みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
エニマインドは3日ぶり反発、米大手消費財メーカーブランドの東南ア展開支援
AnyMind Group<5027.T>は3日ぶりに反発した。同社は3日午前9時、米国大手消費財メーカーのチャーチ&ドワイト<CHD>のオーラルケアブランド「TheraBreath」(セラブレス)のインドネシア、フィリピン、タイ市場での展開を支援すると発表しており、好材料視された。
エニマインドは3カ国におけるセラブレスのEC展開を包括的に支援する。具体的にはECマネジメントプラットフォームによる運用支援とデータ分析、インフルエンサーマーケティングプラットフォームによる施策立案と実行、生成AIによるライブコマースプラットフォームを活用したライブコマース施策などに取り組む予定だ。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 14:52
みんかぶニュース 個別・材料
駅探が4日続伸、Paykeと協業パッケージサービスを提供開始
駅探<3646.T>が4日続伸している。午後2時ごろ、訪日外国人向けショッピングサポートアプリ「Payke」の開発・運営を行うPayke(沖縄県那覇市)と協業パッケージサービスの提供を開始したと発表しており、好材料視されている。
「Payke」は、商品に付いているバーコードにスマホをかざすだけで、パッケージに収まらない詳細な情報や商品の魅力を7言語で表示するサービスで、このプラットフォームを活用したインバウンド特化の広告事業に加え、「いつ・誰が・何に」興味を持ったかが分かるデータ分析をソリューションとして提供している。今回の協業パッケージサービスの第1弾としては、駅探グループのラテラ・インターナショナルが提供する紙面の広告媒体である「エリアマップ」とPaykeのデジタルプラットフォームを連携させることで、対象の地域周辺に滞在する訪日外国人にリーチすると同時に、Paykeアプリの位置情報を活用したプッシュ通知によるクーポン訴求などを行うとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 14:47
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環境フレンドは3日ぶり反発、九州工業大学とペロブスカイト太陽電池に関する共同研究開始へ
環境フレンドリーホールディングス<3777.T>は3日ぶりに反発している。2日の取引終了後、九州工業大学とペロブスカイト太陽電池などに関する共同研究契約を締結すると発表しており、好材料視されている。
ペロブスカイト太陽電池は、軽量・高効率といった特徴を持つ一方で、耐久性や鉛の使用による環境負荷といった課題も抱えている。同社では、これらの課題解決に向けては材料開発や構造設計の分野で高い国際評価を受ける研究者との連携が不可欠と考え、今回の共同研究に至ったとしており、共同研究を通じてペロブスカイト太陽電池の研究加速を目指すとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 14:23
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フィナHDが3日ぶり反発、国内有力証券は目標株価1500円に引き上げ
Finatextホールディングス<4419.T>が3日ぶりに反発。岩井コスモ証券は2日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を1200円から1500円に引き上げた。25年3月期の連結業績は、売上高が前の期比43.3%増の77億200万円、営業利益は同4.6倍の9億5000万円と計画を上回って着地。EBITDAも11億8700万円と計画を上回った。金融インフラストラクチャ事業などが好調だった。新中長期ビジョンでは29年3月期の売上高300億円、EBITDAは100億円を目指す。レガシーシステムからの入れ替えやDX需要が高まるなか、同ビジョンの達成に期待が持てる、と同証券ではみている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 14:22
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ファインデが4日ぶり反発、「CocktailAI」デモサイトを公開
ファインデックス<3649.T>が4日ぶりに反発している。2日の取引終了後、生成AIによる医療文章生成サービス「CocktailAI(カクテルエーアイ)」のデモサイトを同日付で公開したと発表しており、好材料視されている。
「CocktailAI」は、子会社フィッティングクラウドが24年6月から提供している生成AIを活用した医療文書向け文章生成ソリューション。提供開始以降、複数の案件でPoC(概念実証)を終えて医療機関への導入に至っていることから、デモサイト公開により更なる利用層の拡大が期待されている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 13:55
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ブラザーは強含み、新規事業創出に向け「研究営業アライアンス」に参画へ
ブラザー工業<6448.T>が強含みとなっている。同社はきょう、多種多様な業務をまたいだ研究部門間のネットワークとなる「研究営業アライアンス」に参画すると発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。
研究営業アライアンスは、国内の各業界を代表する参画企業の研究開発部門同士が連携するネットワークを構築し、研究シーズとニーズのマッチングによる研究の社会実装化及び事業化を目指す取り組み。同社は中期戦略でマテリアリティ解決に関わる事業テーマを創出し、新規事業として育成することを目標に掲げており、研究営業アライアンスへの参画を新規事業創出に対する目標達成への足掛かりとしたい考えだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 13:37
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ZACROSがしっかり、環境省によるカーボンフットプリントのモデル事業参画を発表
ZACROS<7917.T>がしっかり。同社は3日午前10時、環境省が実施する「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」に参画すると発表。これに反応した買いが株価を押し上げたようだ。製品・サービスの原材料調達から廃棄、リサイクルまでのライフサイクル全体の温室効果ガス排出量を、CO2排出量として換算した値であるカーボンフットプリントについて、プラスチック製の容器包装を対象に算定に関する統一ルールの策定を進める。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 13:32
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くふうカンパが3日ぶり反発、映像制作のEMEUと戦略的パートナーシップ締結
くふうカンパニーホールディングス<4376.T>は3日ぶりに反発している。この日、ウェディング総合情報サイト「みんなのウェディング」を運営する子会社くふうウェディングが、結婚式の前撮りや映像制作を手掛けるEMEU(東京都渋谷区)と戦略的パートナーシップを締結したと発表しており、好材料視されている。
今回のパートナーシップ締結は、フォトウェディング市場における新たな価値創出を図るのが狙い。これにより、両社は全てのプランにドローン撮影を組み込んだ新フォトウェディングサービスを共同開発し、提供を開始したという。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 13:26
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ダイセキSが底堅い動き、土壌汚染調査・処理事業好調で第1四半期営業利益は24%増
ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が底堅い動きとなっている。2日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高58億9100万円(前年同期比24.1%増)、営業利益6億9000万円(同24.3%増)、純利益4億2700万円(同41.2%増)と大幅な増収増益となったことが好感されている。
関東エリアにおける大規模汚染土壌処理・工事案件や関西エリアの大規模工場廃棄物撤去コンサル案件などの高付加価値案件が前期に続いて順調に進捗し、主力の土壌汚染調査・処理事業が大幅な増収増益となった。一方、資源リサイクル事業ではPCB(ポリ塩化ビフェニル)で27年3月末までの処理期限に向けた駆け込み需要があり好調だった。
なお、26年2月期通期業績予想は、売上高210億円(前期比5.2%増)、営業利益23億8000万円(同5.6%増)、純利益13億5000万円(同9.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 13:04
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アジャイルが後場上げ幅を拡大、キャラクター商品製造のTLCと販売代理店契約締結
アジャイルメディア・ネットワーク<6573.T>が後場上げ幅を拡大している。午前11時30分ごろ、タレントグッズやキャラクター商品の企画・製造・販売を手掛けるTLC(東京都目黒区)と販売代理店契約を締結し、同社製品のEC及び実店舗における販売を開始すると発表しており、好材料視されている。
TLCはアーティストやキャラクターとのコラボレーショングッズを中心に、多様な商品ラインアップを展開しており、なかでも「LINE FRIENDS」と世界的アーティストグループ「BTS」によって共同開発されたキャラクター「BT21」は、Z世代を中心にグローバルな人気を誇る。今回の取り組みは、同社が強みとするファンエンゲージメント領域における知見を、物販・IPビジネスへと本格展開する第一歩と位置づけられており、同社では今後、IPビジネスをグループにおける新たな収益の柱として戦略的に育成する方針だ。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 12:45
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エレメンツが急反発、「LIQUID eKYC」がマイナ免許証への対応を開始
ELEMENTS<5246.T>が急反発している。この日、子会社Liquidのオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」が、マイナンバーカードと運転免許証が一体化された「マイナ免許証」への対応を開始すると発表しており、好材料視されている。
「LIQUID eKYC」は、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンライン完結で行うサービス。今回、マイナ免許証に対応開始することで、オンライン本人確認と合わせて、マイナンバーカードのICチップ内に記録された運転免許の情報と内容に改ざんがないかを確認。これにより、運転免許の確認が必須となるレンタカーやカーシェア、運送業などの事業者がマイナ免許証のみを保有するユーザーにも対応できるようになる。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 12:35
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農業総研が後場カイ気配スタート、25年8月末日時点の株主から株主優待制度を新設
農業総合研究所<3541.T>が後場カイ気配スタートとなっている。午前11時30分ごろ、25年8月31日時点の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、これを好感した買いが流入している。
毎年8月末日時点で1000株(10単元)以上を保有する株主を対象に農家直送みかん(5000円相当)を贈呈するほか、1000株以上を1年以上継続して保有する株主には新米(5000円相当)を追加で贈呈する。なお、長期保有者優待制度については26年8月末日の優待基準日から開始する。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 12:33
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JCRファが4日ぶりに急反発、ハンター症候群向けグローバル治験の進展を好感
JCRファーマ<4552.T>が4日ぶりに急反発した。同社は2日の取引終了後、ムコ多糖症2型(ハンター症候群)の治療酵素製剤「JR-141(一般名パビナフスプ アルファ)」のグローバル臨床第3相試験について、目標症例数の組み入れを達成したと発表。新薬の開発が前進したとの受け止めから、買いが入ったようだ。
同製剤は日本においては21年5月より「イズカーゴ点滴静注用10mg」として販売。米国と中南米、欧州においてグローバル臨床第3相試験を実施している。同社の調べによると、ハンター症候群の患者数は世界で2000~3000人。JCRファの26年3月期は増収・最終黒字転換の計画で、前の期に好調だった「イズカーゴ」についても売り上げの増加を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 11:14
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マリオンがS高カイ気配、25年9月期業績予想及び配当予想を上方修正
マリオン<3494.T>がストップ高の475円水準でカイ気配となっている。2日の取引終了後、25年9月期の連結業績予想について、売上高を30億円から32億円(前期比11.3%増)へ、営業利益を7億3000万円から8億円(同15.1%増)へ、純利益を3億6000万円から4億円(同17.0%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を5円40銭から6円へ引き上げたことが好感されている。不動産賃貸事業及び不動産売買事業が想定よりも順調に進捗したことが寄与したという。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 11:01
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ABCマートは反落、6月既存店売上高は4カ月連続前年上回るも利益確定の動き
エービーシー・マート<2670.T>が反落している。2日の取引終了後に発表した6月度売上高で、既存店売上高は前年同月比6.2%増と4カ月連続で前年実績を上回ったものの、前日まで株価は5日続伸していたあとだけに、利益確定売りが優勢となっているようだ。
前年に比べて土曜日が1日少ない曜日並びだった影響はあったものの、下旬から実施したサマーセールがテレビCMやチラシの効果により活況だった。商品別では、晴天が多く暑い日が続いたことでサンダル、Tシャツが好調だった。なお、全店売上高は同6.1%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 10:50
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フルッタが強烈な上昇波形成、貸株市場経由の空売り買い戻し誘発し一時20%高
フルッタフルッタ<2586.T>が急騰、一時50円高、率にして20%超の上昇で293円まで駆け上がった。アサイーをはじめとするフルーツ関連飲料や冷凍食品の加工販売を手掛けているが、国内での需要の高まりを背景としたアサイー関連の販路拡大によって損益が急向上している。もっとも、株価的にはファンダメンタルズを離れた需給相場の典型となっている。低位で個人投資家の人気も高く、信用買い残が高水準に積み上がっているが、一方で貸株市場を通じた機関投資家の空売りも際立っており、目先はこれらの買い戻しによって踏み上げ相場の様相を呈している。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 10:40
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サイゼリヤがしっかり、6月既存店売上高が44カ月連続前年上回る
サイゼリヤ<7581.T>がしっかり。2日に発表した6月度の月次売上高で、「サイゼリヤ」の既存店売上高が前年同月比11.3%増と44カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視されている。土日祝祭日による日数が前年よりも少なかった影響がマイナス2ポイント程度あったものの、客数が同10.6%増と2ケタ増を維持したことが牽引役となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 10:36
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ジオコードが新値追い、「ネクストSFA」の新機能「AI活動レポート」をリリース
ジオコード<7357.T>が10日続伸し連日の年初来高値更新となっている。この日は寄り前に、クラウド営業支援・顧客管理ツール「ネクストSFA」の新機能「AI活動レポート」をリリースしたと発表しており、好材料視されている。
同機能は、「ネクストSFA」内に蓄積された顧客情報や商談履歴などのデータをAIが高度に解析することで、営業担当者の「ヨミ」を客観的なデータに基づき精緻化。受注確度の客観的把握や営業プロセスの最適化を実現することで、営業活動全体の質向上と成果最大化を支援するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 10:16
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T-BASEは続伸、6月既存店プラス継続
TOKYO BASE<3415.T>は続伸。2日取引終了後、6月度の月次売り上げ速報を発表。既存店(実店舗とEC合計)は前年同月比9.2%増とプラス基調を継続した。UNITED TOKYO、PUBLIC TOKYOが好調だったほか、EC事業が大きく伸びた。全店ベースでは同19.6%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 10:11
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<注目銘柄>=三桜工、データセンター事業の早期確立に注力
三櫻工業<6584.T>は自動車用の各種チューブや集合配管などを製造。また、データセンター向け冷却機器など新たな分野にも積極的に取り組んでおり、早期確立が期待される。
5月12日に公表した26年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比7.9%減の1470億円、営業利益は同13.2%増の55億円となっている。米関税措置による材料輸入のコスト上昇分の影響は受けないニュートラルな前提で試算しているが、北米市場での新車販売は約10%の減少を見込み業績予想に反映している。
株価は上値の重い展開が続いているものの、日足チャートでは25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが目前。会社側がPBR1倍割れ問題に対して新規事業の創出など、さまざまな施策に取り組んでいることもあり、時価は仕込み好機と捉えたい。(参)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 10:00
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あみやきが3日続落、原材料価格高騰響き第1四半期営業利益27%減
あみやき亭<2753.T>が3日続落している。午前9時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益が5億500万円(前年同期比27.1%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
レストラン事業で3店舗を新規に出店したことや価格改定効果などにより、売上高は89億8100万円(同2.7%増)と伸長したが、価格改定以上の原材料価格の高騰による売上原価率の上昇に加えて、M&Aに伴うアドバイザリー費用などの一過性のコストを計上したことが利益を圧迫した。
なお、26年3月期通期業績予想は売上高388億円(前期比9.8%増)、営業利益29億1000万円(同10.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:57
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ダイセキは7日ぶり反落、3~5月期最終減益
ダイセキ<9793.T>は7日ぶり反落。2日取引終了後に3~5月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比7.2%増の179億1200万円、最終利益は同9.1%減の24億4100万円だった。主力の産業廃棄物処理事業でリサイクル燃料の原料となる廃液を積極的に獲得した。一方、販管費の増加により全体の利益は押し下げられた。通期で増収増益を見込んでいるだけに、第1四半期時点での減益がネガティブ視されたもよう。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:50
みんかぶニュース 個別・材料
ニューテックはS高、スタートアップ企業と国産軽量LLMで協業
ニューテック<6734.T>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社は2日取引終了後、スタートアップ企業のUnseed(東京都文京区)と共同で、国産の軽量言語モデル(LLM)による推論特化型ソリューション「Neuseed」の開発・展開に向けた協業を開始したと発表。これが材料視されているようだ。
Neuseedは、分野特化型のファインチューニング(機械学習の分野において、事前学習済みのモデルの一部または全部に対して再トレーニングを行い、パラメーターの微調整をすること)とRAG(検索拡張生成)機能を組み合わせた柔軟な構成が可能。特に医療・監視・アカデミック分野において高い関心を得ており、今後の国内市場展開を視野に両社で連携を深めるとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:50
みんかぶニュース 個別・材料
日ハムが4日ぶり急反落、農林中金などによる株式売り出しで需給悪化を警戒
日本ハム<2282.T>が4日ぶりに急反落した。同社は2日の取引終了後、株式の売り出しを発表。農林中央金庫など金融機関が合計953万5900株を売却する。株式の需給悪化を警戒した売りが膨らんだようだ。
売出価格は15日から17日までのいずれかの日に決める。金融機関から政策保有株式の売却に関する意向があったことを踏まえ、日ハムは円滑な売却機会を提供しつつ、海外を含む機関投資家層の拡大とともに、株式の流動性向上につなげる。同社は5月9日に取得総数600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.1%)、取得総額300億円を上限とする自己株式の取得枠を設定しているが、今回の売り出し株数はこの取得枠の上限の株数を上回る規模となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:41
みんかぶニュース 個別・材料
良品計画が続落、6月既存店売上高は17カ月連続前年上回るも伸び率鈍化
良品計画<7453.T>が続落している。2日の取引終了後に発表した6月度の国内売上高で、直営既存店とオンラインストアを合わせた売上高は前年同月比7.1%増と17カ月連続で前年実績を上回ったものの、5月の同12.2%増に比べて伸び率が縮小したことから、いったん利益を確定する動きが出ているようだ。
前年よりも土日祝日が1日少なかった影響がマイナスで2ポイントほどあったものの、衣服・雑貨で機能性インナーや夏物衣服が牽引したほか、生活雑貨も引き続き好調を維持し、全ての部門で前年クリアした。なお、直営全店とオンラインストアを合わせた売上高は同15.9%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:40
みんかぶニュース 個別・材料
トランスGGが一時S高、「エクソンヒト化マウス」に関する特許が日本で成立
トランスジェニックグループ<2342.T>が急反騰して一時ストップ高の218円に買われ、年初来高値を更新した。2日の取引終了後に「エクソンヒト化マウス」に関する特許が日本で成立したと発表しており、これを好感した買いが流入している。
「エクソン」(翻訳配列)とは真核生物の遺伝子で、DNAの塩基配列中にたんぱく質の遺伝情報がコードされている部分のこと。真核生物の遺伝子には「エクソン」と「イントロン」が介在しており、遺伝情報がコードされていない部分はイントロン(非翻訳、介在配列)という。今回特許が成立した技術では、エクソンはヒト化している一方で、イントロンはマウスの塩基配列を保持し遺伝子発現制御領域が保存されており、ヒトの遺伝子発現パターンが量的にも、組織特異的にも正常に発現されることが可能。そのためこの技術を用いて作製されたヒト疾患モデルマウスは、核酸医薬などの薬剤及び遺伝子治療の効果をみる上で極めて有用と考えられている。なお、同件による26年3月期業績への影響はないとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:40
みんかぶニュース 個別・材料
トヨタは前日終値近辺で強弱観対立、米関税警戒もPBR1倍割れで押し目買い観測
トヨタ自動車<7203.T>が前日終値近辺で頑強な値動き。前日は押し目買いに3日ぶりに反発、上値を積極的に買い進む主体は不在ながらPBRが0.9倍前後と会社解散価値を1割程度下回っており、バリュエーションの観点から時価はイレギュラー水準とみた買いを引き寄せている。米国による相互関税上乗せ分の適用に関する交渉期限を9日に控えるなか、自動車メーカーへの収益デメリットが警戒されている。現状はトランプ米大統領に妥協する姿勢が全く見られず、日本車の米国販売における価格競争力の低下は回避できない可能性が高まっている。ただ、トヨタを含め国内主要メーカーは既に4社が値上げを表明しているが、性能面の優位性からシェアを大きく落とさないという見方もあり、同社株も時価近辺は強弱観が対立している。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:35
みんかぶニュース 個別・材料
トビラシステが反発、エスケーアイと「トビラフォン Cloud」の販売代理店契約締結◇
トビラシステムズ<4441.T>が反発している。2日の取引終了後、「トビラフォン Cloud」に関して、サカイホールディングス<9446.T>子会社で携帯電話の販売事業を展開するエスケーアイと販売代理店契約を締結したと発表しており、好材料視されている。
「トビラフォンCloud」は、スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、市外局番や「050」で始まるIP電話番号を利用できるクラウド型ビジネスフォンサービス。今回の販売代理店契約締結により、エスケーアイが保有する販売チャネルを通じて「トビラフォン Cloud」をより多くの法人客に提供できる体制を整え、更なる契約数の拡大を目指すとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:33
みんかぶニュース 個別・材料
ユーグレナはしっかり、スシロー未来型万博店に養殖車エビが採用
ユーグレナ<2931.T>はしっかり。2日取引終了後、グループ会社のユーグレナ竹富エビ養殖が生産する車エビが2025年大阪・関西万博で営業中の「スシロー未来型万博店」の新メニューとして採用されたと発表した。同日から提供されている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:31
みんかぶニュース 個別・材料
リコーが反発、エフィッシモの買い増しを背景に底値圏離脱の動き
リコー<7752.T>が反発。旧村上ファンドの流れを汲む投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが2日付で関東財務局に提出した変更報告書によると、同社の保有比率が23.88%と前回報告時の22.82%から1%強高まっていることが判明した。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としており、株式価値の向上に向けた期待から同社株への買いを誘導している。同社株は前日こそ小幅下落したもののそれまで6連騰を記録。週足でみても前週まで3週連続で陽線を引いており、今週も現状で陽線を形成中で底値圏からの戻り足が鮮明となっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 09:21