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みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=京写、プリント配線板の受注好調  京写<6837.T>はプリント配線板の製造・販売などを手掛け、国内では自動車関連や家電製品分野向けの受注が回復傾向。海外では中国で事務機や自動車関連向けが好調なほか、インドネシアではオーディオなどの音響製品や家電製品分野向けが伸長している。  これが反映された22年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常損益は9600万円の黒字(前年同期は1億4800万円の赤字)で着地。通期の経常利益見通しは前期比87.8%増の3億円で据え置いているが、第1四半期時点の進捗率は32.0%に達している。5月には同業のメイコー<6787.T>と資本・業務提携しており、今後の展開が注目される。  株価は上昇基調にある75日移動平均線をサポートに、5月25日につけた年初来高値386円をうかがう動き。PBRは0.8倍弱と割安感もあり、押し目は積極的に拾ってみたい。(参) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/09 10:00 みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=フルヤ金属、半導体製造装置用センサーなど好調  フルヤ金属<7826.T>は、高成長期待を背景に5ケタ台での活躍が期待できる。  21年6月期第3四半期(1~3月)以降、貴金属価格の上昇に伴う利益への影響ばかりが注目されていたが、それ以上に注目したいのが実質面の好調ぶりだ。8月6日発表の21年6月期連結決算は、営業利益が104億5200万円(前の期比2.8倍)となった。5Gサービス開始に伴いSAW(表面弾性波)フィルター向けイリジウムルツボの改鋳受注が堅調だったほか、つくば、土浦の両工場の能力増強を行った触媒リサイクル受注や半導体製造装置用センサーの受注も好調だった。  これらの好調は当面続くとみられることに加えて、大型パネル需要が高まると予想される有機EL用燐光材料なども業績を牽引しよう。また半導体のEUV(極端紫外線)露光用フォトマスクブランクスや、次世代半導体配線材料向けルテニウムなども中期成長に貢献しそうだ。なお、22年6月期は会社側では営業利益118億円(前期比12.9%増)を見込むが、上振れの可能性が高い。(温羅) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/08 10:00 みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=HOYA、半導体フォトマスクなど好調で高成長続く  HOYA<7741.T>は上場来高値圏での強調展開が続きそうだ。光学ガラスの大手メーカーで光学技術を中核テクノロジーに幅広い事業を手掛けている。特に現在は世界的に半導体需給が逼迫しており、同社が製造するフォトマスク、マスクブランクスなどが高い商品競争力を発揮し収益に貢献している。このほか、メガネレンズやコンタクトレンズ、医療用内視鏡なども伸びている。  21年4~6月期の業績は税引き前利益が前年同期比59.7%増の510億1800万円と大幅な伸びを達成した。なお、22年3月期通期業績予想は非開示だが、21年4~9月期については税引き前利益が同37.2%増の990億円予想としている。株価は戻り売り圧力のない青空圏を進む展開が予想され、株式需給面でも信用買い残が枯れ切った状態にあり上値の軽さが意識されそうだ。(桂) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/07 10:00 みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=オイシックス、会員数の増加基調続く  オイシックス・ラ・大地<3182.T>に注目したい。食材の宅配事業を手掛ける同社の21年3月期の連結純利益は前の期比6.3倍の50億3100万円と最高益を更新した。新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要の恩恵を享受した。22年3月期第1四半期(4~6月)の連結純利益は前年同期比9.3%増の12億9300万円となった。会員数は、前年同期比で3割強の増加と順調に拡大し米国子会社の利益も伸びている。  22年3月通期の連結純利益は、前期大幅増益の反動もあり前期比40%減の30億円の見通しだが、市場には45億円前後への増額修正観測が出ている。事業環境は順調であり、株価は先行き5000円乗せから一段高が期待できる。(地和) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 10:00 みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=B&P、増額修正含みで投資妙味  ビーアンドピー<7804.T>に注目したい。同社は業務用インクジェットプリンターを使用した販促用の広告制作を手掛けるが、広告市場が回復するなか営業などを強化し足もとの業績は急回復している。1日に発表した第3四半期累計(20年11月~21年7月)の単独営業利益は1億8500万円(前年同期比0.4%増)と微増益だった。しかし、直近の四半期(5~7月)では3500万円(同8.8倍)と大幅な増益となっている。  リアルとデジタルを組み合わせた商品の提案や生産効率化など利益率の向上を図った取り組みが奏功した。会社側は21年10月期通期の同利益が2億5600万円(前期比23.3%増)と計画しているが、市場では3億円前後に上振れするとの見方もある。  株価は、第3四半期決算の発表後に材料出尽くし感から利益確定売りに押され下落した。しかし、中期的成長性は高く、この押し目は拾い場。ここから3月3日につけた年初来高値1241円を目指す展開が期待できる。(れい) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 10:00 みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=日理化、足もと業績好調でテクニカル妙味も  新日本理化<4406.T>は化学製品の製造・販売が主な事業。8月6日に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の4億800万円となり、通期計画9億円に対する進捗率は45.3%に達した。  トイレタリー及び繊維関連の需要回復を追い風に高級アルコール製品の販売が伸長したほか、日用品や医薬・食品向け添加剤も好調。壁紙や床材などの住宅関連資材原料、タイヤ及び自動車塗料向け原料の売り上げが増加したことも好業績に寄与した。同社は新たな価値創造を目的とした京都R&Dセンターを5月下旬に開設しており、今後の動向が注目される。  株価は260円前後で底堅さをみせ、足もとでは下値を切り上げる展開。チャート上では25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが視野に入っており、上値を試す展開が期待される。(参) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/02 10:00 みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=飯田GHD、戸建分譲好調で増益基調継続へ  飯田グループホールディングス<3291.T>は、コロナ禍で分譲戸建住宅の潜在需要が顕在化しており、増益基調継続が期待できる。PBR0.9倍台の株価水準は割安感が強い。  コロナ禍に伴う在宅時間の増加やリモートワークの普及など生活様式が変化したことで、部屋数が多く、独立性の高い戸建住宅への需要が高まっている。低金利環境の継続や住宅ローン減税の再延長など、各種住宅取得支援策の継続などもあり、住宅需要は引き続き堅調が見込まれている。同社の第1四半期(4~6月)決算も、営業利益が413億7600万円(前年同期比2.6倍)と大幅増益となり、22年3月期通期では同1280億円(前期比5.6%増)を見込む。  ただ、第1四半期の戸建分譲事業で販売棟数が前年同期比4.8%減の1万235棟となったことでコロナ特需のピークアウト感が意識され、株価はやや調整局面にある。しかし、仕入契約棟数は計画どおり順調に増加していることから、販売戸数が大幅に減少するリスクは限定的。これに加えて、平均単価が上昇し分譲戸建住宅の粗利率は上昇しており、高い利益水準での業績推移が期待できる。  23年3月期以降も同様で、コロナ特需が一段落しても、分譲戸建のシェア拡大、請負事業・リフォーム事業の強化などで増益基調は続きそう。株価も業績拡大に合わせた動きが期待できよう。(仁) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/01 10:00

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