注目トピックス 日本株ニュース一覧
注目トピックス 日本株
フォーバル Research Memo(7):2022年3月期は26円、配当性向35%を予想
■株主還元策フォーバル<8275>は、配当による株主への利益還元を重要な経営課題の1つとして認識している。配当金の決定に関しては、今後の事業計画や財務状況など、中長期的観点から内部留保と安定した成果配分、双方のバランスに配慮して配当金を決定するとしており、配当性向は公約していない。実績では、安定的な利益成長を背景に継続的な増配を続けており、配当性向は30%前後からそれ以上を維持してきた。2022年3月期は、配当金26円(維持)、配当性向35.0%を予想する。コロナ禍で影響を受けた2021年3月期は、配当金額26円を維持した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2021/09/27 15:17
注目トピックス 日本株
フォーバル Research Memo(6):自動発券機・ICカード対応機器に強いエルコムの全株式を取得し子会社化
■中長期の成長戦略・トピックス1. エルコムの全株式を取得し子会社化フォーバル<8275>は2021年7月に、自動発券機・ICカード対応機器などの製造・販売を行うエルコムの全株式を取得し完全子会社化した。エルコムは1976年設立の45年以上の歴史を持つメーカー。事業内容は、公共施設向けの施設管理システムの構築・保守受託、自動発券機・ICカード対応機器・入退室ゲートシステム等の開発・製造・販売・保守などである。顧客は、公共のスポーツ施設や駐輪場、動物園や水族館、博物館などのレジャー・文化施設、飲食店やイベント会場など幅広い実績がある。広域利用のICカードを発行できる「第三者型発行者登録」の許認可を取得するなど、ICカードに早くから取り組んでおり、ICカード対応券売機ではシェアNo.1の企業である。今後は、スマートフォンなどを利用したキャッシュレス決済対応や新紙幣の発行(2024年上半期予定)による買い替え需要など事業機会が拡大する可能性が高い。今回の完全子会社化により、相互の顧客網への販売による売上拡大やグループ間のエンジニアの補完による収益機会の最大化などのグループシナジーが期待できる。直近の売上高は1,478百万円(2020年9月期)であり、同社の通期業績にも貢献することになる。2. 意欲の高い中小企業のデジタル化を支援し、増益に貢献同社は継続的に顧客である中小企業の実態を調査し、ブルーレポートとして定期的に報告している。ブルーレポートmini9月号では、「デジタル化に対する優先順位」が調査され、同社の顧客層では事業方針上デジタル化の優先順位が高い企業が53.0%(やや高いを含む)と過半数を超えることがわかった。中小企業では、まだデジタル化の優先順位はそれほど高くないことが想定されており、同社顧客層の意欲の高さが垣間見える。また、事業方針上のデジタル化優先度が高い企業ほど経常利益が前年に比較して増加している企業が多く、デジタル化・DX化の有効性及び同社支援の意義が示された。同社では、「自社でやってみて成果が出た手法のみ顧客に提供する」というスタンスを徹底してきた経緯があり、同社自らのDX化にも積極的に取り組んできた。全国の中小企業に対する日々のコンサルティング活動のなかで、数多くの経営情報を取得し、情報を整理・一元管理し、中小企業のビッグデータバンクとなる情報基盤を確立し、同社並びに顧客である中小企業のビジネスモデルの変革と新しい価値の共創に役立ててきた。この取り組みが評価され、2021年3月、経済産業省による「DX認定制度 認定事業者」に認定された。また、2021年4月には、経済産業省による「経営革新等支援機関」に認定された。この認定により、国の中小企業施策(事業再構築補助金、先端設備等導入計画認定、事業承継補助金、中小企業経営力強化資金融資事業、経営力強化保証制度など)を支援メニューに加えることができ、経営改革への意欲の高い中小企業にとってはメリットが大きい。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2021/09/27 15:16
注目トピックス 日本株
フォーバル Research Memo(5):2022年3月期は売上高500億円、営業利益30億円を予想
■今後の見通しフォーバル<8275>の2022年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比0.4%増の50,000百万円、営業利益が同14.6%増の3,000百万円、経常利益が同20.8%増の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.9%増の1,900百万円となり、堅調な増収と利益のV字回復を予想する(期初予想より変更なし)。売上高に関しては、本来なら前年のコロナ禍からの回復を望み増収幅が大きくなるところだが、ハードウェア販売ビジネスからストック型ビジネスへのシフトを一段と加速するために、売上高の伸びは0.4%増と限定的となる。顧客である中小企業は、コロナ禍の影響により在宅ワークやペーパーレス化などさらなるデジタル化が求められている。同社としては、ストック型ビジネスであるアイコンサービス(及びその派生メニュー)の顧客数増加及び平均単価向上に注力したい考えだ。一方で各利益に関しては2ケタの伸びを予想する。ストック型サービスへのシフトが進めば、仕入れ原価が少ない事業特性のため、おのずと利益はついてくる。第1四半期を終えて、通期売上高予想に対する進捗率は22.6%(前年同期は22.1%)、通期営業利益予想に対する進捗率は10.8%(前年同期は10.8%)であり、いずれも前期の水準である。弊社では、コロナ禍を契機にした中小企業におけるデジタル化への危機感やアイコンサービスのメニューの充実度、過去にも営業利益30億円を超えた実績もあることから、2022年3月期の利益目標は十分達成可能であると考えている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2021/09/27 15:15
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フォーバル Research Memo(4):2022年3月期第1四半期は増収増益。アイコンサービスの伸びが成長に貢献
■業績動向フォーバル<8275>の2022年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比3.0%増の11,321百万円、営業利益が同14.2%増の322百万円、経常利益が同41.7%増の340百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同315.1%増の352百万円となり、東京都などで緊急事態宣言が発出されるなどコロナ禍の影響は依然続くものの、堅調な業績となった。売上高に関しては、1回目の緊急事態宣言に伴い減収となった前年同期と比較すると3.0%増となったものの、本格的な回復までには至っていない。事業タイプ別には、定期的な収入があるストック型の事業・サービスは順調な一方で、都度の訪問や商談が必要な事業では苦戦が続き、明暗が分かれた。フォーバルビジネスグループは、増収率が前年同期比で15.3%増となった。アイコンサービスが順調に増加し、成長に貢献した。一方で、ハードウェア販売やオフィス工事等に関しては商談の延期などにより伸び悩みも見られた。フォーバルテレコムビジネスグループでは、新電力サービスが好調に推移した半面、ISPサービスや印刷などは苦戦した。総合環境コンサルティングビジネスグループでは、LED販売が増加したものの、訪問して商談する太陽光発電システム等が減少し減収となった。その他セグメントでは、連結子会社化したカエルネットワークスの寄与やITエンジニア派遣事業が堅調に推移し、前年同期比で41.9%の増収率となった。利益に関しては、売上総利益の伸び率(前年同期比7.3%増)が販管費の伸び率(同6.7%)を上回ったため、営業利益は同14.2%の増益となった。販管費の抑制の要因としては、新しい働き方への対応が加速したことが挙げられる。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益では大幅な増益となったのは、フォーバルテレコムグループでの事業譲渡益(354百万円)を特別利益として計上したためである。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2021/09/27 15:14
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フォーバル Research Memo(3):フォーバルビジネスグループ、フォーバルテレコムビジネスグループが2本柱
■事業概要1. フォーバルビジネスグループフォーバルビジネスグループでは、中小企業向けに、IP統合システム、情報セキュリティ、Web構築などの情報通信コンサルティングのほか、総合コンサルティング、海外進出支援、人材・教育、環境、事業承継などの経営コンサルティングサービス、OA・ネットワーク機器の販売、サービスの取次ぎなどを手掛ける。主力事業は、コンサルティングサービスであるアイコンサービスのほか、創業以来手掛けているビジネスフォンの販売を始めとする情報通信機器やOA機器の販売だ。情報機器や通信サービスを接点としてアイコンサービス・よろず経営相談へ導き、さらに次世代経営コンサルティングでより深い解決策を提案するという一連の流れで、中小企業の多様なニーズに対応する体制が整備されている。フォーバル<8275>のコンサルティングの特色は5分野(情報通信、海外、環境、人材・教育、起業・事業承継)と3手法(売上拡大、業務効率改善、リスク回避)に整理される。2022年3月期第1四半期の業績は、「アイコンサービス」が順調に増加し売上高で5,112百万円(前年同期比15.3%増)の増収、セグメント利益で85百万円(同27.4%増)となった。2. アイコンサービス:中小企業支援サブスクリプション型コンサルティングサービス同社の最も注目すべき事業は、2008年に導入されたアイコンサービスだろう。アイコンのアイは、information(情報)、imagination(想像力)、idea(アイデア)、identity(独自性)、intelligence(知力)、innovation(革新)を起源とするコンサルティングサービスである。定期訪問と遠隔サポート・状態監視を組み合わせた効率的な支援が特徴である。アイコンサービスの基本構成は、よろず経営相談サービス、定期訪問や通信技術を使った遠隔サポート、パソコン・ネットワーク状態監視サービス、各種アプリケーションの問い合わせサービス、顧客専用サイトとなっている。メニューとして、経営コンサルティング系、個人情報管理系、パソコン・ネットワーク系、スマートフォン・パッド系、ホームページ系、電話系、コピー系の幅広いサービスを提供する。現在のアイコンサービスの平均客単価は、月額10,000円程度であり、他のサービスへの入り口と位置付けているため、設定金額は低めである。同サービスは、自社の“企業ドクター”が行うのが基本であったが、OEM展開(パートナーの販売会社によるサービス)が大きく伸びている。アイコンサービスの全顧客数37,823件(2021年3月末時点)のうちOEM経由の顧客が20,772件(同)であり、自社販売(17,051件)を追い抜いた。コロナ禍において中小企業の働き方改革が待ったなしとなるなか、同社の一連のソリューション(コンサル、システム、空間づくなど)が中小企業の生産性向上に寄与している。アイコンサービスはそれ自体が粗利率の高いサービスであるが、端末(パソコン、タブレット、携帯電話、プリンター、コピー機など)やネットワークの状態監視から得られたビッグデータから様々な改善提案を行うことにより関連商材が拡販できるという副次的効果が大きい。最近、アイコンサービスの一環としてリリースされたサービスには、スマホなどから簡便かつ安価に勤怠管理を行えるクラウド型勤怠管理システム「IEYASU」や業務フローの見直し・マニュアル化を行い、ペーパーレス化・標準化で業務の効率性を高めるコンサルティングサービス「PPLS(ププルス)」、AIを用いて新規顧客開拓を支援する「ビジネスセールスマネジメント」、電子契約サービス「シムワーク」などがある。これらのサービスは、働き方改革を行う大前提となる勤務実態を可視化するとともに、生産性のより高い働き方への変革を支援するものである。メニューの充実に伴い、顧客件数と顧客単価の両方が伸び、アイコンサービス売上高は順調に成長している。3. フォーバルテレコムビジネスグループフォーバルテレコム<9445>を中心にVoIP(高速ブロードバンド回線を利用した電話やインターネット接続サービス)・FMC(サービス名「どこでもホン」)などのオリジナルな通信サービス、インターネット関連サービス、普通印刷及び保険サービスなどを提供する。また、一括請求する「ワンビリングサービス」を通じて企業のコスト削減や事業効率向上を支援している。直近では、ISPサービス等が減収になるなかで、新電力サービスが伸びている。2022年3月期第1四半期の業績は、売上高で4,918百万円(前年同期比2.7%減)、セグメント利益で201百万円(同4.2%増)と堅調である。4. 総合環境コンサルティングビジネスグループ(株)アップルツリーがスマートグリッド設備機器の商社事業(太陽光システム、オール電化、蓄電池、HEMS)と太陽光発電システム(住宅用、産業用)の設計、施工、販売事業を主に行ってきた。太陽光発電システムに関しては、再生可能エネルギー特別措置法改正(FIT法改正、2017年4月)の影響を受け、販売は停滞期に入った。それを補うべくLED照明や蓄電池の拡販を積極化し、現在では事業構造の転換が成功した。LED事業については、国内生産で高品質なLEDを提供する工場を持つ。LEDは部屋を明るくするだけでなく、節電効果で経費削減にもつながるうえに10年保証も付くことから、導入のメリットは大きく、今後の拡大が期待される。近年は増収増益が続いてきたが、コロナ禍の影響で訪問営業が制限され、売上が低調となった。2022年3月期第1四半期の業績は、売上高で791百万円(前年同期比31.4%減)、セグメント損失12百万円(前年同期は3百万円の損失)と減収減益である。5. その他の事業グループ(人材・教育・IT分野)人材・教育分野の強化のため、通信教育事業、書籍の出版・販売事業を手掛ける(株)アイテックと、IT分野のエンジニア及び管理者の育成、東南アジアにおける現地幹部候補・留学生の人材紹介・派遣などの事業を行うクリエーティブソリューションズが合併し、新会社としてアイテックが2018年4月に発足した。旧アイテックは情報処理技術者や個人情報保護士の養成を得意とし、eラーニングでのサービス提供ができる強みがあり、クリエーティブソリューションズは大手通信会社などを顧客に持ち、安定した需要が特長である。2020年6月には、システム企画・設計を得意とするカエルネットワークス(株)がフォーバルの完全子会社となり業績に貢献する。コロナ禍においては集合研修サービスが打撃を受けるものの、ITエンジニアの派遣やシステム企画・開発は成長を続けている。2022年3月期第1四半期の業績は、売上高で499百万円(前年同期比41.9%増)、セグメント利益で77百万円(同127.1%増)とM&Aの効果もあり大幅な増収増益である。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2021/09/27 15:13
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フォーバル Research Memo(2):情報通信分野を得意とする中小・中堅企業向けコンサルタント集団
■会社概要1. 会社概要フォーバル<8275>は、「中小・中堅企業の利益に貢献する次世代経営コンサルタント集団」を旗印に事業展開を行う。IP統合システム、情報セキュリティ、Web構築などの情報通信コンサルティングを得意とし、総合コンサルティング、海外進出、人材・教育、環境、事業承継などの経営コンサルティングなどを行う。従来は情報通信機器の卸売販売を主に行っていたが、2000年代半ばに大きな売上・利益減に直面し、アイコンサービスを主軸としたコンサルティング業態に転換した。情報化や経営改善、海外進出や事業承継など中小企業が抱える様々な課題を解決するユニークな企業である。中小企業においてもDXが喫緊の課題となっており、同社の役割がより重くなっている。2. 沿革電気通信機器、コンピュータ、端末機器の販売、設置工事などを事業目的とした新日本工販(株)として、1980年に設立された。1988年に、創業者であった現代表取締役会長大久保秀夫(おおくぼひでお)氏が第1回アントレプレナー大賞を受賞したほか、当時の日本最短記録で店頭登録銘柄として株式公開した。1991年には、「For Social Value」から着想を得て現在の社名の(株)フォーバルに商号を変更した。2008年に総合ITコンサルティングサービス「アイコン」の提供を開始した。2014年1月に東証2部へ市場変更、同年10月に1部に指定された。現在は、「中小・中堅企業の利益に貢献する」と明確な目的を設定し、コンサルティングファームへの進化を掲げ、アイコンサービスのほか、次世代経営コンサルティング事業で中小企業に経営技術を伝授している。同社はM&Aを積極活用しており、総合環境コンサルティングビジネスグループの(株)アップルツリー、その他事業グループの(株)アイテックなど、多くの企業がM&Aにより連結子会社となり、業績を伸ばしている。2021年3月には、DX推進の準備が整っている(DX-Ready)事業者を経済産業省が認定する「DX認定制度 認定事業者」に、2021年4月には、中小企業に対して専門性の高い支援を行っている企業として「経営革新等支援機関」に、それぞれ認定された。3. 事業内容同社は、主軸のアイコンサービスやセキュリティ関連、複写機の販売などを行う「フォーバルビジネスグループ」、光回線サービスやISPなどの通信サービスを取り扱う「フォーバルテレコムビジネスグループ」、太陽光システムやLEDや蓄電池など環境関連商品を取り扱う「総合環境コンサルティングビジネスグループ」、人材・教育分野の「その他事業グループ」の4つの事業セグメントから構成される。2022年3月期第1四半期は、フォーバルビジネスグループが全社売上高の構成比で45.2%、全社セグメント利益の中の構成比で24.4%。フォーバルテレコムビジネスグループが売上高の43.4%、セグメント利益の57.3%であり、上位2セグメントで売上高及びセグメント利益の8割以上を稼ぐ。総合環境コンサルティングビジネスグループは一定の規模はあるが、利益貢献は大きくない。その他事業には、IT関連人材サービスやシステム開発が含まれ、成長性及び収益性が高い。4. 人材の育成と処遇同社では顧客企業との接点を重視しており、接点を担う人材の教育に力を入れている。毎年入社する約70名の新入社員には、1年間という長い研修期間が設けられており、入社1年後に配属が決まる。1年間の中で、同社の中核サービスであるアイコンサービスのアドバイザー、遠隔サポートのコールセンター、営業部門などを順次経験し、必要な専門知識やスキルを学んでいく。また、同社の業務を遂行するうえで、ITの基礎知識は必要不可欠であるという考えから、10以上の推奨資格を明示し、能力開発に活用している。なかでも4資格(1)ドットコムマスター、(2)ビジネス統計スペシャリスト、(3)個人情報保護士、(4)スマートマスター(社内資格)を重要視しており、顧客接点を持つ部署(コンサルティング、コールセンター、営業)のほぼ全員が取得を終えている。同社はITなどにより顧客企業の生産性を向上させ、中小企業の課題である長い労働時間を解決する支援を行ってきた。自らも残業時間の削減や有休取得などを継続的に推進し、従業員の健康と生産性向上を図っている。特に、柔軟な働き方、メンタルヘルス等のストレス関連疾患の発生予防、生活習慣病などの発生予防を重点課題と捉え積極的に取り組んできた。2021年3月には、特に優良な健康経営を実践している企業や団体を認定する「健康経営優良法人2021(ホワイト500)」に選出されている。また、「幸せの分配」と呼ばれる基本方針「会社の努力によって得た利益の増加分は、株主と会社と社員で3等分する」が存在し、社員のモチベーションを高めている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2021/09/27 15:12
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フォーバル Research Memo(1):2022年3月期第1四半期はコロナ禍の影響が残るものの増収増益
■要約フォーバル<8275>は、「中小・中堅企業の利益に貢献する次世代経営コンサルタント集団」を旗印に事業展開している。IP統合システム、情報セキュリティ、Web構築などの情報通信コンサルティングを得意とし、総合コンサルティング、海外進出、人材・教育、環境、事業承継などの経営コンサルティングなどを行う。従来は情報通信機器の卸売販売を主に行っていたが、2000年代半ばに大きな売上・利益減に直面し、アイコンサービスを主軸としたコンサルティング業態に転換した。情報化や経営改善、海外進出や事業承継など中小企業が抱える様々な課題を解決するユニークな企業である。中小企業においてもDXが喫緊の課題となっており、同社の役割がより重くなっている。1. 事業概要フォーバルビジネスグループが事業の柱である。同事業グループでは、中小企業向けに、IP統合システム、情報セキュリティ、Web構築などの情報通信コンサルティングのほか、総合コンサルティング、海外進出支援、人材・教育、環境、事業承継などの経営コンサルティングサービス、OA・ネットワーク機器の販売、サービスの取次ぎなどを手掛ける。2. 業績動向2022年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比3.0%増の11,321百万円、営業利益が同14.2%増の322百万円、経常利益が同41.7%増の340百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同315.1%増の352百万円となり、東京都をはじめ全国各自治体で緊急事態宣言が発出するなど新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)の影響は依然続くものの、堅調な業績となった。2022年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比0.4%増の50,000百万円、営業利益が同14.6%増の3,000百万円、経常利益が同20.8%増の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.9%増の1,900百万円となり、堅調な増収と利益のV字回復を予想する(期初予想より変更なし)。中小企業のデジタル化が求められるなか、アイコンサービスに注力することで増益を目指す。3. 成長戦略同社は2021年7月に、自動発券機・ICカード対応機器などの製造・販売を行う(株)エルコムの全株式を取得し完全子会社化した。エルコムは1976年設立の、45年以上の歴史を持つメーカー。事業内容は、公共施設向けの施設管理システムの構築・保守受託、自動発券機・ICカード対応機器・入退室ゲートシステム等の開発・製造・販売・保守などである。顧客は、公共のスポーツ施設や駐輪場、動物園や水族館、博物館などのレジャー・文化施設、飲食店やイベント会場など幅広い実績がある。広域利用のICカードを発行できる「第三者型発行者登録」の許認可を取得するなど、ICカードに早くから取り組んでおり、ICカード対応券売機ではシェアトップの企業である。今後は、スマートフォンなどを利用したキャッシュレス決済対応や新紙幣の発行(2024年上期予定)による買い替え需要など事業機会が拡大する可能性が高い。今回の完全子会社化により、相互の顧客網への販売による売上拡大やグループ間のエンジニアの補完による収益機会の最大化などのグループシナジーが期待できる。直近の売上高は1,478百万円(2020年9月期)であり、同社の通期業績にも貢献することになる。4. 株主還元策2022年3月期は、配当金26円(維持)、配当性向35.0%を予想する。コロナ禍で影響を受けた2021年3月期は、配当金額26円を維持した。■Key Points・2022年3月期第1四半期は、コロナ禍の影響残るものの増収増益・2022年3月期は売上高500億円、営業利益30億円を予想。中小企業のデジタル化が求められるなか、アイコンサービスに注力し増益を狙う・自動発券機・ICカード対応機器に強いエルコムの全株式を取得し子会社化(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2021/09/27 15:11
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(14時台)~片倉工業、オプトエレクトなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月27日 14:50 現在](直近5日平均出来高比較)コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率<7715> 長野計器 1062000 78440 1253.90% 10.84%<1580> 日経-1倍 610800 45790 1233.92% -0.08%<6192> ハイアス 18408400 1732620 962.46% 27.75%<5331> ノリタケ 285900 32100 790.65% 14.9%<2656> ベクター 1068000 174540 511.89% 0.29%<4556> カイノス 299700 50280 496.06% 1.9%<1433> ベステラ 229100 41560 451.25% 2.41%<1367> TPXダブル 61643 15405.6 300.13% -0.23%<6548> 旅工房 504700 127440 296.03% 2.33%<2925> ピックルス 279900 72280 287.24% -9.36%<4331> T&Gニーズ 306800 84980 261.03% 8.92%<7048> ベルトラ 1868000 548400 240.63% 3.81%<4493> サイバセキュリ 372800 110360 237.80% 4.84%<2378> ルネサンス 360100 107800 234.04% 5.3%<9726> KNTCT 388000 130240 197.91% 9.44%<9936> 王将フード 273900 94440 190.03% 0.98%<3001>* 片倉工業 228600 79160 188.78% 0.68%<9828> 元気寿司 79500 27580 188.25% 1.93%<9274> 国際紙パルプ 2878400 1000860 187.59% 4.79%<9052> 山陽電 81100 28780 181.79% -1.3%<6664> オプトエレクト 1370500 488900 180.32% -13.2%<4337> ぴあ 60400 22100 173.30% 5.6%<3969> エイトレッド 115800 42740 170.94% 5.34%<8160> 木曽路 236200 87220 170.81% 0.86%<9031> 西鉄 687400 260220 164.16% 0.63%<6881> キョウデン 584300 221540 163.74% 8.51%<4644> イマジニア 90600 34980 159.01% -1.34%<3998> すららネット 1073000 414620 158.79% -3.09%<7596> 魚力 44700 17700 152.54% -0.53%<9722> 藤田観 154000 62060 148.15% 5.81%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
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2021/09/27 14:56
注目トピックス 日本株
ニトリHD---もみ合い、上半期営業減益観測報道が伝わる
ニトリHD<9843>はもみ合い。上半期営業利益が前年同期比4%減の約770億円になったとの観測報道が伝わっている。コロナ禍の巣ごもり消費で家具や雑貨が好調だった前年の反動が強まったもよう。一方、ワクチン接種の進展や島忠の一段のコスト削減などを見据え、通期業績見通しは維持する見込みとされている。観測数値は会社計画の750億円、並びに710億円程度の市場予想を上回っているが、安定成長期待の高い銘柄でもあり、ポジティブな反応は限定的。
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2021/09/27 14:43
注目トピックス 日本株
ピックルス---急落、上半期収益予想上方修正も出尽くし感優勢に
ピックルス<2925>は急落。先週末に上半期収益予想の上方修正を発表、営業利益は従来の18.5億円から22.3億円、前年同期比24.8%増に引き上げている。野菜価格が低位で推移したことにより、粗利益率が改善しているもよう。ただ、第1四半期の45%増に対して、6-8月期は4%増程度に増益率が縮小する形となっており、また、通期予想も据え置いていることから、上方修正発表が目先の好材料出尽くしと受けとめられているようだ。
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2021/09/27 14:27
注目トピックス 日本株
りそなHD---急伸、継続的な株主還元に期待とし米系証券が格上げ
りそなHD<8308>は急伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、銀行業界の投資判断を「アトラクティブ」に引き上げるとともに、同社の投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も520円から560円に引き上げている。国内貸出ビジネスが堅調であるほか、フィー収益拡大による増益トレンドを想定している。また、総還元性向40%台半ばを中期的に目指すなか、継続的な株主還元にも期待としている。
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2021/09/27 14:05
注目トピックス 日本株
【M&A速報:2021/09/27(1)】IoT血糖モニタリングサービスのProvigate、資金調達を実施
■IoT血糖モニタリングサービス「GlucoReview」開発のProvigate、総額9.1億円の資金調達を実施■1LDK、デジタルコミック「Webtoon」企画・制作・編集子会社LOCKER ROOMを設立 アカツキ<3932>から資金調達を実施■三菱UFJキャピタル、エレクトロニクス監視ソリューションを提供するイスラエルのproteanTecsに追加出資■こども向けオンラインスポーツ事業「へやすぽ」展開のPAPAMO、シードラウンドで総額5600万円の資金調達を実施■中島董商店、グループのワイン事業体制を再編■しがぎん地方創生SDファンド、窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window2」開発・販売のアトモフに出資■建築設備会社のヤシマ工業、関連会社の久米電装を吸収合併■サイブリッジグループ、グループ会社のサイブリッジとリアルXを合併■大東通商グループの大東タンクターミナル、一部事業を移管 大東通商と合併■国内外時計・貴金属類卸の廣畑、エムジェイを連結子会社化■ネクスト新事業新技術1号投資事業有限責任組合、映像解析AI分野に特化したプラットフォーム提供のフューチャースタンダードに出資■農業DXプラットフォーム提供のAGRI SMILE、シリーズAで約1.7億円の資金調達を実施■ブロッコリー<2706>、ゲーム制作子会社のランタンルームスを吸収合併■ヨシックスHD<3221>傘下のヨシックスキャピタル、クラウドサービス「LogSystem」提供のlog buildに出資■新日本建設<1879>、冨士工の子会社化に係る株式譲渡契を合意解除【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
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2021/09/27 13:56
注目トピックス 日本株
東ソー---急落、来期2ケタ営業減益予想で国内証券が格下げ
東ソー<4042>は急落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も2600円から1900円に引き下げている。23年3月期は、主要製品市況は下落方向の一方、燃料価格は上昇方向にあり、減益幅は従来予想よりも拡大する可能性が高いとみているようだ。23年3月期営業利益は985億円を予想、1240億円程度のコンセンサスを下回るとみている。
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2021/09/27 13:47
注目トピックス 日本株
Orchestra Holdings---2021年12月期の業績予想を上方修正
Orchestra Holdings<6533>は21日、2021年2月に公表した2021年12月期の連結業績予想を修正することを発表。2021年12月期の連結業績予想数値は、売上高156.20億円(前回予想10.0%増)、営業利益11.31億円(同30.0%増)、経常利益11.24億円(同30.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7.02億円(同30.0%増)と各利益とも前回予想を上回る見込みとなり、上方修正する。デジタルマーケティング事業の受注が堅調に推移。デジタルトランスフォーメーション事業は、Salesforce案件の受注と採用・教育活動が順調に推移したことから、早期に開発体制を強化することができ利益率が改善する見通し。
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2021/09/27 13:42
注目トピックス 日本株
ティア---愛知県名古屋市緑区に「ティア桶狭間」開業
ティア<2485>は24日、愛知県名古屋市緑区に家族葬ホール「ティア桶狭間」を10月2日にオープンすることを発表。ティア桶狭間は、愛知県内で家族葬ホール16店舗目、緑区内で「ティア緑」、「ティア滝ノ水」に次いで3店舗目の出店となり、家族葬ホールとしては初出店となる。同ホールは、建物全体を一葬儀が貸し切って利用できる。名古屋南ICから約900mのロードサイドに位置し、車でのアクセスが便利で、場内には17台の駐車場がある。
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2021/09/27 13:40
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(13時台)~長野計器、ノリタケなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月27日 13:08 現在](直近5日平均出来高比較)コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率<1580> 225インバー 586890 45790 1181.70% -0.12%<7715> 長野計器 924600 78440 1078.74% 13.05%<5331> ノリタケ 256600 32100 699.38% 14.68%<2656> ベクター 1030300 174540 490.29% 0.29%<6192> ハイアス 8611500 1732620 397.02% 9.69%<1433> ベステラ 204800 41560 392.78% 1.93%<4556>* カイノス 236300 50280 369.97% 4.34%<1367> 大和TPXダブ 58681 15405.6 280.91% 0.19%<6548> 旅工房 418500 127440 228.39% 1.79%<2925> ピックルス 232300 72280 221.39% -8.61%<7048> ベルトラ 1602300 548400 192.18% 5.51%<9936> 王将フード 265300 94440 180.92% 0.98%<2378> ルネサンス 299200 107800 177.55% 5.05%<4331> T&Gニーズ 231400 84980 172.30% 8.35%<9052> 山陽電 76100 28780 164.42% -1.06%<9726> KNTCT 334300 130240 156.68% 9.1%<9031> 西鉄 660500 260220 153.82% 1.08%<9828> 元気寿司 69300 27580 151.27% 2.22%<4337> ぴあ 55200 22100 149.77% 6.18%<4644> イマジニア 86600 34980 147.57% -0.57%<6664> オプトエレクト 1196600 488900 144.75% -13.33%<9274> 国際紙パルプ商事 2383300 1000860 138.13% 2.02%<8160> 木曽路 198500 87220 127.59% 0.73%<3969> エイトレッド 96500 42740 125.78% 6.27%<8254> サイカ屋 1151100 521700 120.64% 12.1%<6881> キョウデン 485400 221540 119.10% 8.04%<9722>* 藤田観 132400 62060 113.34% 6.3%<1546>* NYダウ30 24741 11774 110.13% 0.67%<4493>* サイバーセキュリ 230100 110360 108.50% 2.24%<5699> イボキン 119200 57900 105.87% 9.18%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
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2021/09/27 13:25
注目トピックス 日本株
しまむら---急伸で一時3カ月ぶり高値、9月の既存店売上は2カ月ぶりにプラス転換
しまむら<8227>は急伸で一時3カ月ぶり高値。先週末に9月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比7.0%増と2カ月ぶりにプラス転換。客数が同3.3%増加したほか、客単価も同3.1%上昇している。平年よりも気温が低く推移したことで秋冬物が好調に推移、サプライヤー共同開発ブランドやキャラクター商品などが好調だったようだ。今後の経済活動再開に伴う本格的な販売回復期待も高まる状況に。
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2021/09/27 13:25
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続伸、ファーストリテとソフトバンクGの2銘柄で約84円押し上げ
27日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり163銘柄、値下がり59銘柄、変わらず3銘柄となった。日経平均は続伸。109.81円高の30358.62円(出来高概算6億7145万株)で前場の取引を終えている。24日の米国市場でのNYダウは33.18ドル高(+0.09%)と小幅に3日続伸。中国恒大集団のドル建て社債利払いの行方に警戒感がくすぶり、寄り付き後に下落。しかし、世界金融市場への大きな波及は避けられるとの見方が根強く下値も限定的に。8月新築住宅販売件数が予想を上回ったことで景気回復期待も強まり、金融や消費サービス関連などの景気循環株を中心に買われた。一方、米10年国債利回りが約2カ月半ぶりに1.4%台半ばへと上昇するなかハイテク株の上値は抑えられたが、引けにかけては下げ渋り、ナスダック総合指数は0.03%安とほぼ変わらずとなった。本日の日経平均は29.01円高の30277.82円と小高い水準でスタートすると、取引開始早々に165.80円高の30414.61円まで上値を伸ばした。29日投開票の自民党総裁選が近くづくなか次期政権への期待に加え、緊急事態宣言の9月末での全面解除への期待なども加わり、相場を後押しした。しかし、恒大集団にまつわる懸念は完全に払しょくされていないこともあり、戻り待ちの売りも強く、日経平均は一時マイナス圏に沈む場面もみられた。それでも、押し目買いから前引けにかけては再度上げ幅を拡げる動きとなった。値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で日経平均を約84円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは日立<6501>で5.25%高、同2位はJR東海<9022>で4.81%高だった。緊急事態宣言の9月末での全面解除への期待から、旅行関連の銘柄が強い値動きに。一方、値下がり寄与トップはダイキン<6367>、同2位は東エレク<8035>となり、2銘柄で日経平均を約39円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップもダイキンで3.35%安、同2位は東ソー<4042>で3.10%安だった。*11:30現在日経平均株価 30358.62(+109.81)値上がり銘柄数 163(寄与度+213.45)値下がり銘柄数 59(寄与度-103.64)変わらず銘柄数 3○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ 78690 1590 +57.26<9984> ソフトバンクG 6751 124 +26.79<6857> アドバンテ 11270 140 +10.08<7203> トヨタ 10335 235 +8.46<6971> 京セラ 7133 72 +5.19<8830> 住友不 4130 112 +4.03<2801> キッコーマン 9580 110 +3.96<7267> ホンダ 3469 55 +3.96<8015> 豊通商 4870 95 +3.42<3659> ネクソン 1857 46 +3.31<8252> 丸井G 2220 90 +3.24<4021> 日産化学 7040 90 +3.24<4568> 第一三共 3106 30 +3.24<4901> 富士フイルム 9879 87 +3.13<6954> ファナック 25510 85 +3.06<9022> JR東海 17340 795 +2.86<4063> 信越化 20600 75 +2.70<9766> コナミHD 7140 70 +2.52<5108> ブリヂストン 5420 70 +2.52<6501> 日立 6873 343 +2.47○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6367> ダイキン 25270 -875 -31.51<8035> 東エレク 54220 -210 -7.56<4519> 中外薬 4245 -59 -6.37<2413> エムスリー 8477 -73 -6.31<7832> バンナムHD 8960 -156 -5.62<9433> KDDI 3807 -21 -4.54<6976> 太陽誘電 7230 -90 -3.24<6988> 日東電 8270 -90 -3.24<4523> エーザイ 8561 -84 -3.02<4543> テルモ 5473 -20 -2.88<6645> オムロン 11350 -80 -2.88<4507> 塩野義 7417 -76 -2.74<6506> 安川電 5780 -70 -2.52<4503> アステラス薬 1890 -12.5 -2.25<6098> リクルートHD 7116 -19 -2.05<9613> NTTデータ 2183 -11 -1.98<5332> TOTO 5340 -90 -1.62<4578> 大塚HD 4905 -43 -1.55<2802> 味の素 3357 -35 -1.26<4042> 東ソー 2002 -64 -1.15
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2021/09/27 12:29
注目トピックス 日本株
ディア・ライフ---グループ再編の一環とする連結子会社間の異動を発表
ディア・ライフ<3245>は24日、連結子会社であるディアライフエージェンシー(以下、DLA)の株式全てをグループ再編の一環として、同じく連結子会社のDLXホールディングス(以下、DLX-HD)に譲渡すると発表した。DLAは、セールスプロモーション事業として幅広い年代の女性求職者を不動産業界に派遣・紹介をしてきた。一方、DLX-HDは保険に関する研修を受けた専門性の高いスタッフをアウトバウンド向けコールセンターへ派遣するN-STAFFをグループに持つ。今回の異動により、両社の人材やノウハウ等の経営資源の効率的な活用を進めることができるとしている。セールスプロモーション事業の管理機能をDLX-HDに集約させることで、事務コストの圧縮や、採用活動の効率化、派遣人材の相互活用などが見込まれる。こうしたことから、多様で柔軟な働き方を求める派遣従業員にとっては、就業機会の拡大にもつながるとしている。DLX-HDでは、引き続き、専門性の高い教育を受けた人材を派遣するとともに、業務の DX化を推進し、変化する労働環境に対応する新たな事業モデルの創出に取り組むとしている。
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2021/09/27 11:59
注目トピックス 日本株
三益半導---反落、今期業績見通しは市場コンセンサスをやや下回る
三益半導<8155>は反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は18.2億円で前年同期比14.5%増益となっている。300ミリウエハーを中心に半導体事業における生産が堅調に推移しているもよう。一方、これまで未定としていた通期予想は73億円で前期比20.0%増益の見通しとしているが、市場コンセンサスの77億円はやや下回る形になっている。出尽くし感からの利食い売りも優勢の状況のようだ。
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2021/09/27 11:09
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(10時台)~ベクター、ベルトラなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月27日 10:51 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<1580>* 日経-1倍 578190 45790 1162.7% -0.31%<7715> 長野計器 793800 78440 911.98% 12.46%<5331> ノリタケ 174400 32100 443.3% 15.11%<2656>* ベクター 874800 174540 401.2% 2.34%<1433> ベステラ 176800 41560 325.41% 2.82%<6192> ハイアス 6319900 1732620 264.76% 5.73%<1367> TPXダブル 54315 15405.6 252.57% 0.84%<9936> 王将フード 235300 94440 149.15% 1.8%<2925> ピックルス 177700 72280 145.85% -10.33%<4644> イマジニア 85100 34980 143.28% -0.29%<9052> 山陽電 63600 28780 120.99% -0.82%<4331> T&Gニーズ 185300 84980 118.05% 8.92%<2378> ルネサンス 232000 107800 115.21% 6.14%<6664> オプトエレクト 1007000 488900 105.97% -13.2%<6548> 旅工房 253000 127440 98.52% 6.01%<7048>* ベルトラ 1068300 548400 94.8% 10.88%<9828> 元気寿司 53400 27580 93.62% 3.93%<9031> 西鉄 503800 260220 93.61% 1.74%<9274> 国際紙パルプ 1911300 1000860 90.97% 3.53%<3969> エイトレッド 80100 42740 87.41% 7.32%<4337> ぴあ 41300 22100 86.88% 7.04%<7596> 魚力 33000 17700 86.44% -0.84%<8160> 木曽路 161500 87220 85.16% 2.08%<8254>* サイカ屋 952900 521700 82.65% 15.56%<5699>* イボキン 104200 57900 79.97% 9.38%<9726>* KNTCT 227900 130240 74.98% 11.63%<9003> 相鉄HD 580800 363880 59.61% 1.6%<3998>* すららネット 657100 414620 58.48% 1.39%<6881>* キョウデン 350800 221540 58.35% 8.04%<8508>* Jトラスト 1121800 713280 57.27% 8.62%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
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2021/09/27 10:57
注目トピックス 日本株
浜松ホトニク---続伸で高値更新、業績・配当予想を上方修正
浜松ホトニク<6965>は続伸で高値更新。21年9月期業績予想、並びに配当予想の引き上げを発表している。通期営業利益は従来予想の280億円から335億円、前期比54.0%増にまで上方修正。医用バイオ機器及び産業機器を中心に売上げが順調に拡大しているほか、為替レートが想定より円安で推移していることが業績上振れの背景に。第3四半期累計では前年同期比45.9%増であり、増益率は拡大の形に。年間配当金も40円から48円に引き上げている。
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2021/09/27 10:42
注目トピックス 日本株
H.I.S.---大幅続伸、緊急事態宣言解除検討報道で旅行関連が総じて買い優勢
H.I.S.<9603>は大幅続伸。現在19の都道府県に出されている緊急事態宣言について、政府ではすべての地域で、今週30日の期限をもって宣言を解除する方向で検討しており、専門家でつくる分科会に諮る見通しであると伝わっている。新規感染者数が減少傾向にあり、医療への負荷も軽減されていることが背景に。今後の観光需要の回復などを見据えて、同社やKNT-CT、オープンドア、エアトリなどの旅行関連が総じて買い優勢に。
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2021/09/27 10:24
注目トピックス 日本株
ノリタケ---ストップ高、業績・配当予想の引き上げを発表
ノリタケ<5331>はストップ高。先週末に業績・配当予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の25億円から40億円に、通期では65億円から90億円、前期比3.5倍にまで引き上げている。セラミック・マテリアル事業においては、自動車や通信分野向けなどで電子材料の需要が増加しており、工業機材事業においても鉄鋼、ベアリング業界の生産が堅調に推移しているようだ。年間配当金も従来計画の110円から140円に引き上げ。
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2021/09/27 10:07
注目トピックス 日本株
今週のマーケット展望「日経平均予想は3万円~3万700円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。先週末の日経平均は、1日で600円を超える上昇、3万円台を回復して引けました。そして、今朝はさらに上がって始まっていますね!これは、中国恒大集団のデフォルトへの懸念がひとまずは後退したとみていいいのか、気になるところですね。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、9月27日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。まず広木さんは、『中国恒大集団のデフォルト懸念は、一旦は和らいだものの、依然として予断を許さない状況であるのは変わりない』とした上で、『それでもマーケットはこの問題にもう見切りをつけているかのように見える。デフォルトしたとしても、その影響は中国の不動産セクターだけに限られ、中国政府が秩序だった清算・処理を行うという見方が大勢を占めるようだ。その証拠にダウ平均とS&P500は3日続伸し恒大集団の問題で急落した分をすべて取り戻している』と伝えています。そうしたなか、『今週は日本株相場も堅調だろう』と言及。『自民党総裁選の投開票を29日に控え、政策期待が相場の追い風になる。年初来高値(3万0670円)を更新する可能性もじゅうぶんある』と見解を述べています。また、『田村憲久厚生労働相は26日のNHK番組で、30日で期限を迎える新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除についてこの状況でいけば実現できると述べた』として、『行動制限の緩和が示される可能性が高く、観光、レジャー、交通、外食、小売りなど、コロナで打撃を受けた内需サービスセクターに経済正常化を見越した買いが向かいそうだ』と予想しています。一方、今週注目の指標は『28日の米国消費者信頼感指数、30日の日本の鉱工業生産、中国の製造業・非製造業PMI、10月1日の日銀短観とISM製造業景気指数など』を挙げています。最後に、『今週から小売企業の3−8月決算発表が始まる。27日にしまむら<8227>、28日にスギHD<7649>、30日にニトリHD<9843>が発表を予定している』と説明。『ニトリHDの上期の営業利益は前年同期比4%減の約770億円と日経に観測報道が出ている。上期の営業減益は2年ぶり。新型コロナウイルス下の巣ごもり消費で好調だった前年の反動が出た格好。それでも会社計画は上回った。22年2月期通期に見込む35期連続の増収増益の見通しを維持すれば市場は好感するだろう』と広木さんはみているようです。参考にしてみてくださいね。山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
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2021/09/27 10:06
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(9時台)~長野計器、ノリタケなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月27日 9:46 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<7715* 長野計器 565400 78440 620.81% +13.48> 新生銀 5178300 691580 648.76% 12.3%<5331* ノリタケ 160100 32100 398.75% +15.11> アドウェイズ 1164800 206740 463.41% 5.21%<1367* TPXダブル 51595 15405.6 234.91% +0.70> オンリー 147900 45260 226.78% -0.13%<1433* ベステラ 123900 41560 198.12% +4.61> 日理化 1371100 432200 217.24% 6%<6192* ハイアス 4363300 1732620 151.83% +2.64> エイチーム 342400 118820 188.17% 5.02%<9936* 王将フード 225600 94440 138.88% +1.80> シルバーライフ 115400 41840 175.81% -10.89%<4644* イマジニア 83200 34980 137.85% -0.10> カラダノート 210200 82400 155.1% 3.58%<9052* 山陽電 61200 28780 112.65% -0.53> フリービット 282700 111740 153% 9.53%<9031* 西鉄 477800 260220 83.61% +1.78> ブレインズ 250100 101220 147.09% -3.13%<2378* ルネサンス 184600 107800 71.24% +5.21> 住石HD 774100 369180 109.68% 2.22%<6664* オプトエレクト 747100 488900 52.81% -13.47> ギグワークス 381000 182400 108.88% -11.57%<4331* T&Gニーズ 128500 84980 51.21% +6.83> 神島化 155000 75880 104.27% 9.02%<2925* ピックルス 109100 72280 50.94% -10.24> 黒谷 130100 64080 103.03% -4.02%<1569* TPX-1倍 73980 50000 47.96% -0.49> イーグランド 66000 34200 92.98% 5.03%<9003* 相鉄HD 538100 363880 47.88% +1.64> 大真空 213800 111100 92.44% 11.53%<7550* ゼンショーHD 1660500 1123460 47.80% +0.82> 金連動 17180 9152 87.72% -0.7%<3969* エイトレッド 61800 42740 44.60% +8.29> 上場NSQA 103280 55362 86.55% -0.82%<7596* 魚力 24500 17700 38.42% -0.36> イトクロ 300300 174460 72.13% -11.21%<6548* 旅工房 174200 127440 36.69% +5.11> 上場米国 101010 59480 69.82% -0.93%<4718* 早稲アカ 81700 60140 35.85% +0.61> オハラ 332600 209000 59.14% 8.97%<8182* いなげや 173300 133580 29.73% +0.14> 広済堂 2124400 1436500 47.89% 10.68%<8160* 木曽路 111000 87220 27.26% +1.22> HEROZ 69200 49060 41.05% -4.94%<4337* ぴあ 28000 22100 26.70% +5.89> セルソース 104300 75360 38.4% 11.05%<2874* ヨコレイ 533400 427760 24.70% -1.28> 鳥貴族 227800 167640 35.89% 7.46%<8155* 三益半 254400 208000 22.31% -0.92> エネクス 269700 209200 28.92% 1.95%<4928* ノエビアHD 93700 76900 21.85% -0.67> GTS 302600 237040 27.66% 5.65%<9828* 元気寿司 33000 27580 19.65% +2.51> One東証REIT 3230 2554 26.47% -0.64%<9044* 南海電 664100 577120 15.07% +2.47> アセンテック 135000 107140 26% -8.48%<9274* 国際紙パルプ 1144800 1000860 14.38% +4.28> ヤマウラ 155600 123800 25.69% 0.75%<4801* セントラルSP 27300 23960 13.94% +1.92> SPDR500 11734 9454.4 24.11% -0.81%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
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2021/09/27 09:58
注目トピックス 日本株
長野計器---大幅続伸、業績上方修正をストレートに評価
長野計器<7715>は大幅続伸。先週末に発表した業績予想の上方修正がストレートに好感される展開になっている。上半期営業利益は従来の12.1億円から17.7億円に、通期では28.5億円から33.9億円、前期比2.4倍の水準に引き上げている。圧力計事業及び圧力センサ事業における半導体業界、空圧機器業界、建設機械業界向けの旺盛な需要増加によって、売上高が想定を上回る見込みとなっているもよう。
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2021/09/27 09:57
注目トピックス 日本株
ノリタケ、ウエストHD◆今日のフィスコ注目銘柄◆
ノリタケ<5331>2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を65.0億円から90.0億円に上方修正した。コンセンサス(76億円程度)を上回る。セラミック・マテリアル事業で自動車や通信向けの電子材料の需要が好調。また、鉄鋼やベアリング業界の生産が伸びており、工業機材事業の好調も織り込んでいる。あわせて年間配当を110円から140円に増額修正した。ウエストHD<1407>9月10日につけた6380円を高値に調整を見せているものの、支持線として意識される25日線に接近しており、いったんはリバウンドを試す展開が期待される。ボリンジャーバンドは+2σ突破から、足元では+1σを下回り中心値(25日)に近づいているため、過熱感は後退。一目均衡表では雲を上回って推移しており、基準線が支持線として意識される。
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2021/09/27 08:42
注目トピックス 日本株
ADR日本株ランキング~ファナックなど全般小安い、シカゴは大阪比115円安の30035円~
ADR(米国預託証券)の日本株は、ソニーG<6758>、資生堂<4911>、任天堂<7974>、AGC<5201>が小じっかりな他は、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、富士フイルム<4901>、富士通<6702>、エーザイ<4523>、オムロン<6645>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル110.73円換算)で全般小安い。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の30035円。ダウ平均は33.18ドル高の34,798.00ドル、ナスダックは4.54ポイント安の15,047.70で取引を終了した。金利の上昇や中国恒大のドル建て社債利払いの行方に警戒感がくすぶり、寄り付き後、下落。しかし、恒大危機の世界金融市場への大きな波及は避けられるとの見方が根強く、下値も限定的となった。8月新築住宅販売件数が予想を上回ったため投資家の回復期待も強まり、押し目からは景気循環株の買いも目立ち、ダウは上昇に転じた。ハイテク株は売られナスダック総合指数は下落。24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円48銭から110円79銭まで上昇して、110円75銭で引けた。米8月新築住宅販売件数が予想を上回り、長期金利の上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に緩和策縮小を開始するとの思惑が強まる一方、日本銀行は当面緩和政策の維持を強いられると見られ、日米金利差拡大観測もドル買い・円売りに繋がった。ユーロ・ドルは1.1701ドルまで下落後、1.1725ドルまで反発し、1.1721ドルで引けた。ドイツ9月IFO指数が予想以上に落ち込んだため、ユーロ売りが優勢となった。24日のNY原油先物11月限は続伸(NYMEX原油11月限終値:73.98 ↑0.68)。■ADR上昇率上位銘柄(24日)<8306> 三菱UFJ 6.1ドル 675円 (21円) +3.21%<5201> AGC 10.88ドル 6024円 (124円) +2.1%<1812> 鹿島 13.43ドル 1487円 (26円) +1.78%<6361> 荏原 26.67ドル 5906円 (56円) +0.96%<8002> 丸紅 82.65ドル 915円 (7.4円) +0.82%■ADR下落率上位銘柄(24日)<8359> 八十二 35.88ドル 397円 (-9円) -2.22%<6753> シャープ 3.1ドル 1373円 (-27円) -1.93%<6460> セガサミーHD 3.59ドル 1590円 (-29円) -1.79%<6952> カシオ 167.33ドル 1853円 (-29円) -1.54%<5802> 住友電 13.62ドル 1508円 (-23.5円) -1.53%■その他ADR銘柄(24日)<1925> 大和ハウス 34.48ドル 3817円 (-3円)<1928> 積水ハウス 21.7ドル 2402円 (5.5円)<2503> キリン 18.64ドル 2064円 (-10.5円)<2802> 味の素 30.64ドル 3392円 (0円)<3402> 東レ 13.06ドル 723円 (-3.1円)<3407> 旭化成 22.37ドル 1239円 (2円)<4523> エーザイ 77.76ドル 8610円 (-35円)<4704> トレンド 56.59ドル 6266円 (-14円)<4901> 富士フイルム 88.04ドル 9749円 (-43円)<4911> 資生堂 71.09ドル 7872円 (24円)<5108> ブリヂストン 24.07ドル 5331円 (-19円)<5201> AGC 10.88ドル 6024円 (124円)<5802> 住友電 13.62ドル 1508円 (-23.5円)<6301> コマツ 24.62ドル 2726円 (-6.5円)<6503> 三菱電 28.69ドル 1588円 (-5円)<6586> マキタ 61.16ドル 6772円 (2円)<6645> オムロン 102.66ドル 11367円 (-63円)<6702> 富士通 38.18ドル 21137円 (-63円)<6723> ルネサス 6.5ドル 1439円 (-7円)<6758> ソニーG 117.61ドル 13023円 (23円)<6762> TDK 113.2ドル 12535円 (-15円)<6902> デンソー 35.35ドル 7829円 (-8円)<6954> ファナック 22.88ドル 25329円 (-96円)<6976> 太陽電 263.24ドル 7287円 (-33円)<6988> 日東電 37.64ドル 8336円 (-24円)<7201> 日産自 10.07ドル 558円 (-0.9円)<7202> いすゞ 13.52ドル 1497円 (-7円)<7203> トヨタ 182.57ドル 10108円 (8円)<7267> ホンダ 30.95ドル 3427円 (13円)<7270> SUBARU 9.33ドル 2066円 (-14円)<7733> オリンパス 22.26ドル 2465円 (-1円)<7741> HOYA 168.35ドル 18641円 (-9円)<7751> キヤノン 24.57ドル 2721円 (7.5円)<7974> 任天堂 60.76ドル 53824円 (24円)<8001> 伊藤忠 59.98ドル 3321円 (-3円)<8002> 丸紅 82.65ドル 915円 (7.4円)<8031> 三井物 439ドル 2431円 (-2.5円)<8053> 住友商 14.44ドル 1599円 (3円)<8306> 三菱UFJ 6.1ドル 675円 (21円)<8309> 三井トラスト 3.54ドル 3920円 (29円)<8316> 三井住友 7.28ドル 4031円 (11円)<8411> みずほFG 2.9ドル 1606円 (-8円)<8591> オリックス 96.08ドル 2128円 (8円)<8604> 野村HD 5.14ドル 569円 (-1.9円)<8766> 東京海上HD 55.68ドル 6165円 (1円)<8802> 菱地所 16.01ドル 1773円 (-4.5円)<9432> NTT 29.16ドル 3228円 (-15円)<9735> セコム 18.82ドル 8338円 (-38円)<9983> ファーストリテイ 69.55ドル 77013円 (-87円)<9984> ソフトバンクG 29.66ドル 6569円 (-58円)
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2021/09/27 07:57
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part2 ソフトバンクグループ、HOYA、ヤシマキザイなど
銘柄名<コード>24日終値⇒前日比イーレックス<9517> 2757 -5224日は再生エネ関連が総じて軟調に。レノバ<9519> 5320 +60政策期待から直近で上昇の反動強まる。ヤーマン<6630> 1415 -32中国の景気減速懸念など上値の重しにも。アシックス<7936> 2701 +32上値抵抗線接近から戻り売りが優勢の流れに。東洋水産<2875> 5110 +10高値圏での利食い売りが引き続き優勢に。ソフトバンクグループ<9984> 6627 +178米国株式市場の大幅上昇や中国リスクの後退を材料に。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306> 668.3 +26.8米長期金利の上昇を材料視。日本製鉄<5401> 2107 +76副社長インタビュー報道などが好材料視される。HOYA<7741> 18650 +380岩井コスモ証券では新規に「A」格付け。ファナック<6954> 25425 +560EV生産用ロボを量産と報じられる。ヤシマキザイ<7677> 2360 +400「YAM技術」によるコロナ不活化を確認と発表。大和<8247> 368 +4122日から急動意、値動きの軽さに追随買い。大運<9363> 666+73海運株高の流れから上値追いが続く。日鍛バルブ<6493> 409 +48ホンダとグーグルの提携強化なども材料視。タカトリ<6338> 1115 +89パワー半導体関連の一角として物色が向かう。さいか屋<8254> 405 -18井筒屋の反落に連れ安の形にも。グローバルウェイ<3936> 2925 -700東証が24日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化へ。トミタ電機<6898> 2765 -153東証が24日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施へ。日本ファルコム<3723> 1441 +20「軌跡シリーズ600万本突破」記念及び「創立40周年」記念で計10円の配当増額。ラクオリア創薬<4579> 1052 +44香港Xgene Pharmaceuticalと新規TRPM8遮断薬に関するライセンス契約を締結へ。MTG<7806> 1743 +11121年9月期期末配当予想10円、財政状況や経営成績を勘案し復配。文教堂グループホールディングス<9978> 75 +2株主優待制度の変更を発表。スタメン<4019> 1007 19エムティーアイと業務提携。ココナラ<4176> 1624 +95東証が24日付で新たに貸借銘柄に選定へ。FRONTEO<2158> 1978 +41米子会社の一部事務所閉鎖で、22年3月期上期に特別損失1.2億円を計上。ユミルリンク<4372> 1580 +80上場2営業日目、換金売りをこなしながらの推移に。
<FA>
2021/09/27 07:32