みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=86円高と4日続伸、バリュー株を中心に買い流入  28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に4日続伸。バリュー系銘柄を中心に買いが流入した。  大引けの日経平均株価は前日比86円81銭高の5万0253円91銭。プライム市場の売買高概算は18億9677万株。売買代金概算は4兆6995億円となった。値上がり銘柄数は1149と全体の約71%、値下がり銘柄数は403、変わらずは56銘柄だった。  前日の米株式市場は、感謝祭の祝日で休場だった。やや手掛かり材料難となるなか、日経平均株価は小幅に上昇してスタートしたが上値は重く、買い一巡後はマイナス圏に転じ、午前10時過ぎには一時5万台を割り込む場面があった。しかし、下値には値頃感からの買いが流入。3月期決算企業の中間配当の支払いに伴う配当再投資の動きも指摘され、鉄鋼や紙パ、建設、銀行などのバリュー系銘柄が底堅く推移した。この日は週末と月末が重なり全体的に方向感に欠けたが、東証プライム市場の7割の銘柄が上昇するなか、日経平均株価は午後2時以降はプラス圏で推移し底堅い値動きとなった。  個別銘柄では、キオクシアホールディングス<285A.T>やアドバンテスト<6857.T>、レーザーテック<6920.T>が高く、古河電気工業<5801.T>や東京電力ホールディングス<9501.T>が値を上げた。三井E&S<7003.T>が急伸し、三菱重工業<7011.T>やIHI<7013.T>がしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や日本製鉄<5401.T>、鹿島<1812.T>、日本郵船<9101.T>が値を上げた。  半面、ソフトバンクグループ<9984.T>やディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>が安く、フジクラ<5803.T>やJX金属<5016.T>、川崎重工業<7012.T>が値を下げた。トヨタ自動車<7203.T>やソニーグループ<6758.T>が軟調で、サンリオ<8136.T>やファーストリテイリング<9983.T>、リクルートホールディングス<6098.T>が下落した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 16:05 みんかぶニュース 市況・概況 ミナトHDが26年3月期業績予想を上方修正◇  ミナトホールディングス<6862.T>がこの日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を240億円から265億6500万円(前期比8.3%増)へ、営業利益を8億5000万円から13億7600万円(同79.4%増)へ、純利益を4億8000万円から7億9600万円(同2.1倍)へ上方修正した。  足もとで、半導体メモリー製品の市場価格上昇がデジタルデバイス事業の収益に寄与していることに加えて、デジタルエンジニアリング事業で日本サムスン、トーメンデバイス<2737.T>と共同で実施している国内大手メーカーに向けたプロジェクトのROM書き込み数量が増加していることが要因。また、ICTプロダクツ事業でテレワークソリューション事業及びデジタル関連機器事業が安定した成長をみせているほか、リテール向けビジネスの取り扱いが拡大していることも寄与する。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 16:04 みんかぶニュース 市況・概況 来週の主なマーケットイベント ◎経済統計・イベントなど ◇12月1日 08:50 日・法人企業統計調査 10:45 中・レーティングドッグ製造業購買担当者景気指数(PMI) 17:50 仏・製造業購買担当者景気指数(改定値) 17:55 独・製造業購買担当者景気指数(改定値) 18:00 ユーロ・製造業購買担当者景気指数(改定値) 18:30 英・製造業購買担当者景気指数(改定値) 18:30 英・消費者信用残高 18:30 英・マネーサプライ 23:45 米・製造業購買担当者景気指数(改定値) ◇12月2日 00:00 米・ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数 08:50 日・マネタリーベース 09:30 豪・経常収支 09:30 豪・住宅建設許可件数  10:00 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が講演 10:30 日・10年物利付国債の入札 14:00 日・消費者態度指数 16:00 英・ネーションワイド住宅価格 19:00 ユーロ・失業率 19:00 ユーロ・消費者物価指数(速報値) ※日・閣議 ◇12月3日 00:00 米・ボウマンFRB(連邦準備理事会)副議長が米議会下院で証言 09:30 豪・GDP(国内総生産) 10:45 中・レーティングドッグサービス部門購買担当者景気指数 17:50 仏・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 17:55 独・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 18:00 ユーロ・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 18:30 英・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 19:00 ユーロ・卸売物価指数 21:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 22:15 米・ADP雇用統計 22:30 米・輸出入物価指数 23:15 米・鉱工業生産 23:15 米・設備稼働率 23:45 米・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 23:45 米・総合購買担当者景気指数(改定値) ◇12月4日 00:00 米・ISM(サプライマネジメント協会)非製造業景況指数 08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況 09:30 豪・貿易収支 10:30 日・30年物利付国債の入札 18:30 英・建設業購買担当者景気指数 19:00 ユーロ・小売売上高 21:30 米・チャレンジャー人員削減数 22:30 米・新規失業保険申請件数 22:30 米・失業保険継続受給者数 ◇12月5日 02:00 米・ボウマンFRB(連邦準備理事会)副議長が講演 08:30 日・全世帯家計調査 10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札 14:00 日・景気動向指数(速報値) 16:00 独・製造業新規受注 16:45 仏・貿易収支 16:45 仏・経常収支 16:45 仏・鉱工業生産 19:00 ユーロ・GDP(域内総生産,確定値) ※日・閣議 ※タイ市場が休場 ◇12月6日 00:00 米・個人所得 00:00 米・個人消費支出 00:00 米・ミシガン大学消費者態度指数(速報値) 05:00 米・消費者信用残高 ◎決算発表・新規上場など ○12月1日 決算発表:伊藤園<2593>,ピープル<7865> ※東証グロース上場:BRANU<460A> ○12月2日 決算発表:ダイサン<4750>,不二電機<6654> ※海外企業決算発表:クラウドストライク・ホールディングスほか ○12月3日 決算発表:内田洋<8057> ※海外企業決算発表:セールスフォースほか ○12月4日 決算発表:積水ハウス<1928>,ティーライフ<3172>,キタック<4707>,トラースOP<6696> ○12月5日 決算発表:日本ハウス<1873>,日本駐車場<2353>,Rフィールド<2910>,エターナルG<3193>,エイチーム<3662>,ソフトウェア<3733>,大和コン<3816>,アイル<3854>,サイバSOL<436A>,日本スキー<6040>,エイケン工業<7265>,カナモト<9678> ※東証グロース上場:FUNDINNO<462A> 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 16:00 みんかぶニュース 市況・概況 【投資部門別売買動向】 海外投資家が2週ぶりに売り越し、個人は2週ぶりに買い越し (11月第3週) [速報]  ■投資部門別売買代金差額 (11月17日~21日)   東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全50社)]   ※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し        海外投資家 信託銀行 個人合計 [  現金  信用 ] 日経平均 ( 前週比 ) 11月 ―――   第3週    ▲3,836   ▲834   1,158 [  ▲368  1,526 ] 48,625円 ( -1750 円)   第2週     5,147  ▲5,397  ▲2,366 [ ▲4,358  1,992 ] 50,376円 ( +100 円)   第1週    ▲3,559    755   5,557 [   970  4,586 ] 50,276円 ( -2134 円) 10月 ―――   第5週     3,459   1,388  ▲1,876 [ ▲3,859  1,982 ] 52,411円 ( +3111 円)   第4週     6,436   ▲786  ▲5,124 [ ▲5,369   244 ] 49,299円 ( +1717 円)   第3週     1,532   ▲109   3,431 [  1,026  2,404 ] 47,582円 ( -506 円)   第2週    10,586  ▲4,882  ▲4,290 [ ▲6,403  2,113 ] 48,088円 ( +2319 円)   第1週    12,398  ▲2,136   4,222 [   778  3,444 ] 45,769円 ( +414 円) 9月 ―――   第4週    ▲5,591  ▲3,584   1,293 [  1,286    7 ] 45,354円 ( +309 円)   第3週    ▲2,943  ▲5,310   ▲326 [ ▲1,697  1,371 ] 45,045円 ( +277 円)   第2週    ▲6,923  ▲1,301  ▲4,688 [ ▲4,252  ▲436 ] 44,768円 ( +1749 円)   第1週     1,314  ▲4,220   1,657 [  ▲659  2,317 ] 43,018円 ( +300 円) 8月 ―――   第4週    ▲3,031  ▲4,461   4,134 [  1,453  2,681 ] 42,718円 ( +85 円)   第3週    ▲1,988    12   1,501 [ ▲2,201  3,703 ] 42,633円 ( -745 円)   第2週     5,737  ▲2,165 ▲11,253 [ ▲10,186 ▲1,067 ] 43,378円 ( +1557 円)   第1週     ▲53  ▲1,165  ▲5,780 [ ▲6,452   671 ] 41,820円 ( +1020 円) 7月 ―――   第5週    ▲1,892  ▲1,002    255 [ ▲1,891  2,146 ] 40,799円 ( -656 円)   第4週     6,023    385 ▲12,190 [ ▲10,214 ▲1,975 ] 41,456円 ( +1637 円)   第3週     1,875    107   ▲879 [ ▲2,154  1,274 ] 39,819円 ( +249 円)   第2週     4,030   ▲353   ▲665 [ ▲1,995  1,330 ] 39,569円 ( -241 円)   第1週     5,456    848   ▲603 [ ▲3,094  2,490 ] 39,810円 ( -339 円) ※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。 ※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。 株探ニュース 2025/11/28 15:58 みんかぶニュース 市況・概況 キヤノンがキヤノン電にTOB実施、1株3650円で完全子会社化へ◇  キヤノン<7751.T>は28日の取引終了後、キヤノン電子<7739.T>に対し完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株3650円。TOBが成立した場合、キヤノン電は所定の手続きを経て上場廃止となる見込み。  買付予定数の下限は473万100株(所有割合11.58%)で、上限は設定しない。買付期間は12月1日から2026年1月19日まで。キヤノン電はTOBに賛同の意見を表明し、株主に対しTOBへの応募を推奨する。キヤノンはキヤノン電の宇宙関連事業の強化に向けて相乗効果を生み出すとともに、資源配分の最適化や経営の効率化などを目指す。東京証券取引所は28日付でキヤノン電を監理銘柄(確認中)に指定した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 15:58 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 伊藤園、ピープル (11月28日) 12月1日の決算発表銘柄(予定)  ■発表時間未確認  ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻   ◆第2四半期決算:    <2593> 伊藤園 [東P]    (前回15:30)   ◆第3四半期決算:    <7865> ピープル [東S]   (前回16:30)   合計2社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2025/11/28 15:41 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=28日大引け、全銘柄の合計売買代金1746億円  28日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.8%減の1746億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同29.6%減の1261億円だった。  個別ではMAXIS高配当日本株アクティブ上場投信 <2085> 、NEXT FUNDS 日本高配当株アクティブ <2084> 、iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETF <1657> 、上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> 、上場インデックスファンドアジアリート <1495> など54銘柄が新高値。TOPIXベア2倍上場投信 <1356> 、東証REITインバースETF <2094> 、上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) <2843> が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではグローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> が5.13%高、iシェアーズ オートメーション&ロボット ETF <2522> が3.34%高、NEXT FUNDS TIP FactSet 台湾 <412A> が3.13%高と大幅な上昇。  一方、グローバルX 防衛テック ETF <466A> は20.22%安と大幅に下落した。  日経平均株価が86円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金812億5900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1522億3600万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が107億7000万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が77億1200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が73億7900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が70億6500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が65億2100万円の売買代金となった。 株探ニュース 2025/11/28 15:35 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(大引け)=値上がり優勢、トランスGG、免疫生物研がS高  28日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数378、値下がり銘柄数197と、値上がりが優勢だった。  個別ではトランスジェニックグループ<2342>、免疫生物研究所<4570>、ラクオリア創薬<4579>がストップ高。VRAIN Solution<135A>、技術承継機構<319A>、ティアンドエスグループ<4055>、アジアクエスト<4261>、ウィルズ<4482>など15銘柄は年初来高値を更新。レナサイエンス<4889>、スリー・ディー・マトリックス<7777>、HUMAN MADE<456A>、サイバー・バズ<7069>、ムービン・ストラテジック・キャリア<421A>は値上がり率上位に買われた。  一方、Amazia<4424>がストップ安。データセクション<3905>は一時ストップ安と急落した。ダイナミックマッププラットフォーム<336A>、プログレス・テクノロジーズ グループ<339A>、Arent<5254>は年初来安値を更新。トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>、スマートドライブ<5137>、note<5243>、坪田ラボ<4890>、Ridge-i<5572>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/11/28 15:33 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・28日>(大引け)=ミナトHD、三井E&S、エンビプロなど  ミナトホールディングス<6862.T>=上昇加速で4連騰。1000円トビ台のもみ合いを放れ年初来高値を更新した。26年3月期上期の好決算発表を受け12日にマドを開けストップ高に買われたが、その後も強調展開を維持、足もとで再び上昇ピッチを強め大勢2段上げの様相を呈している。産業機器向けメモリーモジュール(コンピューター記憶装置)を主力とし、システム構築やエンジニア派遣といったソリューションビジネスでも需要開拓が進んでいる。そうしたなか、DRAMを中心とする半導体メモリー製品の価格高騰により同社にも収益メリットが及んでいる。生成AI市場の急拡大を背景としたAIデータセンター向けSSDの需要急増に加え、最近では中国のメモリー最大手CXMTが、AI半導体であるHBM(広帯域メモリー)へリソースを集中する方針に舵を切り、現在普及しているDRAM生産を段階的に終了させることが伝わった。メモリー価格を急速に押し上げる背景となっており、株式市場でもこれに伴い商機が高まっている企業に投資マネーが注目し始めた。ミナトHDは上期の好業績をベースに、今期業績予想の上振れへの期待が一段と現実味を帯びている。同社の通期営業利益は前期比11%増の8億5000万円を計画しているが、上期段階で7億円(前年同期比50%増)を達成しており、通期予想も大幅に増額される可能性がある。  三井E&S<7003.T>=急動意。高市早苗政権が打ち出す財政出動を伴う経済政策にマーケットの関心が向かうなか、かつての日本のお家芸であった造船業界も国策の後押しが見込まれる状況となっている。国土交通省が造船業の設備投資を支援する「造船業再生基金」を設け、2025年度の補正予算案に1200億円を計上する方針が伝わっている。船舶用ディーゼルエンジンのトップメーカーである同社への収益メリットが期待される状況で、投資マネーの攻勢を改めて誘導する格好となっている。加えて市場では「ゴールドマン・サックスが(同社株を)投資判断最上位、目標株価7800円で新規カバレッジ対象に掲げており、これに反応した投資マネーの買いに弾みがついた。造船業界については官民連携で総額1兆円規模の投資を行うという話も出ていることで、ファンド系資金も右に倣えで一斉に買いに動いたようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。  エンビプロ・ホールディングス<5698.T>=物色人気加速で7連騰。金属スクラップや産業廃棄物を収集し分別加工を行う資源リサイクル事業を展開する。中国のレアアース輸出規制の動きなどを背景に、東京市場ではここ都市鉱山関連株への波状的な買いが続いている。既にアサカ理研<5724.T>は前日までの直近2週間あまりで株価は2倍近くに上昇するなど上値指向の強さが際立っている。そうしたなか、株価500円台に位置していた同社株もレアアース関連の出遅れ株としてにわかに注目度が高まっている。株式需給面でも信用買い残が直近ピーク時であった10月中旬から大幅に整理が進んでいることで、上値の軽さが意識されている。  JCRファーマ<4552.T>=上げ足鮮烈。同社は遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」を主力とし、直近は薬価引き下げの逆風を数量増で補っており、26年3月期は営業黒字転換が見込まれている。再生医薬品では健康な人の骨髄から抽出した間葉系幹細胞を使った細胞医薬品「テムセル」などでニーズに応えるほか、ハンター症候群治療酵素製剤「パビナフスプ アルファ」など新薬開発に向けた動きも注目されている。極めて高難度の血液脳関門の通過技術「J-Brain Cargo」を活用した世界初の医薬品「イズカーゴ」を上市して耳目を集めた経緯があり、開発力の高さにも定評がある。株価は10月末の決算発表を契機に中段もみ合い圏を離脱、今月下旬に入って機関投資家とみられる波状的な投資資金の流入が観測され、株価は動兆しきりとなっている。  AKIBAホールディングス<6840.T>=大跳躍で長短移動平均線クリア。一時13.4%高の372円と値を飛ばし、300円台前半で収れんする25日・75日移動平均線をまとめて上抜いた。日足一目均衡表でも雲抜け目前となっている。増設メモリーやフラッシュモジュールなどメモリー製品の販売を手掛け、米エヌビディア<NVDA>製品の取り扱い実績も豊富だ。また、電子部品大手のローム<6963.T>とはAIソリューションパートナー契約を締結している。ここ生成AI市場の急拡大を背景としたAIサーバー向け需要が引き金となって、メモリー価格の高騰が顕著となっている。同社などメモリー製品を販売する企業にとって追い風が強まるとの見方が投資資金の食指を動かしているもようだ。  ダイトーケミックス<4366.T>=大幅高で3日続伸。半導体集積回路製造用のフォトレジストなどに使用される感光性材料の製造や写真材料、医薬中間体などを手掛けるが、今期業績は好調な推移をみせ、25年4~9月期は営業利益段階で前年同期比14%増益と2ケタ成長を確保している。好業績を背景に株主還元にも前向きな姿勢をみせており、27日取引終了後に株主優待制度の導入を発表した。毎年3月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に図書カードNEXT1000円分、保有期間1年以上の場合は3000円分を贈呈、初回の26年3月末に限って継続保有期間にかかわらず3000円分の図書カードNEXTを贈呈するというもので、これを好感する買いが集中した。なお、同社の年間配当は26年3月期に8円を計画しており、配当利回りは前日終値換算で3%近くに達している。  ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=28日大引け  28日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     81259   -31.6    43060 2. <1357> 日経Dインバ   10770   -36.0    5907 3. <1540> 純金信託     7818   -4.8    20065 4. <1321> 野村日経平均   7712   30.8    52120 5. <1579> 日経ブル2    7379   -22.4    463.5 6. <1458> 楽天Wブル    7065   -30.9    51120 7. <1360> 日経ベア2    6521   -21.6    145.2 8. <1306> 野村東証指数   4157   -50.0   3542.0 9. <1568> TPXブル    3673   21.3    702.8 10. <2036> 金先物Wブル   2181   48.5   169500 11. <1329> iS日経     1799   -44.9    5221 12. <1542> 純銀信託     1687   14.8    24780 13. <1398> SMDリート   1629   -8.0   2086.5 14. <2644> GX半導日株   1604   -44.4    2395 15. <1326> SPDR     1596   114.5    60170 16. <314A> iSゴールド   1275   41.7    310.5 17. <1328> 野村金連動    1226   11.7    15655 18. <1489> 日経高配50   1226   28.1    2780 19. <1343> 野村REIT   1185   -21.4   2180.5 20. <1655> iS米国株    1157   -0.9    773.2 21. <1365> iF日経Wブ    956   -35.1    66030 22. <1541> 純プラ信託     906   -35.2    7485 23. <1671> WTI原油     901   295.2    2987 24. <1459> 楽天Wベア     841   -47.2     239 25. <316A> iFFANG    755   -13.3    2398 26. <1615> 野村東証銀行    740   -18.6    505.5 27. <1320> iF日経年1    736   -14.7    51950 28. <1545> 野村ナスH無    722   -18.9    40070 29. <2558> MX米株SP    713   11.4    30810 30. <466A> GX防衛テク    597   -11.8    1026 31. <2244> GXUテック    555   -28.8    3114 32. <2869> iFナ百Wブ    500   40.1    59710 33. <1627> 野村電力ガス    467   764.8    12040 34. <318A> VIXETF    422   -22.7    662.0 35. <1557> SPDR5百    388   -21.0   106800 36. <1308> 上場東証指数    356   -86.4    3499 37. <2559> MX全世界株    349   -33.4    25860 38. <1305> iFTP年1    307   458.2   3587.0 39. <1475> iSTPX     294   53.9    349.1 40. <2516> 東証グロース    288   -49.4    548.2 41. <1330> 上場日経平均    265   -44.7    52170 42. <200A> 野村日半導     255   -51.4    2239 43. <1597> MXJリート    247   28.0    2091 44. <1547> 上場SP5百    244   -28.2    11655 45. <1346> MX225     241   -5.5    52150 46. <1678> 野村インド株    239    0.4    363.4 47. <1358> 上場日経2倍    235   -59.8    81430 48. <1488> iFREIT    232   87.1    2104 49. <2621> iS米20H    220   -55.1    1122 50. <1577> 野村高配70    217   205.6    47500 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%) 株探ニュース 2025/11/28 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均28日大引け=4日続伸、86円高の5万253円  28日の日経平均株価は前日比86.81円(0.17%)高の5万253.91円と4日続伸し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1148、値下がりは402、変わらずは56と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を44.12円押し上げ。次いでイビデン <4062>が14.37円、信越化 <4063>が9.69円、ファナック <6954>が9.53円、豊田通商 <8015>が5.72円と続いた。  マイナス寄与度は38.11円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、ファストリ <9983>が9.63円、セコム <9735>が5.48円、中外薬 <4519>が5.21円、フジクラ <5803>が5.01円と並んだ。  業種別では33業種中25業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、その他金融業、パルプ・紙、機械が続いた。値下がり上位には空運業、陸運業、小売業が並んだ。 株探ニュース 2025/11/28 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、Tワークス、イーソルがS高  28日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数1012、値下がり銘柄数401と、値上がりが優勢だった。  個別ではトレードワークス<3997>、イーソル<4420>、ウイルコホールディングス<7831>がストップ高。ハピネス・アンド・ディ<3174>、パンチ工業<6165>、マツモト<7901>は一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ<1384>、ダイセキ環境ソリューション<1712>、美樹工業<1718>、日本電技<1723>、ナカノフドー建設<1827>など86銘柄は年初来高値を更新。大黒屋ホールディングス<6993>、エス・サイエンス<5721>、プライム・ストラテジー<5250>、JMACS<5817>、コロンビア・ワークス<146A>は値上がり率上位に買われた。  一方、ピクセルカンパニーズ<2743>、enish<3667>、レアジョブ<6096>、カーメイト<7297>が年初来安値を更新。アサカ理研<5724>、ティムコ<7501>、Bitcoin Japan<8105>、城南進学研究社<4720>、アテクト<4241>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/11/28 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後3時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後3時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1172、値下がり銘柄数は381、変わらずは53銘柄だった。業種別では33業種中28業種が上昇。値上がり上位に鉄鋼、パルプ・紙、機械、その他金融など。値下がりで目立つのは陸運、小売、空運。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 15:06 みんかぶニュース 市況・概況 15時の日経平均は41円高の5万208円、アドテストが22.73円押し上げ  28日15時現在の日経平均株価は前日比41.63円(0.08%)高の5万208.73円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1172、値下がりは381、変わらずは53と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を22.73円押し上げている。次いでイビデン <4062>が14.21円、ファナック <6954>が10.53円、TDK <6762>が9.28円、信越化 <4063>が8.02円と続く。  マイナス寄与度は47.13円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、ファストリ <9983>が32.09円、SBG <9984>が16.04円、中外薬 <4519>が7.12円、良品計画 <7453>が4.48円と続いている。  業種別では33業種中28業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、パルプ・紙、機械、その他金融と続く。値下がり上位には陸運、小売、空運が並んでいる。  ※15時0分10秒時点 株探ニュース 2025/11/28 15:01 みんかぶニュース 市況・概況 渋沢倉が3日続伸、26年3月期第3四半期に投資有価証券売却益を計上へ◇  澁澤倉庫<9304.T>が3日続伸している。午後2時ごろ、保有するフジテック<6406.T>株式全てを、Bospolder1が実施する公開買い付けに応募すると発表。これに伴い、26年3月期第3四半期に投資有価証券売却益26億5800万円を特別利益として計上する見込みであることが好感されている。なお、通期業績予想への影響はその他の要因も含め精査中としている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 14:27 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位にリンクユーG  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の28日午後2時現在で、Link-Uグループ<4446.T>が「売り予想数上昇」で1位となっている。  同社は25日の取引終了後、サウジアラビアの翻訳・ローカリゼーション企業であるタルジャマ(Tarjama)社と、日本のデジタルコンテンツ(主にマンガ・アニメ)のアラビア語ローカライズ、配信及び官民連携による事業開発を目的とする基本合意書(MOU)を締結したと発表した。中東・北アフリカ地域(MENA地域)で映画・アニメ・マンガなどのコンテンツ分野が急速に拡大し、国家的にも文化産業の創出が重点項目として位置づけられていることを受けて、共同でMENA市場の新規開拓を推進するのが狙い。日本のマンガなどのデジタルコンテンツをアラビア語圏向けに最適化するための翻訳・編集ローカライズの共同実施やMENA地域に最適化されたデジタルコンテンツプラットフォームの開発・導入、サウジアラビアの官民連携プログラムと整合した共同プロジェクトの企画・実行、アラビア語圏における人材育成への貢献などの分野で協力する。  これを受けて、同社株は26日、27日と連続ストップ高に上昇。この日も朝方に一時、前日比348円(31.2%)高の1465円に買われたが、その後は利益確定の動きもみられることから、売り予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 14:16 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後2時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1136、値下がり銘柄数は413、変わらずは57銘柄だった。業種別では33業種中25業種が上昇。値上がり上位に鉄鋼、パルプ・紙、建設、その他金融など。値下がりで目立つのは陸運、小売、空運など。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 14:05 みんかぶニュース 市況・概況 14時の日経平均は31円安の5万135円、東エレクが50.14円押し下げ  28日14時現在の日経平均株価は前日比31.62円(-0.06%)安の5万135.48円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1136、値下がりは413、変わらずは57と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は50.14円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、ファストリ <9983>が31.29円、SBG <9984>が12.03円、中外薬 <4519>が8.32円、良品計画 <7453>が5.75円と続いている。  プラス寄与度トップはイビデン <4062>で、日経平均を8.69円押し上げている。次いで豊田通商 <8015>が6.22円、ファナック <6954>が5.85円、信越化 <4063>が5.35円、日東電 <6988>が5.18円と続く。  業種別では33業種中25業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、パルプ・紙、建設、その他金融と続く。値下がり上位には陸運、小売、空運が並んでいる。  ※14時0分1秒時点 株探ニュース 2025/11/28 14:01 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位に京都友禅HD  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」28日午後1時現在で京都きもの友禅ホールディングス<7615.T>が「買い予想数上昇」4位となっている。  京都友禅HDは商い増勢のなか一時10%を超える上昇で163円まで買われる場面があった。時価総額30億円未満の小型株だが、株価が100円台と超低位に位置する一方、流動性に富むことから個人投資家を中心とした短期筋の買いが活発化している。今月12日に発表した25年4~9月期は売上高が2ケタ伸長となるなか、営業損益は1億6700万円の黒字(前年同期は3億9100万円の赤字)と急改善、通期計画である6600万円の黒字予想も超過した。決算発表直後は急伸したものの大口の売りをぶつけられて値を消した経緯がある。目先筋の投げが一巡したところを見計らって、投機性の強い資金が仕切り直しの買いを入れてきたもようだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 13:53 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1201、値下がり銘柄数は356、変わらずは49銘柄だった。業種別では33業種中24業種が上昇。値上がり上位に鉄鋼、建設、海運、パルプ・紙など。値下がりで目立つのは陸運、小売、空運など。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 13:04 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は37円安の5万129円、東エレクが52.14円押し下げ  28日13時現在の日経平均株価は前日比37.98円(-0.08%)安の5万129.12円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1201、値下がりは356、変わらずは49と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は52.14円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、ファストリ <9983>が34.5円、中外薬 <4519>が9.83円、フジクラ <5803>が6.52円、リクルート <6098>が5.72円と続いている。  プラス寄与度トップはファナック <6954>で、日経平均を7.52円押し上げている。次いでイビデン <4062>が5.85円、信越化 <4063>が5.52円、豊田通商 <8015>が5.41円、ベイカレント <6532>が3.91円と続く。  業種別では33業種中24業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、建設、海運、パルプ・紙と続く。値下がり上位には陸運、小売、空運が並んでいる。  ※13時0分2秒時点 株探ニュース 2025/11/28 13:01 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位に郵船  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の28日正午現在で日本郵船<9101.T>が「売り予想数上昇」5位となっている。    28日の東証プライム市場で、郵船が続伸。同社は6日正午に26年3月期連結業績予想について純利益を2400億円から2100億円(前期比56.0%減)へ下方修正すると発表した。今期配当予想も235円から225円(前期325円)へ減額した。コンテナ船事業で米関税政策に伴う短期運賃の下落といった影響が出る。自動車事業やドライバルク事業なども利益水準が想定を下回る見通しだ。株価は配当利回りで4.5%近辺と高水準で、押し目買い意欲は強い。しかし、来期以降の業績への警戒もあり、先行きへの不透明感が台頭している様子だ。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 13:00 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で横ばい圏  後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価が前日比20円安前後と前場終値から横ばい圏で推移している。外国為替市場では、1ドル=156円20銭近辺での値動きとなっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 12:33 みんかぶニュース 市況・概況 「バイオテクノロジー関連」が15位にランクアップ、「国家戦略技術」の一つに「バイオ・ヘルスケア」が指定<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 レアアース 2 人工知能 3 地方銀行 4 量子コンピューター 5 核融合発電 6 半導体 7 防衛 8 中国関連 9 JPX日経400 10 造船  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「バイオテクノロジー関連」が15位にランクアップしている。  11月25日付の日本経済新聞で「政府は経済安全保障上の重要性が高い技術を『国家戦略技術』として新たに指定する。人工知能(AI)やバイオ、核融合といった6分野を指定し、研究予算の配分や税制上の優遇措置を重点的に講じる」と報じられたことをきっかけに同テーマへの関心が高まっている。記事によると、「AI・先端ロボット」「量子」「半導体・通信」「バイオ・ヘルスケア」「核融合」「宇宙」の6分野とする方向としており、研究予算の配分や税制上の優遇措置を重点的に講じるとある。また、読売新聞も27日付で、「2026年度の税制改正で、経済産業省が要望する研究開発税制の拡充案が判明した。政府が『国家戦略技術』として指定する『AI(人工知能)・先端ロボット』『半導体・通信』など6分野への企業の投資について、投資額の最大40%を法人税額から控除することが柱となっている」と報じており、その一つである「バイオ」関連への注目がにわかに高まっているようだ。  既に免疫生物研究所<4570.T>が急伸、27日にはトランスジェニックグループ<2342.T>もストップ高し、両銘柄ともこの日も買い人気を集めている。このほか、JCRファーマ<4552.T>やレナサイエンス<4889.T>、更に子会社ファイメクスがアステラス製薬<4503.T>との共同研究で新たに2つの標的を追加することで合意したと発表したラクオリア創薬<4579.T>も高い。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 12:21 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=前日比22円安、一時5万円ラインを割り込む  28日前引けの日経平均株価は前日比22円34銭安の5万0144円76銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億4435万株、売買代金概算は2兆214億円。値上がり銘柄数は1124、値下がり銘柄数は419、変わらずは65銘柄だった。  日経平均株価は小幅安。前日の米株式市場は感謝祭の祝日で休場だった。やや手掛かり材料難となるなか、日経平均株価は小幅に上昇してスタートしたが上値は重く、買い一巡後はマイナス圏に転じ、午前10時過ぎには一時5万台を割り込む場面があった。ただ、3月期決算企業の中間配当の支払いに伴う配当再投資の動きも指摘されるなか、鉄鋼や食料品などバリュー株は底堅く推移。東証プライム市場の約7割の銘柄は上昇しTOPIXは小幅高となった。  個別銘柄では、ディスコ<6146.T>やキオクシアホールディングス<285A.T>、東京エレクトロン<8035.T>が安く、フジクラ<5803.T>やサンリオ<8136.T>が軟調。JX金属<5016.T>やキーエンス<6861.T>が安い。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>やアドバンテスト<6857.T>が高く、三菱重工業<7011.T>や東京電力ホールディングス<9501.T>が上昇。三井E&S<7003.T>が急伸した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 11:53 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=28日前引け  28日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     52017   -36.8    42880 2. <1357> 日経Dインバ   5983   -47.9    5935 3. <1579> 日経ブル2    5363   -24.2    461.6 4. <1458> 楽天Wブル    5012   -33.9    50890 5. <1540> 純金信託     4546   -11.0    20045 6. <1321> 野村日経平均   4174   12.6    52020 7. <1360> 日経ベア2    4087   -21.7    145.7 8. <1306> 野村東証指数   2356   -61.2   3535.0 9. <1568> TPXブル    1600   -38.0    700.4 10. <2036> 金先物Wブル   1422   44.7   168650 11. <1326> SPDR     1311   192.6    60270 12. <1329> iS日経     1250   -24.9    5214 13. <314A> iSゴールド   1029   72.7    310.7 14. <2644> GX半導日株    925   -54.0    2387 15. <1671> WTI原油     858   504.2    3020 16. <1542> 純銀信託      831   -4.4    24735 17. <1343> 野村REIT    738   -35.4   2189.0 18. <1398> SMDリート    728   -32.8   2094.0 19. <1655> iS米国株     645   -17.1    769.8 20. <1328> 野村金連動     622   21.7    15625 21. <1365> iF日経Wブ    598   -40.0    65820 22. <1489> 日経高配50    573    0.5    2771 23. <1459> 楽天Wベア     549   -41.2     239 24. <1320> iF日経年1    534   20.0    51830 25. <1541> 純プラ信託     505   -40.8    7476 26. <316A> iFFANG    476   -17.4    2393 27. <1627> 野村電力ガス    439  2643.8    11965 28. <466A> GX防衛テク    420    5.3    1022 29. <2558> MX米株SP    390   -26.1    30740 30. <2869> iFナ百Wブ    323   55.3    59530 31. <2244> GXUテック    316   -45.4    3107 32. <1545> 野村ナスH無    294   -52.1    39930 33. <318A> VIXETF    282   -22.7    660.5 34. <1557> SPDR5百    260   -33.7   106500 35. <1615> 野村東証銀行    224   -61.7    504.3 36. <2516> 東証グロース    199   -50.9    549.5 37. <2559> MX全世界株    192   -49.6    25825 38. <1547> 上場SP5百    190   -32.1    11645 39. <1597> MXJリート    189   71.8    2101 40. <1358> 上場日経2倍    146   -63.7    81250 41. <200A> 野村日半導     140   -61.3    2233 42. <1678> 野村インド株    138   38.0    363.4 43. <1356> TPXベア2    132   -25.0    175.9 44. <465A> GX日経株主    132   -42.9    1033 45. <1330> 上場日経平均    127   -64.5    52050 46. <1346> MX225     121   -20.4    52040 47. <1482> iS米債7H    119   600.0    1658 48. <1308> 上場東証指数    117   -95.4    3491 49. <1475> iSTPX     117   -10.7    348.3 50. <2243> GX半導体     115   17.3    2578 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2025/11/28 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・28日>(前引け)=JCRファ、AKIBA、ダイトーケミ  JCRファーマ<4552.T>=上げ足鮮烈。大陽線を示現し一時9.8%高の805円と昨年5月以来約1年半ぶりとなる800円台を回復する場面があった。同社は遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」を主力とし、直近は薬価引き下げの逆風を数量増で補っており、26年3月期は営業黒字転換が見込まれている。再生医薬品では健康な人の骨髄から抽出した間葉系幹細胞を使った細胞医薬品「テムセル」などでニーズに応えるほか、ハンター症候群治療酵素製剤「パビナフスプ アルファ」など新薬開発に向けた動きも注目されている。極めて高難度の血液脳関門の通過技術「J-Brain Cargo」を活用した世界初の医薬品「イズカーゴ」を上市して耳目を集めた経緯があり、開発力の高さにも定評がある。株価は10月末の決算発表を契機に中段もみ合い圏を離脱、今月下旬に入って機関投資家とみられる波状的な投資資金の流入が観測され、株価は動兆しきりとなっている。  AKIBAホールディングス<6840.T>=大跳躍で長短移動平均線クリア。日足一目均衡表でも雲抜け目前となっている。増設メモリーやフラッシュモジュールなどメモリー製品の販売を手掛け、米エヌビディア<NVDA>製品の取り扱い実績も豊富だ。また、電子部品大手のローム<6963.T>とはAIソリューションパートナー契約を締結している。ここ生成AI市場の急拡大を背景としたAIサーバー向け需要が引き金となって、メモリー価格の高騰が顕著となっている。同社などメモリー製品を販売する企業にとって追い風が強まるとの見方が投資資金の食指を動かしているもようだ。  ダイトーケミックス<4366.T>=大幅高で3日続伸。半導体集積回路製造用のフォトレジストなどに使用される感光性材料の製造や写真材料、医薬中間体などを手掛けるが、今期業績は好調な推移をみせ、25年4~9月期は営業利益段階で前年同期比14%増益と2ケタ成長を確保している。好業績を背景に株主還元にも前向きな姿勢をみせており、27日取引終了後に株主優待制度の導入を発表した。毎年3月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に図書カードNEXT1000円分、保有期間1年以上の場合は3000円分を贈呈、初回の26年3月末に限って継続保有期間にかかわらず3000円分の図書カードNEXTを贈呈するというもので、これを好感する買いが集中した。なお、同社の年間配当は26年3月期に8円を計画しており、配当利回りは前日終値換算で3%近くに達している。  ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/28 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=値上がり優勢、トランスGG、免疫生物研がS高  28日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数371、値下がり銘柄数182と、値上がりが優勢だった。  個別ではトランスジェニックグループ<2342>、免疫生物研究所<4570>、ラクオリア創薬<4579>がストップ高。VRAIN Solution<135A>、技術承継機構<319A>、ティアンドエスグループ<4055>、アジアクエスト<4261>、ウィルズ<4482>など15銘柄は年初来高値を更新。Retty<7356>、HUMAN MADE<456A>、レナサイエンス<4889>、ネットスターズ<5590>、グリッド<5582>は値上がり率上位に買われた。  一方、プログレス・テクノロジーズ グループ<339A>が年初来安値を更新。データセクション<3905>、豆蔵<202A>、坪田ラボ<4890>、トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/11/28 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=28日前引け、GX高配日株、SS米高配が新高値  28日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比33.4%減の1077億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同34.9%減の801億円だった。  個別ではNEXT 食品 <1617> 、ステート・ストリート S&P500高配当株 <451A> 、iシェアーズ S&P 500米国株 ETF <1655> 、上場インデックスファンドJリート隔月分配型ミニ <2552> 、NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信 <1489> など32銘柄が新高値。東証REITインバースETF <2094> 、上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) <2843> が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではグローバルX 防衛テック ETF <466A> は20.53%安と大幅に下落。  日経平均株価が22円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金520億1700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均945億9300万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が59億8300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が53億6300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が50億1200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が41億7400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が40億8700万円の売買代金となった。 株探ニュース 2025/11/28 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、ウイルコHDがS高  28日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数938、値下がり銘柄数415と、値上がりが優勢だった。  個別ではウイルコホールディングス<7831>がストップ高。トレードワークス<3997>、パンチ工業<6165>は一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ<1384>、ダイセキ環境ソリューション<1712>、美樹工業<1718>、日本電技<1723>、ナカノフドー建設<1827>など72銘柄は年初来高値を更新。大黒屋ホールディングス<6993>、プライム・ストラテジー<5250>、JMACS<5817>、AKIBAホールディングス<6840>、ティアック<6803>は値上がり率上位に買われた。  一方、レアジョブ<6096>が年初来安値を更新。Bitcoin Japan<8105>、サイバーステップ<3810>、アサカ理研<5724>、城南進学研究社<4720>、岡本硝子<7746>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/11/28 11:32

ニュースカテゴリ