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みんかぶニュース 個別・材料 ABCマートはしっかり、8月既存店売上高は2カ月ぶり前年割れもネガティブ視限定的  エービーシー・マート<2670.T>がしっかり。2日の取引終了後に発表した8月度概況で、既存店売上高は前年同月比4.3%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったが、ネガティブ視する動きは限定的のようだ。  前年に比べて土曜が1日少ない曜日並びだったことに加えて、新型コロナウイルスの感染急拡大により、旅行や帰省などの移動自粛の動きが全国に広がり、夏休み需要が低下したことが響いた。なお、全店売上高は同3.6%減だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 13:08 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証1部の値上がり銘柄数は1882、値下がり銘柄数は241、変わらずは64銘柄だった。業種別では33業種中全面高で、値上がり上位に鉄鋼、機械、電気機器、その他金融、石油・石炭など。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 13:06 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は110円挟み、日本株の強含みで 3日午後の東京市場でドル・円は上昇基調を維持し、110円を挟んだ水準で推移する。日本の新政権への政策期待で日経平均株価は前日比500円高と強含み、リスク選好的な円売りが主要通貨を押し上げている。一方で、ドルは売り買い交錯となり、対円では上値が重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円79銭から110円07銭、ユーロ・円は130円50銭から130円74銭、ユーロ・ドルは1.1872ドルから1.1884ドル。 <TY> 2021/09/03 13:06 みんかぶニュース 市況・概況 INPEXなど石油関連株が高い、WTI価格は一時70ドル台に上昇◇  石油関連株が高い。INPEX<1605.T>や石油資源開発<1662.T>、ENEOSホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>などが値を上げている。2日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の10月限が前日比1.40ドル高の1バレル=69.99ドルに上昇した。一時70.61ドルまで値を上げた。1日に開催された「OPECプラス」で段階的な減産縮小の方針を維持したことが好感された。また、米国の雇用関連指標は堅調で景気回復による原油需要の増加に対する期待も膨らんだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 13:03 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は536円高の2万9079円、ファストリが37.81円押し上げ  3日13時現在の日経平均株価は前日比536.16円(1.88%)高の2万9079.67円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は1884、値下がりは243、変わらずは59と、値上がり銘柄の割合が80%を超えている。  日経平均構成銘柄はほとんどの銘柄が値上がりし、値下がりは3銘柄にとどまっている。プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を37.81円押し上げている。次いで東エレク <8035>が36.73円、ファナック <6954>が26.65円、テルモ <4543>が25.93円、信越化 <4063>が23.95円と続いている。  マイナス寄与トップは日産化 <4021>で、日経平均を0.36円押し下げ。次いでJR西日本 <9021>が0.09円、楽天グループ <4755>が0.07円のマイナス寄与で続く。  業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は鉄鋼で、以下、機械、電気機器、その他金融、石油・石炭、医薬品と続いている。  ※13時0分6秒時点 株探ニュース 2021/09/03 13:01 新興市場スナップショット エネチェンジ---大幅続伸、家庭用電力モニタの米センス社に出資、脱炭素エネルギーファンドで 大幅続伸。海外特化型の脱炭素エネルギーファンド「JAPAN ENERGY ファンド」を通じ、家庭用電力モニタや次世代スマートメーターのアプリケーションを提供する米センス社に出資したと発表している。同社のホーム・モニタリング技術は、最大毎秒100万回の計測で消費電力を分析し、家電製品のオン・オフや電力消費量を特定できる。日本のエネルギーのデジタル化に貢献できる技術を持つとの判断から出資を決めたという。 <TY> 2021/09/03 13:00 みんかぶニュース 個別・材料 古河電が後場上げ幅を拡大、カンボジアにおける超高圧地中送電ケーブルを受注  古河電気工業<5801.T>が後場上げ幅を拡大している。この日、カンボジア電力公社が実施する「プノンペン首都圏送配電網拡張整備事業(フェーズ2)」における送電網構築事業を、電力プラントのEPC事業を営むマレーシアのペステック社と協働で受注したと発表しており、これが好感されている。  今回受注したのは、変電所間を結ぶ約9キロメートル×2回線(延べケーブル長約54キロメートル)の超高圧地中送電ケーブルの供給、ケーブル端末部及び中間接続部の供給、並びに端末部及び中間接続部の組み立て工事で、ぺステック社が22キロボルト配電線網建設全般、超高圧地中送電網にかかわる土木工事及びケーブル布設工事を担当するとしている。なお、受注金額は約40億円としている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 12:57 日経QUICKニュース 東証後場寄り 上げ幅急拡大し2万9000円上回る、菅首相退陣の報道で  3日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は急速に上げ幅を広げ、前日比500円程度高い2万9050円程度の水準で推移している。上げ幅は550円を超える場面もある。取引時間中としては6月下旬以来、約2カ月ぶりに2万9000円を上回った。東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を広げ、取引時間中として1991年4月以来約30年ぶりの高値となる2017まで上昇した。 午前の取引終了後、3日午前の自民党臨時役員会で菅義偉首相が総裁選出馬を見送る意向を表明したと伝わった。「地方選挙で連敗中の菅首相が代わることは自公政権にとって今秋に予定される衆院議員選挙にプラス。さらに新総裁によって大胆な経済対策が出てくるのではないかとみた短期筋がまずは買いで反応している」(ピクテ投信投資顧問の松元浩グローバル資産運用部長)との声があった。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約710億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6585億円、売買高は6億1931万株だった。 ファストリが上昇に転じた。IHI、日立が高い。一方、JR西日本が軟調。ジェイテクトが売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/03 12:54 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位に東京機  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の3日正午現在では、東京機械製作所<6335.T>が「買い予想数上昇」4位となっている。  東京機は前日まで2営業日連続でストップ高に買われており、今週に入ってからきょうの高値1950円まで既に2倍以上になった。その後は利益確定売りに押され上げ幅を縮小している。同社は新聞輪転機メーカーで収益環境面では逆風が強い。アジア開発キャピタル<9318.T>の傘下で投資部門を担当するアジアインベストメントファンドが同社の大株主に浮上しており、思惑を呼んでいる。同ファンドは継続的に同社株式を買い増し、直近では38%強の大株主となっている。これを受けて同社も対応に動き、8月30日には既存株主に新株予約権を無償で割り当てる買収防衛策発動を10月下旬の臨時株主総会で諮ることを発表するなど、今後の展開にマーケットの耳目が集まっている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 12:49 新興市場スナップショット ブロードマインド---ストップ高、セブン・フィナンシャルサービスと保険ショップの共同運営で合意 ストップ高。セブン&アイ・ホールディングス<3382>傘下のセブン・フィナンシャルサービス(東京都千代田区)と「セブン保険ショップ~おさいふコンシェルジュ~」の共同運営で合意したと発表している。10月中旬にパイロット店舗をイトーヨーカドー赤羽店にオープンする予定。保険商品のほか、NISA(少額投資非課税制度)など資産運用商品や住宅ローンに関する相談にも対応する。来店に加え、オンラインでの相談も実施する。 <TY> 2021/09/03 12:43 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~ 日経平均は5日続伸、東エレクが1銘柄で約25円分押し上げ 3日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり189銘柄、値下がり31銘柄、変わらず5銘柄となった。日経平均は5日続伸。243.84円高の28787.35円(出来高概算4億7000万株)で前場の取引を終えている。2日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反発し、131ドル高となった。週間の新規失業保険申請件数が市場予想より少なく、新型コロナウイルスが感染拡大した昨年3月以降で最低となったことから、景気敏感株を中心に買いが入った。また、原油先物相場の上昇も景気敏感株の買いを促した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.1%上昇し、連日で過去最高値を更新。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタートすると、前引けにかけて大きく上げ幅を広げ、一時28835.57円(292.06円高)まで上昇した。取引時間中としては7月13日以来の高値となる。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が6%の上昇で、取引時間中の上場来高値を大幅に更新。外資系証券の強気の投資判断が観測された鉄鋼株も上げが目立ち、JFE<5411>が4%超、日本製鉄<5401>が3%超上昇している。その他、郵船<9101>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などがしっかり。政府のリカレント教育(社会人の学び直し)推進が刺激材料となったBBT<2464>、持分法適用会社がミクシィ<2121>と資本業務提携したセレス<3696>はストップ高を付けている。一方、任天堂<7974>が小安く、8月の国内ユニクロ既存店売上が大幅減収となったファーストリテ<9983>もさえない。また、利益確定売りがかさんだベイカレント<6532>、決算発表のアインHD<9627>などが東証1部下落率上位に顔を出している。セクターでは、鉄鋼、石油・石炭製品、医薬品などが上昇率上位で、その他も全般堅調。精密機器のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の71%、対して値下がり銘柄は23%となっている。値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約25円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、信越化<4063>、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約21円押し下げた。同2位は日産化学<4021>となり、ヤマハ<7951>、ネクソン<3659>、アサヒ<2502>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価  28787.35(+243.84)値上がり銘柄数 189(寄与度+275.03)値下がり銘柄数  31(寄与度-31.19)変わらず銘柄数  5○値上がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格        前日比 寄与度<8035> 東エレク        48740          710 +25.57<4543> テルモ          4880          133 +19.16<4063> 信越化         19095          525 +18.91<6954> ファナック       25230          515 +18.55<6857> アドバンテ       10010          170 +12.24<4568> 第一三共       2762.5          107 +11.56<6367> ダイキン        28085          295 +10.62<6645> オムロン        11100          290 +10.44<6971> 京セラ          7162          134 +9.65<6762> TDK           11990          240 +8.64<9984> ソフトバンクG     6190           31 +6.70<2413> エムスリー       7788           73 +6.31<4503> アステラス薬      1881           32 +5.76<4519> 中外薬          4365           45 +4.86<6758> ソニー         11720          120 +4.32<6988> 日東電          8660          110 +3.96<6098> リクルートHD      6481           35 +3.78<2801> キッコーマン      8800          100 +3.60<5301> 東海カ          1600           97 +3.49<4578> 大塚HD          4854           93 +3.35○値下がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格        前日比 寄与度<9983> ファーストリテ    72590         -610 -21.97<4021> 日産化学         6430          -50 -1.80<7951> ヤマハ          6820          -40 -1.44<3659> ネクソン         2154          -15 -1.08<2502> アサヒ          5237          -24 -0.86<6479> ミネベアミツミ     2853          -18 -0.65<9433> KDDI           3410           -3 -0.65<9735> セコム          8363          -13 -0.47<6473> ジェイテクト       962          -12 -0.43<6976> 太陽誘電         6650          -10 -0.36<6902> デンソー         7776           -6 -0.22<9021> JR西日本         5150          -58 -0.21<2871> ニチレイ         2859          -11 -0.20<5201> AGC            5430          -20 -0.14<9432> NTT            3030           -9 -0.13<9434> ソフトバンク      1506         -2.5 -0.09<4506> 大日住薬         2046           -2 -0.07<9008> 京王           5800          -10 -0.07<9020> JR東日本         6892          -16 -0.06<2432> DeNA         1999           -5 -0.05 <CS> 2021/09/03 12:36 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は一時500円高と急騰、菅首相退陣と伝わる  後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価が一時前日比500円超の上昇と急騰。前場終値から上昇幅を拡大させている。菅首相が退陣との報道を受け買いが膨らんでいる。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 12:36 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均がおよそ2ヵ月ぶり2万9000円台回復  日経平均株価が6月28日以来、およそ2ヵ月ぶりに2万9000円台を回復した。12時33分現在、551.73円高の2万9095.24円まで上昇している。 株探ニュース 2021/09/03 12:33 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が500円突破  日経平均株価の上げ幅が500円を突破。12時33分現在、551.73円高の2万9095.24円まで上昇している。 株探ニュース 2021/09/03 12:33 みんかぶニュース 個別・材料 メディア総研が急騰、値もちの良さから短期回転狙いの資金呼び込む  メディア総研<9242.T>が急騰している。前日にマザーズ市場に新規上場したIPO銘柄で、公開価格2900円を205円(7.1%)上回る3105円でスタートし、3320円と初値を上回って初日の取引を終えた。IPO銘柄ならではの値動きの軽さが注目されていることに加えて、上場後に値崩れする銘柄も多いなか、値もちが良いことも短期の回転を狙った資金を呼び込んだようだ。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 12:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 09月03日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9919) 関西スーパ    東証1部       [ 割高 ] (3696) セレス      東証1部       [ 割高 ] (3807) フィスコ     東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ] (6335) 東京機械製作所  東証1部       [ 分析中 ] (2934) ジェイフロンティア 東証マザーズ     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9021) JR西日本    東証1部       [ 割高 ] (4575) キャンバス    東証マザーズ     [ 割安 ] (3936) グローバルウェイ 東証マザーズ     [ 分析中 ] (3750) FRACTALE 東証2部       [ 割高 ] (2160) ジーエヌアイグループ 東証マザーズ     [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 12:32 日経QUICKニュース 外為12時 円、横ばい圏 110円前後 菅首相退陣報道で売買交錯  3日午前の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏で推移している。12時時点は1ドル=109円99銭~110円ちょうどと前日17時時点と比べて1銭の円高・ドル安だった。菅義偉首相が自民党総裁選を前に退陣する意向を固めた。政権運営の不透明感が増すとの見方から「低リスク通貨」とされる円には買いが入る一方、日経平均先物が急伸したことで売りも活発となった。 円相場は一時109円80銭近辺まで買われた。6日に予定していた自民党の執行部人事の人選が行き詰まったことなどを理由に菅首相が退陣する意向を固めたと伝わった。首相は月内にも退陣し、総裁選は首相以外の候補が争うことになるため、政局が一段と混迷するとの見方から円には買いが入った。 もっとも、菅首相の退陣報道を手掛かりに日経平均先物は2万9000円台まで急伸した。「低リスク通貨」とされる円には歩調をあわせたように売りが増え、12時すぎには110円07銭近辺まで売られる場面があった。 円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=130円65~66銭と、同34銭の円安・ユーロ高だった。米雇用関連指標の改善を背景に2日に米株式相場が上昇。菅首相退陣で日経平均先物が急伸したのもあって投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方から対ユーロでも円売りが増えた。 ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は1ユーロ=1.1878~79ドルと同0.0032ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/03 12:25 後場の投資戦略 米雇用統計・自民党人事を前に期待高める [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28787.35;+243.84TOPIX;1999.39;+15.82[後場の投資戦略] 本日の日経平均は5日続伸し、200円超の上昇で前場を折り返した。日足チャートを見ると、2月高値30714.52円(取引時間中)以降の上値切り下げトレンドを抜けてきたような印象があり、一段の買い戻しを誘っている可能性がある。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受け、米国では長期金利の伸び悩みとともにハイテク株に買いが入っていたが、前日は景気敏感株のリバーサル(株価の反転上昇)の様相。失業保険申請の減少が手掛かりとなったが、そもそも今晩の8月雇用統計発表を前に、持ち高調整による短期的な巻き戻しが生じたとも考えられる。いずれにせよ景気敏感色の強い日本株にとっては追い風となり、直近の政局流動化に伴う政策期待の高まりとともに株価の押し上げに寄与したのだろう。 米8月雇用統計については、足元で非農業部門雇用者数の市場予想中央値は前月比72.5万人程度となっている。米金融大手の予想を見ると50万人程度から80万人台まであり、ばらつきが大きいのはやや気になるところ。1日に発表された雇用サービス会社ADPの統計では市場予想を大幅に下回った。ただ、最近の傾向としてADP版は弱め、政府版は強めの数値が出ているので、失業保険申請の減少も相まって雇用の回復期待は根強くあるようだ。 週明け6日には自民党役員人事が実施される予定となっており、市場もこれら重要イベントを前に様子見ムードというよりも期待を高めているもよう。後場の日経平均も強含みで推移する可能性がありそうだ。(小林大純) <AK> 2021/09/03 12:24 みんかぶニュース 市況・概況 「EUV」が7位に急浮上、レーザーテック新値追いの要因として関心高まる<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 デジタルトランスフォーメーション 2 半導体 3 NFT 4 半導体製造装置 5 海運 6 再生可能エネルギー 7 EUV 8 2021年のIPO 9 医療用ガス 10 水素  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「EUV」が7位に急浮上している。  レーザーテック<6920.T>が新値追いとなっている。同社株が株式市場で人気が高まっている背景には、EUV(極端紫外線)関連分野での競争力の高さを背景に成長が継続するとの見方がある。  EUVとは、半導体の微細化技術で用いられる露光光源の一種で、半導体製造工程のなかで、EUV露光装置を用いて回路をチップ上に転写する時に用いられる。従来の露光光源の主流は、ArF(フッ化アルゴン)という193nm(ナノメートル、ナノは10億分の1メートル)の光源を用いているが、EUV露光の波長は13.5nmと短くなり、その分より微細な加工ができるようになる。現在の最先端半導体の回路線幅は5nmまで進んでいるが、EUV露光では、理論上は2nmまで細くできるとされている。線幅が細くなれば情報量を増やすことができ、同じ情報量なら小型化できるようになる。また、工程の簡略化などによりマルチパターニング(微細なパターンを形成するために複数回の露光を繰り返すこと)などで課題となっていた歩留まりの向上も期待できる。そのため、半導体各社はEUVに関する投資を積極化している。  特に、現在唯一のEUV露光装置メーカーであるオランダASMLホールディングADR<ASML>社が7月21日に21年12月期の売上高予想を上方修正したことをきっかけに関心が高まっている。EUV導入により、光源だけでなく露光手法や使用する部材などが従来とは大きく変化するため、周辺装置や部材メーカーにもビジネスチャンス拡大が期待できる。今後も関連銘柄への注目が続きそうだ。  この日の関連銘柄では、レーザーテクのほかに、半導体感光材料(レジスト)を手掛ける東京応化工業<4186.T>、東洋合成工業<4970.T>が大幅高。EUVペリクル(フォトマスク用防塵カバー)を手掛ける三井化学<4183.T>や、シリコンウェハーのほかレジストを手掛ける信越化学工業<4063.T>なども買われている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 12:20 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~米雇用統計・自民党人事を前に期待高める 3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は5日続伸、米雇用統計・自民党人事を前に期待高める・ドル・円は切り返し、新政権の政策期待で円反落・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がテルモ<4543>■日経平均は5日続伸、米雇用統計・自民党人事を前に期待高める日経平均は5日続伸。243.84円高の28787.35円(出来高概算4億7000万株)で前場の取引を終えている。2日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反発し、131ドル高となった。週間の新規失業保険申請件数が市場予想より少なく、新型コロナウイルスが感染拡大した昨年3月以降で最低となったことから、景気敏感株を中心に買いが入った。また、原油先物相場の上昇も景気敏感株の買いを促した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.1%上昇し、連日で過去最高値を更新。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタートすると、前引けにかけて大きく上げ幅を広げ、一時28835.57円(292.06円高)まで上昇した。取引時間中としては7月13日以来の高値となる。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が6%の上昇で、取引時間中の上場来高値を大幅に更新。外資系証券の強気の投資判断が観測された鉄鋼株も上げが目立ち、JFE<5411>が4%超、日本製鉄<5401>が3%超上昇している。その他、郵船<9101>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などがしっかり。政府のリカレント教育(社会人の学び直し)推進が刺激材料となったBBT<2464>、持分法適用会社がミクシィ<2121>と資本業務提携したセレス<3696>はストップ高を付けている。一方、任天堂<7974>が小安く、8月の国内ユニクロ既存店売上が大幅減収となったファーストリテ<9983>もさえない。また、利益確定売りがかさんだベイカレント<6532>、決算発表のアインHD<9627>などが東証1部下落率上位に顔を出している。セクターでは、鉄鋼、石油・石炭製品、医薬品などが上昇率上位で、その他も全般堅調。精密機器のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の71%、対して値下がり銘柄は23%となっている。本日の日経平均は5日続伸し、200円超の上昇で前場を折り返した。日足チャートを見ると、2月高値30714.52円(取引時間中)以降の上値切り下げトレンドを抜けてきたような印象があり、一段の買い戻しを誘っている可能性がある。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受け、米国では長期金利の伸び悩みとともにハイテク株に買いが入っていたが、前日は景気敏感株のリバーサル(株価の反転上昇)の様相。失業保険申請の減少が手掛かりとなったが、そもそも今晩の8月雇用統計発表を前に、持ち高調整による短期的な巻き戻しが生じたとも考えられる。いずれにせよ景気敏感色の強い日本株にとっては追い風となり、直近の政局流動化に伴う政策期待の高まりとともに株価の押し上げに寄与したのだろう。米8月雇用統計については、足元で非農業部門雇用者数の市場予想中央値は前月比72.5万人程度となっている。米金融大手の予想を見ると50万人程度から80万人台まであり、ばらつきが大きいのはやや気になるところ。1日に発表された雇用サービス会社ADPの統計では市場予想を大幅に下回った。ただ、最近の傾向としてADP版は弱め、政府版は強めの数値が出ているので、失業保険申請の減少も相まって雇用の回復期待は根強くあるようだ。週明け6日には自民党役員人事が実施される予定となっており、市場もこれら重要イベントを前に様子見ムードというよりも期待を高めているもよう。後場の日経平均も強含みで推移する可能性がありそうだ。(小林大純)■ドル・円は切り返し、新政権の政策期待で円反落3日午前の東京市場で弱含み、110円付近から109円70銭台に値を下げた後は110円台に切り返した。菅義偉首相が近く行われる自民党総裁選に立候補せず、任期切れとともに退陣するとの報道を受け、新政権への政策期待で円売りが強まった。ドルなど主要通貨は対円で急反発。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円79銭から110円02銭、ユーロ・円は130円50銭から130円70銭、ユーロ・ドルは1.1872ドルから1.1884ドル。■後場のチェック銘柄・ビジネス・ブレークスルー<2464>、セレス<3696>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がテルモ<4543>■経済指標・要人発言【経済指標】・中・8月財新サービス業PMI:46.7(予想:52.0、7月:54.9)【要人発言】・麻生財務相「今の段階でただちに補正予算を組まなければならない状況ではない」<国内>特になし<海外>特になし <CS> 2021/09/03 12:20 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は小幅反落、長期金利0.030%で横ばい  3日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅反落。朝方の買いが一巡したあとは、米8月雇用統計の発表を控え様子見ムードが強まった。  債券先物は強含みでスタート。前日2日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことが円債の追い風となった。ただ、今晩には米8月雇用統計の発表が予定されていることから積極的には動きにくく、徐々に上値が重くなる展開。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。  午前11時の先物9月限の終値は前日比1銭安の152円05銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比横ばいの0.030%だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 12:17 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にITbook  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」3日午前11時現在で、ITbookホールディングス<1447.T>が「売り予想数上昇」5位となっている。  3日の東京株式市場でITbookが小幅反発。株価は足もとで上昇基調を強めており、8月31日には約1カ月ぶりに500円台を回復した。同社は官公庁向けITコンサルやシステム開発で実績が高く、1日にデジタル庁が発足しデジタル行政に向けた期待が高まるなか、関連株を見直す動きに乗っている。ただ、高値警戒感も台頭するなか、利益確定売りに上値が抑えられており、これが売り予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 12:16 ランチタイムコメント 日経平均は5日続伸、米雇用統計・自民党人事を前に期待高める  日経平均は5日続伸。243.84円高の28787.35円(出来高概算4億7000万株)で前場の取引を終えている。 2日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反発し、131ドル高となった。週間の新規失業保険申請件数が市場予想より少なく、新型コロナウイルスが感染拡大した昨年3月以降で最低となったことから、景気敏感株を中心に買いが入った。また、原油先物相場の上昇も景気敏感株の買いを促した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.1%上昇し、連日で過去最高値を更新。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタートすると、前引けにかけて大きく上げ幅を広げ、一時28835.57円(292.06円高)まで上昇した。取引時間中としては7月13日以来の高値となる。 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が6%の上昇で、取引時間中の上場来高値を大幅に更新。外資系証券の強気の投資判断が観測された鉄鋼株も上げが目立ち、JFE<5411>が4%超、日本製鉄<5401>が3%超上昇している。その他、郵船<9101>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などがしっかり。政府のリカレント教育(社会人の学び直し)推進が刺激材料となったBBT<2464>、持分法適用会社がミクシィ<2121>と資本業務提携したセレス<3696>はストップ高を付けている。一方、任天堂<7974>が小安く、8月の国内ユニクロ既存店売上が大幅減収となったファーストリテ<9983>もさえない。また、利益確定売りがかさんだベイカレント<6532>、決算発表のアインHD<9627>などが東証1部下落率上位に顔を出している。 セクターでは、鉄鋼、石油・石炭製品、医薬品などが上昇率上位で、その他も全般堅調。精密機器のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の71%、対して値下がり銘柄は23%となっている。 本日の日経平均は5日続伸し、200円超の上昇で前場を折り返した。日足チャートを見ると、2月高値30714.52円(取引時間中)以降の上値切り下げトレンドを抜けてきたような印象があり、一段の買い戻しを誘っている可能性がある。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受け、米国では長期金利の伸び悩みとともにハイテク株に買いが入っていたが、前日は景気敏感株のリバーサル(株価の反転上昇)の様相。失業保険申請の減少が手掛かりとなったが、そもそも今晩の8月雇用統計発表を前に、持ち高調整による短期的な巻き戻しが生じたとも考えられる。いずれにせよ景気敏感色の強い日本株にとっては追い風となり、直近の政局流動化に伴う政策期待の高まりとともに株価の押し上げに寄与したのだろう。 米8月雇用統計については、足元で非農業部門雇用者数の市場予想中央値は前月比72.5万人程度となっている。米金融大手の予想を見ると50万人程度から80万人台まであり、ばらつきが大きいのはやや気になるところ。1日に発表された雇用サービス会社ADPの統計では市場予想を大幅に下回った。ただ、最近の傾向としてADP版は弱め、政府版は強めの数値が出ているので、失業保険申請の減少も相まって雇用の回復期待は根強くあるようだ。 週明け6日には自民党役員人事が実施される予定となっており、市場もこれら重要イベントを前に様子見ムードというよりも期待を高めているもよう。後場の日経平均も強含みで推移する可能性がありそうだ。(小林大純) <AK> 2021/09/03 12:15 注目トピックス 日本株 【M&A速報:2021/09/03(1)】オーケー、関西スーパーに対する買収提案を公表 ■オーケー、H2Oリテイリング<8242>と関西スーパーマーケット<9919>の経営統合等に関し取引撤回等を前提に同社に対し1株2250円でTOBを行う意向を発表■クラフトアイスクリーム「HiO ICE CREAM」等運営のHiOLI、総額3億円の資金調達を実施■Hamagin DG Innovation投資事業有限責任組合、不動産管理会社向け業務効率化・管理支援ツール提供のWealthParkに出資■リンナイ<5947>、メキシコの業務用給湯システムメーカーIndustrias MASS社を買収■三菱ケミカルHD<4188>、植物肉スタートアップのDAIZと資本業務提携■ENECHANGE<4169>、Japan Energy Capital1号ファンドを通じて家庭向け電力モニタ・次世代スマートメーター用アプリ提供の米センス社に出資■凸版印刷<7911>、次世代型クレジットカード「Nudge」提供のナッジと資本業務提携■J.フロントリテイリング<3086>傘下の大丸松坂屋百貨店、子会社の大丸松坂屋セールスアソシエイツを吸収合併■暗号資産取引所のビットバンク、ミクシィ<2121>とセレス<3696>から総額75億円の資金調達を実施■オカムラ<7994>、シンガポールのオフィス向けデザイン・内装工事会社DB&B社を買収■エヌアイデイ<2349>、アート・エンターテイメント分野でのプラットフォームサービス企画・開発・運営のユートニックと業務・資本提携■アパグループ、大阪市の「難波南クリスタルホテル」を買収【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】 <CS> 2021/09/03 12:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は切り返し、新政権の政策期待で円反落 3日午前の東京市場で弱含み、110円付近から109円70銭台に値を下げた後は110円台に切り返した。菅義偉首相が近く行われる自民党総裁選に立候補せず、任期切れとともに退陣するとの報道を受け、新政権への政策期待で円売りが強まった。ドルなど主要通貨は対円で急反発。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円79銭から110円02銭、ユーロ・円は130円50銭から130円70銭、ユーロ・ドルは1.1872ドルから1.1884ドル。【経済指標】・中・8月財新サービス業PMI:46.7(予想:52.0、7月:54.9)【要人発言】・麻生財務相「今の段階でただちに補正予算を組まなければならない状況ではない」 <TY> 2021/09/03 12:04 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):セレス、BBT、シーアールイーなど シーアールイー<3458>:1820円(+153円)大幅反発。同社が開発した物流施設「ロジスクエア大阪交野」に係る信託受益権を売却すると発表している。売却先はCREロジスティクスファンド投資法人で、売却価格は223.7億円を予定。引渡・決済日は9月15日を予定している。当該物件売却による売上高及び売却益については、22年7月期第1四半期に計上するとしている。22年7月期の業績拡大が想定される状況となっているもよう。アイロムG<2372>:2242円(+133円)大幅続伸。同社グループが開発した新規ゲノム編集技術について、特許査定を受けたと前日に発表している。同新規ゲノム編集技術は100%子会社であるIDファーマが販売している遺伝子改変キット「GenoTune」で使用しており、CRISPR-Cas9法の課題を克服する安全なゲノム編集技術となっているようだ。今後の業容拡大につながるとして、株価の刺激材料とされている。ツガミ<6101>:1763円(+124円)大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も1750円から2100円に引き上げている。中国での強固なビジネス基盤と戦略を背景に、今来期業績は過去最高益更新が期待されるほか、中長期でも事業成長が続くとみているもよう。また、従来より自社株買いに積極的であり、現在の手元資金や業況を踏まえれば株主還元の動きも注目できるとしている。22年3月期営業利益は205億円にまで引き上げのもよう。BBT<2464>:493円(+80円)ストップ高。政府では前日の成長戦略会議において、成長性のある市場への「労働移動」を後押しするため、社会人が大学などで学び直す「リカレント教育」の推進を掲げている。労働生産性を高めるには人材への息の長い投資が必要とし、継続的に支援を行っていく方針のようだ。創業から20年間に渡って「リカレント教育」を提供している同社にとって、大きなフォローにつながるとの見方が先行へ。セレス<3696>:3250円(+500円)ストップ高。持分法適用会社のビットバンクがミクシィと資本業務提携を締結すると発表している。ミクシィを引受先とする第三者割当増資、並びに同社からの追加出資を合わせ、総額75億円の資金調達を実施する。ミクシィの持分比率は26.2%となるようだ。ビットバンクの財務健全性強化による今後の投資拡大期待、ミクシィが保有する多様なサービスのユーザーベース、コンテンツ群とのシナジー効果などを期待する動きが優勢に。CANBAS<4575>:325円(-29円)年初来安値。第三者割当で新株予約権5万5554個(潜在株式数555万5400株)と新株予約権付社債(新株予約権49個、当初転換価額での潜在株式数208万3300株)を発行すると発表し、将来的な株式価値の希薄化懸念から売り優勢となっている。調達資金の約27.6億円は19年10月31日に発行した新株予約権付社債(残額約7.50億円)の買入・消却のほか、臨床試験費用や運転資金に充てる。FRONTEO<2158>:1671円(+59円)大幅に反発。法務知財関連のトピックを扱う会員制ポータルサイト「FRONTEO Legal Link Portal」の登録会員数が5000人を突破したと発表し、好感されている。同サイトは、オンライン配信とオンデマンド配信で企業法務や知財の担当者に役立つ情報発信を行っている。国内外で活躍する弁護士やリーガルテック分野の専門家を講師に迎え、月に3-4回ウェビナーを開催しているという。ヘリオス<4593>:2316円(+119円)大幅に3日ぶり反発。国立国際医療研究センターとの共同研究で、ユニバーサルドナーセルから膵臓β細胞への分化誘導を確認したと発表している。ユニバーサルドナーセルは、免疫拒絶反応を抑えた他家iPS細胞。膵臓β細胞は血糖値に応じてインスリンを生産・分泌し血液中の糖を調整している細胞で、分化誘導法を確立することで糖尿病に対する新たな治療法の開発を目指している。 <ST> 2021/09/03 12:04 日経QUICKニュース 東証前引け 続伸、TOPIX一時2000上回る 経済正常化期待  3日午前の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸し、前日比243円84銭(0.85%)高の2万8787円35銭で終えた。上げ幅は一時300円に迫った。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、3月29日(2005.75)以来、約5カ月ぶりに取引時間中として一時2000を上回った。米雇用関連指標の改善を受けて米株式相場が上昇して終えた流れを引き継ぎ、東京市場でも投資家が運用リスクを取りやすくなった。 新型コロナウイルスのワクチン接種の進展を前提に、政府が経済活動の制限緩和に向けた行程案を作成しているとの一部報道を手掛かりに、経済正常化への期待も出て買い安心感が広がった。加藤勝信官房長官は3日午前の記者会見で、ワクチンの接種が進んだ後の社会規制緩和のあり方について「本日新型コロナウイルス感染症対策分科会が開催され、こうしたことを専門家が議論する」と説明した。 市場では「日経平均は8月まで取引時間中の高値を切り下げて推移していた。9月に入って8月の高値(12日、2万8279円)を上回って推移していることで上値を試しやすく、買い材料に素直に反応しやすい環境だった」(国内運用会社)との声があった。 菅義偉首相が自民党総裁選への出馬を見送る意向を固めたと報じられ、前引け後に日経平均先物が上昇し一時2万9000円を上回った。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2823億円、売買高は4億6952万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1556と、全体の約7割を占めた。値下がりは505、変わらずは126銘柄だった。 レーザーテクが大幅高。信越化も買われた。日本製鉄、JFEが高かった。一方、ファストリが軟調。JR西日本も安かった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/03 12:04 注目トピックス 日本株 オプティム---クラウド認証基盤サービス「OPTiM ID+」販売開始 オプティム<3694>は2日、クラウド認証基盤サービス「OPTiM ID+」を販売開始すると発表。同サービスは、クラウドサービスのログイン情報を一元化し、IDセキュリティを強化するクラウド認証基盤サービス。「Optimal Biz」など、同社のあらゆるサービスとも連携する。シングルサインオン、ID管理、監査ログ、アクセス制限、多要素認証、ユーザー情報連携などの機能がある。「Optimal Biz」によって管理され、セキュリティの担保された端末からのみクラウドサービスへのログインを許可することができる。これにより、PC・モバイル・クラウドサービスによって得られる利便性と、より強固なセキュリティ対策の両立を実現する。 <ST> 2021/09/03 12:03 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル109円90銭台、日経平均は続伸、菅首相、総裁選に立候補せず 東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭台で推移。菅首相は、自民党の総裁選挙に立候補しない意思を役員会で表明したと、NHKが速報で報じた。一方、東京株式市場は日経平均が243.84円高と続伸している。半導体関連株や景気敏感株などが上げ幅を拡大し相場をけん引しているようだ。なお、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が610円安となり、本日の安値圏から下げ幅を縮小していることも、相場を下支えしているようだ。 <FA> 2021/09/03 11:54 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=前日比243円高、7月中旬以来の高値圏に  3日前引けの日経平均株価は前日比243円84銭高の2万8787円35銭。前場の東証1部の売買高概算は4億6952万株、売買代金は1兆2823億円。値上がり銘柄数は1556、値下がり銘柄数は505、変わらずは126銘柄だった。  日経平均株価は5日続伸。米雇用関連指標が堅調で前日のNYダウが4日ぶりに反発したことも追い風となり、東京市場は買い優勢の展開。鉄鋼や石油、非鉄、機械などの景気敏感株が値を上げた。日経平均株価は一時2万8800円台に乗せ7月中旬以来の高値圏に上昇している。  個別銘柄では、日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>など海運株が高く、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>など半導体関連株もしっかり。INPEX<1605.T>やANAホールディングス<9202.T>も高い。半面、任天堂<7974.T>やファーストリテイリング<9983.T>、村田製作所<6981.T>が安い。JR西日本<9021.T>やJR東日本<9020.T>は下落している。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 11:47

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