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みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・4日>(大引け)=ヤマダコーポ、オカムラ、UACJなど
ヤマダコーポレーション<6392.T>=後場急動意。午後1時30分ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を132億円から134億円(前期比2.3%減)へ、営業利益を14億円から18億円(同3.9%減)へ、純利益を10億円から13億円(同13.0%減)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期において、為替環境が想定よりも円安で推移したことに加えて、主力のダイアフラムポンプが海外を中心に好調に推移したことや、環境改善機器のフロンガス交換機なども計画に比べて好調に推移したことが要因としている。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高36億8800万円(前年同期比4.8%増)、営業利益6億7500万円(同52.7%増)、純利益4億9300万円(同40.2%増)だった。
オカムラ<7994.T>=一段高で年初来高値を更新。午前11時30分ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を2850億円から2890億円(前期比4.3%増)へ、営業利益を205億円から230億円(同32.4%増)へ、純利益を164億円から182億円(同14.4%増)へ上方修正したことが好感されている。主力のオフィス環境事業を中心に各事業が好調に推移し、第1四半期(4~6月)決算が過去最高の売上高・利益を計上したことが要因としている。なお、第1四半期決算は、売上高710億8100万円(前年同期比11.5%増)、営業利益58億4700万円(同90.8%増)、純利益60億6200万円(同2.4倍)だった。
UACJ<5741.T>=一時ストップ高。3日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算で、実力利益を示す棚卸資産影響前の営業利益が前年同期(概算)と比べ約24%増の110億円となった。通期計画(前期比約83%増の360億円)に対する進捗率は、約31%となった。順調な滑り出しとなったことを好感した買いがショートカバーを誘発し、株高に弾みがついた。4~6月期は缶材事業で北米を中心に在庫余剰の影響を受け、販売が減少したものの、自動車関連は回復基調となった。国内事業はエネルギー価格などの高騰分の価格転嫁が奏功し、損益が好転した。売上収益は前年同期比17.6%減の2111億300万円だった。同社は今期から国際会計基準(IFRS)を任意適用している。
シグマクシス・ホールディングス<6088.T>=一気に約6カ月ぶりの新値街道。経営コンサルティングビジネスを展開するが、戦略立案から開発、実行までワンストップで対応できる優位性を持ち、人工知能(AI)を活用した高付加価値案件で実績が高い。3日取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益が前年同期比70%増の10億7500万円と急拡大した。金融をはじめ旺盛な企業の投資ニーズを背景にコンサル事業が好調で収益を押し上げている。これを材料視する形で投資資金の攻勢が加速している。
ジャパンエンジンコーポレーション<6016.T>=ストップ高。25日移動平均線を一気に上放れた。同社は船舶用ディーゼル機関の専業メーカーだが、足もとの業績は絶好調に推移している。3日取引終了後に発表した23年4~6月期決算は営業利益が前年同期比2.3倍の2億2800万円と急拡大、対通期進捗率も46%に達した。24年3月期営業利益は前期比13%増の5億円予想と2ケタ成長を見込んでいるが、一段の業績上振れ期待が高まっている。これを受けて目先上値を見込んだ買いを呼び込んでいる。
BASE<4477.T>=急伸。3日の取引終了後に1~6月期(上期)決算を発表。売上高が前年同期比11.5%増の53億6000万円、営業損益が前年同期から赤字幅縮小となる2億8700万円の赤字で着地しており、これを評価した買いが集まっている。 主力のBASE事業、オンライン決済サービスを提供するPAY.JP事業とも流通総額が増加。特にPAY.JP事業の伸びが顕著で全体を押し上げた。販管費の抑制も寄与した。なお、通期見通しに変更はない。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 15:05
Reuters Japan Online Report Business News
インタビュー:日銀の次の一手はマイナス金利解除、9月以降は動意も=三菱UFJ信託・井上氏
植竹知子
[東京 4日 ロイター] - 三菱UFJ信託銀行の資産運用部チーフ・ファンドマネージャー、井上裕之氏は、日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)運用柔軟化について、事実上のYCC撤廃との見方を示したうえで、次の一手はマイナス金利の解除だと指摘した。
円債市場に関しては、9月以降は日銀の決定会合が近付くたびに動意づき、長期金利は年度内に新たな上限の1.0%を試す可能性もあるとみている。
インタビューは2日夕方に実施した。主なやり取りは以下の通り。
──先週(7月28日)の日銀会合結果の受け止めは。
「当日未明に観測報道があったので、我々もYCCの修正があるかもしれないと考えて色々なパターンを想定して準備していたが、市場にとって反応しづらい結果だった」
「まずは展望リポートの物価見通しが注目だったが、前回見通しから上方修正されるかと思った24年度見通しが、むしろ下方修正されたので、『マイナス金利の解除』は相当、遠のいたことになる。これは売り材料とは言えない」
「一方、プラスマイナス0.5%は変えずに指し値オペの利回りを1.0%に修正したのは、事実上の『YCCの撤廃』だ。そうなれば10年金利も相応に上昇するかと思ったが、その日はほとんど売られず、市場の反応も金利上昇は0.55%程度。総裁会見を聞かないと何とも見極めがつかないと思った」
「昨年12月にYCC修正があって、もう一段の修正があるだろうとはずっと言われており、警戒されていたので、市場参加者に買いの余力が相応にあったのは事実。このため修正があれば材料出尽くしで動くはずが、28日の結果は中途半端で、実力ベースでは(金利の居どころが)どこなのか、もうちょっと真の姿を見極めないと動けないという状況だった」
「金利は0.5%から1.0%の間で市場に委ねるなどのコメントがあったが、総裁会見で注目したのは、10年金利の居どころに対する日銀のスタンス。基本はプラスマイナス0.5%だが、経済情勢によっては0.5%を超えていくのを認めるとのことで、会見はタカ派的との印象を受けた」
──今週の国債市場の動きについて。
「(週明け)31日は誰もが同じことを考えていたようで、米国債が買われたにもかかわらず、日本は結構売られて始まった。残存5─10年対象の臨時オペが3000億円入り、長期・短中期まではそれで金利上昇が落ち着いたのである程度効果はあったかもしれないが、金利上昇を止めるには足りない。目先は効くかもしれないが、本当に止める気があるのかなという感じ。超長期は臨時オペが入らず、金利上昇余地を試す状況で、イールドカーブのスティープ化が進んでいる」
「1日の10年債入札は少し流れた(弱い結果だった)。大きく流れたわけではないが、やはり市場も本当にこの程度で金利上昇が止まるのか、不安視している証左になったと思う。それで今まだ上昇余地を探っている段階」
「2日の全ゾーン対象に入った(通常)オペは、さすがに超長期は少しオファーが増額されると予想していたが、いずれも前回と同額だった。市場は最初はあまり反応しなかったが、姿勢として『市場に任せる』というのが徐々に浸透してきてじわじわ売られ、金利上昇余地を少しずつ試す展開になった」
──今後の相場展開をどう読むか。
「不透明感が強く、金利上昇がどこで止まるのか分からない状態で、手探りするように10年債入札を迎えた。結果が強ければこの水準で買っていいとの示唆になるかもしれないが、実際は微妙な結果で買い安心感は生まれず、オペも、日銀がどこかのゾーンのオファーを増やしていれば、日銀も止めに来ているのでここで買えると解釈されたかもしれないが(増額はなかった)」
「今週は(カーブが)ベアスティープ化する展開となっているが、買い安心感がない中で入札はたくさんある。毎回無難にこなせるかには不安があり、流れるケースも想定される。こういうことが今後しばらく続く可能性がある。日銀のオペもあるし、米金利や為替、補正予算など色々な材料をみながらになるだろう」
「ただ9月の日銀決定会合が近付いたら、今はまだ遠いとみている次の一手のマイナス金利解除は本当に無いのか?という話になると思う。仮に1%でもあり得るとの見方があれば、やはり買えないだろう。そうなると徐々に金利は切り上げていくのではないか。決定会合のある月には本当にボラティリティーが出るだろう。賃金や物価が変わってきて、ひょっとしてマイナス金利解除が近いのではないかとなれば、また動きはあると思う」
「マイナス金利解除のタイミングについては、当面ないとの見方が大勢だろう。ただ、今やっている多角的レビューが最短で終わる可能性がある来年4月や、レビュー終了を待たずに次の展望リポートがある10月会合という可能性についても、頭の体操くらいはしておきたい」
「金利は上昇余地を探り、一本調子ではないが(カーブは)ベアスティープ化しやすい展開が続くだろう。10年金利は年度末までに0.75─1.0%程度まで上昇する可能性があるとみている」
(インタビュアー:植竹知子 編集:橋本浩)
2023-08-04T060409Z_1_LYNXMPEJ73068_RTROPTP_1_MUFG-ASSET-MANAGEMENT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230804:nRTROPT20230804060409LYNXMPEJ73068 インタビュー:日銀の次の一手はマイナス金利解除、9月以降は動意も=三菱UFJ信託・井上氏 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230804T060409+0000 20230804T060409+0000
2023/08/04 15:04
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(大引け)=値上がり優勢、GMOテック、アジャイルがS高
4日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数275、値下がり銘柄数233と、値上がりが優勢だった。
個別ではGMO TECH<6026>、アジャイルメディア・ネットワーク<6573>がストップ高。ゼネラル・オイスター<3224>、弁護士ドットコム<6027>、サイジニア<6031>、ミクリード<7687>など5銘柄は年初来高値を更新。BASE<4477>、Aiming<3911>、プログリット<9560>、ログリー<6579>、ココルポート<9346>は値上がり率上位に買われた。
一方、博展<2173>、トランスジェニック<2342>、メディネット<2370>、Kudan<4425>、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>など25銘柄が年初来安値を更新。アドバンスト・メディア<3773>、GMOリサーチ<3695>、免疫生物研究所<4570>、サスメド<4263>、ABEJA<5574>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2023/08/04 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均4日大引け=3日ぶり反発、33円高の3万2192円
4日の日経平均株価は前日比33.47円(0.10%)高の3万2192.75円と3日ぶり反発し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1045、値下がりは706、変わらずは83と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を18.81円押し上げ。次いで花王 <4452>が10.44円、SBG <9984>が10.17円、TDK <6762>が9.45円、コナミG <9766>が6.91円と続いた。
マイナス寄与度は12.47円の押し下げでキッコマン <2801>がトップ。以下、ファストリ <9983>が11.18円、任天堂 <7974>が6.27円、ヤマハ <7951>が6.17円、KDDI <9433>が5.49円と並んだ。
業種別では33業種中17業種が値上がり。1位は海運で、以下、水産・農林、保険、鉱業が続いた。値下がり上位には繊維、その他製品、ゴム製品が並んだ。
株探ニュース
2023/08/04 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=4日大引け
4日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 120127 -33.6 19470
2. <1357> 日経Dインバ 22786 -16.3 239
3. <1360> 日経ベア2 10502 13.2 585.0
4. <1459> 楽天Wベア 9781 -18.7 963
5. <1579> 日経ブル2 9321 -23.3 20810
6. <1321> 野村日経平均 8433 -36.2 33100
7. <1458> 楽天Wブル 8215 -31.3 22880
8. <1306> 野村東証指数 4068 -43.3 2353.0
9. <1320> iF日経年1 2912 33.8 32950
10. <1308> 日興東証指数 2468 200.2 2328
11. <2621> iS米20H 1947 -37.4 1342
12. <1343> 野村REIT 1925 286.5 2006.0
13. <1489> 日経高配50 1846 54.1 53790
14. <1568> TPXブル 1769 -57.2 33420
15. <1571> 日経インバ 1480 69.5 792
16. <1329> iS日経 1258 -51.6 33550
17. <1475> iSTPX 1224 15.1 2353
18. <2038> 原油先Wブル 1197 -34.1 1739
19. <1365> iF日経Wブ 1034 -25.7 30070
20. <1552> VIX短先物 988 -52.8 692
21. <1545> 野村ナスH無 987 -64.1 22395
22. <1330> 日興日経平均 821 -30.9 33140
23. <1540> 純金信託 813 31.8 8398
24. <1366> iF日経Wベ 785 -33.6 623
25. <2840> iFEナ百無 772 -47.7 20565
26. <2631> MXナスダク 719 -45.9 15830
27. <1671> WTI原油 703 -37.1 2847
28. <1655> iS米国株 681 -45.6 465.5
29. <2869> iFナ百Wブ 646 1.6 31150
30. <1358> 日経2倍 637 -34.5 36140
31. <2524> 農中東証指数 623 17.8 2339.5
32. <1346> MX225 617 -46.5 33200
33. <1678> 野村インド株 594 70.2 299.6
34. <1398> SMDリート 558 141.6 1906.0
35. <2525> 農中日経平均 539 1318.4 32800
36. <2644> GX半導日株 534 86.7 3225
37. <2558> MX米株SP 525 -46.2 18515
38. <1557> SPDR5百 524 -69.7 64300
39. <1305> iFTP年1 501 1.6 2379.0
40. <2516> マザーズ 487 -34.6 594.2
41. <1478> iS高配当 474 16.2 2945
42. <1482> iS米債7H 423 -37.5 1805
43. <1356> TPXベア2 410 -29.6 618.6
44. <1615> 野村東証銀行 399 8.4 244.5
45. <1367> iFTPWブ 385 -33.7 25930
46. <2870> iFナ百Wベ 347 7.8 32780
47. <1699> 野村原油 313 -48.9 375.3
48. <1369> One225 281 680.6 32230
49. <1547> 日興SP5百 281 -58.8 7099
50. <1580> 日経ベア 249 -12.6 2101.0
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2023/08/04 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、ジャパンエンがS高
4日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数698、値下がり銘柄数538と、値上がりが優勢だった。
個別ではジャパンエンジンコーポレーション<6016>がストップ高。JESCOホールディングス<1434>、アップルインターナショナル<2788>、ワイズテーブルコーポレーション<2798>、エスビー食品<2805>、ダイショー<2816>など43銘柄は年初来高値を更新。内海造船<7018>、赤阪鐵工所<6022>、阪神内燃機工業<6018>、ヤマダコーポレーション<6392>、ノザワ<5237>は値上がり率上位に買われた。
一方、高田工業所<1966>、クックパッド<2193>、アスモ<2654>、テクニスコ<2962>、片倉工業<3001>など22銘柄が年初来安値を更新。フュートレック<2468>、IGポート<3791>、テクノクオーツ<5217>、fonfun<2323>、ハビックス<3895>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2023/08/04 15:02
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比33.47円高の32192.75円
*15:01JST 日経平均大引け:前日比33.47円高の32192.75円
日経平均は前日比33.47円高の32192.75円(同+0.10%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比6.28pt高の2274.63pt(同+0.28%)。
<CS>
2023/08/04 15:01
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にGMOテック
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の4日午後2時現在で、GMO TECH<6026.T>が「買い予想数上昇」で5位となっている。
3日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を60億円から62億円(前期比13.6%増)へ、営業利益を3億5000万円から5億円(同2.2倍)へ、最終利益を2億8000万円から3億6500万円(前期2億9500万円の赤字)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を125円47銭から165円59銭へ引き上げた。
アフィリエイトサービスにおいて既存大口顧客の失注があったことで、上期の売り上げ水準は低下したものの、前期に行った人材への投資やアフィリエイトサービスの取引先開拓のための投資などの効果が実現してきており、粗利率の高い新規案件が積み上がっていることが要因。特にストック型収益のMEOサービスが安定して顧客数を増加させ、下期も順調に推移すると見込まれることも寄与する。
これを受けて、同社株には朝方から買いが殺到し、カイ気配でスタートしたのちは気配値を切り上げる展開。午後2時時点ではストップ高の3410円水準でカイ気配となり、なおも買いが入っていることから、買い予想数の増加につながっているようだ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高28億4900万円(前年同期比14.7%増)、営業利益3億300万円(同35.7%増)、最終利益2億4300万円(前年同期2億400万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:56
Reuters Japan Online Report Business News
中国テンセント、自社開発AIモデルの社内テスト開始
[香港 3日 ロイター] - 中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は3日、自社開発した人工知能(AI)モデル「Hunyuan」の社内テストを開始し、複数の社内サービス・製品に同モデルを統合しているとロイターに明らかにした。
テンセント・クラウド、テンセント・ミーティング、テンセント・ドキュメントといった製品に統合しているという。
「Hunyuanは完全に一から自社開発した大規模モデルであり、社内で応用テストの段階に入った」としている。
中国の規制当局は先月、生成AIに関する一連の暫定ルールを発表。テンセントやアリババなど国内ハイテク企業は認可を取得すれば、8月下旬にもAI機能を搭載した製品を展開できる。
テンセントは3日、ゲーム、広告、WeChat検索、フィンテックなどのサービスについても、Hunyuanのテストを進めていることを明らかにした。
「初期の効果は出ており、さらに多くの事業やアプリケーションが接続されつつある」としている。
2023-08-04T055452Z_1_LYNXMPEJ7305Z_RTROPTP_1_CHINA-TECH-AI.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230804:nRTROPT20230804055452LYNXMPEJ7305Z 中国テンセント、自社開発AIモデルの社内テスト開始 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230804T055452+0000 20230804T055452+0000
2023/08/04 14:54
みんかぶニュース 個別・材料
三菱紙が一時S安、4~6月期経常大幅増益も業績下振れリスクを意識
三菱製紙<3864.T>が一時ストップ安の水準となる前営業日比100円安の518円に売られる場面があった。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は前年同期比2.3倍の15億5000万円となった。中間期の計画(10億円)を上回ったが、グループが保有する外貨建て資産の評価替えに伴う為替差益10億3400万円を除けば、実質的には経常減益と受け止められた。営業損益は3億2600万円の黒字(前年同期は7億6900万円の赤字)と黒字転換したものの、中間期の計画に対して進捗率は約33%と低調で、業績の下振れを警戒した売りが膨らんだようだ。
4~6月期の売上高は前年同期比1.5%増の493億1700万円だった。機能商品と紙素材の両セグメントは増収。紙素材の営業赤字幅は縮小した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:51
注目トピックス 市況・概況
日経平均は20円安、企業決算や米雇用統計などに関心
*14:47JST 日経平均は20円安、企業決算や米雇用統計などに関心
日経平均は20円安(14時45分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、キッコーマン<2801>、任天堂<7974>などがマイナス寄与上位となっており、一方、東エレク<8035>、花王<4452>、ソフトバンクG<9984>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、繊維製品、ゴム製品、パルプ・紙、医薬品が値下がり率上位、海運業、水産・農林業、保険業、鉱業、銀行業が値上がり率上位となっている。日経平均は小動きが続いている。今日はこの後、味の素<2802>、UBE<4208>、日本製鉄<5401>、ミネベア<6479>、シャープ<6753>、スズキ<7269>、オリックス<8591>、三井不<8801>、ソフトバンク<9434>、スクエニHD<9684>、ヤマダHD<9831>、クボタ<6326>、ユニチャーム<8113>などが四半期決算を発表する。米国では今晩、7月の米雇用統計が発表され、株式市場への影響が大きくなっている米長期金利にも影響するとの見方から、市場の関心が高い。
<SK>
2023/08/04 14:47
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(14時台)~三菱紙、トピー工がランクイン
*14:45JST 出来高変化率ランキング(14時台)~三菱紙、トピー工がランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [8月4日 14:32 現在](直近5日平均出来高比較)コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率<5952> アマテイ 1951000 98380 1883.13% 8.09%<4477> BASE 17596500 1342000 1211.21% 18.93%<7196> Casa 3611400 353420 921.84% -2.24%<6088> シグマクシス 2349300 238100 886.69% 13.56%<6050> EG 1956300 267580 631.11% 3.47%<7518> ネットワン 4769100 662180 620.21% -19.97%<5741> UACJ 1246000 185260 572.57% 17.22%<6579> ログリー 1859800 339640 447.58% 12.67%<3864>* 三菱紙 3966700 819300 384.16% -12.14%<7231>* トピー工 400700 83880 377.71% -6.8%<9424> 日本通信 12587000 2790940 351.00% 2.59%<7105>* ロジスネクス 730800 173520 321.16% 7.14%<6418> 日金銭 1229300 295860 315.50% -8.56%<8136> サンリオ 2221900 546020 306.93% -0.74%<6507>* シンフォニア 272000 67320 304.04% -7.6%<9212> GEI 277500 69260 300.66% 1.8%<3686> DLE 1161400 294400 294.50% 3.97%<4088> エアウォーター 2834600 723560 291.76% -10.94%<3632> グリー 1836900 473720 287.76% 5.72%<5351> 品川リフラ 204800 53460 283.09% 15.56%<8101>* GSIクレオス 146200 38360 281.13% 1.92%<6905> コーセル 248700 65620 279.00% 3.41%<9303> 住友倉 664300 177500 274.25% -3.54%<3773> AMI 454500 121940 272.72% -10.39%<6440> JUKI 795600 213880 271.98% -1.78%<7011>* 三菱重 7588000 2069400 266.68% 7.28%<3911> Aiming 13971000 3880960 259.99% 8%<1332> ニッスイ 4123700 1175280 250.87% 5.25%<1820> 西松建 693300 198400 249.45% -3.18%<7609> ダイトロン 122600 35360 246.72% -6.55%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2023/08/04 14:45
Reuters Japan Online Report Business News
東亜合成、PBR1倍超に向け総還元性向100%めどに株主還元
[東京 4日 ロイター] - 東亜合成は4日、株価純資産倍率(PBR)向上のため、2025年度を最終年度とする中計経営計画の期間中、総還元性向100%をめどに株主還元を実施すると発表した。20─22年の総還元性向は71.9%だった。期間合計で200億円以上の自社株取得を想定している。持ち合い株の削減も進め、連結純資産比10%未満とする。
現在のPBRは0.76%程度。これらの施策により、27年にPBR1倍超、自己資本利益率(ROE)8%の達成を目指す。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230804T054356+0000
2023/08/04 14:43
みんかぶニュース 個別・材料
FフォースGが3日続伸、26万株を上限とする自社株買いを実施へ
フィードフォースグループ<7068.T>が3日続伸している。3日の取引終了後、上限を26万株(発行済み株数の1.01%)、または2億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は8月7日から8月10日までで、東京証券取引所の自己株式立会外取引(ToSTNeT-3)による買い付けにより取得する。なお、取得した全自社株は8月31日付で消却する予定だ。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:43
新興市場スナップショット
デコルテHD---大幅に3日ぶり反発、7月の全社売上高14.8%増、伸び率加速
*14:43JST <7372> デコルテHD 686 +24
大幅に3日ぶり反発。7月の全社売上高(速報値)が前年同月比14.8%増になったと発表している。前月(4.3%増)から伸び率が加速した。主力のフォトウェディングサービスの売上高は15.5%増(前月5.1%増)となり、撮影件数は9.4%増(同2.9%減)、撮影単価は5.6%増(同8.2%増)だった。このところデコルテ・ホールディングス株は25日移動平均線を下回る水準で推移していたため、自律反発期待も買いを後押ししているようだ。
<ST>
2023/08/04 14:43
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は安値もみ合い、午後はじり安
*14:41JST 東京為替:ドル・円は安値もみ合い、午後はじり安
4日午後の東京市場でドル・円はじり安となり、142円30銭台と本日安値圏でのもみ合い。正午にかけてやや値を戻したが、午後は142円60銭付近からじり安。中国・香港株や米株式先物は堅調だが、日経平均株価は弱含み、やや円買いに振れやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円31銭から142円88銭、ユーロ・円は155円95銭から156円46銭、ユーロ・ドルは1.0946ドルから1.0961ドル。
<TY>
2023/08/04 14:41
みんかぶニュース 個別・材料
シンフォニア大幅安、設備投資の慎重姿勢続き4~6月期減収減益
シンフォニア テクノロジー<6507.T>が大幅安。午後1時半過ぎに4~6月期(第1四半期)決算を発表。売上高が前年同期比4.8%減の191億7800万円、営業利益が同33.4%減の6億1500万円となっており、これが嫌気されている。
半導体製造装置や電子部品、FA関連分野で設備投資の慎重姿勢が続いたことが影響した。パワーエレクトロニクス機器事業やクリーン搬送システム事業が落ち込んだ。通期見通しに変更はない。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:36
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 08月04日 14時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(5586) Laboro.AI 東証グロース [ 分析中 ]
(5476) 日本高周波鋼業 東証スタンダード [ 妥当圏内 ]
(9090) AZ丸和HD 東証プライム [ 割高 ]
(4847) インテリW 東証プライム [ 割高 ]
(6026) GMO TECH 東証グロース [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(5885) ジーデップ 東証スタンダード [ 分析中 ]
(9107) 川崎汽船 東証プライム [ 割高 ]
(8630) SOMPO 東証プライム [ 割安 ]
(9104) 商船三井 東証プライム [ 割安 ]
(7018) 内海造船 東証スタンダード [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:32
みんかぶニュース 個別・材料
オエノンHDが後場動意、6月中間期は最終黒字転換で通期計画に肉薄
オエノンホールディングス<2533.T>が後場に動意づいた。この日、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比11.2%増の426億5700万円、最終損益は17億1800万円の黒字(前年同期は7億4400万円の赤字)となった。最終黒字に転じたほか、通期計画(18億円の黒字)に迫る水準となっており、業績の上振れを期待した買いを集めた。酒類事業で価格改定の効果が出たほか、しそ焼酎や酒類原料用アルコール、工業用アルコールが好調に推移した。もっとも株価は上昇一服後に利益確定目的の売りに押されて下げに沈む場面もあり、荒い動きとなっている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:27
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位にジーデップ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の4日午後1時現在でジーデップ・アドバンス<5885.T>が「売り予想数上昇」1位となっている。
ジーデップが3日ぶりに急反発。同社は6月30日に東証スタンダード市場に新規上場している。人工知能(AI)やビッグデータなどを扱う研究者や開発者に対して最先端のサーバーなどハードウェアを提供。AI開発に絡む点が関心を集め、初値は公開価格の2.4倍の1万680円をつけるなど人気化した。米半導体大手、エヌビディアと強い関係を持つ点も注目されている。24年5月期の営業利益は前期比14.0%増の6億3400万円と最高益の見通し。株価は1万1000円前後の水準では下値に買いが入るが、上値では戻り売りも予想されるなど先行きには強弱観が対立している。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:22
みんかぶニュース 個別・材料
クレオスは後場大幅高、繊維事業の収益改善し第1四半期営業利益79%増
GSIクレオス<8101.Tはが後場大幅高している。午後2時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、売上高329億8900万円(前年同期比31.4%増)、営業利益9億6400万円(同78.6%増)、純利益7億3800万円(同32.2%増)と大幅増益となったことが好感されている。
個人消費の回復に加えて既存取り引きの拡大によりインナー用機能糸・生地の取引が増加したほか、ファンデーションの回復やコスアップへの対応が進んだインナーが好調に推移し繊維事業の収益が改善した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高1370億円(前期比4.5%増)、営業利益28億円(53.0%増)、純利益19億5000万円(同10.2%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:20
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(8):配当性向50%以上(単体ベース)を公約、年間配当は60.0円を予想
*14:18JST ナガイレーベ Research Memo(8):配当性向50%以上(単体ベース)を公約、年間配当は60.0円を予想
■株主還元策ナガイレーベン<7447>の自己資本比率は90.9%(2023年8月期第3四半期末)と高くなっており、財務内容は安定している。さらに、同社の業態から考えると、利益が急速に悪化する可能性は低く、収益の安定が続くと予想される。これらの結果、社外への配分(主に配当金)が少ないと毎年留保された利益が自己資本に積み上がっていくことになり、自己資本当期純利益率(ROE)が低下していく、つまり資本効率が低下することになる。しかしながら同社では、利益成長に見合う増配に加えて、自己株式の取得を含めた総合的な株主還元を積極的に行っており、これによって高いROE(2022年8月期9.0%)を維持している。同社は単体ベースでの配当性向50%以上を公約していることから、2017年8月期には年間配当をそれまでの50.0円から60.0円に増配し、2018年8月期から2022年8月期まで年間60.0円の配当を実施、2023年8月期も年間60.0円の配当を予定している。加えて、資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的として、2022年8月期には612,700株(1,231百万円)の自己株式取得及び2,500,000株の自己株式消却を行った。さらに、2023年6月から12月までの期間に、市場を通じて上限500,000株(上限1,000百万円)の自己株式取得を行うことを発表済みだ。強固な財務体質に加え、このような積極的な株主還元の姿勢は評価に値すると言える。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<YI>
2023/08/04 14:18
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(7):中期経営計画では2025年8月期に営業利益55億円を目指す
*14:17JST ナガイレーベ Research Memo(7):中期経営計画では2025年8月期に営業利益55億円を目指す
■中長期の成長戦略1. 中期経営計画ナガイレーベン<7447>は、2021年8月期決算発表時に2024年8月期を最終年度とする中期経営計画を発表していたが、2022年8月期の実績を踏まえ、それまでの計画をロールオーバーした中期経営計画を発表した。数値目標としては、2025年8月期に売上高193億円、営業利益55億円を掲げている※。また、売上総利益率については、2023年8月期がボトムとなり、その後は価格改定等の効果により徐々に改善すると予想しており、最終年度の2025年8月期には44.5%まで回復する計画となっている。※為替レート125円(一定)を前提とする。2. 今後の事業戦略同社を取り巻く事業環境は、足元では不透明感も強いが、中長期的には追い風と言える。厚生労働省等が発表した資料によれば、看護職員需要数は2019年度の168万人が2025年度には最大で202万人まで増加すると予測されている。さらに介護職員需要数も2020年度の186万人が2025年度には245万人まで増加すると予測されている。このような事業環境下で同社は、(1) 売上拡大に向けた市場戦略、(2) 収益力安定のための商品戦略、(3) 利益率改善のための生産戦略、の3つの戦略によって中期的な成長を達成していく計画である。(1) 売上拡大に向けた市場戦略市場戦略としては、同社の市場シェアが比較的高いコア市場だけでなく、今後の成長余地が高い周辺市場もさらに深耕することで、売上拡大を図る。海外市場については、主に韓国、台湾において、同社が得意とするビジネスモデルを生かすことで市場開拓を進める。これらの戦略を実行することで、2025年8月期の市場別売上高構成比をコア市場70%(2019年8月期は77%)、周辺市場28%(同22%)、海外市場2%(同1%)とする計画である。(2) 収益力安定のための商品戦略商品戦略としては、ハイエンド商品及び高付加価値商品の拡販を進めると同時に、付加価値商品及び量販品の底上げを図ることで、収益力をより一層安定化させる方針だ。この結果、2025年8月期の商品別売上高構成比をハイエンド商品9%(2019年8月期は8%)、高付加価値商品60%(同53%)、付加価値商品28%(同34%)、量販品3%(同5%)とする計画である。(3) 利益率改善のための生産戦略生産戦略としては、生産を海外へシフトすることで為替リスクを抑えつつ海外生産比率を高め、利益率の改善を図る。また、国内については、QR・多品種小ロット生産への対応力を強化することで、高い利益率を維持する方針だ。これらの戦略を実行することで、2025年8月期の生産構成比を海外生産55%(2019年8月期は49%)、国内生産44%(同50%)、仕入商品1%(同1%)とする計画である。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<YI>
2023/08/04 14:17
みんかぶニュース 個別・材料
ロジスネクスは年初来高値に接近、出荷促進などで第1四半期は営業黒字に浮上
三菱ロジスネクスト<7105.T>が後場動意づき、7月3日につけた年初来高値1365円に接近している。同社はきょう午後1時30分ごろ、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業損益が103億2200万円の黒字(前年同期は15億9700万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比22.8%増の1661億2700万円で着地。出荷の促進や価格適正化の効果などが寄与した。なお、通期業績予想については売上高6300億円(前期比2.4%増)、営業利益250億円(同70.0%増)とする従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:16
みんかぶニュース 市況・概況
保険株が高い、リバウンド狙いや国内証券の新規格付けで◇
東京海上ホールディングス<8766.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>など保険セクターが高い。東証33業種別指数の騰落率ランキングで「保険業」は値上がり率上位に顔を出している。さまざまな問題の発覚を受けて東京海上など損保株が下落し、足もとセクター全体の足を引っ張っていたが、きょうはリバウンド狙いの買いが優勢となっている。みずほ証券が3日付で東京海上やMS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>、SOMPOホールディングス<8630.T>、第一生命HD、T&Dホールディングス<8795.T>について新規格付けを開始しており、これを材料視した買いも入ったようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 14:16
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(6):2023年8月期は期初予想(前期比9.1%の営業減益)を据え置き
*14:16JST ナガイレーベ Research Memo(6):2023年8月期は期初予想(前期比9.1%の営業減益)を据え置き
■今後の見通し● 2023年8月期の連結業績見通しナガイレーベン<7447>の2023年8月期の連結業績については、売上高が前期比2.6%増の18,200百万円、営業利益が同9.1%減の4,574百万円、経常利益が同9.8%減の4,638百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.2%減の3,164百万円と予想されており、期初予想を据え置いている。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に特別利益を計上した反動により減益幅が大きくなっている。売上高については、第3四半期までの結果は必ずしも楽観できるものではないが、期ずれした案件を第4四半期に着実に獲得することで通期では増収を目指している。損益面では、売上総利益率は計画を上回って推移しているが、売上高の見込みが不透明であることから営業利益は期初予想どおり減益を見込んでいる。第4四半期に計画どおり期ずれ案件を取り込めるかがポイントとなろう。(1) アイテム別、市場別売上高予想アイテム別、市場別売上高についても、現時点では期初の予想を変えていない。コア市場は前期比1.4%増の13,200百万円を見込んでおり、アイテム別ではヘルスケアウェアが同1.6%増の9,850百万円、ドクターウェアが同1.7%増の2,700百万円、その他が6.4%減の620百万円、感染対策商品が同477.3%増の30百万円を計画している。周辺市場は同5.9%増の4,750百万円を見込んでおり、患者ウェアで同7.9%増の3,100百万円、手術ウェアで同2.2%増の1,650百万円を計画している。なお、海外市場は同5.5%増の250百万円を見込んでいる。(2) 商品別売上高予想ハイエンド商品では、エレガンスライン商品の強化に注力することで前期比2.4%増の1,300百万円を計画している。高付加価値商品では、新コンセプトブランド「EARTH SONG」の市場浸透により高付加価値の向上を追求することで、同4.2%増の10,700百万円を見込んでいる。付加価値商品では、他社物件の獲得及び量販品からの引き上げ移行を推進することで、同0.9%増の5,500百万円を計画している。なお、厚生労働省向けの予定はない。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<YI>
2023/08/04 14:16
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(5):2023年8月期第3四半期は営業減益も、売上総利益率は予想を上回って進捗
*14:15JST ナガイレーベ Research Memo(5):2023年8月期第3四半期は営業減益も、売上総利益率は予想を上回って進捗
■業績動向1. 2023年8月期第3四半期の連結業績概要ナガイレーベン<7447>の2023年8月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比3.2%減の13,187百万円、営業利益が同10.2%減の3,540百万円、経常利益が同10.4%減の3,598百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.4%減の2,480百万円となった。原材料や加工賃の上昇に伴い、2023年2月から製品の価格改定を進めてきたが、一部でこの交渉が難航したことなどから期ずれ案件が発生した。これにより、数量ベースの売上高は予想を下回り、結果として前年同期比で減収となった。一方で売上総利益率は、円安に対する先物予約の効果や海外物流費が一時期よりも落ち着いてきたこと、2023年2月からの価格改定効果が出始めたこと、比較的高採算の製品の比率が高まったことなどから、43.8%となった。販管費は、コロナ禍からの回復により営業活動が活発化したことなどから広告宣伝費や旅費交通費が増加し、同4.2%増となったが、予算の範囲内であった。この結果、営業利益は同10.2%減となったが、ほぼ計画線であったようだ。市場環境としては、新型コロナウイルス感染症の分類が2023年5月から5類へ変更されたこともあり、混乱状態からは脱却し安定期に入りつつあると言える。しかしインフレによる医療機関の経営圧迫が懸念されているが、この影響が第3四半期の売上低迷(期ずれ案件発生)に影響した可能性も否定はできない。また、2022年4月からの診療報酬改定によって診療報酬が+0.43%、薬価等が-1.37%となったほか、看護職員・介護職員の処遇改善により平均賃金が引き上げられた(2022年2月から+1.0%、10月から+3%)が、同社製品への発注には現時点では大きな影響は出ていないようだ。(1) アイテム別、市場別売上高コア市場では前年同期に大型更新物件を受注したことの反動もあり、第3四半期累計の売上高は前年同期比4.1%減の9,759百万円となった。アイテム別では、ヘルスケアウェアが同3.0%減の7,355百万円、ドクターウェアが同3.7%減の1,987百万円、ユーティリティウェア・他が同21.4%減の415百万円となった。注力している周辺市場では、第1四半期はリネンサプライヤーの新規資材購入の一時的な投資抑制の影響を受けたが、第2四半期に入ってからは回復傾向となり、第3四半期累計の売上高は前年同期比0.5%増の3,286百万円となった。アイテム別では、患者ウェアが同2.3%増の2,103百万円、手術ウェアが同2.6%減の1,183百万円となった。海外市場の売上高は同17.0%減の141百万円となった。財務内容は堅固、手元の現金及び預金は264億円と高水準。自己資本比率は90.9%2. 財務状況財務状況は引き続き安定している。2023年8月期第3四半期末の資産合計は47,083百万円となり、前期末比264百万円減少した。流動資産は38,669百万円となり同233百万円減少したが、主な要因は現金及び預金の減少2,105百万円、電子記録債権を含む受取手形及び売掛金の増加1,045百万円、棚卸資産の増加800百万円などによる。棚卸資産が増加したのは既述のように一部で期ずれ案件が発生したためであり、特に懸念される内容ではない。一方で、固定資産は8,414百万円となり同31百万円減少したが、主な要因は減価償却による有形固定資産の減少116百万円、投資その他の資産の増加83百万円などによる。負債合計は4,293百万円となり前期末比799百万円減少した。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加191百万円、未払法人税等の減少470百万円などによる。純資産合計は42,789百万円となり同534百万円増加したが、主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加545百万円などによる。この結果、2023年8月期第3四半期末の自己資本比率は90.9%(前期末は89.2%)となった。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<YI>
2023/08/04 14:15
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(4):付加価値の高い高機能性商品の拡販に注力(2)
*14:14JST ナガイレーベ Research Memo(4):付加価値の高い高機能性商品の拡販に注力(2)
■事業概要【「いのちの力になりたい」を核にした主な取り組み】(1) 女性活躍:女性主役産業をサポートナガイレーベン<7447>の製品の多くは病院や介護の現場で働く女性向けであり、また同社の生産現場では多くの女性スタッフが縫製作業に関わっている。同社の事業活動が、多様なライフイベントを持つ女性が活躍できる場を創出し、働く女性への支援につながっている。(2) 顧客への貢献a) 看護師向けの憩いの場「ITONA」ギャラリーの開設2015年の創業100周年を記念して、主要なエンドユーザーである看護師への「ありがとう」の気持ちを形にするため、日本で初めての看護師のための心のコミュニケーションスペース「ITONA(いとな)」ギャラリーを開設した。b) 看護師のためのビューティ講座資生堂ジャパン(株)の協力を得て、医療現場の看護師にふさわしいメイクアップ・立ち居振る舞い等を学べる実践講座を開催している。2022年8月期からはオンライン化し、オンラインビューティ講座やビューティアドバイスムービーを公開している。また、2023年8月期第2四半期は医療機関に入職する新人ナースの研修時に使用できるように、新人ナース向けに再編集したビューティムービーを医療機関に提供した。c) 看護学生白衣のリメイク岡山大学看護学生の実習衣をポシェット等にリメイクすることで、自身が入職後も医療現場にて使用できるようにしている。また、2023年8月期第2四半期は富士市立看護専門学校の卒業生全員に、自らの実習衣をポシェットにアップサイクルして卒業記念品として学校からプレゼントした。(3) 地域貢献a) メディカルキッズプロジェクト病院が地域社会との交流を深め、子供たちが安心して通院・入院できるようにとの考えから始められたもので、医師や看護師に模した子ども用白衣の病院貸出しや、キャラクター着ぐるみの病院訪問を実施している。b) 歴史白衣の貸出し白衣の変遷とともに、看護師の歴史を理解することを目的として、医療機関の催事等に無料貸し出しをしている。c) 生産拠点を通じた地域貢献国内では秋田県、海外では中国、インドネシア、ベトナムなどの地域で生産を行うことで雇用を創出、地域経済に貢献している。d) 災害支援看護師用ユニフォームの提供2022年8月期に開始した取り組みとして、災害時に各地から現場に派遣される看護師が着用するユニフォームを(公社)日本看護協会へ提供したほか、各都道府県看護協会へ保管・備蓄用のユニフォームを提供した。【社会的責任への取り組み】(4) 環境a) 事業を通じた環境負荷低減同社製品の多くは枯渇性資源に由来する素材を使用しており、繰り返し・永く使用できる商品として企画・製造・販売することで、限りある資源の有効活用、環境負荷の低減につながると同社では考えている。具体的には、2005年にISO14001の認証を取得し、原材料の裁断くずを再利用したルーフ材加工などの取り組みを実施している。また、リユーザブル感染対策商品の開発や、病院の手術現場向けにリユース商品「コンペルパック」を開発・販売している。使い捨て材料が多く使われる手術現場に、繰り返し洗濯・減菌して使用できるウェアを提供することで、医療廃棄物の削減を実現している。このほかにも、営業車にハイブリッド車(HV)を導入、本社社屋に太陽光発電パネルを設置している。b) 気候変動問題対応TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に準じた気候変動開示として、気候変動問題に対する緩和と適応の取り組み、機会とリスクの洗い出し等、シナリオ分析に向けた策定プロセスの実施を予定している。(5) 社会貢献a) 感染対策商品を医療機関等に寄付2020年には新型コロナウイルス感染対策として、再利用可能なリユーザブルマスク(4万枚)、リユーザブル アイソレーションガウン(1万枚)を寄付した。また継続的に医療従事者への応援メッセージを発信しているほか、ナースのための詩集を定期発行し、病院や看護師に無料贈呈している。b) 障害者雇用支援障害者の積極的な雇用・促進に貢献した優良事業所として子会社のナガイ白衣工業(株)が選ばれ、厚生労働大臣から表彰を受けた(2016年9月)。c) 災害時支援SARSやインドネシア大地震、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、コロナ禍などの災害発生時に、日本看護協会や日本赤十字社を通じた寄付や白衣、マスクの提供、車椅子の寄贈などを実施している。d) 「未来の授業」に掲載SDGs(Sustainable Development Goals)の授業に使用される教材として全国の小中学校に配布される「未来の授業」に、同社の取り組みが紹介された。e) その他支援国連の食糧支援機関「国連WFP」を支援しているほか、「南三陸 復興桜植樹」をサポートしており、東日本大震災の津波到達地点に桜を植える活動「海の見える命の森」を、被災地である宮城県南三陸町の有志らと行っている。なお、代表取締役社長の澤登一郎(さわのぼりいちろう)氏が秋田県美郷町産業大使に就任している。このほか、(公財)日本チャリティ協会が普及活動を行っている障がい者支援「パラアート活動」のオフィシャルサポーターを務めている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2023/08/04 14:14
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(3):付加価値の高い高機能性商品の拡販に注力(1)
*14:13JST ナガイレーベ Research Memo(3):付加価値の高い高機能性商品の拡販に注力(1)
■事業概要1. 売上構成ナガイレーベン<7447>の製品は、医療白衣及びその関連製品である。アイテム別売上高構成比(2023年8月期第2四半期)は、ヘルスケアウェア54.4%、ドクターウェア14.1%、ユーティリティウェア・他3.0%、感染対策商品0.0%、患者ウェア18.2%、手術ウェア9.1%、海外市場1.2%となっている。「ヘルスケアウェア」とは主に看護師向け製品のことで、「ユーティリティウェア・他」にはユーティリティウェア(白衣などの上に着るエプロンやカーディガン等)やシューズなどが含まれる。各アイテムの利益率は大きくは変わらないが、仕入商品の割合が高い「ユーティリティウェア・他」の利益率は相対的に低い。また2020年8月期からセグメント分けされた感染対策商品は、厚生労働省向けが中心であったことから、利益率は平均よりやや低くなっている。また、2021年8月期より「市場別」の区分を取り入れている。国内市場のうち、同社のシェアが比較的高い市場として「コア市場」(ヘルスケアウェア、ドクターウェア、ユーティリティウェア・他、感染対策商品)、今後の成長余地が高い市場として「周辺市場」(患者ウェア、手術ウェア)、そして「海外市場」の3つに区分した。2023年8月期第2四半期の売上高構成比は、コア市場が71.5%、周辺市場が27.3%、海外市場が1.2%であった。商品(機能)別売上高構成比(2023年8月期第2四半期)は、ハイエンド商品7.5%、高付加価値商品57.2%、付加価値商品31.4%、量販品3.9%、厚生労働省向け0.0%となっている。ナースウェアでおおよその価格帯分類をすると、量販品(5,000円以下)、付加価値商品(5,000~7,500円)、高付加価値商品(7,500~10,000円)、ハイエンド商品(10,000円以上)となっている。高価格なほど利益率は高い傾向にあり、ハイエンド商品、高付加価値商品の拡販に注力していく方針だ。2. 販売ルートと生産状況同社のエンドユーザーは看護師や医師などで、製品の購入者は主に病院等の医療施設や介護施設などとなっている。ただ、直接販売は行っておらず、これらの医療施設などと取引している業者を経由した販売が100%を占める。これによって販売経費を抑えているが、大病院などへは常に同社の営業社員がコンタクトを取り、顧客ニーズを汲み取っている。以前は病院内で自ら医療白衣の洗濯を行うケースが多かったが、近年は洗濯のアウトソーシングの普及に伴って、リースに切り替わってきている。このリース期間は通常4年であることから、4年ごとにリースの切り換え需要が発生することが、同社の業績を安定的に支えていると言える。ただしリース更新のサイクルは必ずしも前回と同じ時期に発生するとは限らず、多少前後する(ずれ込む)場合もあるため、四半期ごとの売上高(前年同期比)には、ぶれが生じる場合もある。生産体制については、2023年8月期第2四半期の実績(同社単独)で、製品の99.6%が自社及び協力工場(国内生産47.6%、海外生産52.0%)で生産され、仕入商品は0.4%となっている。海外生産はインドネシア、ベトナム、中国で行われているが、自社工場を持たずに現地のパートナー企業の工場で生産を行っており、投資リスク軽減とコスト削減を両立させている。3. 特色と強み同社は医療白衣の専業メーカーだが、その強みの1つは企画から原材料の調達、製造、販売まで一貫して行う体制が整っていることである。製品企画の面では、ユーザーのニーズを的確につかみ、これを製品に反映させている。具体的には働きやすい(動きやすい)、静電気が発生しにくい、制菌(細菌の増殖を抑える)などの機能面に加え、デザイン性にも優れた製品を提供することで、ユーザーから高い評価を得ている。同時に製造面においては、素材を共同開発する東レ<3402>をはじめとする大手合繊メーカーや繊維商社などと直接やり取りすることで、最適な素材を確保して安価に製造し、適正マージンを乗せて販売することが可能になっている。また、多くの提携工場を持つことに加えて、資金力が豊富であることから常に数千種類に及ぶ製品アイテムの在庫をそろえており、オーダーメイドにも対応している。幅広いユーザーニーズに対して、希望する製品を指定された期日に即納する迅速な生産・販売体制(Quick Response体制、以下QR)が整っており、このことも顧客からの信頼を厚くしている。販売面においては、全国に1,000社近くの代理店網を有しており、販売力が強固でありながら、同社自身は販売経費を可能な限り抑えている。その結果、医療白衣のコア市場では国内シェアは60%超となっており、医療白衣のリーディングカンパニーとしての確固たる地位を維持している。また、売上総利益率は43.8%(2023年8月期第3四半期実績)と高水準を維持している。高い利益率と高い市場シェアを両立できているということは、多くの顧客が同社の製品・サービスに満足しているということであり、これこそが最大の強みと言える。医療白衣というニッチ市場に経営資源を集約させることで、企画から生産・販売まで一貫した効率的な経営が可能となっている。また、ニッチ市場ではあるが、患者ウェアや手術ウェアなど、相対的に同社のシェアが低い周辺市場においてはまだ開拓の余地がある。同社では、「当分はこの医療白衣で事業を伸ばすことは可能であり、今後も積極的に周辺市場の開拓を行う」としている。4. 企業としての方針(CSRの取り組み)同社は2015年で創業100周年を迎えたが、この間に「人の和」「利益の創出」「社会への貢献」の3つを中心とした「ナガイズム」という企業精神を醸成させてきた。その後も、以下のような施策を実行してCSRに取り組んでいる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2023/08/04 14:13
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(2):コア市場において国内シェア60%超を持つ医療白衣のトップメーカー
*14:12JST ナガイレーベ Research Memo(2):コア市場において国内シェア60%超を持つ医療白衣のトップメーカー
■会社概要ナガイレーベン<7447>は看護師、医師、患者向け等の医療白衣の専業メーカーである。その歴史は古く、1915年に「永井商店」として創業した。その後は全国へと業容を拡大し、同社によると現在では看護師向けを中心とした医療白衣のコア市場において国内シェア60%超、年間650万着を供給する医療白衣のトップメーカーとなっている。なお、2022年4月の東京証券取引所市場区分再編に伴い、プライム市場へ移行した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2023/08/04 14:12