。 <CS> 2023/07/26 09:34 寄り付き概況 日経平均は4円高でスタート、そーせいやINPEXなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32705.39;+4.45TOPIX;2283.53;+2.35[寄り付き概況] 25日の日経平均は4.45円高の32705.39円と続伸して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は183.55ドル高の35411.24ドル、ナスダックは26.06ポイント高の14058.87で取引を終了した。景気後退が回避できるとの期待感が強まり寄り付き後、上昇。エネルギーのシェブロン(CVX)の予想を上回る決算をきっかけに今後の企業決算を期待した買いも見られ、一段高となった。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが終了に近づいたとの見方も相場を支援し、終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均が11日続伸となったことが東京市場の株価の支えとなった。また、今週から国内企業の4-6月期決算発表が本格化することから、好決算への期待感も相場の下支え要因となった。一方、昨日の米市場でダウ平均は0.52%上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数の上昇率は0.19%と小幅で、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.18%下落しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、日経平均は32800円台に位置する25日移動平均線が上値抵抗線になっているとの見方もあり、ここからの上値余地は短期的には大きくないとの指摘もあった。さらに、今週は25-26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、27日に欧州中央銀行(ECB)理事会、27-28日に日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅高で始まった。 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、海運業、銀行業、非鉄金属などが値上がり率上位、その他製品、空運業、保険業、情報・通信業、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、そーせい<4565>、INPEX<1605>、川崎船<9107>、ローム<6963>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、野村<8604>、みずほ<8411>、三菱自<7211>、郵船<9101>、商船三井<9104>、村田製<6981>、7&iHD<3382>、三井住友<8316>、ルネサス<6723>などが上昇。他方、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、日本製鉄<5401>、丸紅<8002>、三井不<8801>、ホンダ<7267>、ニデック<6594>、武田薬<4502>、ソフトバンクG<9984>、パナHD<6752>、ソシオネクスト<6526>などが下落している。 <CS> 2023/07/25 09:34 寄り付き概況 日経平均は343円高でスタート、レーザーテックや日本製鉄などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32648.14;+343.89TOPIX;2278.75;+16.55[寄り付き概況] 7月24日の日経平均は前週末比343.89円高の32648.14円と3日ぶりの大幅反発でスタート。21日の米国市場でダウ平均は2.51ドル高の35227.69ドル、ナスダックは30.50ポイント安の14032.80で取引を終了。景気見通しへの楽観的な見方を背景とした買いが続き、寄り付き後に上昇。ただ、高値では利食い売りも強く伸び悩んだ。 ナスダックは大型ハイテク株の優位性を低下させることを目的としたナスダック100指数のリバランスを24日に控えていることや、大口オプション期日を迎えたことで、終盤にかけ調整的な取引が強まった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比400円高の32670円。 本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行。ただし、ナスダック100先物のリバランス影響を見極めたいとの向きもあると見られ、買い一巡後はこう着感が強まる展開を予想する声がきかれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、日本製鉄<5401>、ファーストリテ<9983>、三菱自<7211>、神戸鋼<5406>、日産自<7201>などが上昇している一方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などが安い。業種別では、鉄鋼、不動産、その他製品などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/07/24 09:37 寄り付き概況 日経平均は153円安でスタート、東エレクやルネサスなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32336.86;-153.66TOPIX;2257.60;-3.30[寄り付き概況] 21日の日経平均は153.66円安の32336.86円と続落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は163.97ドル高の35225.18ドル、ナスダックは294.71ポイント安の14063.31で取引を終了した。週次失業保険申請件数が2カ月ぶりの低水準となるなど労働市場は依然強く、景気見通しの改善で寄り付き後、上昇。ダウ平均は景気後退を回避することが可能との楽観的な見方が支援し、終日堅調に推移した。一方、金利高や昨日引け後に発表されたテスラ(TSLA)など一部ハイテク決算への失望感でナスダック指数は終日軟調に推移、全体はまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数が2.05%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.62%下落と大きく下げたことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、来週は25-26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、27日に欧州中央銀行(ECB)理事会、27-28日に日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が9日続伸となったことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、押し目買いが入りやすかった。さらに、外為市場で1ドル=139円80銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れていることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.3%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月9-15日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は2386億円だった。 セクター別では、ゴム製品、金属製品、電気機器、機械、化学などが値下がり率上位、保険業、鉱業、電気・ガス業、パルプ・紙、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、イビデン<4062>、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、SUMCO<3436>、シマノ<7309>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、ローム<6963>、丸紅<8002>、ブリヂストン<5108>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>などが下落。他方、ニデック<6594>、NTT<9432>、パナHD<6752>、東京海上<8766>、みずほ<8411>、エーザイ<4523>、第一生命HD<8750>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、武田薬<4502>、INPEX<1605>、商船三井<9104>、オリンパス<7733>などが上昇している。 <CS> 2023/07/21 09:55

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