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日経QUICKニュース 東証10時 下げに転じる 東エレクやソフトバンクGが安い  16日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一時下げに転じた。前日比20円程度安い3万0400円台後半まで下げる場面があった。31年ぶりの高値圏まで急ピッチで上昇してきたとあって、目先の利益を確定する売りが優勢となっている。東エレクやソフトバンクGなど値がさ株の下落も指数を押し下げた。 もっとも、自民党総裁選の告示をあすに控え、新首相のもとでの経済対策への期待は根強く、下げ幅は限られている。市場からは「自民党総裁選候補者の政策に対する期待度の大小はあるにせよ、いずれかが新たな総裁となるのは間違いない。新しい変化への期待は続き、総裁選の結果が出るまでは株高基調は続きやすい」(立花証券の鎌田重俊企業調査部部長)との声があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆214億円、売買高は3億6274万株だった。 スクリンやサイバーが安い。一方、郵船や商船三井など海運株が連日で年初来高値を更新している。東邦鉛やフジクラが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 10:14 注目トピックス 日本株 コーセル---大幅反落、第1四半期営業減益決算をマイナス視 コーセル<6905>は大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.9億円で前年同期比12.0%減益となっている。据え置きの上半期計画は18.9億円で同9.0%増益であり、低調な滑り出しと受けとめられているようだ。部品材料不足に伴い製品納期が長期化するなどアジア販売が伸び悩んだほか、部品材料の値上げによる材料費率の上昇などが響いたもよう。なお、受注高は前年同期比で大幅増となっている。 <ST> 2021/09/16 10:11 みんかぶニュース 個別・材料 タカラバイオが反発、下水中の新型コロナウイルスを検出するPCRキットを発売  タカラバイオ<4974.T>が反発し、約7カ月ぶりの高値圏に浮上している。15日に、下水に含まれる新型コロナウイルス遺伝子を高感度かつ迅速に検出可能なPCRキットを発売すると発表しており、これが材料視されているようだ。  下水中に排出された新型コロナウイルス遺伝子を定期的にモニタリング調査することで、対象施設や地域における流行状況などを把握する下水疫学に関わる研究が進められており、こうしたニーズに対応する。同製品は下水からの新型コロナウイルス遺伝子検出に必要なPCR試薬が含まれたオールインワンキットで、高速PCR技術の採用により煩雑な準備作業の省力化に貢献するという。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 10:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:株高継続を想定した円売り拡大の可能性低い 16日午前の東京市場でドル・円は、109円40銭近辺で推移。日経平均は上げ渋っており、アジア市場で株高を期待したリスク選好的な円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円32銭から109円46銭、ユーロ・ドルは、1.1815ドルから1.1821ドル、ユーロ・円は、129円20銭から129円35銭で推移。 <MK> 2021/09/16 10:05 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は775、値下がり銘柄数は1293、変わらずは120銘柄だった。業種別では33業種中21業種前後が高い。値上がり上位に海運、石油・石炭、ゴム製品など。値下がり上位にその他製品、な情報・通信、証券・商品など。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 10:03 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均がマイナス転換  日経平均株価がマイナス転換。10時2分現在、3.08円安の3万508.63円まで下落している。 株探ニュース 2021/09/16 10:02 みんかぶニュース 市況・概況 10時の日経平均は20円高の3万532円、ファストリが45.37円押し上げ  16日10時現在の日経平均株価は前日比20.47円(0.07%)高の3万532.18円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は774、値下がりは1295、変わらずは118と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を45.37円押し上げている。次いでテルモ <4543>が11.52円、アサヒ <2502>が4.21円、ソニーG <6758>が3.96円、デンソー <6902>が3.35円と続く。  マイナス寄与度は27.73円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、SBG <9984>が13.18円、KDDI <9433>が12.1円、ダイキン <6367>が11.52円、アドテスト <6857>が8.64円と続いている。  業種別では33業種中21業種が値上がり。1位は海運で、以下、石油・石炭、鉱業、ゴム製品と続く。値下がり上位にはその他製品、情報・通信、証券・商品が並んでいる。  ※10時0分4秒時点 株探ニュース 2021/09/16 10:01 みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=日化産、電池関連の割安銘柄  日本化学産業<4094.T>は無機化学薬品大手で、二次電池用正極材の受託加工も手掛けている。今年4月に設立された「電池サプライチェーン協議会」にも加入しており、電池関連として注目してみたい。  足もと業績は好調で、8月5日に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益は前年同期比79.0%増の12億1800万円で着地。事業環境の回復に加え、非鉄金属相場の上昇による売価アップにより、主力の薬品事業が伸長したことなどが寄与した。通期の経常利益予想は従来計画通り前期比36.4%増の35億5000万円で据え置いているが、第1四半期時点の進捗率は34.3%に達している。  株価は8月13日に年初来高値1499円をつけたあとは上げ一服商状となっているものの、中期トレンドを示す75日移動平均線は上昇基調を維持。PER11倍前後、PBR0.7倍前後と割安感もあり、再び上値を試す展開が期待できそうだ。(参) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 10:00 みんかぶニュース 個別・材料 STIFHDは軟調、公募と売り出し実施で希薄化や需給悪化を警戒  STIフードホールディングス<2932.T>は軟調。同社は15日取引終了後、公募増資と売り出しを実施することを発表しており、1株当たり利益の希薄化や株式需給の悪化が警戒された。20万株の公募増資と30万株の売り出し、上限7万5000株のオーバーアロットメントの売り出し・第三者割当増資を実施する。調達金額は約10億6400万円で、新工場増設のための投融資資金などに充てる。発行済み株式数は最大で5%増える見込み。発行・売り出し価格は9月29日から10月5日までのいずれかの日に決定する。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:59 注目トピックス 日本株 Jリース---大幅反発、業績・配当予想の上方修正を好感 Jリース<7187>は大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来の7億円から8.7億円に、通期では14.5億円から16.6億円、前期比76.0%増にまで引き上げ。住居用賃料保証の堅調な推移、成長分野として注力する事業用賃料保証の売上拡大に加え、貸倒コストや債権管理業務における適切なコストコントロールも想定を上回って推移のもよう。年間配当金も従来計画の20円から30円に引き上げ、前期比では25円の増配となる。 <ST> 2021/09/16 09:55 みんかぶニュース 個別・材料 ユニバンスが続伸、東証が信用規制に関する臨時措置を解除  ユニバンス<7254.T>は続伸している。東京証券取引所が16日売買分から、信用取引による新規の売付け及び買付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を解除したほか、日本証券金融も同日付で貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、売買の自由度が増すとの見方から買いが入っている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:55 みんかぶニュース 市況・概況 大手海運株が揃って新値街道、郵船は07年の上場来高値も視界に◇  日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>がいずれも3日続伸し連日の年初来高値更新となっているほか、ここ勢いが出てきた川崎汽船<9107.T>は6連騰で新値街道を走っている。コンテナ船市況やばら積み船市況の好調を背景に海運株の物色人気が止まらない状況にあり、郵船は前日に終値で1万円大台乗せを果たし、きょうは更に上値指向となっている。同社株の上場来高値は海運株バブルともいわれた2007年の1万2760円(修正後株価)で時価はその水準にあと2000円あまりに迫っている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:55 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(9時台)~プロレド、明治海などがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月16日 9:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<7034* プロレド     319200      68240     367.76%   -11.13> 新生銀       5178300  691580  648.76% 12.3%<9115* 明治海      2273400     577380     293.74%   +11.11> アドウェイズ    1164800  206740  463.41% 5.21%<1557* SPDR500       69947     21804.2     220.80%    +0.31> オンリー      147900  45260  226.78% -0.13%<1595* NZAMJリート    48710      23394     108.22%    +0.00> 日理化       1371100  432200  217.24% 6%<6630* ヤーマン     2259200     1101720     105.06%    +0.84> エイチーム     342400  118820  188.17% 5.02%<9171* 栗林船       310500     156580      98.30%   +10.60> シルバーライフ   115400  41840  175.81% -10.89%<4011* ヘッドウォータ 116300      63500      83.15%    +9.84> カラダノート    210200  82400  155.1% 3.58%<6905* コーセル     284100     171120      66.02%   -11.43> フリービット    282700  111740  153% 9.53%<4593* ヘリオス     451000     272480      65.52%    -8.36> ブレインズ     250100  101220  147.09% -3.13%<9130* 共栄タ       123200      77720      58.52%    +4.85> 住石HD      774100  369180  109.68% 2.22%<9073* 京極運       30600      20660      48.11%    +1.50> ギグワークス    381000  182400  108.88% -11.57%<3290* SIA不動産    1954     1336.8      46.17%    +0.17> 神島化       155000  75880  104.27% 9.02%<5185* フコク       80000      57980      37.98%    +7.78> 黒谷        130100  64080  103.03% -4.02%<7095* MacbeeP      175300     127240      37.77%    -2.65> イーグランド    66000  34200  92.98% 5.03%<6335* 東京機      1932800     1491420      29.59%    +2.75> 大真空       213800  111100  92.44% 11.53%<5208* 有沢製       118700      92860      27.83%    -3.01> 金連動       17180  9152  87.72% -0.7%<4406* 日理化      2333200     1863160      25.23%    +1.40> 上場NSQA    103280  55362  86.55% -0.82%<9362* 兵機海       39800      32000      24.37%    +7.08> イトクロ      300300  174460  72.13% -11.21%<9308* 乾汽船       723800     591340      22.40%    +5.96> 上場米国      101010  59480  69.82% -0.93%<9110* ユナイテド海   767800     651000      17.94%    +5.45> オハラ       332600  209000  59.14% 8.97%<3937* Ubicom       71000      61100      16.20%    -0.82> 広済堂       2124400  1436500  47.89% 10.68%<6951* 日電子      1663800     1443960      15.22%    -1.87> HEROZ     69200  49060  41.05% -4.94%<7187* ジェイリース   999700     885920      12.84%   +14.19> セルソース     104300  75360  38.4% 11.05%<4598* DELTA-P       43500      42680       1.92%    +3.27> 鳥貴族       227800  167640  35.89% 7.46%<8614* 東洋証       531700     546620      -2.73%    +4.65> エネクス      269700  209200  28.92% 1.95%<9384* 内外トランス   52400      54260      -3.43%    +1.12> GTS       302600  237040  27.66% 5.65%<7236* ティラド      36800      38160      -3.56%    +4.42> One東証REIT 3230  2554  26.47% -0.64%<9363* 大運        208200     227760      -8.59%    +4.45> アセンテック    135000  107140  26% -8.48%<8219* 青山商       576700     650780     -11.38%    +5.85> ヤマウラ      155600  123800  25.69% 0.75%<3451* トーセイリート   1623     1847.8     -12.17%    -0.07> SPDR500   11734  9454.4  24.11% -0.81%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <CS> 2021/09/16 09:46 みんかぶニュース 市況・概況 16日韓国・KOSPI=寄り付き3165.38(+11.98)  16日の韓国・KOSPI指数は前営業日比11.98ポイント高の3165.38で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:46 新興市場スナップショット セゾン情報---大幅に3日続伸、22年3月期第2四半期の営業利益予想を上方修正、高利益率案件前倒し 大幅に3日続伸。22年3月期第2四半期累計(21年4-9月)の営業利益を従来予想の7.00億円から11.00億円(前年同期実績16.67億円)に上方修正している。フィナンシャルITサービス事業で利益率の高い案件を前倒ししたため。計画していた研究開発費の一部が下半期にずれ込んだことも上半期の増益要因となった。通期予想(前期比16.4%減の25.00億円)は据え置いたが、今後修正が必要と判断した場合は速やかに開示するとしている。 <FA> 2021/09/16 09:44 みんかぶニュース 個別・材料 リビングPFがS高、9月末を基準日として1株を3株に分割へ  リビングプラットフォーム<7091.T>が急騰、1000円高はストップ高となる6510円まで買われた。15日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表しており、これが材料視されているようだ。投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:40 みんかぶニュース 個別・材料 ヘリオスは急反落、海外募集による330万株の新株発行を嫌気  ヘリオス<4593.T>は3日ぶりに急反落している。15日取引終了後、海外募集による330万株の新株発行を実施すると発表。新株発行が発行済み株式数の約6.4%となることから、株式価値の希薄化や株式の需給悪化を懸念する売りが向かっている。なお、発行価格は2175円で、約67億円の調達資金については、医薬品の研究開発費などに充てるという。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:39 みんかぶニュース 市況・概況 東エレクは16日ぶりに反落、米半導体株上昇も東京市場は海外マネーの買い一巡か◇  東京エレクトロン<8035.T>は前日まで15連騰と記録的な上昇をみせていたが、きょうは朝方高く始まったものの、その後は売りに押されマイナス圏に沈んだ。ディスコ<6146.T>が一時1500円安に売られたほか、アドバンテスト<6857.T>なども冴えない動きとなっている。前日の米国株市場では半導体関連株が買われ全体相場に貢献したが、東京市場では米ハイテク株が軟調な地合いのさなかに半導体セクターへの買いが続いていたこともあって、きょうは利益確定の動きが優勢となった。ここ最近の東エレクを筆頭とする半導体製造装置関連株の上昇は、リターンリバーサルを見込んだ海外資金の実需買いなどが主軸とみられており、それが足もと一巡した可能性もある。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:38 みんかぶニュース 個別・材料 インタファクは3日ぶり反発、中小EC事業者向けサイト構築サービスの提供開始へ  インターファクトリー<4057.T>が3日ぶりに反発している。同社は15日取引終了後に、中小EC事業者向けサイト構築サービスの提供を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。  同社は大規模EC事業者向けにECサイトを構築するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」を提供しており、これまでに培ったノウハウや技術を生かして「ebisumart」とは異なるターゲット層に向けて新規事業を始めるという。なお、事業開始は22年1月17日を予定している。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:35 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 09月16日 09時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6630) ヤーマン     東証1部       [ 割高 ] (4658) 日本空調サービス 東証1部       [ 割安 ] (3079) ディーブイエックス 東証1部       [ 割高 ] (3979) うるる      東証マザーズ     [ 割高 ] (9640) セゾン情報システムズ 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6905) コーセル     東証1部       [ 割安 ] (4593) ヘリオス     東証マザーズ     [ 割高 ] (9514) エフオン     東証1部       [ 割高 ] (6335) 東京機械製作所  東証1部       [ 分析中 ] (2484) 出前館      東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:32 みんかぶニュース 個別・材料 ビイングHDが大幅続伸、21年12月期業績見通しと配当予想を上方修正  ビーイングホールディングス<9145.T>は大幅高で7日続伸となっている。15日の取引終了後、21年12月期の連結経常利益を従来予想の8億2000万円から10億円(前期比25.8%増)へ上方修正すると発表。従来の3期連続での過去最高益予想を更に上乗せする形となり、これが好感されている。  既存業務が順調に拡大していることに加え、前期稼働の4センターが通年計上となることが要因。また、自社開発システムの活用による作業効率の改善や自社雇用への切り替えを継続したことなどで営業原価が圧縮されることも上振れに貢献する。併せて、期末一括配当を従来計画の20円から23円(前期は20円)に増額修正したことも好材料視されている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:31 寄り付き概況 日経平均は94円高でスタート、日本郵船やJR西などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30606.15;+94.44TOPIX;2101.79;+5.40[寄り付き概況] 16日の日経平均は94.44円高の30606.15円と反発して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反発。ダウ平均は236.82ドル高の34814.39ドル、ナスダックは123.77ポイント高の15161.53で取引を終了した。新型コロナウイルスのデルタ変異株流行や財政支援の縮小に伴う景気回復の失速懸念が根強く、寄り付き後、小幅下落。しかし、9月NY連銀製造業景気指数が予想のほぼ2倍に上昇したほか、原油高でエネルギー関連株が上昇すると警戒感が緩和し、上昇に転じ、引けにかけて上げ幅をさらに拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを引き継いだ。また、明日17日告示、29日投開票の自民党総裁選の候補予定者が打ち出す政策への期待感のほか、新型コロナの新規感染者数の減少やワクチン接種の進展による経済活動の正常化期待が、引き続き株価支援要因となった。一方、日経平均は昨日、4日ぶりに下落したものの、引き続き相場の過熱感が意識されたことに加え、日経平均が31年ぶりの高値圏にあることから、利益確定売りが出やすかったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の貿易収支は6354億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は476億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月5-11日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は1287億円だった。 セクター別では、鉱業、海運業、石油石炭製品、輸送用機器、非鉄金属などが値上がり率上位、その他製品、機械、情報・通信業、ガラス土石製品、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、JR西<9021>、SUMCO<3436>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、三菱商事<8058>、ENEOS<5020>、デンソー<6902>、ホンダ<7267>、第一生命HD<8750>、INPEX<1605>などが上昇。他方、キーエンス<6861>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、富士フイルム<4901>、富士通<6702>、クボタ<6326>などが下落している。 <FA> 2021/09/16 09:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:株高を想定してドル売り抑制も 16日午前の東京市場でドル・円は、109円40銭近辺で推移。日経平均は小幅高で推移しており、株高を想定してリスク回避的なドル売り・円買いがさらに増える可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円32銭から109円46銭、ユーロ・ドルは、1.1815ドルから1.1821ドル、ユーロ・円は、129円20銭から129円35銭で推移。 <MK> 2021/09/16 09:29 みんかぶニュース 個別・材料 パピレスは大幅反発、25万株を上限とする自社株買いを実施へ  パピレス<3641.T>は大幅反発している。15日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を25万株(発行済み株数の2.53%)、または5億円としており、取得期間は21年9月16日から22年2月10日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:27 注目トピックス 経済総合 トルコリラ円は、上値の重い展開になりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『トルコ中銀のハト派的な見解を受けて上値の重い展開になりそうだ』と述べています。次に、『3日に発表された8月トルコ消費者物価指数(CPI)が前年比19.25%と前回の18.95%、予想の18.73%を上回ったものの、同時に発表された変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数が前年比16.76%と前回の17.22%、予想の16.96%を下回った。政策金利は3月以降、19.00%に据え置かれている』と伝えています。続けて、『通常のインフレ率であれば、実質金利=名目金利−インフレ率=19.0−19.25=−0.25%となりマイナス金利に落ち込むが、コア指数でインフレ率を考えれば、実質金利=名目金利−インフレ率=19.0−16.76=+2.24%となりプラスになる』と解説しています。トルコ中央銀行のカブジェオール総裁について、『8日、コアCPIの結果を受けて、現在19.0%の政策金利は十分に引き締め的で、インフレ率は第4四半期に低下するとの見通しを示した。エルドアン大統領の利下げ意向を汲んで、利下げを示唆する姿勢を見せたため、市場では金融緩和の用意があると受け止められ、リラが急落した』と言及しています。さらに、『9月23日にトルコ中銀会合が開かれるが、利下げが決定となればトルコリラ売りが加速する可能性があるだろう』と考察しています。こうしたことから陳さんは、トルコリラ円の今週のレンジについて、『12.80円~13.60円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月14日付「トルコリラ円今週の予想(9月13日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 <FA> 2021/09/16 09:26 みんかぶニュース 個別・材料 うるるが大幅続伸、9月末を基準日として1株を2株に株式分割へ  うるる<3979.T>が大幅続伸している。15日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好感されている。1株当たりの投資金額を引き下げ、株式の流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることが目的という。効力発生日は10月1日。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:24 みんかぶニュース 個別・材料 Careerが大幅続落、東証がきょうから信用規制  キャリア<6198.T>が大幅続落。15日取引終了後、東京証券取引所と日本証券金融が16日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表しており、これが嫌気されているようだ。東証は委託保証金率を現行の30%以上から50%以上へ、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%から50%へそれぞれ引き上げた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/16 09:24 日経QUICKニュース 東証寄り付き 一時100円高 原油関連が上昇、買い一巡後は伸び悩み  16日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日比50円ほど高い3万0500円台半ばで推移している。前日の米株高で投資家心理が上向いた。自民党総裁選の告示を17日に控え、新首相の政策への期待は根強く、日本株には買いが優勢となっている。上げ幅は一時100円を超えた。 15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は上昇した。米景気の底堅さを示す経済指標の発表などで、最近下げが目立っていた景気敏感株を中心に買いが入った。主要な米株価指数が上昇した流れが東京市場にも波及している。 国内の新型コロナウイルスの新規感染者数がある程度抑えられてきているのも、投資家心理の支えになっている。 もっとも、日本株はすでに31年ぶりの高値圏にあるうえ、ここまで急ピッチで上昇してきたとあって利益確定の売りも出やすい。国内では週末に3連休となるほか、来週には米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)が控える。持ち高を一方向に傾ける動きは出にくく、日経平均は買い一巡後は前日終値近辺まで伸び悩む場面もある。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも小幅に反発して始まった。 川崎汽や商船三井が高い。原油高で出光興産やINPEXが上昇。一方、ネクソンやKDDI、ソフトバンクGが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 09:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、中国景気の先行き不安もくすぶる 【ブラジル】ボベスパ指数 115062.54 -0.96%15日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1118.01ポイント安(-0.96%)の115062.54で取引を終了した。116312.2から114741.2まで下落した。小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。弱い中国の経済指標を受け、輸出の伸び鈍化懸念が高まった。また、追加利上げ懸念なども引き続き足かせになった。一方、7月の経済活動指数が予想を上回ったことなどが指数をサポート。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 4065.53 +0.24%15日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比9.83ポイント高(+0.24%)の4065.53で取引を終了した。4049.69から4081.98まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤は再び上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、景気対策への期待なども好感された。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、積極的に上値を追う展開はみられなかった。【インド】SENSEX指数 58723.20 +0.82%15日のインドSENSEX指数は続伸。前日比476.11ポイント高(+0.82%)の58723.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同139.45ポイント高(+0.80%)の17519.45で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。輸出の大幅増加が景気の回復期待を高めた。8月の輸出額は330億米ドル(約3兆6088億円)となり、前年同月比で45.8%増加した。海外からの発注が急増したと報告された。また、外国人投資家(FII)の買い継続も指数をサポート。FIIはこの日、4日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3656.22 -0.17%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.38ポイント安(-0.17%)の3656.22ポイントと小幅ながら続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の産業締め付けや、一部地域の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視されている。中国景気の先行き不安もくすぶる。取引時間中に公表された8月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などがそろって予想を下回った。ただ、「指標悪化は景気対策につながる」との見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 <CS> 2021/09/16 09:23 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル109円40銭台、8月の貿易統計、市場予想下回る 午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円40銭台で推移。8時50分に財務省が発表した8月の貿易統計は、貿易収支は6354億円の赤字となり、市場予想の477億円の赤字を下回る数値となった。輸出は前年同月比+26.2%、輸入は同+44.7%。一方、東京株式市場は日経平均が5.14円高と上げ幅を縮小している。東京エレクトロン<8035>が320円安、ダイキン工業<6367>が335円安と、指数に寄与度の高い銘柄が下落しており、相場の重しとなっているもようだ。 <FA> 2021/09/16 09:22

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