新着ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は568円安の2万9931円、SBGが72.6円押し下げ
21日13時現在の日経平均株価は前週末比568.64円(-1.86%)安の2万9931.41円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は183、値下がりは1959、変わらずは44と、値下がり銘柄の割合が80%を超えている。
日経平均マイナス寄与度は72.6円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、ファストリ <9983>が42.85円、ダイキン <6367>が40.87円、東エレク <8035>が39.61円、ファナック <6954>が33.85円と続いている。
プラス寄与度トップは第一三共 <4568>で、日経平均を25.55円押し上げている。次いで三井不 <8801>が1.17円、JR東海 <9022>が0.88円、協和キリン <4151>が0.54円、JR西日本 <9021>が0.27円と続く。
業種別では33業種中4業種が値上がり。1位は空運で、以下、医薬品、陸運、電気・ガスと続く。値下がり上位には鉄鋼、機械、証券・商品が並んでいる。
※13時0分6秒時点
株探ニュース
2021/09/21 13:01
みんかぶニュース 個別・材料
田中精密は反落、22年3月期最終利益予想を下方修正
田中精密工業<7218.T>は反落している。17日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、最終利益を7億円から5億円(前期5億7100万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。希望退職者の募集に伴い特別退職金を含む構造改革費用などを特別損失として計上することが要因としている。なお、売上高は296億円(前期比13.7%増)の従来見通しを据え置き、営業利益は総費用削減の効果により11億円から14億円(同2億3900万円の赤字)へ上方修正している。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 13:00
みんかぶニュース 市況・概況
日本空港ビルは逆行高で5000円大台回復、バイデン政権が渡航規制緩和の動き◇
日本空港ビルデング<9706.T>は全体急落相場のなか4日ぶりに反発に転じた。一時250円高に買われ5000円大台を回復。同社は羽田空港ビルの賃貸管理のほか羽田・成田の免税店運営などを行っている。きょうは日経平均が600円超の下落をみせるなか、新型コロナウイルス感染者数がピークアウトしたことを背景に空運株などに空売りの買い戻しが目立つ状況にある。また、きょうは東京市場だけでなくシンガポールなどアジア株市場で空運株が買われる流れになっているもようで、市場では「バイデン米政権が20日に、新型コロナウイルスのワクチン接種が完了した人の渡航を11月上旬から一部認めるとの声明を出したことで、グローバルでの人の流れが回復するとの見方が、買い戻しを誘発している」(中堅証券ストラテジスト)としている。日本航空<9201.T>やANAホールディングス<9202.T>だけでなく、同社にも収益機会が広がるとの思惑が投資資金の流入につながっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 12:57
日経QUICKニュース
東証後場寄り 安値圏で一進一退 三井不は一段高
21日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前週末比600円程度安い2万9900円ちょうど近辺と、きょうの安値圏で一進一退。20日に大きく下落した香港ハンセン指数がきょうも軟調に推移しているのをにらみながら午後も売り優勢となっている。ただ、中国恒大集団を巡る追加の悪材料は現時点で指摘されておらず、日経平均、香港株ともに下値模索とはなっていない。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約213億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8964億円、売買高は7億6770万株だった。 ソフトバンクグループ(SBG)、ファナック、TDK、資生堂が安い。一方、三井不が上げ幅を拡大している。JR東海、JR西日本も高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/21 12:56
みんかぶニュース 個別・材料
JMSが4日ぶり反発、フレゼニウスメディカルケアと国内の在宅透析分野で業務提携へ
JMS<7702.T>が4日ぶりに反発している。17日の取引終了後、人工透析装置や透析用ダイアライザーの輸入、製造及び販売を行うフレゼニウスメディカルケア(福岡県豊前市)と国内の在宅透析分野での業務提携で基本合意したと発表しており、これが好感されている。
今回の提携は、日本国内の在宅透析療法の普及率を上げるのが狙い。JMSはフレゼニウス社の在宅透析関連製品をラインアップに加え、 製品ポートフォリオの強化を図るほか、物流業務の協働などを通じて事業連携を推進する。また、透析患者の個別のニーズに応える新技術や新製品の開発・導入などに関しても協議を開始するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 12:49
日経QUICKニュース
外為12時 円、上昇し109円台半ば リスク回避の円買いで
21日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は前週末17時時点に比べ36銭の円高・ドル安の1ドル=109円58~59銭で推移している。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安を背景に投資家が運用リスクを避ける動きを強めており、「低リスク通貨」とされる円を買ってドルを売る動きが先行した。 一方、10時前の中値決済に向けては国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの観測があり、円相場は次第に伸び悩んだ。9~12時時点の円の高値は109円40銭近辺、安値は109円60銭近辺で、値幅は20銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇し、12時時点は同86銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=128円56~57銭で推移している。昼にかけて伸び悩んだ。 ユーロは対ドルで下落した。12時時点は同0.0041ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1731~32ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/21 12:41
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反落、ソフトバンクGが1銘柄で約78円分押し下げ
21日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり15銘柄、値下がり210銘柄、変わらず0銘柄となった。日経平均は大幅反落。601.48円安の29898.57円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えている。日本の連休中、米株式市場ではNYダウが17日に166ドル安、20日に614ドル安と大きく下落した。中国恒大集団の経営危機が欧米経済や金融市場にも波及することが懸念され、連邦政府の債務上限問題や連邦準備理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)への警戒感も広がった。また、主要株価指数が直近のトレンドを下抜けしたとの見方に、「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)が節目の20を上回ったことも重なり、システム的な売りに拍車がかかったとみられている。連休明けの日経平均はこうした流れを引き継いで478円安からスタート。寄り付き直後に一時29832.52円(667.53円安)まで下落すると、押し目買いが入って3万円台まで値を戻す場面もあったが、中国恒大問題の行方を見極めたいとの思惑から一段の戻りを試す動きは限られた。個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が5%を超える下落。中国企業への投資リスクが改めて意識されたようだ。その他売買代金上位も郵船<9101>、レーザーテック<6920>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、トヨタ自<7203>など全般軟調。日本製鉄<5401>とJFE<5411>が揃って4%前後下落し、TOTO<5332>なども中国経済の鈍化懸念から下げが目立つ。また、立会外分売の実施を発表したキャリアインデ<6538>などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、英社と共同開発している抗がん剤の試験結果が良好と伝わった第一三共<4568>は7%超の上昇。緊急事態宣言の解除検討との報道でJAL<9201>などが買われ、業績上方修正の旭ダイヤ<6140>やダイセキS<1712>は東証1部上昇率上位に顔を出している。セクターでは、鉄鋼、機械、海運業などが下落率上位で、その他も全般軟調。一方、空運業、電気・ガス業、医薬品の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となっている。値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約78円押し下げた。同2位は東エレク<8035>となり、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップは第一三共<4568>となり1銘柄で日経平均を約22円押し上げた。同2位は三井不動産<8801>となり、JR東海<9022>、ANA<9202>、カシオ<6952>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 29898.57(-601.48)値上がり銘柄数 15(寄与度+24.73)値下がり銘柄数 210(寄与度-626.21)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<4568> 第一三共 3015 210.5 +22.74<8801> 三井不 2510.5 16 +0.58<9022> JR東海 16020 155 +0.56<9202> ANA 2688 45 +0.16<6952> カシオ 1823 4 +0.14<9020> JR東日本 6990 32 +0.12<2871> ニチレイ 3000 6 +0.11<9021> JR西日本 5082 30 +0.11<9503> 関西電 1169.5 17.5 +0.06<9502> 中部電 1372.5 16 +0.06<5707> 東邦鉛 2920 12 +0.04<9001> 東武 2941 3 +0.02<5232> 住阪セメ 3205 5 +0.02<9501> 東電力HD 311 2 +0.01<5801> 古河電 2420 2 +0.01○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG 6300 -361 -78.00<8035> 東エレク 54040 -1390 -50.06<6367> ダイキン 26945 -1055 -37.99<9983> ファーストリテ 75450 -940 -33.85<6954> ファナック 25745 -885 -31.87<2413> エムスリー 8584 -313 -27.05<4543> テルモ 5331 -137 -19.73<6857> アドバンテ 11090 -260 -18.73<9433> KDDI 3806 -69 -14.91<6971> 京セラ 7045 -149 -10.73<6976> 太陽誘電 7390 -270 -9.72<6762> TDK 12480 -260 -9.36<6098> リクルートHD 6965 -85 -9.18<9613> NTTデータ 2162 -50 -9.00<4911> 資生堂 7668 -244 -8.79<6506> 安川電 5900 -240 -8.64<7733> オリンパス 2338 -56.5 -8.14<4063> 信越化 21115 -210 -7.56<7267> ホンダ 3345 -103 -7.42<4519> 中外薬 4129 -68 -7.35
<CS>
2021/09/21 12:37
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 09月21日 12時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(9318) アジア開発キャピタル 東証2部 [ 割高 ]
(5411) JFE 東証1部 [ 割高 ]
(4056) ニューラルポケット 東証マザーズ [ 分析中 ]
(5358) イソライト工業 東証1部 [ 割高 ]
(4097) 高圧ガス工業 東証1部 [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(7063) Birdman 東証マザーズ [ 割高 ]
(6552) GameWith 東証1部 [ 割安 ]
(7688) ミアヘルサ 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ]
(7068) FフォースG 東証マザーズ [ 割安 ]
(9514) エフオン 東証1部 [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 12:32
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比でやや下げ幅広げる
後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は前営業日比630円安前後と前場終値と比較して若干下げ幅を広げている。外国為替市場では1ドル=109円50銭台の推移。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 12:32
後場の投資戦略
中国恒大巡る欧米の楽観修正はやむを得ない
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29898.57;-601.48TOPIX;2064.83;-35.34[後場の投資戦略] 本日の日経平均は連休中の海外株安を受けて大幅なギャップダウンスタートを余儀なくされた。20日も中国恒大の株価急落が続き、香港株安が欧米市場にも伝播する格好となった。日本を含むアジア株は中国恒大問題が各種メディアでクローズアップされるようになった先週後半から不安定な値動きを示しつつあったが、欧米では地理的な遠さもあってか先週まで「当局がソフトランディングに導くべく救済に乗り出すのでは」「金融市場への影響は限られるだろう」という楽観的な見方が多く、市場反応もアジアほど見られなかった。しかし、負債3000億ドル(約33兆円)以上と言われる中国恒大の経営危機は中国内外の経済や金融市場に相応の影響があるとみられ、欧米投資家は楽観的過ぎた感がある。 本日の香港ハンセン指数は朝方の売りが一巡すると下げ渋っている。ひとまずリスクオフ的な動きに歯止めはかかるだろうが、中国恒大問題の行方を見極めるまで積極的に買いづらいとのムードは残るだろう。ここにきて事業面で中国の影響が大きい日本株への慎重論もやや増えてきた。実際、TOTOなどは先週後半からの下げがかなりきつい。日経平均が下値模索にまでは至らずも、戻りの鈍い展開となっていることはこうしたムードを如実に表しているだろう。 さらに、今週は23日も秋分の日の祝日となり、21~22日には日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)という重要イベントがある。自民党総裁選を前にした日本株の先高期待は根強く、中国恒大問題が浮上した先週後半も海外実需筋の東証株価指数(TOPIX)先物の買い戻しや出遅れていた個人投資家の押し目買いが入っていた。総裁選後も当面は新首相による政策期待が高まると考えれば、日本株の相対的な好パフォーマンスが続くと予想するが、短期的に不安定な相場展開となることにも十分備えておきたい。(小林大純)
<AK>
2021/09/21 12:24
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~中国恒大巡る欧米の楽観修正はやむを得ない
21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅反落、中国恒大巡る欧米の楽観修正はやむを得ない・ドル・円は底堅い、米株式先物の上昇で・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位が東京エレクトロン<8035>■日経平均は大幅反落、中国恒大巡る欧米の楽観修正はやむを得ない日経平均は大幅反落。601.48円安の29898.57円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えている。日本の連休中、米株式市場ではNYダウが17日に166ドル安、20日に614ドル安と大きく下落した。中国恒大集団の経営危機が欧米経済や金融市場にも波及することが懸念され、連邦政府の債務上限問題や連邦準備理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)への警戒感も広がった。また、主要株価指数が直近のトレンドを下抜けしたとの見方に、「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)が節目の20を上回ったことも重なり、システム的な売りに拍車がかかったとみられている。連休明けの日経平均はこうした流れを引き継いで478円安からスタート。寄り付き直後に一時29832.52円(667.53円安)まで下落すると、押し目買いが入って3万円台まで値を戻す場面もあったが、中国恒大問題の行方を見極めたいとの思惑から一段の戻りを試す動きは限られた。個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が5%を超える下落。中国企業への投資リスクが改めて意識されたようだ。その他売買代金上位も郵船<9101>、レーザーテック<6920>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、トヨタ自<7203>など全般軟調。日本製鉄<5401>とJFE<5411>が揃って4%前後下落し、TOTO<5332>なども中国経済の鈍化懸念から下げが目立つ。また、立会外分売の実施を発表したキャリアインデ<6538>などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、英社と共同開発している抗がん剤の試験結果が良好と伝わった第一三共<4568>は7%超の上昇。緊急事態宣言の解除検討との報道でJAL<9201>などが買われ、業績上方修正の旭ダイヤ<6140>やダイセキS<1712>は東証1部上昇率上位に顔を出している。セクターでは、鉄鋼、機械、海運業などが下落率上位で、その他も全般軟調。一方、空運業、電気・ガス業、医薬品の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となっている。本日の日経平均は連休中の海外株安を受けて大幅なギャップダウンスタートを余儀なくされた。20日も中国恒大の株価急落が続き、香港株安が欧米市場にも伝播する格好となった。日本を含むアジア株は中国恒大問題が各種メディアでクローズアップされるようになった先週後半から不安定な値動きを示しつつあったが、欧米では地理的な遠さもあってか先週まで「当局がソフトランディングに導くべく救済に乗り出すのでは」「金融市場への影響は限られるだろう」という楽観的な見方が多く、市場反応もアジアほど見られなかった。しかし、負債3000億ドル(約33兆円)以上と言われる中国恒大の経営危機は中国内外の経済や金融市場に相応の影響があるとみられ、欧米投資家は楽観的過ぎた感がある。本日の香港ハンセン指数は朝方の売りが一巡すると下げ渋っている。ひとまずリスクオフ的な動きに歯止めはかかるだろうが、中国恒大問題の行方を見極めるまで積極的に買いづらいとのムードは残るだろう。ここにきて事業面で中国の影響が大きい日本株への慎重論もやや増えてきた。実際、TOTOなどは先週後半からの下げがかなりきつい。日経平均が下値模索にまでは至らずも、戻りの鈍い展開となっていることはこうしたムードを如実に表しているだろう。さらに、今週は23日も秋分の日の祝日となり、21~22日には日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)という重要イベントがある。自民党総裁選を前にした日本株の先高期待は根強く、中国恒大問題が浮上した先週後半も海外実需筋の東証株価指数(TOPIX)先物の買い戻しや出遅れていた個人投資家の押し目買いが入っていた。総裁選後も当面は新首相による政策期待が高まると考えれば、日本株の相対的な好パフォーマンスが続くと予想するが、短期的に不安定な相場展開となることにも十分備えておきたい。(小林大純)■ドル・円は底堅い、米株式先物の上昇で21日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、109円前半から半ばへ小幅に値を上げた。中国恒大集団の経営問題への懸念から連休明けの東京株式市場は日経平均株価が大幅安に振れ、リスク回避的な円買いが先行。ただ、米株式先物の堅調地合いが円買いを抑制している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円35銭から109円60銭、ユーロ・円は128円23銭から128円54銭、ユーロ・ドルは1.1725ドルから1.1732ドル。■後場のチェック銘柄・ビートレンド<4020>、ミアヘルサ<7688>など、3銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位が東京エレクトロン<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・9月NAHB住宅市場指数:76(予想:74、8月:75)【要人発言】・豪準備銀行9月理事会議事要旨「労働市場の一段の改善は遅れる見通し」「中心的なシナリオでは、2024年まで利上げの条件は満たされない」「デルタまん延で回復は遅れたが、軌道を外れたわけではない」「回復のタイミングやペースには相当な不確実性」・ホークスビーNZ準備銀行総裁補「金融刺激策の水準をさらに引き下げることが最も好感の少ない政策スタンス」・麻生財務相「プライマリーバランスの黒字化、もう少し時間を要する形になっているのは確か」<国内>・日銀金融政策決定会合(22日まで)<海外>・15:00 英・8月公的部門純借入額(銀行部門除く)
<CS>
2021/09/21 12:22
みんかぶニュース 市況・概況
「人工知能」が9位に急浮上、DX時代を担う必須テクノロジーに<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 デジタルトランスフォーメーション
2 アンモニア
3 半導体
4 再生可能エネルギー
5 脱炭素
6 半導体製造装置
7 海運
8 全固体電池
9 人工知能
10 パワー半導体
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が9位に急浮上している。
今月1日からデジタル庁が始動したが、デジタル分野の機能強化を政策テーマとした官主導の取り組みが進められていくことになる。そのなか、中長期的視野でDX推進のカギを握る人工知能(AI)にスポットライトが当たっている。
AIは金融、不動産、建設、医療・バイオ、流通など、あらゆる産業とリンクして技術革新の原動力となり得る。自動運転をはじめ先端技術分野でも既に欠かすことのできないテクノロジーとなっており、株式市場で投資テーマとして人気が再燃している。
AIが人類の知能の総和を超えるとされるシンギュラリティが2045年に訪れるとされているが、その歴史的瞬間に向け、ここからの四半世紀はAI技術を巡る覇権争いが先鋭化していくことが必至だ。AIの研究開発は大手IT企業にとどまったものではない。業界の垣根を越えて世界中の大資本企業がAI分野に資金を投下し先を競っている。ディープラーニングの特許申請数は今や中国が米国を凌駕する状況にあるが、個別企業ベースで見た場合、IBM、マイクロソフト、グーグルが上位3傑を独占している。日本も特許申請件数では米中に続くポジションにあり、今後に期待が膨らんでいる。日本国内で安倍政権時代から国策として推進する「スーパーシティ」構想は、AIやビッグデータを活用して先端技術を融合させた街づくりを目指すことが基本コンセプトで、今後も折に触れて関連企業の株価を刺激していくことになるだろう。
注目される銘柄群としてはブレインパッド<3655.T>、ALBERT<3906.T>、FRONTEO<2158.T>、ホットリンク<3680.T>、クレスコ<4674.T>、ユーザーローカル<3984.T>、HPCシステムズ<6597.T>、サイオス<3744.T>、PKSHA Technology<3993.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 12:20
ランチタイムコメント
日経平均は大幅反落、中国恒大巡る欧米の楽観修正はやむを得ない
日経平均は大幅反落。601.48円安の29898.57円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えている。 日本の連休中、米株式市場ではNYダウが17日に166ドル安、20日に614ドル安と大きく下落した。中国恒大集団の経営危機が欧米経済や金融市場にも波及することが懸念され、連邦政府の債務上限問題や連邦準備理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)への警戒感も広がった。また、主要株価指数が直近のトレンドを下抜けしたとの見方に、「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)が節目の20を上回ったことも重なり、システム的な売りに拍車がかかったとみられている。連休明けの日経平均はこうした流れを引き継いで478円安からスタート。寄り付き直後に一時29832.52円(667.53円安)まで下落すると、押し目買いが入って3万円台まで値を戻す場面もあったが、中国恒大問題の行方を見極めたいとの思惑から一段の戻りを試す動きは限られた。 個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が5%を超える下落。中国企業への投資リスクが改めて意識されたようだ。その他売買代金上位も郵船<9101>、レーザーテック<6920>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、トヨタ自<7203>など全般軟調。日本製鉄<5401>とJFE<5411>が揃って4%前後下落し、TOTO<5332>なども中国経済の鈍化懸念から下げが目立つ。また、立会外分売の実施を発表したキャリアインデ<6538>などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、英社と共同開発している抗がん剤の試験結果が良好と伝わった第一三共<4568>は7%超の上昇。緊急事態宣言の解除検討との報道でJAL<9201>などが買われ、業績上方修正の旭ダイヤ<6140>やダイセキS<1712>は東証1部上昇率上位に顔を出している。 セクターでは、鉄鋼、機械、海運業などが下落率上位で、その他も全般軟調。一方、空運業、電気・ガス業、医薬品の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となっている。 本日の日経平均は連休中の海外株安を受けて大幅なギャップダウンスタートを余儀なくされた。20日も中国恒大の株価急落が続き、香港株安が欧米市場にも伝播する格好となった。日本を含むアジア株は中国恒大問題が各種メディアでクローズアップされるようになった先週後半から不安定な値動きを示しつつあったが、欧米では地理的な遠さもあってか先週まで「当局がソフトランディングに導くべく救済に乗り出すのでは」「金融市場への影響は限られるだろう」という楽観的な見方が多く、市場反応もアジアほど見られなかった。しかし、負債3000億ドル(約33兆円)以上と言われる中国恒大の経営危機は中国内外の経済や金融市場に相応の影響があるとみられ、欧米投資家は楽観的過ぎた感がある。 本日の香港ハンセン指数は朝方の売りが一巡すると下げ渋っている。ひとまずリスクオフ的な動きに歯止めはかかるだろうが、中国恒大問題の行方を見極めるまで積極的に買いづらいとのムードは残るだろう。ここにきて事業面で中国の影響が大きい日本株への慎重論もやや増えてきた。実際、TOTOなどは先週後半からの下げがかなりきつい。日経平均が下値模索にまでは至らずも、戻りの鈍い展開となっていることはこうしたムードを如実に表しているだろう。 さらに、今週は23日も秋分の日の祝日となり、21~22日には日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)という重要イベントがある。自民党総裁選を前にした日本株の先高期待は根強く、中国恒大問題が浮上した先週後半も海外実需筋の東証株価指数(TOPIX)先物の買い戻しや出遅れていた個人投資家の押し目買いが入っていた。総裁選後も当面は新首相による政策期待が高まると考えれば、日本株の相対的な好パフォーマンスが続くと予想するが、短期的に不安定な相場展開となることにも十分備えておきたい。(小林大純)
<AK>
2021/09/21 12:18
みんかぶニュース 為替・FX
午前:債券サマリー 先物は反発、新発10年債の取引成立せず
21日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。日本が連休中の米市場でリスクオフの動きとなったことが買い手掛かりとなった。
20日の米市場でNYダウは3日続落となった一方、米長期債金利が低下した。中国恒大集団の経営不安が伝わるなか、金融市場の混乱が中国にとどまらず世界に悪影響が及ぶとの懸念が広がったことが背景。これを受けて東京市場でも安全資産が選好するムードが台頭し、債券先物は買い優勢だった。なお、この日は流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施される。
午前11時の先物12月限の終値は前週末17日に比べ12銭高の151円83銭となった。現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 12:18
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):旭ダイヤ、ダイセキS、アグレ都市Dなど
アグレ都市D<3467>:1185円(+108円)大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の2.5億円から5.1億円、前年同期比3倍の水準にまで引き上げ。売上計上物件の一部がずれ込んで売上高は従来想定を下振れも、販売価格が想定を上振れているほか、販管費の低減が進んだことなどが収益上振れの背景に。通期予想も14.4億円から16.9億円に引き上げ、年間配当金も44円から53円、前期比11円の増配計画としている。キャリアインデ<6538>:994円(-103円)大幅反落。先週末に立会外分売の実施を発表、目先の需給悪化を警戒して、利益確定の動きが強まる形になっているようだ。分売予定株数は60万株、分売予定期間は9月29日から10月6日まで。分売値段は実施日前日の終値となるようだ。プライム市場における流通株式時価総額の基準を早期に達成すること、及び株式の分布状況の改善や流動性向上を図ることを目的としている。旭ダイヤ<6140>:649円(+82円)大幅続伸。先週末に上半期業績予想・配当計画の引き上げを発表、評価材料につながっている。上半期営業利益は従来予想の3.7億円から11億円に引き上げ、前年同期は8.1億円の赤字であった。半導体需要の拡大や工作機械の受注増加によって、電子・半導体業界向け及び機械業界向け売上高の拡大が見込まれるもよう。上半期末配当金も従来の4円から8円に引き上げ、年間配当金は前期比4円増の12円に引き上げ。ダイセキS<1712>:1631円(+179円)大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来の7.7億円から12.9億円に、通期では14.7億円から21億円、前期比74.1%増に上方修正。土壌汚染調査・処理事業の需要が回復したほか、中京エリアにおける大型インフラ整備工事関連事業の利益率なども想定を上回っているもよう。年間配当金も従来予想、並びに前期水準である6円から8円に引き上げている。第一三共<4568>:3015円(+210.5円)大幅続伸。前日ロンドン株式市場で英アストラゼネカの株価が急伸、6.2%高で終了している。同社と共同開発した「エンハーツ」の乳がん患者を対象とした第3相試験の好結果を発表したことが背景。前治療歴のあるHER2陽性の切除不能あるいは転移性の乳がん患者を対象に実施し、疾患進行や死亡リスクを大幅に減らすことが示されたもよう。同社にとっても期待製品の一段の拡大が想定される状況に。EAJ<6063>:1133円 カ -ストップ高買い気配。21年12月期の売上高予想を前期比89.5%増の42.67億円と発表している。厚生労働省から受託している入国者等健康フォローアップセンター業務で、ビデオ通話の実施体制や見回り対応などの強化に係る再委託費が増加し、大幅に拡大する見通しとなった。営業利益予想は非開示だが、合理的に算定可能となった時点で公表するとしている。UEX<9888>:489円(+31円)大幅に反発。22年3月期の営業利益を従来予想の9.00億-11.00億円から12.00億-14.00億円(前期実績4.47億円)に上方修正している。上半期にメーカーの値上げに対応した再販価格の見直しに注力したことに加え、子会社で半導体関連向けを中心に店売り販売が好調に推移した。下半期も同様の基調が継続すると見込む。第1四半期(21年4-6月)の実績は2.54億円にとどまっていたため、ポジティブ視されているようだ。パルマ<3461>:727円(-30円)大幅に3日ぶり反落。21年9月期の営業利益を従来予想の3.55億円から1.32億円(前期実績3.22億円)に下方修正している。ターンキーソリューションサービス事業で商談が想定通りに進まなかったほか、集客コスト投資を増額したことなどが響き、利益を押し下げる見通し。期末配当は従来予想の9.00円から4.00円(前期末実績8.00円)に減額修正した。年間配当は同額となる。
<ST>
2021/09/21 12:17
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、米株式先物の上昇で
21日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、109円前半から半ばへ小幅に値を上げた。中国恒大集団の経営問題への懸念から連休明けの東京株式市場は日経平均株価が大幅安に振れ、リスク回避的な円買いが先行。ただ、米株式先物の堅調地合いが円買いを抑制している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円35銭から109円60銭、ユーロ・円は128円23銭から128円54銭、ユーロ・ドルは1.1725ドルから1.1732ドル。【要人発言】・豪準備銀行9月理事会議事要旨「労働市場の一段の改善は遅れる見通し」「中心的なシナリオでは、2024年まで利上げの条件は満たされない」「デルタまん延で回復は遅れたが、軌道を外れたわけではない」「回復のタイミングやペースには相当な不確実性」・ホークスビーNZ準備銀行総裁補「金融刺激策の水準をさらに引き下げることが最も好感の少ない政策スタンス」・麻生財務相「プライマリーバランスの黒字化、もう少し時間を要する形になっているのは確か」
<TY>
2021/09/21 12:08
注目トピックス 日本株
【M&A速報:2021/09/21(1)】インキュベイトファンド、161億円規模のグロース・ファンドを設立
■インキュベイトファンド、161億円規模のグロース・ファンドを設立■キリンHD<2503>、グループのヘルスサイエンス事業の体制を再編■オンライン営業システム「bellFace」開発・販売のベルフェイス、約30億円のシリーズD資金調達を実施■モバイル型投薬・点滴デバイスのアットドウス、資金調達を実施■「京葉ガスサービスショップ春雨橋店」運営の松戸機器、新日本設備とサービスショップ事業を統合■新生紙パルプ商事、物流子会社2社を経営統合■情報システム企画・開発・販売のニーズシェア、関連会社のエヌコネクトを完全子会社化■JKホールディングス<9896>、サッシ・住宅設備機器施工・販売のハラコートーヨー住器を買収■コンシューマゲーム機向けゲーム開発のグランディング、第三者割当増資を実施■次世代分散型技術開発提供の和らしべ、ゼロワンブースターから資金調達を実施■ダイキアクシス<4245>、太陽光発電システム設計・施工・販売・維持管理のサンエイエコホームを買収■アジア開発キャピタル<9318>、東京機械製作所<6335>による新株予約権無償割当て差止仮処分命令の申立てを発表■SBIホールディングス<8473>、新生銀行<8303>による意見表明等に対しコメントを発表■ハイアス・アンド・カンパニー<6192>、子会社で戸建断熱リフォーム事業等展開のSUNRISEの保有株を同社代表取締役に譲渡 出資比率は10%に低下■光通信<9435>、子会社NFCホールディングス<7169>へのTOBが成立■マークラインズ<3901>、「自動車産業支援ファンド2021」のセカンドクローズでの出資総額が20.5億円に■井村屋G<2209>、中国子会社で調味料販売の北京京日井村屋食品を完全子会社化■イメージ情報開発<3803>、子会社でメディカル&アンチエイジングモール運営のマーベラントの全株式をECスタジオ子会社のホーイズムに譲渡【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
<CS>
2021/09/21 12:07
注目トピックス 市況・概況
東京為替:1ドル109円50銭台、日経平均大幅安、ダイハツ、10月は5工場で生産一時停止
午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円50銭台で推移。ダイハツは、東南アジアの新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う、部品不足により10月は5つの自動車工場で稼働を一時停止すると発表した。滋賀の竜王第2工場が1日から13日の停止となるなど幅広い影響が出るもようだ。一方、東京株式市場は日経平均が601.48円安で午前の取引を終了した。経営不安のある中国恒大集団の先行き不透明感から、幅広い銘柄が売られ、寄り付きから、軟調な展開が続いている。また、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>など指数に寄与度の高い銘柄の値下がりが相場の重しとなっているもようだ。
<FA>
2021/09/21 12:01
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位に旭ダイヤ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」21日午前11時現在で、旭ダイヤモンド工業<6140.T>が「買い予想数上昇」3位となっている。
17日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結予想営業利益を3億7000万円から11億円(前年同期8億1200万円の赤字)へ上方修正し、あわせて従来4円を予定していた中間配当を8円に引き上げると発表した。期末配当予想は据え置きで年間配当は12円となり、前期実績に対しては6円の増配となる予定だ。半導体需要の拡大や工作機械の受注増加に伴い想定以上の売上高の伸長や、持ち分法適用関連会社の投資利益による営業外収入の増加が見込まれることが要因としている。これを受けて、株価は急伸し年初来高値を更新しており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 11:54
注目トピックス 市況・概況
東京為替:日経平均は601円安で午前の取引終了、株安継続でドル買い拡大の可能性低い
21日午前の東京市場でドル・円は、109円50銭台で推移。日経平均は601円安で午前の取引を終えた。中国発の金融不安を警戒した円買いは一巡しつつあるが、本日の中国本土市場は休場であること、日経平均の下げ幅は拡大していることから、リスク回避的な円買いがただちに縮小する可能性は依然として低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円35銭から109円60銭、ユーロ・ドルは、1.1725ドルから1.1732ドル、ユーロ・円は、128円23銭から128円57銭で推移。
<MK>
2021/09/21 11:49
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(前引け)=大幅反落、中国リスクを嫌気しリスクオフ一色
21日前引けの日経平均株価は前営業日比601円48銭安の2万9898円57銭と大幅反落。前場の東証1部の売買高概算は6億8883万株、売買代金概算は1兆7292億円。値上がり銘柄数は156、対して値下がり銘柄数は1995、変わらずは36銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株安を受けてリスク回避の売り圧力が強まり、日経平均は急反落しフシ目の3万円大台ラインを割り込んだ。中国の不動産大手である恒大集団の資金繰りが悪化し巨額債務への懸念が高まるなか、世界同時株安の流れとなり東京市場もそれに巻き込まれる格好となった。日経平均は一時660円以上の下落をみせる場面があり、その後はやや下げ渋ったものの前引け時点で3万円を100円強割り込んだ水準で着地している。値下がり銘柄数は2000近くに達し、全体の9割を超える銘柄が下落、売買代金は1兆7000億円台と前場としては高水準に膨らんだ。
個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984.T>が大幅安となり、日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>など海運株も利食われた。東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>など半導体関連が下落したほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも安い。日本ペイントホールディングス<4612.T>が急落、ダブル・スコープ<6619.T>も大きく値を下げた。半面、第一三共<4568.T>が買われ、日本航空<9201.T>、ANAホールディングス<9202.T>など空運株が堅調。旭ダイヤモンド工業<6140.T>が値上がり率トップに買われ、サインポスト<3996.T>も大幅高。ダイセキ環境ソリューション<1712.T>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 11:46
日経QUICKニュース
東証前引け 大幅反落、リスク回避の売り優勢 下値では買い
21日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前週末比601円48銭(1.97%)安の2万9898円57銭で前場を終えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の資金繰り懸念が広がったことで20日の米ダウ工業株30種平均が600ドル超下げるなど世界の主要株価指数に下落圧力がかかった。前週に約31年ぶりの高値まで上昇していた日本株にも売りが優勢となった。 中国恒大問題がどこまで広がるか分からない先行き不透明感からいったん運用リスクを回避しようと売りに動く投資家が多かった。ただ、市場では中国政府による救済策などに期待する声もあり、売り一巡後は下げ渋る場面も目立った。米株価指数先物も時間外取引では上昇した。 業種別では海運や鉄鋼、機械といった景気敏感株の下落が目立った。一方、空運や鉄道株の一角が買われた。新型コロナウイルス感染拡大を受けて東京都などに出されている緊急事態宣言の解除を見込んだ買いが入った。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆7292億円、売買高は6億8883万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1995と、全体の約9割を占めた。値上がりは156、変わらずは36銘柄だった。 ソフトバンクグループ(SBG)、東エレク、ダイキン、ファナックが下落した。一方、第一三共、三井不、JR東海、ANAHDが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/21 11:46
注目トピックス 市況・概況
Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け)
■eワラント売れ筋トップ10(2021/09/21 11:35現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー (1米ドル) -14.00% 1.00 66.05円2 ビットコイン先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー (1米ドル) -10.52% 1.00 47.16円3 ビットコイン2021年11月 プラス5倍トラッカー (46,000米ドル) -32.66% 4.40 6.08円4 エヌビディア コール (280米ドル) -30.18% 6.62 1.65円5 日経平均 マイナス3倍トラッカー (33,000円) +15.29% -5.96 15.85円6 ビットコイン2021年11月 マイナス3倍トラッカー (51,000米ドル) +25.66% -1.86 8.07円7 ビットコイン2021年10月 マイナス3倍トラッカー (45,000米ドル) +37.08% -2.46 6.16円8 ファーストリテイリング プット (52,000円) -20.00% -5.93 0.41円9 日経平均 プラス5倍トラッカー (25,000円) -9.80% 4.87 31.98円10 ビットコイン2021年11月 プラス5倍トラッカー (13,000米ドル) -10.23% 1.00 24.15円■eワラント値上がりトップ10(2021/09/21 11:35現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 日経平均 マイナス3倍トラッカー (29,500円) +80.82% -20.13 -2.16%2 イーサリアム2021年11月 マイナス3倍トラッカー (3,700米ドル) +48.81% -2.13 -13.34%3 イーサリアム2021年10月 マイナス3倍トラッカー (3,850米ドル) +40.78% -1.89 -13.27%4 ビットコイン2021年10月 マイナス3倍トラッカー (45,000米ドル) +37.08% -2.46 -9.92%5 ニアピン米ドルr2 (108円) +31.56% -58.19 -0.39%6 イーサリアム2021年11月 マイナス3倍トラッカー (4,300米ドル) +29.85% -1.50 -13.34%7 ビットコイン2021年11月 マイナス3倍トラッカー (51,000米ドル) +25.66% -1.86 -9.95%8 キャタピラー プット (180米ドル) +25.29% -7.73 -4.72%9 キャタピラー プット (210米ドル) +24.32% -5.40 -4.72%10 金リンク債 プラス5倍トラッカー (1,750米ドル) +22.73% 22.70 +0.83%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト)
<AK>
2021/09/21 11:44
日経QUICKニュース
新興株前引け ジャスダック、マザーズともに反落 BASEが7%安
21日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末比39円23銭(0.96%)安い4044円87銭となった。中国の中国恒大集団の資金繰り懸念による世界的な株安の流れを受けて下落した。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開だった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で288億円、売買高は3407万株。東映アニメ、ハーモニックが安い。半面、ワークマン、三協フロンテが上げた。 東証マザーズ指数は大幅に反落した。前引けは前週末比29.92ポイント(2.57%)安い1135.20だった。BASEが7%安。メルカリ、メドレーも下げた。一方、アドベンチャーは上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/21 11:43
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=21日前引け
21日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 89923 25.3 16870
2. <1357> 日経Dインバ 23040 84.8 377
3. <1360> 日経ベア2 16417 168.2 921
4. <1579> 日経ブル2 12472 9.5 18020
5. <1459> 楽天Wベア 10394 94.2 1507
6. <1458> 楽天Wブル 10110 -13.2 19740
7. <1552> VIX短先物 6891 394.7 2560
8. <1320> 大和日経平均 4232 117.0 30600
9. <1321> 野村日経平均 3948 15.2 30600
10. <1568> TPXブル 3726 8.0 26850
11. <1545> 野村ナスダク 2926 339.3 16690
12. <1306> 野村東証指数 2506 8.2 2131
13. <2563> iS米国株H 2427 5544.2 2843
14. <2038> 原油先Wブル 1916 -34.7 608
15. <1655> iS米国株 1687 255.9 3430
16. <2562> 日興ダウヘ有 1487 3358.1 2953
17. <2634> 野村SPH有 1323 66050.0 2207
18. <1671> WTI原油 1147 50.9 1524
19. <1330> 日興日経平均 1116 282.2 30700
20. <1305> 大和東証指数 1092 462.9 2155
21. <1329> iS日経 1088 66.1 30750
22. <1365> 大和日経レバ 974 -6.1 26010
23. <2635> 野村米ESG 802 26633.3 2225
24. <2558> MX米株SP 742 226.9 13750
25. <1547> 日興SP5百 732 302.2 5220
26. <2624> iFE225 730 97.3 2990
27. <2631> MXナスダク 692 534.9 11870
28. <2521> 日興SPヘ有 673 1429.5 1529
29. <1346> MX225 660 116.4 30800
30. <1369> One225 609 341.3 29850
31. <1308> 日興東証指数 593 -28.4 2105
32. <1358> 日経2倍 573 138.8 31300
33. <1356> TPXベア2 566 147.2 999
34. <1615> 野村東証銀行 565 26.7 152
35. <1366> 大和日経Dイ 532 90.0 986
36. <2516> マザーズ 520 -13.3 868
37. <1557> SPDR5百 516 578.9 47800
38. <1546> 野村ダウ30 452 527.8 36500
39. <2559> MX全世界株 421 1303.3 13030
40. <2564> GX高配日株 410 -100.0 1952
41. <1343> 野村REIT 395 334.1 2266
42. <2568> 日興NQヘ無 388 3427.3 2842
43. <2040> NYダウブル 382 1314.8 30450
44. <1540> 純金信託 381 -19.8 5950
45. <1476> iSJリート 306 628.6 2174
46. <1367> 大和TPレバ 279 83.6 20840
47. <1473> Oneトピ 263 26200.0 2091
48. <1475> iSTPX 263 -51.2 2104
49. <1345> 日興リート隔 253 666.7 2131
50. <1699> 野村原油 253 -66.6 191
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%)
株探ニュース
2021/09/21 11:35
みんかぶニュース 市況・概況
ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は反落、オリコンHD、タンゴヤが売られる
21日前引けの日経ジャスダック平均は前週末比39.23円安の4044.87円と反落。値上がり銘柄数は90、値下がり銘柄数は520となった。
個別では田中建設工業<1450>、地域新聞社<2164>、イナリサーチ<2176>、アズ企画設計<3490>、ソフトウェア・サービス<3733>など16銘柄が年初来安値を更新。オリエンタルコンサルタンツホールディングス<2498>、幸和製作所<7807>、アルマード<4932>、ネオマーケティング<4196>、旭化学工業<7928>は値下がり率上位に売られた。
一方、ミアヘルサ<7688>、太洋物産<9941>が一時ストップ高と値を飛ばした。アジアゲートホールディングス<1783>、共同ピーアール<2436>、応用技術<4356>、NKKスイッチズ<6943>、タンゴヤ<7126>など8銘柄は年初来高値を更新。グローバルインフォメーション<4171>、大阪油化工業<4124>、UEX<9888>、トミタ電機<6898>、ナンシン<7399>は値上がり率上位に買われた。
株探ニュース
2021/09/21 11:34
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・21日>(前引け)=ホットリンク、クレスコ、イソライト
ホットリンク<3680.T>=異彩の強調展開。SNSを活用した販促支援ビジネスを手掛けるが、SNS効果を極大化させるため、コンサルやマーケティング、データ分析など各領域のスペシャリストを揃えニーズに対応。世界中のソーシャルビッグデータを保有しており、最先端のAI技術を搭載した解析ツールを活用し旺盛な需要を捉えている。業績は急回復局面に入っており、21年12月期営業利益は1億4700万円(前期は2500万円の赤字)を計画するが、2億~2億3000万円程度まで大幅増額修正の可能性が意識されている。
クレスコ<4674.T>=新値街道復帰。独立系のソフト受託開発会社で金融機関向けの実績が高い。AIやロボティクス分野に力を入れ、既有のアプリケーションのコア技術にこれらを融合して事業領域拡張を図っている。24年3月期に売上高500億円(前期実績397億円)を設定、更に30年度までに1000億円にする目標を策定しており、中期的な成長期待が強い。株価は8月11日に下ヒゲでつけた1759円を目先の底にその後一貫した上昇トレンドを続け、時価は18年2月以来3年7カ月ぶりの高値水準を走っている。
イソライト工業<5358.T>=大幅続伸で年初来高値更新。前週末17日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を151億円から160億円(前期比16.8%増)へ、営業利益を24億円から30億円(同39.5%増)へ、純利益を17億円から22億円(同37.6%増)へ上方修正したことが好感されている。世界経済の回復を背景にして、中国や欧州市場を中心に断熱関連事業の販売が堅調に推移していることが要因としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 11:33
みんかぶニュース 市況・概況
東証マザーズ(前引け)=マザーズ指数は反落、i-plug、ツクルバが売られる
21日前引けの東証マザーズ指数は前週末比29.92ポイント安の1135.20ポイントと反落。値上がり銘柄数は39、値下がり銘柄数は338となった。
個別ではジェイフロンティア<2934>、ジェネレーションパス<3195>、GA technologies<3491>、カヤック<3904>、シリコンスタジオ<3907>など21銘柄が年初来安値を更新。i-plug<4177>、ツクルバ<2978>、rakumo<4060>、ココペリ<4167>、BASE<4477>は値下がり率上位に売られた。
一方、ビートレンド<4020>が一時ストップ高と値を飛ばした。レントラックス<6045>、インティメート・マージャー<7072>は年初来高値を更新。T.S.I<7362>、ホットリンク<3680>、HANATOUR JAPAN<6561>、旅工房<6548>、ベルトラ<7048>は値上がり率上位に買われた。
株探ニュース
2021/09/21 11:33
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=21日前引け、ハンセンベア、H株ベアが新高値
21日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比49.3%増の2203億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同38.8%増の1765億円だった。
個別では中国H株ベア上場投信 <1573> 、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> が新高値。iFreeETF中国グレーターベイエリア <2629> 、WisdomTree 白金上場投資信託 <1674> 、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> 、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> 、純銀上場信託(現物国内保管型) <1542> など16銘柄が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きでは国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が15.99%高、NEXT 日経平均VI先物 <2035> が6.80%高と大幅な上昇。
一方、NEXT 南アフリカ株式指数 <1323> は5.01%安、WisdomTree エネルギー指数上場投資信託 <1685> は4.39%安、UBS アジア太平洋株 <1390> は3.97%安、NEXT 原油ブル <2038> は3.95%安、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> は3.77%安と大幅に下落した。
日経平均株価が601円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金899億2300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は902億3100万円で、同水準の商いとなった。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が230億4000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が164億1700万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が124億7200万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が103億9400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が101億1000万円の売買代金となった。
株探ニュース
2021/09/21 11:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 09月21日 11時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(5358) イソライト工業 東証1部 [ 割高 ]
(9318) アジア開発キャピタル 東証2部 [ 割高 ]
(6140) 旭ダイヤモンド工業 東証1部 [ 割高 ]
(5411) JFE 東証1部 [ 割高 ]
(4097) 高圧ガス工業 東証1部 [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(7063) Birdman 東証マザーズ [ 割高 ]
(6552) GameWith 東証1部 [ 割安 ]
(7688) ミアヘルサ 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ]
(7068) FフォースG 東証マザーズ [ 割安 ]
(9514) エフオン 東証1部 [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2021/09/21 11:32