新着ニュース一覧
日経QUICKニュース
外為17時 円、小幅続伸 日米金利差の縮小で
10日の東京外国為替市場で円相場は小幅に続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ1銭の円高・ドル安の1ドル=109円94~96銭で推移している。前日に米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を手掛かりに円買い・ドル売りが優勢となった。10日の日経平均株価が大幅に上昇したのは「低リスク通貨」とされる円の重荷となった。 9~17時時点の円の高値は109円70銭近辺、安値は109円99銭近辺で、値幅は29銭程度だった。 円は対ユーロで3営業日ぶりに反落した。17時時点では同21銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=130円20~21銭で推移している。 ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0020ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1842ドル近辺で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/10 17:34
みんかぶニュース 個別・材料
アールプランが22年1月期業績予想を上方修正
アールプランナー<2983.T>が10日の取引終了後、22年1月期の連結業績予想について、売上高を260億円から270億円(前期比22.7%増)へ、営業利益を8億円から12億円(同91.8%増)へ、純利益を4億2800万円から7億円(同2.0倍)へ上方修正した。
新型コロナウイルスの感染拡大による生活スタイルの変化で戸建住宅の需要の高まりを背景に、販売が好調に推移していることが要因。また、愛知県や新たに進出となった首都圏への出店が軌道に乗るとともに、ブランド力の向上に伴い販売価格の適正化を進めたことも業績に寄与する。
なお、同時に発表した第2四半期累計(2~7月)決算は、売上高130億4200万円、営業利益7億900万円、純利益4億3900万円だった。なお、前年同期に四半期決算を発表していないため比較はない。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 17:33
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 09月10日 17時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(8303) 新生銀行 東証1部 [ 割高 ]
(6535) アイモバイル 東証1部 [ 割高 ]
(8473) SBI 東証1部 [ 割高 ]
(2489) アドウェイズ 東証1部 [ 割安 ]
(5609) 日本鋳造 東証2部 [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(3180) ビューティガレージ 東証1部 [ 割高 ]
(9692) シーイーシー 東証1部 [ 割安 ]
(6335) 東京機械製作所 東証1部 [ 分析中 ]
(6184) 鎌倉新書 東証1部 [ 割高 ]
(3475) グッドコムアセット 東証1部 [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 17:32
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米金利安一服ならドルに買戻しも
10日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。短期的なリスク要因の後退を受け、安全通貨のドルは売られやすい見通し。一方で、米国の経済指標や当局者発言で金利安が一服すれば、ドルへの買戻しが見込まれる。欧州中銀(ECB)は前日の理事会で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模縮小を議論した。それを受けユーロ買い優勢となったが、ラガルド総裁はその後の記者会見で「微調整」と発言し、引き締め期待のユーロ買いは弱まった。一方、米国債入札が好調で長期金利が低下し、ドル売りも進行。前日は全般的に方向感の乏しい値動きに。ただ、本日アジア市場は香港株の急反発でリスク回避ムードは後退し、ドルや円が売られている。この後の海外市場では、ECB理事会の通過でリスク回避姿勢が弱まり安全通貨売りの展開となりそうだ。日経平均株価を含めアジア株高が欧米市場に波及するほか原油価格は下げ止まり、ドルや円への売りが出やすい。ただ、今晩は高水準の生産者物価指数や連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な発言を受けた引き締め観測で、米長期金利の低下は一服しそうだ。ドル・円はややドル買いに振れ、引き続き109円後半では下げづらい値動きとみる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・8月生産者物価指数(前月比予想:+0.6%、7月:+1.0%)・21:30 カナダ・8月失業率(予想:7.3%、7月:7.5%)・23:00 米・7月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.6%、速報値:+0.6%)・22:00 メスター米クリーブランド連銀総裁オンライン講演(フィンランド中銀主催会議)
<FA>
2021/09/10 17:25
みんかぶニュース 個別・材料
フリービットの5~7月期営業利益は実質増益、自社株買い発表も
フリービット<3843.T>はこの日の取引終了後、22年4月期第1四半期(5~7月)の決算を発表し、営業利益は10億3200万円(前年同期6億1700万円)だった。
集合住宅向けインターネットサービスが堅調に推移したほか、MVNO(仮想移動体通信事業者)向けの支援事業なども好調だった。一方、売上高については「収益認識に関する会計基準」を適用したことに伴い、106億6900万円(同134億1700万円)と前年同期比で減少した。なお、通期見通しの売上高430億円(前期520億900万円)、営業利益25億円(同34億300万円)は据え置かれている。
あわせて、上限を50万株(発行済み株数の2.38%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は9月13日から12月10日まで。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 17:20
みんかぶニュース 市況・概況
10日中国・上海総合指数=終値3703.1103(+9.9807)
10日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比9.9807ポイント高の3703.1103と続伸した。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 17:04
みんかぶニュース 個別・材料
扶桑電通が21年9月期配当予想を増額修正
扶桑電通<7505.T>がこの日の取引終了後、21年9月期の期末配当予想を20円から111円へ増額修正した。普通配当20円に加えて、業績連動配当として特別配当91円を実施する。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 17:04
みんかぶニュース 市況・概況
10日韓国・KOSPI=終値3125.76(+11.06)
10日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比11.06ポイント高の3125.76と4日ぶりに反発した。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 17:03
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、リスク選好の円売りで
10日の東京外為市場でドル・円はじり高。朝方の取引で109円70銭を付けた後、米金利安の一服でドルは上昇基調に。その後日経平均株価の続伸や香港ハンセン指数の大幅反発でリスク選好の円売りが優勢となり、ドルは夕方にかけて109円99銭まで値を上げた。・ユーロ・円は129円69銭から130円22銭まで上昇した。・ユーロ・ドルは1.1819ドルから1.1840ドルまで値を上げた。・17時時点:ドル・円109円90-00銭、ユーロ・円130円20-30銭・日経平均株価:始値30,089.45円、高値30,381.84円、安値30,064.02円、終値30,381.84円(前日比373.65円高)【経済指標】・英・7月鉱工業生産:前月比+1.2%(予想:+0.4%、6月:-0.7%)・英・7月貿易収支:-127.06億ポンド(予想:-110.00億ポンド、6月:-119.88億ポンド)・独・8月消費者物価指数改定値:+3.9%(前年比予想:+3.9%、速報値:+3.9%)【要人発言】・ルメール仏経済・財務相「景気は年滅までにコロナ前の水準に回復する見通し」・習近平・中国国家主席「米中関係が正しい方向に戻るよう前に進めるべき」
<TY>
2021/09/10 17:01
注目トピックス 日本株
【M&A速報:2021/09/10(2)】伊藤忠商事、スキマバイトサービス提供のタイミーと資本業務提携
■伊藤忠商事<8001>、スキマバイトサービス提供のタイミーと資本業務提携■HEROZ<4382>、アイ・シグマ・パートナーズ運営ファンド投資先のバリオセキュア<4494>と資本業務提携■モルフォ<3653>、車載システム組み込み開発などのミックウェアと資本業務提携■都内タクシー大手の日本交通、大阪のナショナルタクシーを買収■高度医療ロボット開発のリバーフィールド、総額約30億円の資金調達を実施■日本郵政<6178>子会社の日本郵便、佐川急便と持続可能な物流インフラ・サービスの共創を目的とする基本合意書を締結■寿司ロボットメーカーの鈴茂器工<6405>、飲食店向けPOSシステム開発販売等の日本システムプロジェクトを買収■太洋工業<6663>、子会社で生産ラインにおける視覚検査装置等製造販売のマイクロエンジニアリングを吸収合併■レントラックス<6045>、中国子会社Rentracks (Dalian) Information Technologyを解散・清算 同じく中国子会社のアテナ上海に事業を集約■トビラシステムズ<4441>、子会社で広告ブロックアプリ「280blocker」提供の合同会社280blockerを吸収合併■カラダノート<4014>、中期経営計画を発表■gumi<3903>、ブロックチェーン事業に係るファンド「gumi Cryptos Capital Fund II」を組成■エイチーム<3662>、エイチーム引越し侍など子会社を再編■NFT発行等システム「Hokusai API」提供などの日本モノバンドル、第三者割当増資を実施■テリロジー<3356>、環境DXベンチャーのCBAと資本業務提携【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
<FA>
2021/09/10 16:53
みんかぶニュース 個別・材料
石井表記が22年1月期業績予想を上方修正
石井表記<6336.T>がこの日の取引終了後、22年1月期の連結業績予想について、売上高を109億9600万円から138億200万円(前期比19.1%増)へ、営業利益を6億3300万円から15億5600万円(同44.3%増)へ、純利益を4億7200万円から12億1200万円(同66.8%増)へ上方修正した。
上期に、工作機械及び産業用機械向け操作パネル、自動車向け印刷製品を中心に売上高が想定を上回ったことに加えて、連結子会社である上海賽路客電子で中国経済の回復傾向が続き、顧客需要が増加していることが要因としている。
なお、第2四半期累計(2~7月)決算は、売上高71億4000万円(前年同期比41.8%増)、営業利益10億3300万円(同4.0倍)、純利益7億3800万円(同3.0倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 16:45
マザーズ市況
マザーズ指数は大幅反発、ネット・IT株見直し強まる、BASEなど急伸
本日のマザーズ市場では、証券会社の投資判断付与や海外投資家の買い観測を手掛かりに、インターネット・IT株の一角で見直し機運が強まった。日経平均が堅調だったことも投資家心理を一段と上向かせ、マザーズ指数は上げ幅を広げる展開が続いた。なお、マザーズ指数は大幅反発、終値としては7月14日以来の高値となった。売買代金は概算で1709.40億円。騰落数は、値上がり288銘柄、値下がり72銘柄、変わらず22銘柄となった。 個別では、BASE<4477>が売買代金・上昇率ともトップ。一部証券会社が強気の投資判断を新規付与し、買い材料視された。IT株ではHENNGE<4475>やChatwork<4448>も大幅高となり、AIinside<4488>はストップ高。前日まで売られていたグローバルW<3936>も一転ストップ高となった。時価総額上位ではメルカリ<4385>やフリー<4478>が堅調だった。一方、ビジョナル<4194>は業績上方修正を好感した買いが先行したものの、利益確定売りに押された。売買代金上位では直近上場のモビルス<4370>が続落。また、前日急伸したハウテレビジョン<7064>などが下落率上位に顔を出した。
<HK>
2021/09/10 16:37
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、東エレクとアドバンテが2銘柄で約118円分押し上げ
9月10日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり185銘柄、値下がり38銘柄、変わらず2銘柄となった。日経平均は反発。9日の米国市場でNYダウは4日続落し、151ドル安となった。新型コロナウイルス変異株の感染拡大による景気鈍化懸念が広がった。ただ、東京市場では引き続き自民党総裁選を前に次期政権への期待が高く、先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いも入り、日経平均は81円高からスタート。利益確定の売りが出て伸び悩む場面もあったが、前場中ごろを過ぎて香港株の反発などを追い風に上げ幅を急速に広げると、後場に入ってからも堅調に推移してこの日の高値で取引を終えた。大引けの日経平均は前日比373.65円高の30381.84円となった。終値としては2月16日(30467.75円)に次いで今年2番目の高値となる。なお、先物・オプション9月物のSQ値は30085.93円。東証1部の売買高は14億8600万株、売買代金は3兆9283億円だった。業種別では、証券、その他金融業、化学が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、空運業、電気・ガス業、医薬品など4業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の88%、対して値下がり銘柄は10%となった。値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約91円押し上げた。同2位はアドバンテ<6857>となり、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、資生堂<4911>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはエーザイ<4523>となり1銘柄で日経平均を約28円押し下げた。同2位はネクソン<3659>となり、中外薬<4519>、京セラ<6971>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>、大塚HD<4578>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 30381.84(+373.65)値上がり銘柄数 185(寄与度+436.40)値下がり銘柄数 38(寄与度-62.75)変わらず銘柄数 2○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 54550 2550 +91.83<6857> アドバンテ 11100 370 +26.65<6098> リクルートHD 6987 226 +24.42<4063> 信越化 20620 665 +23.95<9983> ファーストリテ 75880 480 +17.29<2413> エムスリー 8189 163 +14.09<4911> 資生堂 8232 330 +11.88<4543> テルモ 5200 82 +11.81<6954> ファナック 26305 325 +11.70<9984> ソフトバンクG 7179 54 +11.67<9613> NTTデータ 2211 59 +10.62<6976> 太陽誘電 7250 270 +9.72<6988> 日東電 9410 200 +7.20<6758> ソニー 12235 185 +6.66<7951> ヤマハ 7250 180 +6.48<6367> ダイキン 29155 175 +6.30<4568> 第一三共 2870.5 57 +6.16<6724> エプソン 2315 83 +5.98<4021> 日産化学 6920 140 +5.04<7832> バンナムHD 8502 128 +4.61○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<4523> エーザイ 8300 -793 -28.56<3659> ネクソン 2059 -178 -12.82<4519> 中外薬 4175 -61 -6.59<6971> 京セラ 7317 -48 -3.46<4503> アステラス薬 1902 -9 -1.62<9433> KDDI 3728 -6 -1.30<4578> 大塚HD 4953 -36 -1.30<6301> コマツ 2797.5 -29 -1.04<8252> 丸井G 2085 -25 -0.90<6326> クボタ 2391 -23.5 -0.85<3099> ミツコシイセタン 773 -18 -0.65<8233> 高島屋 1144 -31 -0.56<6770> アルプスアル 1261 -10 -0.36<5019> 出光興産 2714 -20 -0.29<3086> Jフロント 998 -15 -0.27<4506> 大日住薬 2083 -7 -0.25<9531> 東ガス 2168.5 -33.5 -0.24<4043> トクヤマ 2249 -33 -0.24<9007> 小田急 2548 -12 -0.22<9532> 大ガス 2155 -26 -0.19
<FA>
2021/09/10 16:36
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 09月10日 16時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(8303) 新生銀行 東証1部 [ 割高 ]
(6535) アイモバイル 東証1部 [ 割高 ]
(8473) SBI 東証1部 [ 割高 ]
(2489) アドウェイズ 東証1部 [ 割安 ]
(5609) 日本鋳造 東証2部 [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(3180) ビューティガレージ 東証1部 [ 割高 ]
(9692) シーイーシー 東証1部 [ 割安 ]
(6335) 東京機械製作所 東証1部 [ 分析中 ]
(6184) 鎌倉新書 東証1部 [ 割高 ]
(3475) グッドコムアセット 東証1部 [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 16:32
JASDAQ市況
JASDAQ平均は反発、終日買い優勢で高値更新
[JASDAQ市況]JASDAQ平均 4,101.03 +38.62/出来高 7344万株/売買代金 598億円J-Stock Index 4,442.37 +55.29 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はそろっては反発、J-Stock Indexは続伸した。値上がり銘柄数は398(スタンダード375、グロース23)、値下り銘柄数は178(スタンダード168、グロース10)、変わらずは73(スタンダード69、グロース4)。 本日のJASDAQ市場は終日堅調な展開となった。前日9日の米株式市場のダウ平均は4日続落。新規失業保険申請件数が予想以上に減少したが、新型コロナウイルス変異株流行の企業への影響が浮き彫りになり、景気回復鈍化を懸念した売りが強まった。ハイテク株も利益確定売りが優勢でナスダック総合指数は続落。米株市場は軟調だったが、本日のJASDQ平均は反発してスタート。その後も一本調子で上げ幅を拡げていくと、大引けにかけては騰勢をさらに強め、大陽線を形成して高値引けとなった。国内での次期政権への期待感などにより先高観が強まるなか、前場中ごろを過ぎると香港株の大幅反発などを追い風に日経平均株価が急伸、投資家心理が上向き、JASDAQ平均も連れ高となった。物色動向としては、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇を背景に半導体関連株が強い動きを見せたほか、時価総額上位銘柄の多くも買い進まれた。代表銘柄で構成されるJASDAQ-TOP20は1.73%高となった。 個別では、前日に続いて買い優勢となった八千代工業<7298>が16%高で値上がり率トップに、アルファクス<3814>は、サイゼリヤ<7581>が同社の配膳AIロボットの実証実験を開始したと発表したことで15%高のストップ高となった。中国の健康コンサル企業と医療健康サービス分野で戦略提携を締結したエイシアンスタ<8946>は13%高に、時価総額上位では、SOX指数の上昇を受けてフェローテク<6890>が6%高となったほか、出前館<2484>が5%高、東映アニメ<4816>が4%高となった。値上がり率上位には、三ッ星<5820>、AKIBA<6840>などが顔を出した。 一方、前日から売り優勢の展開が続いているトミタ電機<6898>が5%安で値下がり率トップに、前日大幅に上昇したキタック<4707>が利食い売り優勢から4%安となった。そのほか、時価総額上位ではフクダ電子<6960>が3%安、ハーモニック<6324>やマクドナルド<2702>もさえなかった。値下り率上位にはエヌジェイHD<9421>、デルソーレ<2876>、日本銀行<8301>などが顔を出した。 JASDAQ-TOP20ではフェローテク、セプテーニHD<4293>、東洋合成工業<4970>などが上昇した。[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 7298|八千代工 | 877| 127| 16.93| 2| 3814|アルファクス | 749| 100| 15.41| 3| 8946|エイシアンスタ | 99| 12| 13.79| 4| 5820|三ッ星 | 4170| 505| 13.78| 5| 6840|AKIBA | 836| 90| 12.06| 6| 4398|BBSEC | 1844| 187| 11.29| 7| 4764|NexusBank | 157| 12| 8.28| 8| 6337|テセック | 2560| 174| 7.29| 9| 7081|レンティア | 1497| 97| 6.93|10| 7711|助川電 | 1067| 69| 6.91|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6898|トミタ電機 | 2310| -126| -5.17| 2| 4707|キタック | 399| -17| -4.09| 3| 6960|フクダ電 | 10450| -360| -3.33| 4| 2321|ソフトフロン | 118| -4| -3.28| 5| 2134|サンキャピタル | 31| -1| -3.13| 6| 9421|エヌジェイHD | 886| -28| -3.06| 7| 2876|デルソーレ | 557| -17| -2.96| 8| 5381|Mipox | 1051| -29| -2.69| 9| 8301|日銀SC | 29000| -800| -2.68|10| 6425|ユニバーサル | 2450| -67| -2.66|[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4764|NexusBank | 157| 12| 8.28| 2| 6337|テセック | 2560| 174| 7.29| 3| 3798|ULS−G | 5790| 360| 6.63| 4| 6890|フェローテク | 3865| 240| 6.62| 5| 2315|CAICA | 201| 10| 5.24| 6| 2484|出前館 | 1725| 85| 5.18| 7| 4816|東映アニメ | 23650| 1110| 4.92| 8| 2146|UTGROUP | 3345| 140| 4.37| 9| 8927|明豊エンター | 216| 9| 4.35|10| 6698|ViSCOTEC | 1706| 70| 4.28|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6425|ユニバーサル | 2450| -67| -2.66| 2| 7564|ワークマン | 6870| -70| -1.01| 3| 6324|ハーモニック | 6530| -60| -0.91| 4| 6312|フロイント | 891| -8| -0.89| 5| 7774|J・TEC | 691| -6| -0.86| 6| 4925|HABA | 3625| -30| -0.82| 7| 3641|パピレス | 1469| -11| -0.74| 8| 4978|リプロセル | 301| -2| -0.66| 9| 3625|テックファーム | 646| -4| -0.62|10| 4783|日ダイナミク | 652| -4| -0.61|
<TY>
2021/09/10 16:27
みんかぶニュース 個別・材料
オハラが21年10月期業績及び配当予想を上方修正
オハラ<5218.T>がこの日の取引終了後、21年10月期の連結業績予想について、売上高を217億円から228億円(前期比27.6%増)へ、営業利益を12億円から13億円(前期17億2400万円の赤字)へ、最終利益を6億円から11億円(同42億4300万円の赤字)へ上方修正した。
ミラーレスカメラを中心としたデジタルカメラ市場の回復により、光学機器向けレンズ材の販売が堅調に推移していることに加えて、半導体露光装置、FPD露光装置向けガラスの需要が堅調に推移していることが要因。なお、特殊ガラスの「ナノセラム」は、スマートフォン用途の評価試験に遅延があり、本格的な量産には至ってないとしている。
また、業績予想の修正に伴い10円を予定していた期末一括配当予想を15円に引き上げると発表した。前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 16:25
みんかぶニュース 個別・材料
平田機工、北米新興EVメーカーから大型案件受注
平田機工<6258.T>はこの日の取引終了後、電気自動車(EV)関連設備の大型案件を受注したと発表した。
受注した設備はEV車用ドライブユニットの組立ラインで、受注金額は約40億円。会社側では、顧客は北米の新興EVメーカーとしており、自社との取り引きは初めてという。同件に関し、一部は22年3月期業績予想に織り込んでいるものの、そのほかの部分については来期以降の業績に寄与するものと見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 16:15
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、ポンドがけん引
10日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、109円90銭で小幅に値を上げた。15時に発表された英国の鉱工業生産が堅調な内容となり、ポンドは全面高に。ポンド・円主導でクロス円が上昇し、ドル・円をけん引している。また、香港株高と原油高で円売りが進む。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円70銭から109円95銭、ユーロ・円は129円73銭から130円07銭、ユーロ・ドルは1.1818ドルから1.1833ドル。
<TY>
2021/09/10 16:13
注目トピックス 市況・概況
政策期待強くSQ通過後も海外勢による買いが継続【クロージング】
10日の日経平均は大幅反発。373.65円高の30381.84円(出来高概算14億8000万株)で取引を終えた。9月限の先物オプションの特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いや政策期待が支えとなり、買い先行でスタート。週末とあって持ち高調整売りや大台回復に伴う高値警戒感などから利食い売りに伸び悩む場面もあったものの、前日に大きく下落したハンセン指数がリバウンドを見せたほか、米株先物も堅調に推移していることが買い安心感に繋がり、大引けにかけて一段高となった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1900を超え、全体の8割超占めた。セクター別では、証券・商品先物、その他金融、化学、金属製品、サービスなど29業種が上昇。一方、空運、電気ガス、医薬品、石油石炭の4業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>が堅調な半面、エーザイ<4523>、ネクソン<3659>、中外薬<4519>、京セラ<6971>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>が軟化した。前日の米国市場は、新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の感染拡大への懸念が再燃し、主要株価指数は下落したものの、東京市場では材料視されなかった。反対に河野太郎規制改革相が自民党総裁選出馬表明を控えて政策期待は根強く、幅広い銘柄が買われた。また、緊急事態宣言の延長が正式に決まったものの、段階的に制限を緩和する方針も示されたため、投資家心理の好転が続いている。日経平均はSQ値を上回っての推移が続き、「地合いは強い」とみる投資家が多い。また、東証が前日発表した9月第1週の投資部門別株式売買動向では、外国人投資家は現物が3669億円、先物は2956億円の買い越しで、計6625億円の買い越しとなった。今年2月以来の買い越し額となった。まだ買い余力が十分に残っているのではないかとみる向きもあるなか、短期急騰による高値警戒感は残るものの、先高期待は強そうである。
<FA>
2021/09/10 16:13
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 急反発、半導体関連株が高くTOPIXは新高値 (9月10日)
日経平均株価
始値 30089.45
高値 30381.84(15:00)
安値 30064.02(09:03)
大引け 30381.84(前日比 +373.65 、 +1.25% )
売買高 14億8600万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆9283億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は前日比373円高と急反発、TOPIXは新高値
2.9日のNYダウは151ドル安、米景気の先行きに不透明感
3.日経平均は2月の年初来高値(3万0467円)を視野に入れる
4.レーザーテクや東エレク、アドテストなど半導体関連株が高い
5.SBIからのTOB実施発表で新生銀はストップ高配分に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比151ドル安と4日続落した。新型コロナウイルスのデルタ型の感染拡大による米景気の回復鈍化懸念から売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は急反発。前日は9日ぶりに下落したが、この日は再び買い姿勢が強まった。
前日の米株式市場では、NYダウが米景気の先行きを警戒する売りに押された。ただ、東京市場は買い意欲が強く、日経平均は反発した。先物のSQ(特別清算指数)に絡む買いも流入した様子だ。日経平均は2月16日の年初来高値(3万0467円)を視野に入れる展開となり、高値引けで取引を終えた。TOPIX は年初来高値を更新した。半導体関連株が高く、化学、建設、海運など景気敏感株が上昇した。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、ソニーグループ<6758>が高く、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が値を上げた。日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株もしっかり。レノバ<9519>が大幅高となり、HENNGE<4475>やスノーピーク<7816>が急伸した。SBIホールディングス<8473>からのTOB(株式公開買い付け)の実施発表で新生銀行<8303>はストップ高配分となった。
半面、エーザイ<4523>や武田薬品工業<4502>、中外製薬<4519>が安く、京セラ<6971>やコマツ<6301>が値を下げた。東京電力ホールディングス<9501>や中国電力<9504>が値を下げた。ネクソン<3659>やZホールディングス<4689>が下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、リクルート <6098> 、信越化 <4063> 、ファストリ <9983> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約184円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523> 、ネクソン <3659> 、中外薬 <4519> 、京セラ <6971> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約53円。うち29円はエーザイ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)その他金融業、(3)金属製品、(4)化学、(5)サービス業。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)空運業、(2)電気・ガス業、(3)医薬品、(4)石油石炭製品。
■個別材料株
△タマホーム <1419>
15万1500株を上限とする自社株買いを実施へ。
△積水ハウス <1928>
22年1月期業績及び配当予想を上方修正。
△アドウェイズ <2489>
Apple Search Ads Partnerに日本で初めて認定。
△CRE <3458>
22年7月期も大幅増収増益見通しで第2次中計も発表。
△アルファクス <3814> [JQG]
サイゼリヤ <7581> が配膳AIロボットの実証実験開始。
△ベルテクス <5290> [東証2]
販売単価上昇など寄与し上期営業利益予想を上方修正。
△日鋳造 <5609> [東証2]
3Dプリンターによる低熱膨張合金軽量化の基礎研究完了。
△東エレク <8035>
半導体不足を背景とした設備投資需要旺盛。
△新生銀 <8303>
SBI <8473> が1株2000円でTOB実施へ。
△エイシアンS <8946> [JQ]
広東泛華藍十字健康管理と医療健康サービス分野で戦略的提携。
▼エーザイ <4523>
バイオジェン急落の流れが波及。
▼ニプロ <8086>
CB発行による潜在的な希薄化を嫌気。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)新生銀 <8303> 、(2)CRE <3458> 、(3)アドウェイズ <2489> 、(4)オーケストラ <6533> 、(5)チタン <4098> 、(6)ダブスタ <3925> 、(7)東エレデバ <2760> 、(8)広済堂 <7868> 、(9)NCHD <6236> 、(10)スノーピーク <7816> 。
値下がり率上位10傑は(1)Bガレージ <3180> 、(2)鎌倉新書 <6184> 、(3)エーザイ <4523> 、(4)シーイーシー <9692> 、(5)ネクソン <3659> 、(6)ニプロ <8086> 、(7)東電HD <9501> 、(8)グッドコムA <3475> 、(9)ベステラ <1433> 、(10)ラウンドワン <4680> 。
【大引け】
日経平均は前日比373.65円(1.25%)高の3万0381.84円。TOPIXは前日比26.72(1.29%)高の2091.65。出来高は概算で14億8600万株。東証1部の値上がり銘柄数は1923、値下がり銘柄数は222となった。日経ジャスダック平均は4101.03円(38.62円高)。
[2021年9月10日]
株探ニュース
2021/09/10 16:12
みんかぶニュース 個別・材料
黒谷の21年8月期業績は計画上振れで着地
黒谷<3168.T>がこの日の取引終了後、集計中の21年8月期連結業績について、売上高が546億3600万円から620億5800万円(前の期比45.2%増)へ、営業利益が20億7200万円から31億9600万円(同4.9倍)へ、純利益が10億2700万円から13億5200万円(同3.6倍)へ上振れて着地したようだと発表した。
主力取扱製品に影響を及ぼす銅を中心とした非鉄金属価格が想定以上に高く推移したことに加えて、販売量も堅調だったことが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 16:08
注目トピックス 市況・概況
大阪金概況:上昇、世界経済の先行き不透明感など意識
大阪取引所金標準先物 22年8月限・日中取引終値:6365円(前日日中取引終値↑42円)・推移レンジ:高値6368円-安値6297円10日の大阪取引所金標準先物(期先:22年8月限)は上昇した。米国で新型コロナのインド型(デルタ株)の感染が拡大し、米経済や世界経済の先行き不透明感が意識され、エコノミストの米経済見通しの下方修正も相次いでおり、安全資産とされる金に資金が向かいやすい地合いとなり、今日の金先物はこうした動きを映し、買いが優勢の展開となった。
<FA>
2021/09/10 16:05
注目トピックス 市況・概況
マザーズ先物概況:反発、時価総額上位が後場一段高、SQによる限月交代を埋める
10日のマザーズ先物は前日比23.0pt高の1149.0ptとなった。なお、高値は1156.0pt、安値は1126.0pt、取引高は3875枚。本日のマザーズ先物は、米国市場は下落したものの、ナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ、反発でスタートした。現物株の寄り付き後は、国内証券がレーティングを「新規買い」とした時価総額上位のBASE<4477>や、上方修正を発表したビジョナル<4194>が上昇でスタートし相場をけん引、マザーズ先物は上げ幅を拡大し、好調な値動きで推移となった。また、後場に入り、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>やフリー<4478>が上げ幅を拡大して、相場は一段高となり、マザーズ先物は本日の高値圏で取引を終了した。日足チャートでは、SQの限月交代による値下がりを埋め、4.0pt高となる底堅い値動きとなった。
<FA>
2021/09/10 16:03
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、引き続き株価上昇ピッチの速さに対する警戒感も
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は10日、前日比-0.77pt(低下率3.57%)の20.81ptと低下した。なお、高値は21.89pt、安値は20.68pt。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後も日経225先物が落ち着いた動きとなったことから、午前はボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移した。その後、日経225先物が上げ幅を拡大し、市場では株価の上昇ピッチの速さに対する警戒感も継続し、日経VIは概ね昨日終値近辺での動きとなった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<FA>
2021/09/10 16:00
みんかぶニュース 為替・FX
午後:債券サマリー 先物は小反落、朝方の買い一巡後は模様眺め
10日の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅反落。午前には一時151円96銭まで上昇する場面があったものの、日経平均株価の上昇が影響し上値は重かった。
欧州中央銀行(ECB)が9日の理事会で、新型コロナウイルス対応で導入した緊急の資産購入枠(PEPP)の購入ペース縮小を決めた。これに対して、ラガルド総裁が「テーパリングではない」と明言したことを受け、同日の欧米市場ではリスクオフムードが台頭。同日のドイツや米国の長期金利が低下した流れが円債にも波及した。ただ、この日の日経平均株価が後場にかけて一段と上昇したことから次第に売りが優勢となり、午後には前日の終値を挟み方向感なく推移した。きょうは国債入札や、国債買い入れオペといった需給面の予定がなく手掛かり材料に乏しいことから積極的に動きにくいといった様子だった。
先物9月限の終値は前日比2銭安の152円86銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.040%だった。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 15:59
相場概況
日経平均は反発、373円高で高値引け、今年2番目の高値
日経平均は反発。9日の米国市場でNYダウは4日続落し、151ドル安となった。新型コロナウイルス変異株の感染拡大による景気鈍化懸念が広がった。ただ、東京市場では引き続き自民党総裁選を前に次期政権への期待が高く、先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いも入り、日経平均は81円高からスタート。利益確定の売りが出て伸び悩む場面もあったが、前場中ごろを過ぎて香港株の反発などを追い風に上げ幅を急速に広げると、後場に入ってからも堅調に推移してこの日の高値で取引を終えた。大引けの日経平均は前日比373.65円高の30381.84円となった。終値としては2月16日(30467.75円)に次いで今年2番目の高値となる。なお、先物・オプション9月物のSQ値は30085.93円。東証1部の売買高は14億8600万株、売買代金は3兆9283億円だった。業種別では、証券、その他金融業、化学が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、空運業、電気・ガス業、医薬品など4業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の88%、対して値下がり銘柄は10%となった。個別では、東エレク<8035>が12日続伸となり、5%近い上昇で上場来高値を大きく更新した。一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたルネサス<6723>は6%近い上昇。政策期待の高いレノバ<9519>は連日で賑わい、大幅に7日続伸した。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、郵船<9101>など全般堅調。決算発表銘柄では積水ハウス<1928>が好感され、シーアールイー<3458>は東証1部上昇率上位にランクイン。SBI<8473>による株式公開買付け(TOB)が発表された新生銀<8303>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、エーザイ<4523>が8%超の下落。米社と共同開発したアルツハイマー病治療薬について、当初見込みより販売ペースが遅いとのコメントが伝わった。決算発表のBガレジ<3180>やシーイーシー<9692>、転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を発表したニプロ<8086>も大きく下落した。
<HK>
2021/09/10 15:56
注目トピックス 日本株
IXナレッジ---「Ocean to Table Council」が可視化した水産バリューチェーンの効果を実店舗で実証
アイエックス・ナレッジ<9753>は10日、同社が参加する“サスティナブルな漁業”の実現に取り組む協議会「Ocean to Table Council」が、水産庁「令和3年度バリューチェーン改善促進事業」により支援を受ける試みの一環として、実証事業を行うと発表した。「Ocean to Table Council」において、同社では日本IBMとともにブロックチェーン技術等を活用したトレーサビリティアプリケーションを構築し、漁獲・加工・流通・販売までの水産バリューチェーンを見える化することで、水産資源や生態系などの環境に配慮したソリューションの開発を目指している。今回の実証事業では、「Ocean to Table Council」に参加する海光物産とフーディソンが中心となり、一般消費者に対して、同ソリューションによって水産バリューチェーンを見える化した際の実店舗における効果を検証するとしている。
<ST>
2021/09/10 15:55
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:109円90銭前後で推移、日経平均反発で堅調展開
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円90銭前後と前日午後5時時点に比べ5銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=129円99銭前後と同横ばいで推移している。
ドル円は、午前9時頃は109円70銭台で推移していたが、その後は上値を試す展開。午後3時には109円90銭前後までドルは上昇した。日経平均株価が300円を超す上昇と急反発するなか、リスク志向のドル買い・円売りが強まった。市場では、今晩のニューヨーク株式市場や債券市場の動向などを注視している。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1827ドル前後と同0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/10 15:50
GRICI
日本の自民党次期総裁候補を中国はどう見ているか?(2)【中国問題グローバル研究所】
【中国問題グローバル研究所】は、中国の国際関係や経済などの現状、今後の動向について研究するグローバルシンクタンク。中国研究の第一人者である筑波大学名誉教授の遠藤 誉所長を中心として、トランプ政権の ”Committee on the Present Danger: China” の創設メンバーであるアーサー・ウォルドロン教授、北京郵電大学の孫 啓明教授、アナリストのフレイザー・ハウイー氏などが研究員として在籍している。関係各国から研究員を募り、中国問題を調査分析してひとつのプラットフォームを形成。考察をオンライン上のホームページ「中国問題グローバル研究所」(※1)にて配信している。◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページでも配信している遠藤 誉所長の考察「日本の自民党次期総裁候補を中国はどう見ているか?(1)【中国問題グローバル研究所】」の続きとなる。◆岸田文雄候補に関して:強い男になって戻ってきたはずが、ビビったのか?9月7日、環球網は<“野心と欲望”を顔に書いてあるような岸田文雄は“中国との対決という(偽物の)手段を使って”首相の玉座を手にしようとしている>(※2)という、なんともややこしい見出しで表現している。ここにある“中国との対決という(偽物の)手段を使って”という言葉の元の中国語は「中国への当り屋」という表現なのだが、これは「車に自らぶつかっていって、轢かれたので賠償金を出せ」という「当り屋」のことである。つまり、「中国の悪口を言うふりをして選挙民の票を得ようとしている」という事が言いたいわけで、日本人は「彼を対中強硬派だと思うな」あるいは「彼の言葉に騙されるな」と思っているということを表現したいようだ。また、何としても自民党の総裁の座を射止めて、今度こそは首相の玉座を狙っているために、若者に対しておもねり、ユーチューブで意見交換をしたりして「バナナはおやつだと思うか?」という質問にも真面目に答えて人気を集めようとしていると、環球網は評している。今までは、どちらかと言うと優柔不断なところがあったが、今度はこれまでの姿勢を一新させて、パンチのきいた力強い印象を与えようとしていると9月7日の環球網は書いているが、ところがその一方で別の環球網の記者が<ビビったか?森友学園スキャンダルに関する岸田文雄の最新の発言は「調査してほしいとは言ってない」>(※5)と、皮肉たっぷりの言葉で、岸田氏が「テレビにおける前言を翻した」と報道しているのである。つまり、森友学園問題に関して「さらなる説明が必要」とテレビで発言したことが安倍元総理の逆鱗に触れて、安倍氏は岸田氏を応援せず高市氏を応援する側に回ったのではないかということにより、岸田氏が「ビビッて」しまって、前言を翻したので、結局岸田氏も安倍氏の顔色を窺(うかが)いながらでないと動けない人間だということが日本人に知れ渡り、人気を落としてしまったという話まで中国側は細かく観察しているということだ。◆河野太郎候補は根っからの「親中派」と中国では高く評価順番があるらしく、いま現在原稿を書いている段階では、まだ環球網における河野太郎氏評価は出てないが、中国のネット検索で「河野太郎」という文字を入力しただけで「親華派」(親中派)という言葉が自然にリストアップされてきたのには驚いた。例をいくつか挙げると、たとえば<人気が最も高い次期日本首相は“親華派”(親中派)、もし彼が首相になれば中日関係には転機が訪れるか?>(※4)とか、2019年の外務大臣時代のものだが<常に華春瑩とツーショットを撮る日本の外相、彼の親中ぶりは特徴がある>(※5)として、同じ「親中」でも父親の河野洋平とは少し違う点などを挙げたものなどもある。華春瑩は、言うまでもなく、中国外交部のベテラン女性報道官だ。また2019年のものだが、<親中代表“河野太郎”、知恵に富み知略に長けていて、又もや新しい工芸品の流行を生みだした>(※6)と、明確に河野太郎を「親中代表」として絶賛する情報などもある。これは河野氏が付けていた腕時計が「金時計」だという批判を日本で受けたときに、氏が「いや、これはASEANの50周年式典で記念品として配られた竹時計だ」と説明したことを指しており、河野人気の高い中国ではその説明さえ歓迎されて、一時期中国で「竹時計ブームが起きた」ことを指している。ことほど左様に、河野氏は華春瑩とのツーショット自撮りで「親中派代表」として高い人気を博しているという次第だ。以上、情報が多すぎて、ご紹介しきれないが、中国に「狂人」とまで言われて罵倒あるいは警戒される人物もいれば、「親中代表」として慕われている人物もいる。日本という国家にとって、誰が重要なのかは、日本国民の選択にかかっている。今回の選挙は自民党総裁選だが、次に来る衆院選において、自民公明がより多くの票を集めるのか、それとも野党連合がより多くの票を獲得するのかによって、自民党総裁が日本国首相になるか否かが決まってくる。その意味では、自民党総裁選における候補者を、中国がどう見ているかを知るのは有益なことだろう。写真:代表撮影/アフロ(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://world.huanqiu.com/article/44fu4Jl9TZn(※3)https://world.huanqiu.com/article/44feTNgmz2S(※4)https://baijiahao.baidu.com/s?id=1710242457906547969&wfr=spider&for=pc(※5)https://baijiahao.baidu.com/s?id=1642463687244987038&wfr=spider&for=pc(※6)https://baijiahao.baidu.com/s?id=1643092749324311885&wfr=spider&for=pc
<FA>
2021/09/10 15:48
GRICI
日本の自民党次期総裁候補を中国はどう見ているか?(1)【中国問題グローバル研究所】
【中国問題グローバル研究所】は、中国の国際関係や経済などの現状、今後の動向について研究するグローバルシンクタンク。中国研究の第一人者である筑波大学名誉教授の遠藤 誉所長を中心として、トランプ政権の ”Committee on the Present Danger: China” の創設メンバーであるアーサー・ウォルドロン教授、北京郵電大学の孫 啓明教授、アナリストのフレイザー・ハウイー氏などが研究員として在籍している。関係各国から研究員を募り、中国問題を調査分析してひとつのプラットフォームを形成。考察をオンライン上のホームページ「中国問題グローバル研究所」(※1)にて配信している。◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページでも配信している遠藤 誉所長の考察を2回に渡ってお届けする。菅総理の次期自民党総裁候補断念の意思が発表されると、中国は一斉に反応し、特に中国共産党系の環球時報は矢継ぎ早に論評を出している。日中関係が関心の対象だが、中でも高市早苗氏に関する論評は度肝を抜く。◆環球時報の菅総理辞任に対する反応自民党の次期総裁立候補者に対する個別の論評を見る前に、まずは菅総理辞任に対する全体的な反応を見てみよう。菅総理は「自民党総裁候補に立候補しない」と表明しただけだが、それはすなわち次期総理大臣候補には立候補しないという意思表示をしたに等しいと中国は位置付けており、ならば次の総理大臣には誰がふさわしいのか、また誰になった場合は、日中関係がどうなるかなどに関心の対象が絞られている。そこでまずは、個別の候補者に対してではなく、菅総理辞任そのものに対する反応を見てみよう。9月3日、中国共産党機関紙「人民日報」の傘下にある環球時報電子版「環球網」は、<日本の誰が菅義偉に取って代わったとしても、中国は全て対応できる>(※2)(=誰がなろうと中国は平気さ)という見出しの社評を掲載した。それによれば、菅総理が総裁選を断念した理由として以下のように分析している。・自民党のトップ人事の調整に挫折したため撤退しかない。・最大の原因はコロナ対策の失敗。日本社会では、オリンピックの成功よりもコロナが猛威を振るう中、日本経済が低迷することに対する失望の方が大きい。・自民党の新総裁・新首相には、岸田文雄元外務大臣、高市早苗前総務大臣、河野太郎行政改革担当大臣、石破茂元幹事長が有力視されているが、誰がなろうとも、日本は新たな政治的混乱の時代に突入する。・日中関係が「軌道に乗った」と評価された2018年の最高潮から見ると(筆者注:2018年は安倍元総理が国賓として訪中し、一帯一路への第三国での協力を習近平に約束し、習近平の国賓としての来日を約束した年)、誰が自民党の新総裁になり首相になったとしても、日中関係の「大転換」は現実的ではない。・なぜなら日本では嫌中感情が高まり、国際的に中国を封じ込めようとするアメリカの戦略が日本に強い引力を持っているからだ。・しかし、2008年の北京オリンピック当時は日本のGDPはまだ中国を上回っていたが、2020年になると中国のGDPは日本の約3倍になり、中国の1年間の自動車販売台数は日本の5.5倍、高速鉄道の走行距離は日本の新幹線の13.7倍になっている。したがって日本は自ずと対中政策を慎重に考えざるを得ないところに追い込まれている。・それでも日本は、アメリカに原爆を落とされた恨みや米軍に占領された屈辱さえも乗り越えて今日に至っている。したがって、おそらく中国が唐の時代のように日本を全面的にリードするようにならない限り、日本は中国に「服従」しないし、「相互尊重」には至らないだろう。日本が中国に「もまれる」のは、まだまだ先のことだ。・しかし、日本はもはや中国に対して根本的な脅威を与えることはできなくなっていることを自覚すべきだ。日中の経済・貿易協力の額は相当なものであり、これは日中関係の最も実質的な要素と見るべきである。 日本の次期首相が誰であろうと、日本の中国に対する主張がより強くなるかどうかにかかわらず、日中両国の経済・貿易関係の互恵性と規模が影響を受けることはないだろう。・結論的に言って、次期首相が誰になろうと、中国は日本よりも強くなっているし、日中関係が悪化して被害を受けるのは間違いなく日本であることに変わりはない。引用が長くなったが、これが中国の、日本に対する根本姿勢なので、できるだけ省略せずにご紹介した。ここで注目すべきは、中国は自民党総裁が次期首相になると考えていることで、野党が来たるべき衆院選で政権を交代させるという可能性は想定していないようだ。◆高市早苗候補に対する酷評次に注目すべきは、高市早苗議員に対する酷評である。9月6日の時点では、まだ立候補の意向を表明しただけで、推薦人20人を集めて立候補を宣言したのは、この原稿を書いている9月8日だ。それでも6日の時点で環球網は日本人からすると度肝を抜かれるような表現を用いて高市議員を酷評している。文字化するのが憚れるが、これは環球網が書いていることなので、客観的に勇気を出して、そのまま以下に書くことをお許し願いたい。9月6日の環球網は<政治狂人!日本新首相”本命 “の一人、高市早苗は靖国神社「参拝」継続を示唆>(※3)という論評を発表した。この「狂人」という言葉が、「クレイジーなほどの政治好き」という意味合いであればいいと思って熟読してみたが、残念ながら本当に「この人は狂っている」というトーンで書かれているのに驚いた。それに伴って、中国のネットでは「高市」と「狂人」がペアで数多く溢れていることにも驚かされる。環球網の報道によれば、概ね以下のようなことを言っている。( )は筆者。・日本のメディアによると、彼女が成功すれば、日本初の女性総理大臣になる可能性がある。産経新聞によると、高市氏は金曜日(9月3日)、「日本人として、信教の自由に基づき、立場に関係なく参拝を続けることは絶対に外交問題ではない」と主張し、「首相になっても靖国神社への参拝を続けることを示唆した」という。・高市氏はこれまでにも中国脅威論を振りかざして、中国に対する中傷を何度も行ってきた。 今年8月(出版)の月刊誌「Hanada」(10月号)のインタビューで、高市氏は「中国の軍事費増加」を「日本の防衛リスク」と位置づけた。 また、先月、秋の中間国会で「中国政府による新疆、内蒙古、チベットでの人権侵害を非難する決議」(マグニツキー法制定)を行う意向を表明した(筆者注:環球網が月刊誌「Hanada」を熟読しているというのは、むしろ称賛に値する)。・高市氏は、自衛隊にさらに大きな権限を与えるための法改正を提唱し、日本の侵略の歴史に対する反省が欠如しており、靖国神社への参拝を繰り返し、「慰安婦」の強制徴用の事実を認めていない。この最後の項目を以て、高市氏を「狂人」と言っているとすれば、大変結構なことではないかという感想を持つ。日本の自民党次期総裁候補を中国はどう見ているか?(2)【中国問題グローバル研究所】に続く。写真:代表撮影/アフロ(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://opinion.huanqiu.com/article/44cZAYj7ID1(※3)https://world.huanqiu.com/article/44ea4NmjE33
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2021/09/10 15:46