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みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 09月02日 13時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (8103) 明和産業     東証1部       [ 割高 ] (3807) フィスコ     東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ] (6898) トミタ電機    東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] (9984) ソフトバンクグループ 東証1部       [ 割高 ] (9202) ANAHD    東証1部       [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9021) JR西日本    東証1部       [ 割高 ] (4699) ウチダエスコ   東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ] (6173) アクアライン   東証マザーズ     [ 割高 ] (6335) 東京機械製作所  東証1部       [ 分析中 ] (3133) 海帆       東証マザーズ     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 13:32 新興市場スナップショット モビルス---初値1830円、公開価格を43.0%上回る、コンタクトセンター向けソリューション提供 公開価格(1280円)を43.0%上回る1830円で初値を付けた。会社設立は11年9月16日。主な事業はコンタクトセンター向けSaaSプロダクトなどCXソリューションの提供。22年8月期の営業利益予想は前期比2.5倍の2.80億円。SaaSサービスが既存顧客のユーザー追加や新規顧客獲得で伸びるほか、プロフェッショナルサービスやイノベーションラボサービスも順調に推移すると見込んでいる。 <TY> 2021/09/02 13:25 みんかぶニュース 市況・概況 フィーチャが一時ストップ高、マザーズ市場のAI関連株が相次いで人気化◇  フィーチャ<4052.T>が一時300円高はストップ高の1380円に買われる人気となったほか、前日ストップ高に買われていたヘッドウォータース<4011.T>も引き続き投資資金の流入が続いておりマーケットの注目が集まっている。きょうは目先利益確定売りに押されているものの、マザーズ市場の人工知能(AI)関連株の代表格であるFRONTEO<2158.T>が8月後半相場で約80%高と気を吐いており、デジタル庁発足に絡み他のAI関連株にも物色の矛先が向いている。フィーチャは先進運転支援分野で最先端の画像認識ソフトを提供しており、ヘッドウォータースはAIのシステム開発を通して企業の経営課題を解決するAIソリューション事業を行っている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 13:24 注目トピックス 市況・概況 日経平均は77円高、政策期待の高まりなど株価下支え要因に 日経平均は77円高(13時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キッコーマン<2801>などがプラス寄与上位となっており、一方、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、金属製品、その他製品、化学、海運業、機械が値上がり率上位、陸運業、空運業、鉄鋼、非鉄金属、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は底堅い動きとなっている。自民党総裁選、衆院選などを絡めた国内政治の先行き不透明感が意識される一方、政策期待も高まっているとの指摘もあり、株価下支え要因となっているようだ。 <FA> 2021/09/02 13:22 みんかぶニュース 為替・FX 債券:10年債入札、テールは2銭で応札倍率3.36倍  2日に実施された10年債入札(第363回、クーポン0.1%)は、最低落札価格が100円73銭(利回り0.025%)、平均落札価格が100円75銭(同0.023%)となった。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は2銭で、前回(8月3日)の3銭から縮小。応札倍率は3.36倍となり、前回の3.33倍をやや上回った。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 13:17 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、日本株高継続で 2日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、110円付近を維持する。日経平均株価プラスを維持し、日本株高を好感した円売りに振れやすい。一方、ユーロ・ドルは上げ渋るものの、1.18ドル台前半で買戻しが観測され、ドル・円への重石となっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1834ドルから1.1846ドル。 <TY> 2021/09/02 13:10 後場の寄り付き概況 後場の日経平均は31円高でスタート、レーザーテックや任天堂が高い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28482.68;+31.66TOPIX;1977.03;-3.76[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比31.66円高の28482.68円と午前の終値から若干上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=110円台と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、寄り付き付近は100円以上の上昇となる場面があったが、鉄道など内需株の下落が重しとなり上げ幅を縮小し、小幅高となった。後場の日経平均は、午前の終値より上げ幅を若干拡大してスタート後は、強含みしている。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が午前の終値より下げ幅を縮小しており相場の下支え要因となっているもようだ。また、菅首相が総裁選を先送りせず、党役員人事や追加経済対策を行うとの見方が強まり、投資家のリスクセンチメントが改善、相場の上昇に寄与しているようだ。なお、アマゾンのクラウドで発生した障害の影響でネット証券の一部に影響が発生しているもようだ。 セクター別では、その他製品、金属製品、情報・通信業、機械などが上昇率上位となっており、一方、陸運業、空運業、鉄鋼、非鉄金属が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>が高く、JR東<9020>、JR西<9021>、JR東海<9022>、JFE<5411>、JAL<9201>が安い。 <CS> 2021/09/02 13:08 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にソフトバンクG  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の2日正午現在では、ソフトバンクグループ<9984.T>が「買い予想数上昇」4位となっている。  ソフトバンクGは強弱観対立のなか、前日終値を挟んで売り買い交錯。スタートアップを含め米ハイテク系グロース株への投資を積極化させていることから、ハイテク株比率が高いナスダック市場の動向と株価が連動しやすい特性を持つ。前日にナスダック総合指数が反発に転じ過去最高値を更新したことは追い風材料。ただ一方、中国テック国企業への投資にも力を入れているため、最近の中国政府のネット系企業などに対する統制強化の動きは懸念材料となっている。足もとでは同社が出資する中国電子商取引最大手のアリババ<BABA>の株価が下げ止まる動きを見せていることもあって過度な不安が後退しているが、株式需給面で信用買い残が重荷となり、引き続き上値は重い状況にある。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 13:07 新興市場スナップショット シノケンG---大幅続伸、上限50万株の自社株買い、発行済総数の1.44% 大幅続伸。50万株(5.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.44%。取得期間は2日から10月15日まで。資本効率の向上や経営環境に応じた機動的な資本政策を可能とすることが目的。同社株は8月20日に1078円まで売られた後は下げ止まっており、自律反発期待も買いにつながっているようだ。 <TY> 2021/09/02 13:03 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証1部の値上がり銘柄数は826、値下がり銘柄数は1245、変わらずは116銘柄だった。業種別では33業種中16業種前後が高い。値上がり上位に金属製品、その他製品、情報・通信など。値下がり上位に陸運、空運、鉄鋼など。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 13:03 みんかぶニュース 個別・材料 伊藤園は朝高後に売られる、5~7月期営業利益5割増  伊藤園<2593.T>は売りに押される展開。1日の取引終了後、22年4月期第1四半期(5~7月)の決算を発表し、営業利益は63億1200万円(前年同期比49.7%増)だった。これを受けて朝方は高く始まったものの、その後は利益確定売りが優勢となった。  前年が冷夏だった反動に加え、都心部を中心とした人出の増加によりコンビニへの来店機会や自動販売機の利用者が回復基調となり、一方でティーバッグによるお茶の飲用需要も引き続き好調に推移した。また、傘下のタリーズコーヒージャパンにおいても都心や交通機関に立地する店舗を中心に来店客が増加したほか、コーヒー豆などの物販が好調だった。  なお、売上高は1057億7500万円(前年同期1127億1400万円)だった。会計基準の変更により前年同期との比較はない。通期見通しについては従来予想を据え置いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 13:02 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は94円高の2万8545円、東エレクが24.13円押し上げ  2日13時現在の日経平均株価は前日比94.68円(0.33%)高の2万8545.70円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は830、値下がりは1241、変わらずは115と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を24.13円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が15.12円、キッコマン <2801>が10.08円、エムスリー <2413>が10.03円、KDDI <9433>が7.78円と続く。  マイナス寄与度は8.64円の押し下げでアステラス <4503>がトップ。以下、ファストリ <9983>が5.04円、中外薬 <4519>が4.97円、エーザイ <4523>が3.13円、JR西日本 <9021>が3.05円と続いている。  業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は金属製品で、以下、その他製品、情報・通信、化学と続く。値下がり上位には陸運、空運、鉄鋼が並んでいる。  ※13時0分12秒時点 株探ニュース 2021/09/02 13:01 みんかぶニュース 市況・概況 HISなど旅行関連株が安い、「ミュー株」国内初確認で警戒感高まる◇  エイチ・アイ・エス<9603.T>など旅行関連株が安い。世界保健機関(WHO)が注目すべき変異株に位置づける新型コロナウイルスの変異株「ミュー株」が国内で初確認されていたことが複数のメディアで報じられている。株式市場でも新たな変異株による感染拡大への警戒感が高まっているとみられ、これを受けてHISをはじめ、オープンドア<3926.T>、エアトリ<6191.T>など旅行関連株に幅広く売りが出ている。また、公募増資の発表があったJR西日本<9021.T>が大幅安となっているが、そのほかのJRや私鉄など鉄道株全般も軒並み下落している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:58 日経QUICKニュース 東証後場寄り 小高い、グロース買いが支え  2日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小高く、前日比90円ほど高い2万8500円台前半で推移している。午前に続き、グロース(成長)株への買いが断続的に入っており、指数を押し上げている。もっとも「足元では相場を方向付けるような新規の材料が少なく、積極的に上値を追う展開になりにくい」(国内運用会社)との見方もあった。 東証株価指数(TOPIX)のグロース指数は0.3%高で推移している。一方、PBR(株価純資産倍率)が低い銘柄で構成するバリュー(割安)指数は0.25%ほど安い水準にある。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約258億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5084億円、売買高は6億2082万株だった。 横河電、キッコマン、TOTOが上昇している。一方、鉄道株は午前に続き安い。シチズンやアステラスも下げている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/02 12:58 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅に4日続伸、東エレクが1銘柄で約21円分押し上げ 2日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり147銘柄、変わらず3銘柄となった。日経平均は小幅に4日続伸。24.99円高の28476.01円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。1日の米株式市場でNYダウは小幅に3日続落し、48ドル安となった。雇用サービス会社ADPの8月雇用統計で非農業部門雇用者数(政府部門除く)が前月比37.4万人増と市場予想(60万人程度の増加)を大幅に下回ったほか、9月相場入りで利益確定売りも根強く出た。一方、10年物国債利回りの伸び悩みなどからハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.3%上昇し、過去最高値を更新。本日の東京市場でも値がさ株を中心に買いが先行し、日経平均は71円高からスタートすると、寄り付き直後には一時28626.20円(175.18円高)まで上昇した。ただ、前日までの3日間で既に800円あまり上昇していたことから、上値では利益確定の売りが出て、前日終値を挟みもみ合う展開となった。個別では、東エレク<8035>などの半導体関連株が堅調で、レーザーテック<6920>は3%超、ルネサス<6723>は4%超の上昇。ルネサスの柴田英利社長が一部メディアの取材で、半導体の安定供給へ集中投資すると話したことが伝わっている。任天堂<7974>やソフトバンク<9434>も上昇。フジ<8278>はMV西日本<8287>との経営統合が好感され、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、公募増資の実施を発表したJR西<9021>が15%を超える下げで東証1部下落率トップ。JR東<9020>などの他の鉄道株や、やはりコロナ禍の影響が大きいH.I.S.<9603>などの旅行関連株にも警戒した売りが波及しているようだ。JFE<5411>と日本製鉄<5401>が揃って3%超下落し、郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株もさえない。セクターでは、金属製品、その他製品、情報・通信業などが上昇率上位。一方、陸運業、鉄鋼、空運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の32%、対して値下がり銘柄は62%となっている。値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約21円押し上げた。同2位はアドバンテス<6857>となり、エムスリー<2413>、キッコーマン<2801>、NTTデータ<9613>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはアステラス製薬<4503>となり1銘柄で日経平均を約11円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、中外製薬<4519>、エーザイ<4523>、リクルートHD<6098>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価  28476.01(+24.99)値上がり銘柄数  75(寄与度+142.36)値下がり銘柄数 147(寄与度-117.37)変わらず銘柄数  3○値上がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格        前日比 寄与度<8035> 東エレク        48090          610 +21.97<6857> アドバンテ       9850          210 +15.12<2413> エムスリー       7730          118 +10.20<2801> キッコーマン      8630          280 +10.08<9613> NTTデータ        2073           44 +7.92<9433> KDDI           3419           34 +7.35<6976> 太陽誘電         6690          160 +5.76<4543> テルモ          4734           40 +5.76<3659> ネクソン         2181           71 +5.11<4021> 日産化学         6480          120 +4.32<4063> 信越化         18510          110 +3.96<6758> ソニー         11540          100 +3.60<4901> 富士フイルム      9263           87 +3.13<7733> オリンパス      2312.5           20 +2.88<4911> 資生堂          7489           80 +2.88<4151> 協和キリン       3775           75 +2.70<6971> 京セラ          7020           37 +2.66<5332> TOTO           6240          140 +2.52<7832> バンナムHD       7889           61 +2.20<6762> TDK           11730           50 +1.80○値下がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格        前日比 寄与度<4503> アステラス薬      1840          -64 -11.52<9983> ファーストリテ    73080         -270 -9.72<4519> 中外薬          4316          -56 -6.05<4523> エーザイ         9105         -130 -4.68<6098> リクルートHD      6418          -40 -4.32<3382> 7&iHD           4838          -99 -3.57<9735> セコム          8336          -98 -3.53<9021> JR西日本         5099         -912 -3.28<9984> ソフトバンクG     6190          -14 -3.02<9766> コナミHD         6850          -80 -2.88<4704> トレンド         6050          -80 -2.88<2502> アサヒ          5209          -72 -2.59<9022> JR東海         15450         -700 -2.52<6645> オムロン        10670          -70 -2.52<7267> ホンダ          3324          -33 -2.38<7751> キヤノン       2622.5         -38.5 -2.08<9020> JR東日本         6890         -530 -1.91<4452> 花王           6621          -51 -1.84<5713> 住友鉱          4134          -91 -1.64<6954> ファナック       24445          -45 -1.62 <CS> 2021/09/02 12:56 みんかぶニュース 個別・材料 TDSEが大幅続伸、コロナワクチン接種予約ボットを提供開始  テクノスデータサイエンス・エンジニアリング<7046.T>が大幅高で9日続伸となっている。1日の取引終了後、コロナワクチン接種予約ボットを山﨑内科医院(東京都小金井市)へ提供開始したと発表しており、これが材料視されているようだ。  コロナワクチン接種予約ボットは、短期間で拡張性の高い対話型AIを設計・開発可能とするプラットフォーム「Cognigy」を活用して開発された。コロナワクチン接種時に必要な事前問診や複雑な接種条件をAIチャットボットと会話しながら、効率的に案内及び予約を行うことができるという。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:51 みんかぶニュース 個別・材料 荏原が4日続伸、国内大手証券が目標株価8300円に引き上げ  荏原製作所<6361.T>が4日続伸。SMBC日興証券が1日付で同社の投資判断「1(強気)」を継続し、目標株価を7000円から8300円へ引き上げており、これを好感する買いが入っている。  レポートでは、精密・電子事業はコンポーネントやCMP装置の受注が堅調なうえ、顧客工場稼働率の上昇で収益性が高いアフターサービスも増加していると報告。また、風水力事業はロスコストの減少や選別受注の徹底により新規製品の採算改善が徐々に進んでいると評価している。これを踏まえ、21年12月期の営業利益予想を485億円から580億円へ、22年12月期を600億円から708億円へそれぞれ上方修正した。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:45 新興市場スナップショット ウチダエスコ---年初来安値、22年7月期の営業利益予想61.5%減、前期末配当は70円に増額 年初来安値。22年7月期の営業利益予想を前期比61.5%減の11.00億円と発表している。前期に計上した学校市場でのGIGAスクール構想案件による増加要因がなくなり、減益となる見通し。年間配当予想は50.00円。21年7月期の営業利益は66.8%増の28.55億円で着地した。同構想に係る案件が好調だった。期末配当は従来予想の45.00円から70.00円(うち設立50周年記念配当20.00円)に増額修正した。 <TY> 2021/09/02 12:44 みんかぶニュース 個別・材料 メディシノバは4連騰、「MN-001」の脂肪性肝炎への影響を国際会議で発表  メディシノバ・インク<4875.T>が4連騰。1日の取引終了後、米国肝臓学会議主催の「The Liver Meeting 2021」において、主要な開発品である化合物「MN-001(タイペルカスト)」のNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)における脂質代謝の研究結果に関する要約がポスタープレゼンテーションに採択されたと発表。これが手がかり材料となっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:40 みんかぶニュース 個別・材料 ポートが大幅続伸、フードデリバリーの自転車配達員向け労災保険サービスを開始  ポート<7047.T>が大幅続伸。1日の取引終了後、コロナ禍で市場が急拡大しているフードデリバリー業界の自転車配達員向け労災保険サービスを開始したと発表しており、これが好感されている。  業務提携先の一人親方労災保険組合と連携して、フードデリバリーの自転車・原付配達員が労災保険に特別加入できる「自転車・原付配達員特別加入部会」を設立し、受付を開始した。既に100人以上の申し込みがあり、今後の認知拡大に応じて組合員数も伸びる見込みとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:34 後場の投資戦略 「パウエルラリーの続きを日本株で」 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28476.01;+24.99TOPIX;1976.70;-4.09[後場の投資戦略] 本日の日経平均は4日続伸して始まったものの、買いが一巡すると伸び悩んで前場を折り返した。前日までの上昇幅の大きさに加え、日足チャート上で28300円近辺に位置する75日移動平均線を上回ってきたことなどから、目先の利益を確保する売りが出やすい局面ではあるだろう。1日先行する形で75日線水準を回復していたマザーズ指数も、その後上値の重い展開となっている。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりと前日並みの賑わい。 直近で買われる場面のあった鉄道などの経済再開関連銘柄だが、JR西の公募増資実施で累積ダメージの大きさや先行き不透明感が意識されるだろう。そもそも超長期視点で収益見通しと投資計画を組む鉄道各社には、短期的なコロナ禍の影響のみならず、中長期的な社会変化の影響が重くのしかかりそうだ。海運株なども市況下落で軟調。一方、ルネサス柴田社長への取材記事などを手掛かりに半導体関連株は堅調で、日経平均を押し上げている。東証1部全体としては値下がり銘柄の方が多く、東証株価指数(TOPIX)は-0.21%。 マザーズ市場では本日、モビルス<4370>とメディア総研<9242>が新規上場。モビルスは公開価格を43.0%、メディア総研は7.1%それぞれ上回る初値を付けたが、個人投資家の初値買いへの警戒感は根強く残っている印象を受ける。9月下旬はIPO(新規株式公開)が多いため、やや気掛かりな状況だ。 さて、一昨日の当欄で述べたとおり、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて「ラリー継続」への期待を高めた市場参加者だが、ナスダック総合指数が高値更新基調の一方で、経済指標の相次ぐ予想下振れなどからNYダウは伸び悩みとなっている。半面、日本株は自民党総裁選や党役員人事絡みの観測報道が相次いだ8月31日の後場以降、久々に国内要因で米国株に比べ強い値動きを見せてきた。実際、証券会社のデスクには国内政治の今後の見通しに関する問い合わせが多く寄せられているという。現物株の売買が増加しただけでなく、先物手口を見ても全員参加とまでは言えないものの、海外勢の循環的な買いが観測される。 さすがに米国株の高値警戒感が拭えないなか、政局の流動化が政策期待を高め、日本株の出遅れ修正を見越した買いが入っているのだろう。さながら「パウエルラリーの続きを日本株で」といった様相だ。従来の予定どおり9月29日投開票で実施される公算となった総裁選、その後の衆議院解散・総選挙にかけてこうした思惑が続く可能性もあるだろう。 もっとも、政治に関心を持つ者として私見を述べれば、8月31日にかけて断続的に出ていた観測報道は一部勢力のリークに基づくものだが、党内の根回しが十分になされていない印象を受けた。実際、菅義偉首相は9月1日の記者会見で観測報道の出ていた9月解散を否定。前日まで相次いでいた「政権幹部筋」とする報道もぱったり止んだ。真偽のほどをよく見極める必要があるかもしれない。 最後に、ADP雇用統計が予想下振れとなったものの、最近の傾向から想定内と受け止め、週末の政府版雇用統計を見極めたいという市場参加者が多いようだ。週末にかけて日米市場とも様子見ムードが強まる可能性がある。(小林大純) <AK> 2021/09/02 12:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 09月02日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (8103) 明和産業     東証1部       [ 割高 ] (3807) フィスコ     東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ] (3825) リミックスポイント 東証2部       [ 割高 ] (9984) ソフトバンクグループ 東証1部       [ 割高 ] (9202) ANAHD    東証1部       [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9021) JR西日本    東証1部       [ 割高 ] (4699) ウチダエスコ   東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ] (6173) アクアライン   東証マザーズ     [ 割高 ] (6335) 東京機械製作所  東証1部       [ 分析中 ] (3133) 海帆       東証マザーズ     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で横ばい  後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は前営業日比30円高前後と前場終値と比較して横ばい圏で推移。外国為替市場では1ドル=110円ちょうど近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:31 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~「パウエルラリーの続きを日本株で」 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅に4日続伸、「パウエルラリーの続きを日本株で」・ドル・円は弱含み、日本株の失速で・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がアドバンテスト<6857>■日経平均は小幅に4日続伸、「パウエルラリーの続きを日本株で」日経平均は小幅に4日続伸。24.99円高の28476.01円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。1日の米株式市場でNYダウは小幅に3日続落し、48ドル安となった。雇用サービス会社ADPの8月雇用統計で非農業部門雇用者数(政府部門除く)が前月比37.4万人増と市場予想(60万人程度の増加)を大幅に下回ったほか、9月相場入りで利益確定売りも根強く出た。一方、10年物国債利回りの伸び悩みなどからハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.3%上昇し、過去最高値を更新。本日の東京市場でも値がさ株を中心に買いが先行し、日経平均は71円高からスタートすると、寄り付き直後には一時28626.20円(175.18円高)まで上昇した。ただ、前日までの3日間で既に800円あまり上昇していたことから、上値では利益確定の売りが出て、前日終値を挟みもみ合う展開となった。個別では、東エレク<8035>などの半導体関連株が堅調で、レーザーテック<6920>は3%超、ルネサス<6723>は4%超の上昇。ルネサスの柴田英利社長が一部メディアの取材で、半導体の安定供給へ集中投資すると話したことが伝わっている。任天堂<7974>やソフトバンク<9434>も上昇。フジ<8278>はMV西日本<8287>との経営統合が好感され、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、公募増資の実施を発表したJR西<9021>が15%を超える下げで東証1部下落率トップ。JR東<9020>などの他の鉄道株や、やはりコロナ禍の影響が大きいH.I.S.<9603>などの旅行関連株にも警戒した売りが波及しているようだ。JFE<5411>と日本製鉄<5401>が揃って3%超下落し、郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株もさえない。セクターでは、金属製品、その他製品、情報・通信業などが上昇率上位。一方、陸運業、鉄鋼、空運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の32%、対して値下がり銘柄は62%となっている。本日の日経平均は4日続伸して始まったものの、買いが一巡すると伸び悩んで前場を折り返した。前日までの上昇幅の大きさに加え、日足チャート上で28300円近辺に位置する75日移動平均線を上回ってきたことなどから、目先の利益を確保する売りが出やすい局面ではあるだろう。1日先行する形で75日線水準を回復していたマザーズ指数も、その後上値の重い展開となっている。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりと前日並みの賑わい。直近で買われる場面のあった鉄道などの経済再開関連銘柄だが、JR西の公募増資実施で累積ダメージの大きさや先行き不透明感が意識されるだろう。そもそも超長期視点で収益見通しと投資計画を組む鉄道各社には、短期的なコロナ禍の影響のみならず、中長期的な社会変化の影響が重くのしかかりそうだ。海運株なども市況下落で軟調。一方、ルネサス柴田社長への取材記事などを手掛かりに半導体関連株は堅調で、日経平均を押し上げている。東証1部全体としては値下がり銘柄の方が多く、東証株価指数(TOPIX)は-0.21%。マザーズ市場では本日、モビルス<4370>とメディア総研<9242>が新規上場。モビルスは公開価格を43.0%、メディア総研は7.1%それぞれ上回る初値を付けたが、個人投資家の初値買いへの警戒感は根強く残っている印象を受ける。9月下旬はIPO(新規株式公開)が多いため、やや気掛かりな状況だ。さて、一昨日の当欄で述べたとおり、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて「ラリー継続」への期待を高めた市場参加者だが、ナスダック総合指数が高値更新基調の一方で、経済指標の相次ぐ予想下振れなどからNYダウは伸び悩みとなっている。半面、日本株は自民党総裁選や党役員人事絡みの観測報道が相次いだ8月31日の後場以降、久々に国内要因で米国株に比べ強い値動きを見せてきた。実際、証券会社のデスクには国内政治の今後の見通しに関する問い合わせが多く寄せられているという。現物株の売買が増加しただけでなく、先物手口を見ても全員参加とまでは言えないものの、海外勢の循環的な買いが観測される。さすがに米国株の高値警戒感が拭えないなか、政局の流動化が政策期待を高め、日本株の出遅れ修正を見越した買いが入っているのだろう。さながら「パウエルラリーの続きを日本株で」といった様相だ。従来の予定どおり9月29日投開票で実施される公算となった総裁選、その後の衆議院解散・総選挙にかけてこうした思惑が続く可能性もあるだろう。もっとも、政治に関心を持つ者として私見を述べれば、8月31日にかけて断続的に出ていた観測報道は一部勢力のリークに基づくものだが、党内の根回しが十分になされていない印象を受けた。実際、菅義偉首相は9月1日の記者会見で観測報道の出ていた9月解散を否定。前日まで相次いでいた「政権幹部筋」とする報道もぱったり止んだ。真偽のほどをよく見極める必要があるかもしれない。最後に、ADP雇用統計が予想下振れとなったものの、最近の傾向から想定内と受け止め、週末の政府版雇用統計を見極めたいという市場参加者が多いようだ。週末にかけて日米市場とも様子見ムードが強まる可能性がある。(小林大純)■ドル・円は弱含み、日本株の失速で2日午前の東京市場でドル・円は弱含み、110円10銭台から109円90銭付近に値を下げた。日経平均株価は想定ほど伸びず、上げ幅縮小を受け円売りは抑制された。また、米10年債利回りは戻りが鈍く、ドル買いは仕掛けづらい。ドル・円は節目付近で方向感の乏しい展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1837ドルから1.1846ドル。■後場のチェック銘柄・フィーチャ<4052>、東京機械製作所<6335>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・8月マネタリーベース:前年比+14.9%(7月:前年比+15.4%)・豪・7月貿易収支:+121.17億豪ドル(予想:+100.00億豪ドル、6月:+111.14億豪ドル←+104.96億豪ドル)【要人発言】・片岡日銀審議委員「2%の物価目標に向けモメンタムは維持されていない」「感染症の影響を注視し、必要ならちゅうちょなく追加緩和を実施」<国内>特になし<海外>・15:30 スイス・8月消費者物価指数(前年比予想:+0.7%、7月:+0.7%)・16:00 スイス・4-6月期GDP(前年比予想:+8.9%、1-3月期:-0.5%) <CS> 2021/09/02 12:30 日経QUICKニュース 外為12時 円、上昇し109円台後半 米雇用の回復鈍化で  2日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=109円97銭近辺と前日17時時点と比べて42銭の円高・ドル安だった。米国で雇用情勢の回復が鈍化し、ドル売りが優勢となった。中値決済に向けて国内輸出企業による円買い・ドル売りも入り相場を支えた。9~12時の円の高値は109円92銭近辺、安値は110円12銭近辺で値幅は20銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=130円18~19銭と同14銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでは上昇し、12時時点は1ユーロ=1.1838~39ドルと同0.0033ドルのユーロ高・ドル安だった。欧州中央銀行(ECB)の複数の高官が資産購入の縮小に前向きな姿勢を相次ぎ示し、ユーロ買いを後押ししている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/02 12:28 ランチタイムコメント 日経平均は小幅に4日続伸、「パウエルラリーの続きを日本株で」  日経平均は小幅に4日続伸。24.99円高の28476.01円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。 1日の米株式市場でNYダウは小幅に3日続落し、48ドル安となった。雇用サービス会社ADPの8月雇用統計で非農業部門雇用者数(政府部門除く)が前月比37.4万人増と市場予想(60万人程度の増加)を大幅に下回ったほか、9月相場入りで利益確定売りも根強く出た。一方、10年物国債利回りの伸び悩みなどからハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.3%上昇し、過去最高値を更新。本日の東京市場でも値がさ株を中心に買いが先行し、日経平均は71円高からスタートすると、寄り付き直後には一時28626.20円(175.18円高)まで上昇した。ただ、前日までの3日間で既に800円あまり上昇していたことから、上値では利益確定の売りが出て、前日終値を挟みもみ合う展開となった。 個別では、東エレク<8035>などの半導体関連株が堅調で、レーザーテック<6920>は3%超、ルネサス<6723>は4%超の上昇。ルネサスの柴田英利社長が一部メディアの取材で、半導体の安定供給へ集中投資すると話したことが伝わっている。任天堂<7974>やソフトバンク<9434>も上昇。フジ<8278>はMV西日本<8287>との経営統合が好感され、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、公募増資の実施を発表したJR西<9021>が15%を超える下げで東証1部下落率トップ。JR東<9020>などの他の鉄道株や、やはりコロナ禍の影響が大きいH.I.S.<9603>などの旅行関連株にも警戒した売りが波及しているようだ。JFE<5411>と日本製鉄<5401>が揃って3%超下落し、郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株もさえない。 セクターでは、金属製品、その他製品、情報・通信業などが上昇率上位。一方、陸運業、鉄鋼、空運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の32%、対して値下がり銘柄は62%となっている。 本日の日経平均は4日続伸して始まったものの、買いが一巡すると伸び悩んで前場を折り返した。前日までの上昇幅の大きさに加え、日足チャート上で28300円近辺に位置する75日移動平均線を上回ってきたことなどから、目先の利益を確保する売りが出やすい局面ではあるだろう。1日先行する形で75日線水準を回復していたマザーズ指数も、その後上値の重い展開となっている。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりと前日並みの賑わい。 直近で買われる場面のあった鉄道などの経済再開関連銘柄だが、JR西の公募増資実施で累積ダメージの大きさや先行き不透明感が意識されるだろう。そもそも超長期視点で収益見通しと投資計画を組む鉄道各社には、短期的なコロナ禍の影響のみならず、中長期的な社会変化の影響が重くのしかかりそうだ。海運株なども市況下落で軟調。一方、ルネサス柴田社長への取材記事などを手掛かりに半導体関連株は堅調で、日経平均を押し上げている。東証1部全体としては値下がり銘柄の方が多く、東証株価指数(TOPIX)は-0.21%。 マザーズ市場では本日、モビルス<4370>とメディア総研<9242>が新規上場。モビルスは公開価格を43.0%、メディア総研は7.1%それぞれ上回る初値を付けたが、個人投資家の初値買いへの警戒感は根強く残っている印象を受ける。9月下旬はIPO(新規株式公開)が多いため、やや気掛かりな状況だ。 さて、一昨日の当欄で述べたとおり、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて「ラリー継続」への期待を高めた市場参加者だが、ナスダック総合指数が高値更新基調の一方で、経済指標の相次ぐ予想下振れなどからNYダウは伸び悩みとなっている。半面、日本株は自民党総裁選や党役員人事絡みの観測報道が相次いだ8月31日の後場以降、久々に国内要因で米国株に比べ強い値動きを見せてきた。実際、証券会社のデスクには国内政治の今後の見通しに関する問い合わせが多く寄せられているという。現物株の売買が増加しただけでなく、先物手口を見ても全員参加とまでは言えないものの、海外勢の循環的な買いが観測される。 さすがに米国株の高値警戒感が拭えないなか、政局の流動化が政策期待を高め、日本株の出遅れ修正を見越した買いが入っているのだろう。さながら「パウエルラリーの続きを日本株で」といった様相だ。従来の予定どおり9月29日投開票で実施される公算となった総裁選、その後の衆議院解散・総選挙にかけてこうした思惑が続く可能性もあるだろう。 もっとも、政治に関心を持つ者として私見を述べれば、8月31日にかけて断続的に出ていた観測報道は一部勢力のリークに基づくものだが、党内の根回しが十分になされていない印象を受けた。実際、菅義偉首相は9月1日の記者会見で観測報道の出ていた9月解散を否定。前日まで相次いでいた「政権幹部筋」とする報道もぱったり止んだ。真偽のほどをよく見極める必要があるかもしれない。 最後に、ADP雇用統計が予想下振れとなったものの、最近の傾向から想定内と受け止め、週末の政府版雇用統計を見極めたいという市場参加者が多いようだ。週末にかけて日米市場とも様子見ムードが強まる可能性がある。(小林大純) <AK> 2021/09/02 12:25 注目トピックス 日本株 三和ホールディングス---ガラス防火戸「ファイヤードSオートドア」スチール仕様を発売 三和ホールディングス<5929>は1日、子会社の三和シヤッター工業が、防火区画に使用できるガラス防火戸「ファイヤードSオートドア」スチール仕様を「ファイヤードS」シリーズに追加し、発売することを発表。同商品は、エンジン装置に補助電源を備えた電気式自動閉鎖装置を採用しており、火災発生時に電動開放、自動閉鎖するため、防火区画の避難開口部に設置することが可能で、停電時でも防火性能を維持することができる。開口部の床面は、床レールを設けないことでバリアフリー化に対応可能。特定防火設備のガラス入りスチール製自動ドアでは業界最大のサイズに対応。ガラス防火戸「ファイヤードS」シリーズは、衝撃安全性・耐熱衝撃性が高い耐熱合わせガラス「ファイアライトプラス(R)」を使用したシースルータイプの特定防火設備で、高い意匠性と安全性を両立している。開き戸タイプや自動ドアタイプなどさまざまな窓・扉バリエーションを取り揃えている。販売目標は、初年度で1億円。 <ST> 2021/09/02 12:22 みんかぶニュース 市況・概況 「電気自動車関連」が24位にランク、経産省は概算要求で導入補助金335億円を計上<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 デジタルトランスフォーメーション 2 NFT 3 半導体 4 半導体製造装置 5 海運 6 医療用ガス 7 再生可能エネルギー 8 2021年のIPO 9 水素 10 EUV  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が24位となっている。  経済産業省は8月31日、2022年度の概算要求を公表した。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などの普及を促すため、クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金として334億9000万円(21年度当初予算は155億円)を計上したほか、水素ステーション整備事業費補助金110億円(同110億円)を盛り込んだ。  また、EVの航続距離倍増を実現可能とする全固体電池の30年実用化を目指し、EV用革新型蓄電池技術開発に28億8000万円(同23億8000万円)、省エネ型電子デバイス材料の評価技術の開発事業に25億円(同21億5000万円)を充てるとしている。こうした背景には世界各国で「脱ガソリン」に向けた政策が相次いで打ち出されていることがあり、菅義偉首相が1月に表明した「35年までに新車販売で電動車100%を実現する」との目標達成につなげたい考えだ。  EV関連では、日産自動車<7201.T>やトヨタ自動車<7203.T>、三菱自動車工業<7211.T>、ホンダ<7267.T>といった自動車メーカーのほか、トラクションユニット「E-Axle」を提供する日本電産<6594.T>や車載電池を手掛けるパナソニック<6752.T>などに注目。全固体電池関連としては、三櫻工業<6584.T>、FDK<6955.T>、日本ケミコン<6997.T>、武蔵精密工業<7220.T>などが挙げられる。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:20 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は反発、新発10年債の取引成立せず  2日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。米債券高の流れを引き継ぐかたちで買われたが、様子見ムードが広がりやすく高値圏でもみ合う展開となった。  1日の米長期債相場が上昇(金利は低下)したことが追い風となった。日経平均株価の不安定な動きも安全資産とされる債券の買いにつながった。この日は10年債入札が実施されるが、市場では無難に通過するとの見方が多く、一部で先回り的な買いが入った面もあった。ただ、この日の時間外取引では米長期金利が小幅上昇しているほか、3日には米8月雇用統計の発表も控えていることから積極的に上値を追いにくく、一時152円13銭まで上伸したあとは様子見ムードが強まった。  午前11時の先物9月限の終値は前日比6銭高の152円11銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 12:12 注目トピックス 日本株 【M&A速報:2021/09/02(1)】りそなHD<8308>傘下のりそな企業投資、電子部品卸売の扶桑商事を買収 ■りそなHD<8308>傘下のりそな企業投資、電子部品卸売の扶桑商事を買収■ガス機器製造販売のパロマ、米エアコンメーカーFriendrich Air Conditioning社を買収■地域とトモニファンド、日本産青果物等の輸出プラットフォーム事業運営の世界市場に出資■J-STAR関連ファンド、オンキヨーホームエンターテイメントグループからイヤホン・ヘッドホン等デジタルライフ商品企画販売事業などを承継■ニューホライズンキャピタル、フレイムスなど美容サロン系4社に出資 経営統合し持株会社「BIQREAホールディングス」を設立■特許技術市場調査のHANDEN、光触媒技術を利用したSUTTO・HUGFAMブランドをパルフェに譲渡■二輪・四輪自動車開発部品・試作部品製造の西山技研、アウトドア用品開発・製造・販売のヤマドアを買収■住商グローバル・ロジスティクスと千趣会<8165>、共同出資会社ベルメゾンロジスコの出資比率を変更■CLSAキャピタルパートナーズ関連ファンド、ハウスパートナーHDの全保有株を東京電力タイムレスキャピタル第1号投資事業有限責任組合に譲渡【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】 <CS> 2021/09/02 12:12

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