新着ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
ベイシスが空中ディスプレー設置推進のための共同プロジェクトを発足◇
ベイシス<4068.T>がこの日の取引終了後、大日本印刷<7912.T>及びMIRAI BAR(熊本県八代市)と空中ディスプレー「MIRAIPIX」の設置推進に係る共同プロジェクトを発足すると発表した。
「MIRAIPIX」は、大日印が特殊ホログラムシートによる「ホロタッチ」技術を提供し、MIRAI BARが開発・設計・製造した非接触によるタッチ・入力操作を可能とする空中ディスプレー。ベイシスは、全国に広がる300社超の「ベイシスパートナーズ」との協力体制による全国対応と、自社開発ツール「BLAS」による作業時間の削減を活用することで、全国20万カ所以上のキャリアWi-Fi構築や140万台以上の電力スマートメーターの設置などの実績があり、これまで培ってきたノウハウを活用することで、日本の課題だったIoT機器普及の遅滞という課題の解決が可能となるとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 17:56
Reuters Japan Online Report Business News
日銀、ETFを701億円購入 前場のTOPIXは2.03%安
[東京 19日 ロイター] - 日銀は19日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)を701億円買い入れた。日銀がETFを買い入れるのは4月7日以来で、今年に入って6回目となる。
前場のTOPIXは前営業日比2.03%安だった。日銀が4月7日にETFを買い入れた際の前場のTOPIXは2.0%安だった。
J━REITや、設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業のETF買い入れは見送った。
2022-05-19T085112Z_1_LYNXNPEI4I09Y_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220519:nRTROPT20220519085112LYNXNPEI4I09Y 日銀、ETFを701億円購入 前場のTOPIXは2.03%安 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220519T085112+0000 20220519T085112+0000
2022/05/19 17:51
みんかぶニュース 市況・概況
マイクロ波化学、6月24日にグロース市場へ新規上場
マイクロ波化学<9227.T>が6月24日にグロース市場へ新規上場する。上場に際し170万株の公募と133万1900株の売り出し、上限45万4700株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事はSMBC日興証券。公開価格決定日は6月16日。同社はマイクロ波化学プロセスの研究開発及びエンジニアリング、ライセンス事業を行っている。
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 17:42
みんかぶニュース 為替・FX
明日の為替相場見通し=NYダウの動向など注視
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、今晩のNYダウなどの動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=127円40~128円50銭。
この日は、午後1時過ぎにドルは一時128円90銭台まで上昇したが、欧州時間には127円90銭台まで下落した。前日のNYダウが急落したことから、今晩の米株式市場の動向が注目される。今晩は米新規失業保険申請件数や米5月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数などが発表される。明朝には日本の4月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場では前年同月比2.5%上昇との予想が出ており、その結果が関心を集めている。
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 17:39
みんかぶニュース 市況・概況
19日香港・ハンセン指数=終値20120.68(-523.60)
19日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比523.60ポイント安の20120.68と5営業日ぶりに反落した。
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 17:38
Reuters Japan Online Report Business News
ユーロ圏経常収支、3月は10年ぶり赤字
[フランクフルト 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が19日発表した3月のユーロ圏の経常収支は10年ぶりに赤字となった。
貿易収支が小幅な赤字となったほか、第二次所得収支が赤字となった。
経常赤字は調整後で15億7000万ユーロ。前月は157億3000万ユーロの黒字だった。
3月までの1年間の経常黒字は、域内総生産(GDP)比1.8%。前月までの1年間は2.6%だった。
2022-05-19T083654Z_1_LYNXNPEI4I09H_RTROPTP_1_ECB-POLICY-WAGES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220519:nRTROPT20220519083654LYNXNPEI4I09H ユーロ圏経常収支、3月は10年ぶり赤字 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220519T083654+0000 20220519T083654+0000
2022/05/19 17:36
注目トピックス 日本株
データ・アプリケーション--剰余金の配当を発表
データ・アプリケーション<3848>は18日、2022年3月31日を基準日とする剰余金の配当について決議したことを発表。同社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、長期にわたり継続した研究開発投資を必要とする同社の事業特性から、短期的な業績指標に基づくものではなく、財務体質の強化と長期的な企業価値の向上を踏まえたものが望ましいという考えのもと、株主資本配当率(DOE)の水準を勘案して配当を行うことを基本方針としている。決定額は、1株当たり配当金43円00銭(前年比同)。配当金の総額は1.31億円、効力発生日は6月22日、配当原資は利益剰余金。
<ST>
2022/05/19 17:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 05月19日 17時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(4477) BASE 東証グロース [ 分析中 ]
(4882) ペルセウス 東証グロース [ 割安 ]
(1514) 住石ホールディングス 東証スタンダード [ 割安 ]
(4541) 日医工 東証プライム [ 割安 ]
(3664) モブキャスト 東証グロース [ 分析中 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(9639) 三協フロンテア 東証スタンダード [ 割安 ]
(5194) 相模ゴム工業 東証スタンダード [ 割安 ]
(6743) 大同信号 東証スタンダード [ 割安 ]
(4541) 日医工 東証プライム [ 割安 ]
(3237) イントランス 東証グロース [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 17:32
Reuters Japan Online Report Business News
豪ウッドサイド、BHP石油部門との合併を株主承認
[ブリスベン 19日 ロイター] - 豪石油・ガス大手ウッドサイド・ペトロリアムは19日、株主総会を開き、BHPグループの石油部門との合併を承認した。企業価値400億ドル相当と、世界トップ10に入る独立系石油・ガス生産会社が誕生する。
ウッドサイドのメグ・オニール最高経営責任者(CEO)は「この合併はウッドサイドが世界のエネルギー需要増に貢献し、エネルギー転換期を生き抜くための規模と耐性、多様性を構築する機会だ」と株主に語った。
BHP株主は合併後のグループ株式48%を保有する。
一方、顧客から排出される温室効果ガス(スコープ3)の削減目標を設定していないウッドサイドの気候変動対策計画に対しては、45%近くが反対票を投じた。内容に対する株主の失望が示された形だ。
オニール氏は、ウッドサイドのスコープ3戦略は水素のようなクリーンな商品を顧客に提案することだと述べた。
2022-05-19T082628Z_1_LYNXNPEI4I095_RTROPTP_1_WOODSIDE-OUTPUT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220519:nRTROPT20220519082628LYNXNPEI4I095 豪ウッドサイド、BHP石油部門との合併を株主承認 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220519T082628+0000 20220519T082628+0000
2022/05/19 17:26
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、地合い悪化もドルへの売りは後退
19日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米経済指標の低調な内容で株式市場の地合いの悪化が続けば円買いに振れやすい。ただ、米バイデン政権のドル高容認のほか、ドルは安全通貨として引き続き売りづらい展開とみる。前日発表された米国の住宅関連指標の鈍化と小売り大手の業績悪化が嫌気され、NY株式市場は急激に値を下げた。それを受けドルはリスク回避の円買いで弱含み、ユーロは安全通貨として買われたドルが下押し。本日アジア市場は日経平均株価などアジア主要指数の大幅安で円買いが先行した後、前日低下した米10年債利回りが持ち直し、ドルは対円で127円台から128円台に回復。また、他の主要通貨は対ドルで上昇基調に振れた。この後の海外市場は米経済指標を見極める展開となりそうだ。今晩の新規失業保険申請件数はやや改善するとみられるが、フィラデルフィア連銀製造業景況指数と中古住宅販売件数、景気先行指数はいずれも前回から鈍化の見通し。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速による景気への影響が懸念されるなか、ドル売りが見込まれる。一方、イエレン米財務長官はドルを安全な逃避先とし、ドル高容認とみられる発言から売りづらい面もある。【今日の欧米市場の予定】・17:00 ユーロ圏・3月経常収支(2月:+208億ユーロ)・20:30 欧州中央銀行(ECB)4月理事会議事要旨・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:20.0万件、前回:20.3万件)・21:30 米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:15.0、4月:17.6)・22:00台 南ア中銀が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想)・23:00 米・4月中古住宅販売件数(予想:565万戸、3月:577万戸)・23:00 米・4月景気先行指数(前月比予想:0.0%、3月:+0.3%)・05:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁討論会参加(インフレ関連)
<FA>
2022/05/19 17:25
Reuters Japan Online Report Business News
ロシア国債の動向、日本の投資家の損失は限定的=官房長官
[東京 19日 ロイター] - 松野博一官房長官は19日午後の記者会見で、デフォルト(債務不履行)の懸念が取りざたされているロシア国債の動向に関連し、日本の金融機関を含めた投資家に及ぼす損失は限定的であるとの見解を示した。
その理由として「日本からのロシア向け債券投資が対外債券投資全体に占める割合は限定的である」と説明した。その上で「引き続き緊張感を持って市場の動向や経済状況を注視していく」と述べた。
ロシア国債の動向に関連し、イエレン米財務長官は18日、ロシア国債の利払いを米国人に認める特別措置が25日で失効することについて「継続される公算は小さい」と指摘した。
この発言を受け、市場ではロシア国債がデフォルトに陥る可能性が高まったとの観測が急浮上していた。
2022-05-19T081332Z_1_LYNXNPEI4I08Q_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-USA-RUSSIA-SILUANOV.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220519:nRTROPT20220519081332LYNXNPEI4I08Q ロシア国債の動向、日本の投資家の損失は限定的=官房長官 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220519T081332+0000 20220519T081332+0000
2022/05/19 17:13
注目トピックス 市況・概況
19日の日本国債市場概況:債券先物は149円60銭で終了
<円債市場>長期国債先物2022年6月限寄付149円64銭 高値149円66銭 安値149円56銭 引け149円60銭売買高総計15302枚2年 436回 -0.055%5年 151回 0.010%10年 366回 0.235%20年 180回 0.765%債券先物6月限は、149円64銭で取引を開始。前日NY市場での米株大幅安・長期金利低下を受けて買いが先行し、149円66銭まで上げた。その後、米長期金利の上昇に伴い売られ149円56銭まで下げたが、日銀の国債買い入れオペ実施や指し値オペ継続を下支えに買いもみられ、やや戻して引けた。現物債の取引では、2年債、5年債、10年債が売られ、20年債が買われた。<米国債概況>2年債は2.63%、10年債は2.84%、30年債は3.03%近辺で推移。債券利回りは低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は0.94%、英国債は1.80%、オーストラリア10年債は3.37%、NZ10年債は3.61%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・20:30 欧州中央銀行(ECB)4月理事会議事要旨・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:20.0万件、前回:20.3万件)・21:30 米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:15.0、4月:17.6)・22:00台 南ア中銀が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想)・23:00 米・4月中古住宅販売件数(予想:565万戸、3月:577万戸)・23:00 米・4月景気先行指数(前月比予想:0.0%、3月:+0.3%)・05:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁討論会参加(インフレ関連)
<KK>
2022/05/19 17:10
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上げ渋り、夕方にかけて利益確定売り
19日の東京市場でドル・円は上げ渋り。米10年債利回りの上昇に追随し、朝方に127円90銭まで下落後は切り返した。午後は米株式先物の反発を受け、今晩の株高への期待感から円売りで一時128円94銭まで上昇。ただ、その後は利益確定売りに押される展開となった。・ユーロ・円は133円95銭から135円54銭まで上昇した。・ユーロ・ドルは1.0461ドルから1.0506ドルまで値を上げた。・17時時点:ドル・円128円10-20銭、ユーロ・円134円40-50銭・日経平均株価:始値26,435.32円、高値26,458.85円、安値26,150.09円、終値26,402.84円(前日比508.36円安)【要人発言】・NZ政府「GDP成長率は2022-23年に+4.2%、CPIは25年6月末に目標値1-3%に戻る」・ジョルダン・スイス国立銀行総裁「必要なら為替介入の用意」【経済指標】・日・4月貿易収支:-8392億円(予想:-1兆1500億円、3月:-4124億円←-4141億円)・日・3月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比+7.1%(予想:+3.9%、2月:-9.8%)・豪・4月失業率:3.9%(予想:3.9%、3月:4.0%)・豪・4月雇用者数増減:+0.40万人(予想:+3.00万人、3月:+1.79万人)・ユーロ圏・3月経常収支:-16億ユーロ(2月:+157億ユーロ←+208億ユーロ)
<TY>
2022/05/19 17:08
Reuters Japan Online Report Business News
加ブルックフィールド、英ホームサーブを50億ドルで買収
[フランクフルト 19日 ロイター] - カナダのブルックフィールド・アセット・マネジメントは、英住宅修理サービスのホームサーブを40億8000万ポンド(50億4000万ドル)で買収することに合意した。
英住宅インフラ投資へのエクスポージャーを拡大する。
ホームサーブ株は10%以上値上がりしている。
提示額は1株当たり現金1200ペンス。4月の買収交渉公表前の株価に約71%のプレミアムを乗せた。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220519T080423+0000
2022/05/19 17:04
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=波乱再び、突っ込み買いの好機到来か
きょう(19日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比508円安の2万6402円と大幅反落。一時は寄り後早々に700円超の下落で2万6000円大台攻防も意識させたが、そこまでは沈むことなく、結局朝方につけた2万6150円が下値限界となった。後場は比較的安定した値動きとなり、2万6000円台半ばで売り物をこなした。
前日の米国株市場ではNYダウが1100ドル超の急落で今年最大の下げ幅を記録、年初来安値を更新したほか、ナスダック総合株価指数は新安値ではないものの、例によってNYダウを大幅に上回る4.7%の下落率でハイテク株への逆風の強さを物語っている。S&P500指数の4000大台を巡る戦いは、週末20日のオプションSQ算出を目前に目まぐるしい展開が続くが、前日は売り方が土俵際ガブリ寄りから力尽くで押し出した(4000ラインを割り込ませた)格好となっている。今晩の米国株市場の“最終決戦”がどうなるかに耳目が集まる。このSQ攻防が御破算となる来週はいったん戻りに転じるかもしれないが、ここまで全体指数が崩れ足となると短期間での復元は困難を伴う。
市場では「(米国の)投資マインドはかなり冷え込んでいる状態で、マーケットから退出する投資家も増えている。そしてこれは政府やFRBが確信犯的に行っている、インフレ対策として労働市場に人を回帰させるための手段でもある」(ネット証券アナリスト)という声が聞かれる。つまり、複数の要素が絡み合うインフレ高進は人手不足による部分も大きく、それは「にわか株式トレーダー」が増え過ぎたことによる影響も大きいという論理で、それを元に戻そうという話だ。冗談のようにも聞こえるが、最近のバイデン大統領とパウエルFRB議長の言動はあながちこれを否定していないようにも思える。
もっとも、日本株は米国株に比べれば相対的優位を保っているということはいえそうだ。黒田日銀総裁は明らかに株式市場にとってフレンドリーな存在のままで、全くゾンビ化していない。世界的な金利上昇圧力が高まるなか、長期金利0.25%ラインを死守すべく毎日「指値オペ」を実施する、その徹底した金融緩和姿勢は株式市場にとっては心強い。いずれは日本にもインフレ圧力が及び、これに耐えられず「黒田総裁、お前もか」となる可能性も低くないが、それでも現状は海外投資家にとって「株式に資金を振り向けるのであれば日本が有利」という結論が導き出されることに違和感はない。
また、きょうは後場に日経平均が下げ渋ったが、日銀のETF買いが久々に発動された可能性がある。遡れば4月7日以来で、最近は忘れ去られていた感も拭えないほどご無沙汰だが、TOPIX前引け2%超下落で律儀に買い出動したとすれば、これはマーケットにとって慈雨である。米国株がここから更に大きく下げた場合は、日本株もリスクオフの波に晒されるのは仕方ないとしても、世界でも稀有な「中央銀行を味方にしているマーケット」という認識は、突っ込みリバウンド狙いの買いを入れる際には強力な“御守り”となりそうだ。
こういう相場でもリスクオフ一色というわけではない。輝きを放っている銘柄はある。特筆されるのは三菱重工業<7011.T>。“リアル防衛関連”で新値街道をまい進中だ。その隣の川崎重工業<7012.T>やIHI<7013.T>も強い動きで、海運大手3社のようなドミノ現象的な上昇トレンドとなっている。有事モードならではのキナ臭さもあるのだが、こうした大型株への継続買いは後ろに機関投資家(ファンド系資金)の本尊がいる可能性を物語る。
このほか、中小型株でも波乱相場の間隙を縫って上値を指向する銘柄が少なくない。まず、Shinwa Wise Holdings<2437.T>のチャートには驚かされる。また、東大発バイベンチャーで富士フイルム系のペルセウスプロテオミクス<4882.T>やメタバース周辺の穴株、東京通信<7359.T>が急動意。まだ商いは薄いが、超ハイスペックX線集光ミラーの開花が近いジェイテックコーポレーション<3446.T>なども波動の変化を感じさせる。
あすのスケジュールでは、4月の全国消費者物価指数(CPI)、4月の食品スーパー売上高、4月の主要コンビニエンスストア売上高などが注目される。また、損保大手の決算発表が予定されており、東京海上ホールディングス<8766.T>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>、SOMPOホールディングス<8630.T>が22年3月期決算を発表する。海外では5月の中国最優遇貸出金利、4月の英小売売上高など。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 17:00
注目トピックス 経済総合
日英共同連携で安全保障はこう変わる、日英共同訓練や次期戦闘機の共同開発へ【実業之日本フォーラム】
2022年5月5日、英国を訪れた岸田文雄首相はボリス・ジョンソン首相と首脳会談を行った。両首脳は、ロシアに対する制裁の継続や両国の安全保障協力進展のため、自衛隊と英国軍が共同訓練などを円滑に実施するための協定「日英円滑化協定(RAA:Reciprocal Access Agreement)」締結について大枠合意し、早期署名に向けた準備の加速化を確認した。● 共同訓練手続きを簡素化RAAは「日米安保条約」と異なり、「軍事同盟」や「防衛協定」ではない。相互の軍事支援や武力行使を法的に義務付けるものではなく、自衛隊と英国軍の部隊が相手国に入国する際の入国審査や武器・弾薬などの装備品の持ち込み手続きを簡素化し、共同訓練の際の諸手続きを簡略化するための協定だ。日本がこの協定で合意するのは、2022年1月のオーストラリアに次いで2か国目となる。英国は海洋貿易国であり、イギリス連邦54か国のうちインド、オーストラリア、ニュージーランドなど多くの国々がインド太平洋に存在している。日英RAAの締結は、英国にとってインド太平洋へのコミットメントを示す目的があり、日本にとってもインド太平洋地域での安全保障の枠組みAUKUS(オーカス)および北大西洋条約機構NATOとの連携強化の足掛かりとなることが期待できる。今後は日英共同訓練などを拡大し、両国の安全保障面の連携はさらに強化されるのではないだろうか。● 中国・北朝鮮対応も連携2015年以降、4回の外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を実施してきた日英両国は、東・南シナ海で一方的な現状変更の動きを見せる中国への危機感を共有するとともに、北朝鮮による核・ミサイル開発や日本人拉致問題に対しても共に対応し、「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた連携強化を図ってきた。2021年8月には英国の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を含む空母打撃群が日本に寄港し、日本近海において日米英蘭各国軍との共同訓練が実施されている。この共同訓練は、ロシアのウクライナ侵攻前ではあったが、存在感を増しつつあるNATOとの軍事的連携を確認できたことは日本にとって大きな収穫であった。● 2017年には英国とACSA締結日英両国は2017年8月、自衛隊と英国軍との間において、物品と役務を相互に提供する際の決済の手続き等の枠組みを定める「物品役務相互提供協定(ACSA:Acquisition and Cross-Service Agreement)」を締結しており、自衛隊と英国軍の双方が参加する共同訓練、国連平和維持活動、人道的な国際援助活動等のための相互の物品・役務の提供が円滑かつ迅速に実施できる体制になっている。日本は現在、米国、オーストラリア、英国、カナダ、フランス、インドの6カ国とACSAを締約している。● 日本に「ファイブ・アイズ」参加要請も2020年7月、英与党・保守党のトム・トゥーゲントハット下院外交委員長が、河野太郎前防衛相に電話会議で日本の米英など英語圏5カ国で構成される情報共有枠組み「ファイブ・アイズ」への参加を打診している。さらに、ジョンソン首相は同年9月16日、日本の参加について、「日本とは防衛や安全保障面で非常に緊密な関係を築いており、日本の参加は日英関係をさらに発展させる生産的な方法になるかもしれない」と肯定的な発言をしている。もっとも、米国などは、日本の「ファイブ・アイズ」参加に関し、「スパイ防止法がない」ことなどから日本国内に課題があると認識しているようだ。また、日本の防衛省と英国防省は2021年12月22日、次期戦闘機のジェットエンジン実証機の共同開発に関する協力覚書に署名し、日本から三菱重工業とIHI、英国からロールスロイスとBAEシステムズが参画することになった。このように、次期戦闘機開発現場での日英の連携も強化されつつある状況だ。● 経済面でも協調経済面では、2022年2月18日に英国のTPP 11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)加入作業部会(議長:日本)における高級実務者による第1回会合が終了し、現在も英国の加入手続きが進められている。英国はTPP11への参加申請を行った最初の国であり、欧州では唯一の国だ。参加には締結国全ての賛成が必要で、英国が正式にメンバー国となった場合、同様に参加申請を行っている中国および台湾への扱いで協力することが可能となる。岸田首相は5月5日の記者会見で英国のTPP加盟に歓迎の意を表した。● 120年前の「日英同盟」から続く信頼関係日英の緊密な関係は、120年前の日英同盟に起源をみることができる。北清事変後の1902年1月30日、中国をめぐる列強の対立の中で日英両国の対ロシア牽制の思惑が一致し、本同盟が締結された。これにより、日本海軍は、日露戦争の日本海海戦においてロシア・バルチック艦隊を撃破するという大きな戦果を収めている。日本の日露戦争での勝利要因は、日英同盟に基づく主要艦艇の提供や各種情報提供、英国によるロシアへの各種工作などが挙げられよう。一方、日本は1917年4月から第1次世界大戦において、英国の要請を受けて第二特務艦隊(巡洋艦1隻、駆逐艦8隻)を地中海のマルタ島に派遣し、348回の護衛任務を実施している。さらに連合国の艦艇や輸送船788隻を護衛し、約75万人の輸送を支援する成果も収めている(「第一次世界大戦と日本」防衛研究所石津朋之参照)。日本と英国は日露戦争や第1次世界大戦をつうじ、それぞれが互いに犠牲を厭わぬ献身的な態度と強い信念を認め合い、強固な信頼関係を築いたと言われている。● これからも英国との関係強化は不可欠ジョンソン首相は5月6日、英国の「Quad」への参加や日本の「AUKUS」への参加について、「志を同じくするグループだ。英国と日本はかつてなく親密であり、さらに距離を縮めたい」と安全保障における多国間枠組みに前向きな姿勢を示した。さらに、「欧州と東アジアの安全保障は不可分な関係であり、ウクライナで起こっている事態は台湾や南シナ海とも関係する」と述べている。このように、ジョンソン首相は日英の安全保障協力拡大に意欲的だ。英国をつうじてNATOとの連携を深めることは、中国、ロシアおよび北朝鮮という核を保有する権威主義国家に囲まれている日本が強固な抑止力を獲得することににももつながる。日本がより重層的な安全保障体制を構築するためには、英国との関係強化は不可欠であると言えよう。サンタフェ総研上席研究員 將司 覚防衛大学校卒業後、海上自衛官として勤務。P-3C操縦士、飛行隊長、航空隊司令歴任、スウェーデン国連PKO訓練センター訓練参加、カンボジアPKO参加、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動教訓収集参加。米国海軍勲功章受賞。2011年退官後、大手自動車メーカー海外危機管理支援業務従事。2020年から現職。写真:Photoshot/アフロ■実業之日本フォーラムの3大特色実業之日本フォーラム( https://jitsunichi-forum.jp/ )では、以下の編集方針でサイト運営を進めてまいります。1)「国益」を考える言論・研究プラットフォーム・時代を動かすのは「志」、メディア企業の原点に回帰する・国力・国富・国益という用語の基本的な定義づけを行う2)地政学・地経学をバックボーンにしたメディア・米中が織りなす新しい世界をストーリーとファクトで描く・地政学・地経学の視点から日本を俯瞰的に捉える3)「ほめる」メディア・実業之日本社の創業者・増田義一の精神を受け継ぎ、事を成した人や新たな才能を世に紹介し、バックアップする
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2022/05/19 17:00
Reuters Japan Online Report Business News
韓国現代自、米南部にEV工場建設へ 70億ドル超投資=関係筋
[ワシントン/ソウル 19日 ロイター] - 韓国の現代自動車グループは米南部ジョージア州に70億ドル以上投資する計画で、同州のケンプ知事が20日にバイデン大統領の訪韓に合わせて発表する。関係筋がロイターに明らかにした。
州南部に電気自動車(EV)工場を建設するという。地元紙アトランタ・ジャーナル・コンスティテューションは8500人以上の雇用が創出されると報じた。
AP通信によると、ガソリンエンジン車も生産する可能性がある。
現代自グループはコメントを控えた。同グループは現代自動車と起亜自動車を傘下に置く。
2022-05-19T075403Z_1_LYNXNPEI4I081_RTROPTP_1_HYUNDAI-MOTOR-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220519:nRTROPT20220519075403LYNXNPEI4I081 韓国現代自、米南部にEV工場建設へ 70億ドル超投資=関係筋 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220519T075403+0000 20220519T075403+0000
2022/05/19 16:54
みんかぶニュース 市況・概況
19日中国・上海総合指数=終値3096.9648(+10.9880)
19日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比10.9880ポイント高の3096.9648と反発した。
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 16:52
みんかぶニュース 市況・概況
19日韓国・KOSPI=終値2592.34(-33.64)
19日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比33.64ポイント安の2592.34と3日ぶりに反落した。
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 16:51
Reuters Japan Online Report Business News
フィリピン中銀、金利を25bp引き上げ 18年以来の利上げ
[マニラ 19日 ロイター] - フィリピン中央銀行は19日、政策金利の翌日物リバースレポ金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.25%とした。インフレ圧力に対処するため2018年以来となる利上げに踏み切った。
12─16日に実施したロイター調査では、エコノミスト17人中11人が25bpの利上げを予想していた。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220519T075100+0000
2022/05/19 16:51
みんかぶニュース 個別・材料
ミライトHDの4月受注高は2カ月ぶり前年下回る
ミライト・ホールディングス<1417.T>が19日の取引終了後、4月の月次受注実績を発表しており、連結子会社8社の単純合計は前年同月比22.7%減の323億円となり、2カ月ぶりに前年実績を下回った。主力のNTT事業の受注高が同35.8%減と引き続き落ち込んだことが影響した。
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 16:49
Reuters Japan Online Report Business News
トヨタ、大規模漏水の影響受けた工場が20日朝以降は通常稼働に
[東京 19日 ロイター] - トヨタ自動車は19日、愛知県内の取水施設で発生した大規模な漏水の影響を受けた本社工場(愛知県豊田市)と豊田自動織機の長草工場(愛知県大府市)が20日早朝以降は通常通りの稼働に戻ると明らかにした。広報担当者が述べた。
部品の生産を手掛ける本社工場では18日夕方から断水が発生し、稼働が昨晩の夜シフト途中まで一時停止を強いられた。このため、本社工場の部品を使ってトヨタ車を生産している長草工場では、19日は昼シフトを取り止め、夜シフトから操業を再開した。長草工場では、トヨタのスポーツ多目的車(SUV)「RAV4」などを生産している。
2022-05-19T074807Z_1_LYNXNPEI4I07U_RTROPTP_1_AUTOSHOW-GENEVA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220519:nRTROPT20220519074807LYNXNPEI4I07U トヨタ、大規模漏水の影響受けた工場が20日朝以降は通常稼働に OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220519T074807+0000 20220519T074807+0000
2022/05/19 16:48
注目トピックス 日本株
新興市場銘柄ダイジェスト:ロコンドは大幅に続落、東京通信がストップ高
<4936> アクシージア 787 -20反落。株主優待制度を新設すると発表している。7月末現在の株主を対象に、保有株100株以上500株未満で3000円相当、500株以上1000株未満で1万円相当、1000株以上で1万7000円相当の自社製品を贈呈する。投資魅力を高めて株式保有を促すとともに、自社商品や事業への理解を深めてもらうことが目的。本日は地合いの悪化もあり、朝高後は伸び悩んでいる。<7359> 東京通信 746 +100ストップ高。主要株主のYSホールディングス(東京都渋谷区)による株式売却が完了したと17日に発表し、引き続き買い材料視されている。売却は東京通信株の流動性の向上が目的だった。株式需給が改善するとの期待が広がっていることに加え、東京通信株は16日に上場来安値を記録したばかりとあって、値頃感があると見た向きの買いも集まっているようだ。<4165> プレイド 526 +53日ぶり反発。朝方に上場来安値を更新した後、プラスに転じている。東証グロース市場Core指数の構成銘柄では数少ない上昇銘柄。プレイドは10日に22年9月期の売上高予想を74.19億-78.28億円から71.86億円(前期実績54.44億円)に下方修正したことが嫌気され、売り優勢となっていた。ただ、10日終値(1037円)から一時50%超も急落しており、下げ過ぎ感から買い戻しが入っているようだ。<6521> オキサイド 5630 +80大幅に続伸。横浜国立大学発のスタートアップ企業であるLQUOM(横浜市)と長距離量子通信機器の実用化に向けた研究開発を目的として資本業務提携を締結したと発表している。出資により、オキサイドはLQUOM株の約3%の持ち分を保有する。オキサイドはLQUOMに対し、高品質波長変換素子や高品質光学単結晶、高機能波長変換導波路素子を供給する。長距離量子通信はセキュリティが保証された通信方式の中で最も有力な方式という。<3558> ロコンド 1017 -58大幅に続落。23年2月期の営業利益予想を9.00億円と発表している。単体ベースの前期実績は8.83億円だった。既存事業の成長に加え、Reebok国内事業の運営に関する伊藤忠商事<8001>とのライセンス契約締結の影響を織り込んだ。また、25年2月期の営業利益目標を11.00億円とする中期経営計画を公表している。ただ、前日の米国株急落に伴う相場の地合い悪化を受け、株価は売りに押されている。<4882> ペルセウス 447 +80ストップ高。富山大学及び富山県と新型コロナウイルス感染症に対する「スーパー中和抗体」の共同研究に関する覚書を締結したと発表している。スーパー中和抗体は、既存の変異株だけでなく、今後出現する新たな変異株の感染も防ぐ治療薬となり得ることを富山大学などが実験的に確認済み。ペルセウスプロテオミクスは富山大学、富山県と共同で実用化に向けた開発を進める計画という。
<ST>
2022/05/19 16:47
注目トピックス 市況・概況
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2022/05/19 16:46
本日の注目個別銘柄
新都HD、スーパーV、東洋建など
<6036> キーパー技研 3115 +196大幅続伸。5月下旬を目標に策定を進めてきた新中期経営計画の公表を22年6月期決算発表以降に延期すると一昨日に発表し、前日に続き買い材料視されている。延期の理由として、トヨタ販売会社への営業活動が順調に進んできたこと、トヨタ販売会社向けの新商品として6月から「ECO ダイヤ」の発売が急遽開始されることなど、プラス要素が出てきたことを挙げており、成長期待の再燃につながっているようだ。<5852> アーレスティ 359 -12大幅反落。前日に22年3月期決算を発表。営業損益は24.2億円の赤字で前年同期比1.3億円の損益改善にとどまり、子会社減損発生などで純損益は51.9億円の赤字となった。純損益の赤字幅は2月14日の修正値を上回る水準。一方、23年3月期営業損益は19億円の黒字転換見通し。自動車生産正常化やアルミ市況上昇一服などを見込んでいる。ただ、四季報予想などとの比較では水準が低く、ポジティブな反応は乏しい。<3094> スーパーV 1169 +124前日ストップ高に続き急伸。神奈川県を地盤に食品スーパーを展開する大株主のロピアHDが、同社に対して業務提携案を提示したことが前日に判明。提携案の内容として、事業や展開地域、商品、人材について両社で補完することを目指すとしているもよう。足元の業績が低迷しているなか、業容改善につながっていくとの期待感が先行しているようだ。<9202> ANA 2484.5 -16.5反落。SBI証券は投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も2690円から2450円に引き下げている。国内線旅客需要は新たな需要の創出などで25年3月期にコロナ前水準を回復するとみているが、国際線旅客需要はインバウンド需要が完全に戻らないとみられ、コロナ前の需要回復は難しいとみている。25年3月期営業利益は1300億円を予想しており、市場予想を200億円強下回る水準となっている。<2776> 新都HD 152 -42伸び悩んで急落。未定としていた23年1月期の業績見通しを前日に発表。営業利益は1.7億円で前期比3.8倍の水準を見込む。前期に黒字化を果たしており、順調な収益改善が続く形ではあるが、前1月期第4四半期(11-1月期)で1.6億円を計上していたことから、今回の業績見通しにサプライズは乏しいもよう。2月以降、株価は大幅な水準訂正を果たしており、出尽くし感からの利食い売りにつながっているようだ。<7203> トヨタ自 2005 -39反落。一時3月18日以来の2000円割れとなった。愛知県の工業用水の供給が一部停止、取水施設での漏水で18日未明から川の水をくみ取れなくなったなどと伝わっている。取水施設の復旧のめどは立っておらず、同社では長草工場の稼働を一部停止するもよう。同取水施設を利用するグループ企業も多く、長期化の際の影響懸念も強まっている。前日の海外市場における円高の進行もマイナス視へ。<7974> 任天堂 59160 -110朝高後もみ合い。サウジアラビア政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンドが株式5.01%を取得したことが明らかに。保有目的は「純投資」。同ファンドは今年に入ってネクソンやカプコンなど日本のゲーム株を相次ぎ取得、サウジのムハンマド皇太子は日本のゲームやアニメ好きとして知られ、今後も資源高を背景としたオイルマネーの流入が期待できるとの声も。ただ、地合いの悪化もあり、朝高後は伸び悩んだ。<4849> エン・ジャパン 1954 -98大幅反落で安値更新。大和証券では投資判断を「2」から「3」に、目標株価も3800円から2000円にまで引き下げた。23年3月期の大幅減益計画を受けて株価は大きく下落しており、業績のダウンサイドは限定的と見ているが、現状の人材市場環境では短期的なアップサイドも限定的と捉えているようだ。新規事業では「新規メディアへのユーザー集客」などが主眼のため、ユーザー獲得費用が先行する点に留意としている。<1890> 東洋建 921 +80大幅続伸。任天堂創業家の資産運用会社では、同社に対して1株1000円でのTOBを正式に提案したと発表している。取締役会がTOBに賛成を表明し、株主に対し応募を推奨することなどをTOB実施の前提としており、同意が得られれば6月下旬にもTOBを開始するようだ。同社に対しては、本日までインフロニアHDが1株770円でTOBを実施中だが、現株価は同TOB価格水準を大きく上回る状況になっている。<3649> ファインデクス 604 -10伸び悩んで反落。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の1.4億円から4億円、前年同期比17.2%減に引き上げ。医療情報システム事業における直販・代販案件の追加獲得、第3四半期以降に予定していた導入の前倒しになどが業績上振れの背景としている。ただ、第1四半期の段階で3.7億円を計上、従来上半期計画を大幅に上回っていたことからも、上方修正が出尽くし感につながっているようだ。
<ST>
2022/05/19 16:32
グロース市況
東証グロ−ス指数は大幅反落、終日軟調もみ合い展開
東証グロース市場指数 812.28 -18.97/出来高 1億2566万株/売買代金 1003億円東証マザーズ指数 640.67 -15.70/出来高 1億0665万株/売買代金 814億円本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅に反落、値上がり銘柄数は81、値下り銘柄数は367、変わらずは11。 本日のグロース市場は軟調な展開となった。前日18日の米株式市場のNYダウは急落。パンデミック時には好調だった小売り企業の決算が予想外に大幅悪化したため投資家心理が悪化。高インフレや景気後退入り懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。ナスダック総合指数も大幅反落、軟調な展開となった米株市場を受けて、本日の東証グロ−ス指数は大幅に反落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後は終日軟調もみ合い展開に、下げ幅を縮小する動きも乏しくほぼ横ばいに推移した。世界的なインフレ長期化や米金融引き締め加速を睨んだ動きが再度広がったことで投資家心理が悪化した。また、マザーズ指数などは既に水準がかなり低いため、大きな下落を強いられているわけではないが、日米株式相場の急落を受けて積極的に買いを入れられる状況にもなかった。依然として個別に材料が出た銘柄に旺盛な物色が向かっていたが、時価総額上位銘柄などの主力IT株は総じて軟調に推移した。マザーズ指数は再度5日移動平均線を下抜けて2.39%安、東証グロース市場Core指数は2.74%安となった。個別では、前日大幅に上昇したイントランス<3237>が利食い売り優勢から10%安で値下がり率トップに。また、第1四半期好決算を発表したプロジェクトカンパニー<9246>も利益確定売りが優勢から9%安、非開示だった業績見通しを発表したものの前日の米国株急落に伴う相場の地合い悪化を受けて売りに押されたロコンド<3558>が5%安となった。時価総額上位銘柄では、メルカリ<4385>やビジョナル<4194>、フリー<4478>など多くが冴えなかった。値下り率上位には、Waqoo<4937>、シリコンスタジオ<3907>などが顔を出した。一方、富山大学・富山県と新型コロナ「スーパー中和抗体」の共同研究に関する覚書を締結したペルセウス<4882>が21%高のストップ高で値上がり率トップとなったほか、主要株主による株式売却完了を引き続き材料視された東京通信<7359>が15%高のストップ高となった。また、スタートアップ企業であるLQUOMと資本業務提携を締結したオキサイド<6521>が上昇した。値上がり率上位には、Sイノベーション<4178>、モイ<5031>、サイバー・バズ<7069>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、メルカリ、フリー、JTOWER<4485>などが下落した。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4882|ペルセウス | 447| 80| 21.80| 2| 3803|イメージ情 | 450| 63| 16.28| 3| 7359|東京通信 | 746| 100| 15.48| 4| 4178|Sイノベーション | 2208| 178| 8.77| 5| 5031|モイ | 822| 62| 8.16| 6| 7069|サイバー・バズ | 1100| 75| 7.32| 7| 6033|エクストリーム | 1029| 66| 6.85| 8| 2997|ストレージ王 | 665| 41| 6.57| 9| 4175|coly | 2331| 131| 5.95|10| 3989|シェアリングT | 156| 8| 5.41|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 3237|イントランス | 84| -10| -10.64| 2| 9246|プロジェクトC | 4075| -430| -9.54| 3| 4937|Waqoo | 578| -60| -9.40| 4| 3907|シリコンスタ | 958| -98| -9.28| 5| 3664|モブキャスト | 90| -9| -9.09| 6| 4475|HENNGE | 991| -95| -8.75| 7| 4425|Kudan | 1980| -187| -8.63| 8| 4416|TrueData | 546| -49| -8.24| 9| 9211|エフ・コード | 2850| -255| -8.21|10| 4264|セキュア | 992| -88| -8.15|
<TY>
2022/05/19 16:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 05月19日 16時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(4477) BASE 東証グロース [ 分析中 ]
(4882) ペルセウス 東証グロース [ 割安 ]
(1514) 住石ホールディングス 東証スタンダード [ 割安 ]
(9478) SEHI 東証スタンダード [ 割安 ]
(4541) 日医工 東証プライム [ 割安 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(9639) 三協フロンテア 東証スタンダード [ 割安 ]
(5194) 相模ゴム工業 東証スタンダード [ 割安 ]
(6743) 大同信号 東証スタンダード [ 割安 ]
(3237) イントランス 東証グロース [ 割高 ]
(2776) 新都ホールディングス 東証スタンダード [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 16:32
みんかぶニュース 個別・材料
東北新社の22年3月期利益は計画上振れで着地
東北新社<2329.T>がこの日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、営業利益が30億4800万円から41億3500万円(前の期比72.4%増)へ、純利益が24億5000万円から30億6800万円(同3.8倍)へ上振れて着地したようだと発表した。
売上高は従来予想の529億4400万円から527億5800万円(同0.2%減)へやや下振れたものの、音響字幕制作における受注が堅調に推移したほか、デジタルプロダクション・テレビ配給・ライツの各部門の業績が好調で予想を上回る増益となったことが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
2022/05/19 16:21
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は5日ぶり大幅反落、東エレクとファーストリテが2銘柄で約137円分押し下げ
5月19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり44銘柄、値下がり176銘柄、変わらず5銘柄となった。日経平均は5日ぶり大幅反落。18日の米国市場でNYダウは4日ぶりに大幅反落し、1164ドル安となった。ウォルマート、ターゲットと小売り大手の業績が大きく悪化し、インフレによる景気や企業業績の先行き懸念が強まった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで475円安からスタートすると、朝方には一時26150.09円(前日比761.11円安)まで下落。前場は安値圏で軟調に推移したが、後場になると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測や時間外取引でのNYダウ先物の底堅い動きを支えにやや下げ渋った。大引けの日経平均は前日比508.36円安の26402.84円となった。東証プライム市場の売買高は12億6439万株、売買代金は3兆0163億円だった。業種別では、海運業、保険業、サービス業が下落率上位で、その他も全般軟調。電気・ガス業と鉄鋼の2業種のみ小幅に上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の71%、対して値上がり銘柄は25%となった。値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約71円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、NTTデータ<9613>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはコナミHD<9766>となり1銘柄で日経平均を約3円押し上げた。同2位はコムシスHD<1721>となり、トレンド<4704>、JT<2914>、クレセゾン<8253>、フジクラ<5803>、明治HD<2269>がつづいた。*15:00現在日経平均株価 26402.84(-508.36)値上がり銘柄数 44(寄与度+13.39)値下がり銘柄数 176(寄与度-521.75)変わらず銘柄数 5○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9766> コナミHD 8550 110 +3.87<1721> コムシスHD 2465 34 +1.19<4704> トレンド 7290 20 +0.70<2914> JT 2300 17.5 +0.62<8253> クレセゾン 1518 16 +0.56<5803> フジクラ 760 14 +0.49<2269> 明治HD 6590 70 +0.49<7013> IHI 3620 135 +0.47<5713> 住友鉱 5159 24 +0.42<9531> 東瓦斯 2657 52 +0.37<7205> 日野自 686 9 +0.32<4061> デンカ 3355 45 +0.32<9532> 大瓦斯 2488 42 +0.30<6301> コマツ 3140 8 +0.28<7752> リコー 1054 8 +0.28<6178> 日本郵政 945.5 6.8 +0.24<7011> 三菱重 4947 59 +0.21<8804> 東建物 1788 11 +0.19<4042> 東ソー 1927 10 +0.18<9434> ソフトバンク 1475 5 +0.18○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 57660 -2040 -71.69<9983> ファーストリテ 58160 -1870 -65.72<6098> リクルートHD 4602 -199 -20.98<4063> 信越化 17755 -525 -18.45<9984> ソフトバンクG 5055 -82 -17.29<6367> ダイキン工 19980 -485 -17.04<9613> NTTデータ 1972 -89 -15.64<7733> オリンパス 2612.5 -97.5 -13.71<4543> テルモ 3959 -91 -12.79<6857> アドバンテス 8610 -180 -12.65<6762> TDK 4270 -110 -11.60<4519> 中外薬 3525 -104 -10.96<6981> 村田製 8101 -307 -8.63<4901> 富士フイルム 6885 -239 -8.40<9433> KDDI 4498 -37 -7.80<3382> 7&iHD 5302 -221 -7.77<2413> エムスリー 3751 -92 -7.76<6988> 日東電 8870 -200 -7.03<7203> トヨタ自 2005 -39 -6.85<6954> ファナック 19980 -190 -6.68
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2022/05/19 16:19
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は失速、安全通貨買い再開で
19日午後の東京市場でドル・円は失速し、128円40銭付近にやや値を下げている。上海総合指数はプラスに転じたが、米株式先物は下げ足を速め、今晩の株安が警戒される。それを受け安全通貨のドルと円が買われ、ドル・円はクロス円の下落に下押しされた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は127円90銭から128円85銭、ユーロ・円は133円95銭から135円45銭、ユーロ・ドルは1.0461ドルから1.0506ドル。
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2022/05/19 16:15