みんかぶニュース 為替・FXニュース一覧

みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は大幅反発、長期金利一時1.490%に急低下 日銀オペ結果は「弱め」  11日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅反発した。米国の景気減速懸念を背景に週明けの米株式相場が急落した。投資家のリスク回避姿勢が鮮明となり、東京市場では安全資産と位置付けられる国債への買い需要が高まった。一方、日銀が実施した国債買い入れオペは投資家の売り意欲の高まりを示す「弱め」の結果となった。  朝方発表の日本の24年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値は、実質ベースの年率換算で前期比2.2%増となり、1次速報の2.8%増から下方改定された。また、1月の実質消費支出は2カ月連続でプラスとなったが、前年同月と比べた伸び率は0.8%と市場予想を大きく下回った。国内景気に対する楽観的な見方が後退し、投資家の債券選好姿勢を強める要因となった。  日経平均株価は午前中に前日比で一時1000円を超す下げとなった後は、急速に下げ渋る展開となった。債券の先物3月限は午後に一時139円06銭まで上昇したが、株価動向をにらみながら終盤は伸び悩んだ。日銀が実施した国債買い入れオペは「残存期間1年超3年以下」と「同5年超10年以下」、「同25年超」の3本。長期債先物と高い連動性を持つゾーンの「同5年超10年以下」の応札倍率は3.25倍と前回オペから上昇した。日銀に債券を放出するニーズの高さが示唆され、債券需給が緩むことを警戒した売りが円債相場の上値を圧迫した。  先物3月限は前営業日比60銭高の138円82銭となった。新発10年債利回り(長期金利)は一時、同0.080ポイント低い1.490%に急低下した。午後3時の段階では1.510%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 15:21 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比60銭高の138円82銭  債券市場で、先物3月限の後場終値は前営業日比60銭高の138円82銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 15:09 みんかぶニュース 為替・FX 債券:国債買いオペ、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率3.25倍  日銀は11日、国債買いオペを実施。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が2.83倍、「同5年超10年以下」が3.25倍、「同25年超」が2.66倍だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 12:43 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は急反発、リスク回避姿勢強まる 長期金利1.515%に急低下  11日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は急反発した。米国の景気減速懸念が広がるなか、10日の米株式市場で主要株価指数が大幅安となった。リスク回避ムードが優勢となり、安全資産と位置付けられる国債を選好する姿勢が強まった。  東京市場で日経平均株価は11日、下げ幅が一時1000円を超え、フシ目の3万6000円を割り込む場面があった。トランプ米大統領が9日放送のFOXニュースのインタビューで、米国の景気減速の可能性について明確に否定しなかったことを受け、週明け10日のNYダウは一時1100ドルを超す下げとなり、米株の急落に追従する形で日本株も下値を模索した。朝方に内閣府は24年10~12月期の実質国内総生産(GDP)の改定値を発表。年率換算で前期比2.2%増と、1次速報の2.8%増から下方修正された。円債相場には支援材料と受け止められた。  日銀は11日、定例の国債買い入れオペを3本、通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同5年超10年以下」、「同25年超」。オファー額は予定通りとなった。  先物3月限は前営業日比65銭高の138円87銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回りは同0.055ポイント低い1.515%を付けた。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 11:29 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比65銭高の138円87銭  債券市場で、先物3月限の前場終値は前営業日比65銭高の138円87銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 11:17 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時146円50銭台に軟化、リスク回避姿勢強まり5カ月ぶり円高水準  11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円74銭前後と前日の午後5時時点に比べて84銭程度のドル安・円高となっている。  トランプ米大統領が9日放送のFOXニュースのインタビューで米国の景気後退の可能性を明確に否定しなかったことを受け、週明け10日の米株式市場でNYダウは急落し、ナスダック総合株価指数は4%安となった。投資家のリスク回避ムードが強まるなかで、安全資産とされる米国債を選好する姿勢が強まり、米金利は低下(債券価格は上昇)した。11日の東京市場では、米株安に追従する形で日経平均株価が急落した。米国の景気後退に対する懸念を背景に質への逃避が続き、円を買い入れる動きが広がった。ドル円相場は一時1ドル=146円50銭台まで軟化。昨年10月以来、5カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。  11日の朝方に内閣府が発表した24年10~12月期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比2.2%増となった。1次速報値の2.8%増から下方修正される形となった。公表後に市場はドル買い・円売りで反応。一時147円10銭近辺まで上伸する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0851ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0029ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円25銭前後と同47銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 10:25 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:一時146円60銭台に軟化、景気減速懸念で米金利低下  10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円27銭前後と前週末7日に比べて77銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円54銭前後と同82銭程度のユーロ安・円高だった。  トランプ米大統領が9日放送のFOXニュースのインタビューで、米国の景気後退の可能性に関して問われた際に明確に否定せず、一定の経過期間が存在するとの認識を示した。「トランプ・リセッション」のシナリオが意識されるようになり、米国株は急落した。米国の関税政策を巡る不透明感がくすぶるなかで、米政府機関の一部閉鎖を避けるためのつなぎ予算の採決を控えていることも相まって、投資家のリスク許与が一段と低下。安全資産と位置付けられる米国債に資金を振り向ける投資家の姿勢が強まり、米金利が低下した。日米金利差が縮小に向かうとの見方から、ドル売り・円買いに拍車が掛かり、ドル円相場は一時1ドル=146円60銭台まで円高に振れた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0834ドル前後と前週末7日に比べて0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安。ほぼ横ばい圏内となった。ドイツの財政拡張策の実現に必要な憲法の改正に、与党第2党の緑の党が同意しないと伝わり、ドイツの長期金利の上昇が一服。ユーロの重荷となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 07:54 みんかぶニュース 為替・FX 11日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:30 日・全世帯家計調査 08:30 豪・ウエストパック消費者信頼感指数 08:50 日・実質GDP(国内総生産,改定値) 08:50 日・マネーストック 09:01 英・BRC(小売連合)小売売上高調査 09:30 豪・NAB(ナショナルオーストラリア銀行)企業景況感指数 23:00 米・JOLTS(雇用動態調査)求人件数 ※日・閣議 ※米・3年物国債入札 ○決算発表・新規上場など 決算発表:CRE<3458>,セルソース<4880>,不二電機<6654>,三井ハイテク<6966>,シルバライフ<9262>,ReYuu<9425> 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 07:50 みんかぶニュース 為替・FX ◎10日のNY為替 ドル・円:147円27銭(7日終値:148円04銭) ユーロ・円:159円54銭(同:160円36銭) ユーロ・ドル:1.0834ドル(同:1.0833ドル) 出所:MINKABU PRESS 2025/03/11 07:49 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、147円58~60銭のドル安・円高  日銀が10日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=147円58~60銭と前週末7日に比べ9銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=159円72~76銭と同20銭のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.0822~24ドルと同0.0007ドルのユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 17:57 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  03月10日 147円58~60銭       (▼0.09)  03月07日 147円67~68銭       (▼0.69)  03月06日 148円36~38銭       (▼1.09)  03月05日 149円45~47銭       (△0.11)  03月04日 149円34~36銭       (▼0.83)  03月03日 150円17~18銭       (▼0.26)  02月28日 150円43~45銭       (△1.17)  02月27日 149円26~28銭       (▼0.27)  02月26日 149円53~54銭       (△0.26)  02月25日 149円27~29銭       (▼1.29)  02月21日 150円56~58銭       (△0.40)  02月20日 150円16~18銭       (▼1.49)  02月19日 151円65~67銭       (▼0.40)  02月18日 152円05~06銭       (△0.18)  02月17日 151円87~89銭       (▼0.86)  02月14日 152円73~75銭       (▼1.54)  02月13日 154円27~29銭       (△0.58)  02月12日 153円69~71銭       (△1.52)  02月10日 152円17~18銭       (△0.34)  02月07日 151円83~85銭       (▼0.74)  02月06日 152円57~59銭       (▼0.76)  02月05日 153円33~35銭       (▼1.99)  02月04日 155円32~34銭       (▼0.29)  02月03日 155円61~64銭       (△0.96)  01月31日 154円65~66銭       (△0.12)  01月30日 154円53~55銭       (▼0.76)  01月29日 155円29~31銭       (▼0.55)  01月28日 155円84~87銭       (▼0.02)  01月27日 155円86~89銭       (△0.49)  01月24日 155円37~39銭       (▼1.23)  01月23日 156円60~62銭       (△0.56)  01月22日 156円04~06銭       (△0.37)  01月21日 155円67~70銭       (▼0.31)  01月20日 155円98~00銭       (△0.38)  01月17日 155円60~62銭       (▼0.58)  01月16日 156円18~20銭       (▼0.69)  01月15日 156円87~89銭       (▼0.65)  01月14日 157円52~54銭       (▼0.86)  01月10日 158円38~40銭       (△0.20)  01月09日 158円18~20銭       (△0.07)  01月08日 158円11~13銭       (△0.63)  01月07日 157円48~51銭       (▼0.18)  01月06日 157円66~68銭       (▼0.22)  12月30日 157円88~90銭       (△0.07)  12月27日 157円81~83銭       (△0.46)  12月26日 157円35~37銭       (△0.35)  12月25日 157円00~30銭       (▼0.14)  12月24日 157円14~15銭       (△0.35)  12月23日 156円79~80銭       (▼0.02)  12月20日 156円81~84銭       (△0.35)  12月19日 156円46~49銭       (△2.89)  12月18日 153円57~59銭       (▼0.49)  12月17日 154円06~08銭       (△0.56)  12月16日 153円50~52銭       (△0.71)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 17:56 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=日米の長期金利動向など注視  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日米長期金利の動向などが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=147円10~148円20銭。  この日は、一時147円10銭近辺までドル安・円高が進行した。時間外の米長期金利が低下する一方、国内では10年債利回りが1.575%と16年5カ月ぶりの水準に上昇する場面があり、日米金利差縮小が意識された。今晩は海外では目立ったイベントは予定されていない。明朝は国内で24年10~12月期GDP・改定値が発表される。こうしたなか、日米の金利動向を注視する展開が見込まれる。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 17:25 みんかぶニュース 為替・FX 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:30 日・全世帯家計調査 08:30 豪・ウエストパック消費者信頼感指数 08:50 日・実質GDP(国内総生産,改定値) 08:50 日・マネーストック 09:01 英・BRC(小売連合)小売売上高調査 09:30 豪・NAB(ナショナルオーストラリア銀行)企業景況感指数 23:00 米・JOLTS(雇用動態調査)求人件数 ※日・閣議 ※米・3年物国債入札 ○決算発表・新規上場など 決算発表:CRE<3458>,セルソース<4880>,不二電機<6654>,三井ハイテク<6966>,シルバライフ<9262>,ReYuu<9425> 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 16:01 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時147円10銭近辺の円高、日米金利差縮小を意識する展開に  10日東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円52銭前後と前週末午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=159円84銭前後と同8銭程度のユーロ安・円高で推移している。  ドル円は、午前9時時点では147円60銭近辺で推移していたが、午前10時20分過ぎには147円09銭前後までドル安・円高が進行。その後、午後にかけ147円台半ばへ反発した。トランプ米大統領は9日に放送されたFOXニュースのインタビューで、景気後退に関して明確に否定しなかったことから、時間外取引の米長期金利が低下した。また、日本では10年債利回りが一時1.575%と08年10月以来、16年5カ月ぶりの水準に上昇した。日米金利差縮小が警戒されるなか、ドル安・円高が進行したが、147円ラインに接近すると値頃感からのドル買い・円売りも流入し、午後にかけては値を戻す展開となった。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0835ドル前後と同0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 15:40 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物急反落、5年債入札「弱め」で長期金利一時1.575%に上昇  10日の債券市場で、先物中心限月3月限は急反落した。前週末の米債券市場で長期債価格が下落(金利は上昇)したことが重荷となったほか、日銀の追加利上げ観測も債券売りを促した。財務省がこの日実施した5年債入札の結果が、債券保有ニーズの乏しさを示す弱めの結果となると、先物は下げ幅を拡大した。  5年債入札は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が7銭で、前回(2月14日)の3銭から拡大。応札倍率は3.17倍となり、前回の3.52倍を下回った。クーポンが前回入札の1.0%から1.1%に切り上がったにも関わらず、弱めの結果となったことを受け、円債への売り圧力が一段と強まった。先物3月限は午後に一時138円15銭まで下げる場面があった。  年度末に差し掛かり、決算の関係で積極的な売買を手控えようとする国内機関投資家の姿勢が広がりやすい局面にあり、押し目買い意欲も限られた。厚生労働省が10日朝に発表した1月の毎月勤労統計は、実質賃金が3カ月ぶりにマイナスとなったが、円債相場の反応は限定的なものとなった。今年の春闘での賃上げ率が高水準となることで、日銀が利上げに踏み切りやすくなるとの見方をもとにした円債売りが継続した。  先物3月限は前営業日比40銭安の138円22銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は一時、同0.055ポイント高い1.575%に上昇。2008年10月以来、およそ16年5カ月ぶりの高水準をつけた。午後3時時点では1.570%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 15:21 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比40銭安の138円22銭  債券市場で、先物3月限の後場終値は前営業日比40銭安の138円22銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 15:09 みんかぶニュース 為替・FX 債券:5年債入札、テール7銭で応札倍率3.17倍  10日に実施された5年債入札(第177回、クーポン1.1%)は、最低落札価格が99円67銭(利回り1.172%)、平均落札価格が99円74銭(同1.157%)となった。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は7銭で、前回(2月14日)の3銭から拡大。応札倍率は3.17倍となり、前回の3.52倍を下回った。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 12:45 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物急反落、長期金利1.550%に上昇し09年6月以来の高水準  10日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は急反落した。前週末の米債券市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことや、日銀の追加利上げ観測が重荷となった。  2月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びがコンセンサスに対して下振れして着地したほか、失業率は前月から上昇した。もっとも、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は講演で、米国経済は堅調なペースで成長しているとの見方を示した。これを受け、米国債には買い持ち高を圧縮する目的の売りが出た。  厚生労働省が10日朝に発表した1月の毎月勤労統計は、実質賃金が3カ月ぶりにマイナスとなった。今年の春闘での賃上げ率に市場の関心が向かうなかで、円債相場への反応は比較的軽微なものとなったが、日銀が追加利上げに踏み切る可能性が引き続き意識され、円債は売りが優勢となった。  財務省は同日、5年債入札を通告した。発行予定額は2兆3000億円程度。クーポンは1.1%に切り上がった。中期債価格の先安観がくすぶるなかで、入札結果に対しては一定の警戒感が広がっているようだ。  先物3月限は前営業日比30銭安の138円32銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.030ポイント高い1.550%に上昇。2009年6月以来の高水準で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 11:24 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比30銭安の138円32銭  債券市場で、先物3月限の前場終値は前営業日比30銭安の138円32銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 11:13 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:147円台前半まで軟化、米景気減速懸念で  10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円29銭前後と前週末7日の午後5時時点に比べて38銭程度のドル安・円高となっている。  7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円04銭前後と前の日に比べて6銭程度のドル高・円安で取引を終えた。2月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、失業率が前月から上昇したことを背景に、米国の景気減速リスクが意識されるなか、一時146円90銭台までドル安・円高方向に振れた。しかし米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米国の経済について、堅調なペースで成長しているとの認識を示すと持ち直し、148円20銭台まで上伸する場面があった。  トランプ米大統領は9日放送のFOXニュースのインタビューで、米国が景気後退に入ると予想しているかとの質問に対し、「そのようなことを予測するのは嫌いだ」などと述べた。米国の景気後退の可能性を否定しなかったと市場では受け止められ、日本時間10日の米長期金利は時間外取引で低下圧力が掛かっている。日本国内では日銀の追加利上げ観測が広がっており、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いの動きがドル円相場の重荷となった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0864ドル前後と前週末7日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円02銭前後と同10銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 10:19 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:一時148円20銭台に上伸、パウエル議長講演で米金利上昇  7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円04銭前後と前日に比べて6銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円36銭前後と同76銭程度のユーロ高・円安だった。  朝方に発表された2月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比15万1000人の増加となった。市場予想を下回る伸びとなったほか、失業率はコンセンサスを上回る4.1%となり、前月から上昇した。米国の景気減速懸念を強める結果となり、ドル円相場は一時1ドル=146円90銭台までドル安・円高に振れたが、その後は下げ渋る展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がこの日、シカゴ大学でのイベントで講演し、米国経済は堅調なペースで成長しているとの見解を表明。金融政策に関して利下げを急がない姿勢を示した。これを受けて米長期金利に上昇圧力が掛かり、日米金利差が拡大するとの見方からドル買い・円売りを後押する形となった。ドル円相場は一時148円20銭台まで上昇した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0833ドル前後と前日に比べて0.0048ドル程度のユーロ高・ドル安だった。ロシアとウクライナの停戦期待が高まったことを受けてユーロへの選好姿勢が強まったが、パウエル議長の講演内容が伝わると、ユーロドル相場は伸び悩んだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 07:54 みんかぶニュース 為替・FX 10日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:30 日・毎月勤労統計調査 08:50 日・国際収支 貿易収支 08:50 日・国際収支 経常収支 10:30 日・5年物国債の入札 14:00 日・景気動向指数(速報値) 15:00 日・景気ウオッチャー調査 16:00 独・鉱工業生産 16:00 独・貿易収支 ○決算発表・新規上場など 決算発表:グリーンエナ<1436>,学情<2301>,ギグワークス<2375>,ランドネット<2991>,Bガレージ<3180>,ミライアル<4238>,トビラシステ<4441>,サンオータス<7623>,浜木綿<7682>,B&P<7804>,MTG<7806>,萩原工業<7856>,アインHD<9627> 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 07:52 みんかぶニュース 為替・FX ◎7日のNY為替 ドル・円:148円04銭(6日終値:147円98) ユーロ・円:160円36銭(同:159円60) ユーロ・ドル:1.0833ドル(同:1.0785ドル) 出所:MINKABU PRESS 2025/03/10 07:51 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、147円67~68銭のドル安・円高  日銀が7日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=147円67~68銭と前日に比べ69銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=159円92~96銭と同28銭のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.0829~31ドルと同0.0031ドルのユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/07 17:49 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  03月07日 147円67~68銭       (▼0.69)  03月06日 148円36~38銭       (▼1.09)  03月05日 149円45~47銭       (△0.11)  03月04日 149円34~36銭       (▼0.83)  03月03日 150円17~18銭       (▼0.26)  02月28日 150円43~45銭       (△1.17)  02月27日 149円26~28銭       (▼0.27)  02月26日 149円53~54銭       (△0.26)  02月25日 149円27~29銭       (▼1.29)  02月21日 150円56~58銭       (△0.40)  02月20日 150円16~18銭       (▼1.49)  02月19日 151円65~67銭       (▼0.40)  02月18日 152円05~06銭       (△0.18)  02月17日 151円87~89銭       (▼0.86)  02月14日 152円73~75銭       (▼1.54)  02月13日 154円27~29銭       (△0.58)  02月12日 153円69~71銭       (△1.52)  02月10日 152円17~18銭       (△0.34)  02月07日 151円83~85銭       (▼0.74)  02月06日 152円57~59銭       (▼0.76)  02月05日 153円33~35銭       (▼1.99)  02月04日 155円32~34銭       (▼0.29)  02月03日 155円61~64銭       (△0.96)  01月31日 154円65~66銭       (△0.12)  01月30日 154円53~55銭       (▼0.76)  01月29日 155円29~31銭       (▼0.55)  01月28日 155円84~87銭       (▼0.02)  01月27日 155円86~89銭       (△0.49)  01月24日 155円37~39銭       (▼1.23)  01月23日 156円60~62銭       (△0.56)  01月22日 156円04~06銭       (△0.37)  01月21日 155円67~70銭       (▼0.31)  01月20日 155円98~00銭       (△0.38)  01月17日 155円60~62銭       (▼0.58)  01月16日 156円18~20銭       (▼0.69)  01月15日 156円87~89銭       (▼0.65)  01月14日 157円52~54銭       (▼0.86)  01月10日 158円38~40銭       (△0.20)  01月09日 158円18~20銭       (△0.07)  01月08日 158円11~13銭       (△0.63)  01月07日 157円48~51銭       (▼0.18)  01月06日 157円66~68銭       (▼0.22)  12月30日 157円88~90銭       (△0.07)  12月27日 157円81~83銭       (△0.46)  12月26日 157円35~37銭       (△0.35)  12月25日 157円00~30銭       (▼0.14)  12月24日 157円14~15銭       (△0.35)  12月23日 156円79~80銭       (▼0.02)  12月20日 156円81~84銭       (△0.35)  12月19日 156円46~49銭       (△2.89)  12月18日 153円57~59銭       (▼0.49)  12月17日 154円06~08銭       (△0.56)  12月16日 153円50~52銭       (△0.71)  12月13日 152円79~81銭       (△0.22)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2025/03/07 17:48 みんかぶニュース 為替・FX 来週の為替相場見通し=日銀利上げ観測を背景とした円高トレンド続くか  来週のドル円相場は、日銀の追加利上げ観測が強まるなか円買いの流れが続くかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=145円50銭~149円50銭。  連合は6日、25年春季労使交渉(春闘)で要求する平均賃上げ率が6.09%と32年ぶりの高水準になったことを明らかにした。日銀は追加利上げを判断するうえで賃金の動向を注視しており、高水準の賃上げ要求は日銀の追加利上げを後押しするとの見方につながりやすい。来週10日には1月の毎月勤労統計調査が公表される予定で、内容次第では一段と円を買う動きが強まりそうだ。  また、トランプ米政権の関税をはじめとした政策方針が二転三転していることがネガティブな方向に働いており、米株安が続くようだとリスク回避的なドル売り・円買いが続きそう。12日に公表される2月の米消費者物価指数(CPI)と13日公表の2月の米卸売物価指数(PPI)も焦点となりそうで、インフレ鈍化が示された場合は米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が再浮上するとともにドル安方向に振れやすくなるだろう。  このほか、来週に海外で発表される主な経済指標は、10日に1月のドイツ鉱工業生産、11日に1月の米雇用動態調査(JOLTS)求人件数、13日に1月のユーロ圏鉱工業生産と前週分の米新規失業保険申請件数、14日に2月のドイツCPI改定値と3月の米ミシガン大学消費者態度指数・速報値など。国内では10日に1月の経常収支と1月の景気先行指数(CI)速報値、11日に1月の全世帯家計調査・消費支出と10~12月期の実質国内総生産(GDP)改定値、12日に2月の国内企業物価指数が公表される。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/07 17:26 みんかぶニュース 為替・FX 来週の主なマーケットイベント ◎経済統計・イベントなど ◇3月10日 08:30 日・毎月勤労統計調査 08:50 日・国際収支 貿易収支 08:50 日・国際収支 経常収支 10:30 日・5年物国債の入札 14:00 日・景気動向指数(速報値) 15:00 日・景気ウオッチャー調査 16:00 独・鉱工業生産 16:00 独・貿易収支 ◇3月11日 08:30 日・全世帯家計調査 08:30 豪・ウエストパック消費者信頼感指数 08:50 日・実質GDP(国内総生産,改定値) 08:50 日・マネーストック 09:01 英・BRC(小売連合)小売売上高調査 09:30 豪・NAB(ナショナルオーストラリア銀行)企業景況感指数 23:00 米・JOLTS(雇用動態調査)求人件数 ※日・閣議 ※米・3年物国債入札 ◇3月12日 08:50 日・法人企業景気予測調査 08:50 日・国内企業物価指数 10:30 日・20年物国債の入札 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 21:30 米・消費者物価指数 ◇3月13日 03:00 米・月次財政収支 08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況 09:01 英・RICS(王立公認不動産鑑定士協会)住宅価格指数 19:00 ユーロ・鉱工業生産 21:30 米・卸売物価指数 21:30 米・新規失業保険申請件数 21:30 米・失業保険継続受給者数 ◇3月14日 10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札 16:00 独・消費者物価指数(改定値) 16:00 英・鉱工業生産 16:00 英・製造業生産指数 16:00 英・商品貿易収支 16:00 英・貿易収支 16:45 仏・消費者物価指数(改定値) 23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数(速報値) ※日・株価指数先物オプションの特別清算指数(SQ)算出 ※日・閣議 ※インド市場が休場 ◎決算発表・新規上場など ○3月10日 決算発表:グリーンエナ<1436>,学情<2301>,ギグワークス<2375>,ランドネット<2991>,Bガレージ<3180>,ミライアル<4238>,トビラシステ<4441>,サンオータス<7623>,浜木綿<7682>,B&P<7804>,MTG<7806>,萩原工業<7856>,アインHD<9627> ○3月11日 決算発表:CRE<3458>,セルソース<4880>,不二電機<6654>,三井ハイテク<6966>,シルバライフ<9262>,ReYuu<9425> ○3月12日 決算発表:ベステラ<1433>,大盛工業<1844>,テンポスHD<2751>,ファーマF<2929>,アゼアス<3161>,gumi<3903>,神島化<4026>,ユークス<4334>,VNX<4422>,ステムリム<4599>,モイ<5031>,エニーカラー<5032>,プラスゼロ<5132>,サムコ<6387>,ベストワン<6577>,ハウテレ<7064>,Casa<7196>,GENDA<9166> ○3月13日 決算発表:タイミー<215A>,ハートシード<219A>,アイケイケイ<2198>,柿安本店<2294>,コーセーRE<3246>,トーエル<3361>,GAテクノ<3491>,日東網<3524>,ザッパラス<3770>,ネオジャパン<3921>,イムラ<3955>,ビジョナル<4194>,HEROZ<4382>,ラクスル<4384>,Pアンチエイ<4934>,リッジアイ<5572>,JEH<5889>,ウエスコHD<6091>,鎌倉新書<6184>,巴工業<6309>,アイモバイル<6535>,WSCOPE<6619>,アルチザ<6778>,グローバルS<7126>,あさくま<7678>,3DM<7777>,トーホー<8142>,ナレルG<9163>,きんえい<9636>,シーイーシー<9692>ほか ○3月14日 決算発表:アストロHD<186A>,FEASY<212A>,アルトナー<2163>,リベラウェア<218A>,モロゾフ<2217>,くら寿司<2695>,テラドローン<278A>,神戸物産<3038>,Hamee<3134>,丸善CHI<3159>,山岡家<3399>,バルニバービ<3418>,稲葉製作<3421>,グッドコムA<3475>,JSB<3480>,JMHD<3539>,ポールHD<3657>,エイチーム<3662>,フリービット<3843>,トリケミカル<4369>,スマレジ<4431>,パーク24<4666>,ノバック<5079>,オハラ<5218>,楽待<6037>,ヤーマン<6630>,マクビープラ<7095>,正栄食<8079>,レボリュー<8894>,イントループ<9556>,スバル<9632>ほか 出所:MINKABU PRESS 2025/03/07 16:01 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利は1.520%で推移  7日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発した。日経平均株価が一時800円を超す下げとなるなど、投資家のリスク許容度が低下するなかで、安全資産となる国債の買い需要が高まった。  米国で半導体株が大幅安となり、ナスダック総合株価指数が2%を超す下げとなった。米国の景気減速懸念もくすぶるなかで、7日の東京市場では日経平均株価が3万7000円台を割り込んだ。連合が6日に発表した傘下の労働組合による今年の春闘での要求賃上げ率が、平均で6%を上回る水準となった。賃上げがインフレ圧力を高め、日銀が利上げに踏み切りやすくなるとの見方から、先物はマイナス圏に沈む場面があったが、下値を探る姿勢は限られてプラスに転じた。「賃上げによる人件費の増加で企業の設備投資意欲が低下すれば、国内景気を冷やしかねない」(国内証券会社のストラテジスト)との声もあった。  午後は方向感を欠く展開だった。日本時間7日夜に2月の米雇用統計の公表を控えている。実業家のイーロン・マスク氏主導で進む米国の政府職員のリストラが、雇用指標に及ぼす影響に注目が集まるなか、持ち高調整目的の売買が主体となった。  先物3月限は前営業日比14銭高の138円62銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は午後3時時点で同0.005ポイント高い1.520%で推移。朝方に1.530%まで上昇した後、1.500%まで低下する場面があったが、再び上昇圧力が掛かった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/07 15:20 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:147円台半ばで推移、米雇用統計の結果待ち  7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円46銭前後と前日の午後5時時点に比べて90銭程度のドル安・円高となっている。  連合は6日、25年春季労使交渉(春闘)で要求する平均賃上げ率が6.09%と32年ぶりの高水準となったことを明らかにし、日銀の追加利上げ観測が強まったことから円を買う動きが優勢だった。前日のニューヨーク市場で一時147円30銭台と約5カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけたことから下値では押し目買いが散見されたものの、トランプ米政権の関税政策に対する懸念などから日経平均株価が大幅安となったことでリスク選好的なドル売り・円買いが出やすく戻りは限定的。日本時間今晩に発表される2月の米雇用統計を見極めるまでは積極的に動きにくく、午後は概ね147円台半ばで推移した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0813ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円45銭前後と同75銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/07 15:14 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比14銭高の138円62銭  債券市場で、先物3月限の後場終値は前営業日比14銭高の138円62銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/03/07 15:06

ニュースカテゴリ