みんかぶニュース 為替・FXニュース一覧

みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:145円00銭台に上昇、中東情勢の緊張緩和期待でドル買い優勢  17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円05銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=167円54銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安で推移している。  ドル円は、午前8時時点では144円60銭前後で推移していたが、午前9時50分過ぎには一時145円10銭台に上昇。11日以来となる145円台に乗せた。前日のニューヨーク市場では、イランが事態の鎮静化に向け動き出したとの一部報道を受け、中東情勢の緊張緩和への期待が浮上。安全資産の米国債が売られ、米長期金利が上昇するなか、ドル高・円安が進んだ。東京市場に移ってからもドルは堅調な値動きとなっている。今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表される。政策金利は現状維持の見通しだが、日銀による国債の買い入れの減額が発表されるとの観測が出ている。減額幅の圧縮は金利低下を促し円安要因に働くとの見方もあり、市場の関心を集めている。なお、石破茂首相とトランプ米大統領との会談では関税協議は合意に至らなかったが市場の反応は限定的だった。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1550ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/17 10:37 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時144円80銭台に上伸  16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円75銭前後と前週末と比べて70銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=167円35銭前後と同1円00銭弱のユーロ高・円安だった。  中東情勢の悪化を受けて前週末に進んだドル買い・円売りを巻き戻す動きが先行。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が「イランはイスラエルとの緊張緩和を望んでおり、米国がイスラエルの攻撃に参加しない限り、米国との核協議を再開する用意があると示唆している」と報じたことなどから原油高が一服し、米インフレ懸念が後退したこともドル売りにつながり、ドル円相場は143円65銭まで軟化する場面があった。ただ、中東情勢に対する過度な警戒感が和らぐなか、相対的に安全な資産とされる米債券を売る動きが優勢となり、米長期金利が上昇すると日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入。「イスラエルはイランの首都テヘランにある放送当局を攻撃し、イランは最大規模の報復を予告している」との報道も有事のドル買いを促し、一時144円88銭まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1561ドル前後と前週末に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/17 07:55 みんかぶニュース 為替・FX ◎16日のNY為替 ドル・円:144円75銭(13日終値:144円07銭) ユーロ・円:167円35銭(同:166円37銭) ユーロ・ドル:1.1561ドル(同:1.1549ドル) 出所:MINKABU PRESS 2025/06/17 07:50 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、144円17~20銭のドル高・円安  日銀が16日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=144円17~20銭と前週末に比べ38銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=166円94~98銭と同1円09銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1578~80ドルと同0.0044ドルのユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 17:49 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  06月16日 144円17~20銭       (△0.38)  06月13日 143円79~80銭       (▼0.08)  06月12日 143円87~88銭       (▼1.25)  06月11日 145円12~14銭       (△0.38)  06月10日 144円74~76銭       (△0.62)  06月09日 144円12~14銭       (△0.22)  06月06日 143円90~92銭       (△0.56)  06月05日 143円34~36銭       (▼0.74)  06月04日 144円08~10銭       (△1.26)  06月03日 142円82~84銭       (▼0.08)  06月02日 142円90~91銭       (▼1.13)  05月30日 144円03~05銭       (▼1.23)  05月29日 145円26~28銭       (△1.12)  05月28日 144円14~16銭       (△0.41)  05月27日 143円73~75銭       (△0.85)  05月26日 142円88~91銭       (▼0.43)  05月23日 143円31~32銭       (△0.27)  05月22日 143円04~06銭       (▼0.84)  05月21日 143円88~90銭       (▼0.24)  05月20日 144円12~14銭       (▼0.72)  05月19日 144円84~86銭       (▼0.40)  05月16日 145円24~25銭       (▼0.64)  05月15日 145円88~90銭       (▼1.10)  05月14日 146円98~99銭       (▼0.87)  05月13日 147円85~87銭       (▼0.06)  05月12日 147円91~93銭       (△2.76)  05月09日 145円15~17銭       (△0.84)  05月08日 144円31~33銭       (△1.13)  05月07日 143円18~20銭       (▼1.95)  05月02日 145円13~15銭       (△0.77)  05月01日 144円36~38銭       (△1.57)  04月30日 142円79~82銭       (▼0.82)  04月28日 143円61~63銭       (△0.22)  04月25日 143円39~41銭       (△0.82)  04月24日 142円57~59銭       (△0.71)  04月23日 141円86~88銭       (△1.58)  04月22日 140円28~30銭       (▼0.27)  04月21日 140円55~57銭       (▼1.84)  04月18日 142円39~40銭       (▼0.50)  04月17日 142円89~91銭       (△0.79)  04月16日 142円10~11銭       (▼1.20)  04月15日 143円30~32銭       (△0.24)  04月14日 143円06~08銭       (△0.23)  04月11日 142円83~85銭       (▼3.43)  04月10日 146円26~28銭       (△0.73)  04月09日 145円53~54銭       (▼1.86)  04月08日 147円39~40銭       (△1.60)  04月07日 145円79~80銭       (▼0.48)  04月04日 146円27~29銭       (▼0.97)  04月03日 147円24~27銭       (▼2.41)  04月02日 149円65~67銭       (△0.03)  04月01日 149円62~64銭       (△0.49)  03月31日 149円13~15銭       (▼1.25)  03月28日 150円38~40銭       (▼0.16)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 17:49 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=日米首脳会談や日銀決定会合を注視  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日米首脳会談や日銀金融政策決定会合に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=143円40~144円70銭。  石破茂首相とトランプ米大統領による日米首脳会談は、日本時間の17日未明にも実施される見通しだ。同会談で自動車を含む関税交渉の合意が得られるかが高い関心を呼んでいる。更に、明日は日銀決定会合の結果が発表される。金融政策は現状維持の見通しだが、同時に「国債買い入れ減額計画の中間評価」と「26年4月以降の買い入れ方針」が議論される。四半期ごとの減額幅を現状の4000億円から2000億円程度に圧縮するという観測も出ており、その内容に対する市場の反応が注目を集めている。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 17:29 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時143円90銭台へ下落、国内金利上昇でドル売り・円買いも  16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円06銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=166円49銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。  ドル円は、午前9時時点では144円50銭前後で推移していたが、午前10時10分過ぎには144円10銭台まで下落。その後、午後にかけ値を戻したが、午後2時50分過ぎには143円90銭台と144円ラインを割り込んだ。13日にイスラエルがイランの核施設などを攻撃。イランも報復に出るなど中東での地政学リスクが高まった。先週末のニューヨーク市場では「有事のドル買い」の動きが強まった。ただ、週明けの東京市場では、債券市場で国内長期金利が上昇し、日米金利差縮小を意識するドル売り・円買いが流入した。今日から日銀金融政策決定会合が開催され、明日にはその結果が発表されることから、持ち高調整の動きも膨らんだ。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1557ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 15:42 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は反落、インフレ圧力を意識した売り優勢  16日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。中東情勢の緊迫化から原油先物価格が急騰していることを受け、インフレ圧力の高まりを意識した売りが優勢だった。  イスラエル軍が13日にイラン各地の核関連施設などを攻撃し、イランもミサイル攻撃などで報復。紛争激化で同地域からの原油供給に影響が出るとの見方が広がるなか、13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が急騰したことで、前週末の米債券市場ではエネルギー価格の上昇が米物価押し上げにつながるとの観測が強まった。米長期債相場が下落(金利は上昇)したことから国内債にも売りが出やすく、債券先物には前週末にリスク回避の動きから大きく上昇していた反動も出たもよう。日経平均株価が反発したことも安全資産とされる債券売りにつながり、先物は引け間際に138円92銭まで下押す場面があった。市場では16~17日開催の日銀金融政策決定会合で行われる国債買い入れ減額計画の中間評価や、財務省が20日に開く国債市場特別参加者(プライマリーディーラー、PD)会合への関心が高く、内容を見極めるまでは積極的には動きにくいといったムードも感じられた。  先物9月限の終値は、前週末比59銭安の138円93銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末に比べて0.035%高い1.445%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 15:41 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比59銭安の138円93銭  債券市場で、先物9月限の後場終値は前営業日比59銭安の138円93銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 15:11 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は反落、米債券安を受け売り先行  16日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。中東情勢緊迫化によるインフレ懸念を背景に、前週末の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことから国内債にも売りが先行した。  イスラエルとイランの衝突で地政学リスクが高まるなか、同地域からの原油供給に影響が出るとの見方から13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が急騰。エネルギー価格の上昇が米物価を押し上げるとの観測から米長期金利が上昇し、この流れが東京市場に波及した。債券先物は午前9時40分すぎに139円05銭をつけたあとは下げ渋ったが、前週末にリスク回避の動きから大きく上昇していた反動で売りが出やすく戻りは限定的。16~17日に開かれる日銀金融政策決定会合で、国債買い入れなどについて議論されることが動きにくさにつながっている面もあった。  午前11時の先物9月限の終値は、前週末比39銭安の139円13銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時1.435%に上昇し、その後は前週末に比べて0.020%高い1.430%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 11:37 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比39銭安の139円13銭  債券市場で、先物9月限の前場終値は前営業日比39銭安の139円13銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 11:07 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:原油高による米インフレ圧力が意識され一時144円70銭台に上伸  16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円37銭前後と前週末の午後5時時点に比べて60銭弱のドル高・円安となっている。  13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円07銭前後と前日に比べ60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。イスラエルとイランの衝突で地政学リスクが高まるなか、「有事のドル買い」に押し上げられるかたちで一時144円40銭台まで上伸した。  この日の東京市場でも質への逃避から流動性の高いドルを買う動きが優勢となっている。前週末のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が急騰したことを受け、エネルギー価格の上昇が米物価を押し上げるとの見方が広がっていることもドル買いにつながっているようで、午前8時10分すぎには144円70銭台をつける場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1535ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安とほぼ横ばい。対円では1ユーロ=166円52銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 10:14 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:流動性の高いドル選好で一時144円40銭台に上伸  13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円07銭前後と前日と比べて60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=166円37銭前後と同15銭程度のユーロ高・円安だった。  イスラエル軍は13日、イラン各地の核関連施設などを攻撃したと発表。イランはミサイル攻撃などで報復し、紛争激化への懸念が高まった。投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、質への逃避から流動性の高いドルを買う動きが活発化。持ち高調整とみられるドル買い・円売りも流入し、ドル円相場は一時144円48銭まで上伸した。ただ、その後は米主要株価指数の下落が重荷となるかたちでドルは上昇一服。この日に米ミシンガン大学が発表した6月の消費者態度指数(速報値)で、物価見通しを示す予想インフレ率が低下したことも影響し、143円80銭台まで押し戻される場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1549ドル前後と前日に比べて0.0035ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 07:55 みんかぶニュース 為替・FX ◎13日のNY為替 ドル・円:144円07銭(12日終値:143円48銭) ユーロ・円:166円37銭(同:166円22銭) ユーロ・ドル:1.1549ドル(同:1.1584ドル) 出所:MINKABU PRESS 2025/06/16 07:50 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、143円79~80銭のドル安・円高  日銀が13日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=143円79~80銭と前日に比べ8銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=165円85~89銭と同3銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1534~36ドルと同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 17:47 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  06月13日 143円79~80銭       (▼0.08)  06月12日 143円87~88銭       (▼1.25)  06月11日 145円12~14銭       (△0.38)  06月10日 144円74~76銭       (△0.62)  06月09日 144円12~14銭       (△0.22)  06月06日 143円90~92銭       (△0.56)  06月05日 143円34~36銭       (▼0.74)  06月04日 144円08~10銭       (△1.26)  06月03日 142円82~84銭       (▼0.08)  06月02日 142円90~91銭       (▼1.13)  05月30日 144円03~05銭       (▼1.23)  05月29日 145円26~28銭       (△1.12)  05月28日 144円14~16銭       (△0.41)  05月27日 143円73~75銭       (△0.85)  05月26日 142円88~91銭       (▼0.43)  05月23日 143円31~32銭       (△0.27)  05月22日 143円04~06銭       (▼0.84)  05月21日 143円88~90銭       (▼0.24)  05月20日 144円12~14銭       (▼0.72)  05月19日 144円84~86銭       (▼0.40)  05月16日 145円24~25銭       (▼0.64)  05月15日 145円88~90銭       (▼1.10)  05月14日 146円98~99銭       (▼0.87)  05月13日 147円85~87銭       (▼0.06)  05月12日 147円91~93銭       (△2.76)  05月09日 145円15~17銭       (△0.84)  05月08日 144円31~33銭       (△1.13)  05月07日 143円18~20銭       (▼1.95)  05月02日 145円13~15銭       (△0.77)  05月01日 144円36~38銭       (△1.57)  04月30日 142円79~82銭       (▼0.82)  04月28日 143円61~63銭       (△0.22)  04月25日 143円39~41銭       (△0.82)  04月24日 142円57~59銭       (△0.71)  04月23日 141円86~88銭       (△1.58)  04月22日 140円28~30銭       (▼0.27)  04月21日 140円55~57銭       (▼1.84)  04月18日 142円39~40銭       (▼0.50)  04月17日 142円89~91銭       (△0.79)  04月16日 142円10~11銭       (▼1.20)  04月15日 143円30~32銭       (△0.24)  04月14日 143円06~08銭       (△0.23)  04月11日 142円83~85銭       (▼3.43)  04月10日 146円26~28銭       (△0.73)  04月09日 145円53~54銭       (▼1.86)  04月08日 147円39~40銭       (△1.60)  04月07日 145円79~80銭       (▼0.48)  04月04日 146円27~29銭       (▼0.97)  04月03日 147円24~27銭       (▼2.41)  04月02日 149円65~67銭       (△0.03)  04月01日 149円62~64銭       (△0.49)  03月31日 149円13~15銭       (▼1.25)  03月28日 150円38~40銭       (▼0.16)  03月27日 150円54~55銭       (△0.14)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 17:46 みんかぶニュース 為替・FX 来週の為替相場見通し=中東情勢にらみの展開  来週のドル円相場は、イスラエルとイランの軍事衝突が拡大するかどうかをにらみながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=141円50銭~145円50銭。  イスラエル軍は13日、イラン各地の核関連施設などに第1段階の攻撃を完了したと発表。報復措置としてイランから無人機が100機以上イスラエルに向けて発射されたとも伝えられており、中東情勢の悪化が投資家心理を冷え込ませている。相対的に安全な通貨とされる円が選好されやすい半面、有事に強い通貨としてドルの需要もあることからドル円相場の方向感は見極めにくい。  また、来週は中銀ウィークとなり、16~17日に日銀金融政策決定会合、17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。日米ともに政策金利の据え置きが決まる公算だが、日銀総裁と米連邦準備理事会(FRB)議長の会見で今後の金融政策をどのように運営していくのかを見定めることになるだろう。米関税政策を巡る不透明感もあり、ニュース速報から目が離せない状況が続きそうだ。  なお、来週に米国で発表される主な経済指標は、16日に6月のニューヨーク連銀製造業景気指数、17日に5月の小売売上高と5月の鉱工業生産、18日に5月の住宅着工件数と前週分の新規失業保険申請件数、20日に6月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数と5月の景気先行指標総合指数など。国内では18日に5月の貿易統計と4月の機械受注、20日に5月の全国消費者物価指数(CPI)が公表される。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 17:09 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、中東情勢悪化で債券選好 長期金利低下し1.405%で推移  13日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続伸した。この日、イスラエルがイランの核関連施設に対し空爆を実施した。その後、イランから無人機が100機以上イスラエルに向けて発射されたことが明らかになった。中東情勢の悪化を受け、安全資産となる国債への選好姿勢が強まった。  イスラエルによる核関連施設やミサイル施設への空爆は数十回にわたり実施されたという。時間外取引で米長期金利は低下(債券価格は上昇)。円債市場で先物9月限は午前中に一時139円68銭まで上昇した。  日銀は13日、定例の国債買い入れオペを4本実施した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」。オファー額は予定通りとなった。買い入れ結果は長期ゾーンとなる「同5年超10年以下」の応札倍率が1.83倍と、2倍を下回り、日銀に対し長期債を放出する姿勢の乏しさがうかがえた。  米ブルームバーグ通信は同日、日銀がインフレ動向について予想よりもやや強めに推移しているとみていると報道。来週16~17日に開く金融政策決定会合では政策金利の維持が決まる見通しとしながらも、関税の影響緩和が明確になれば、毎回の会合で利上げが適切かどうか検討する可能性があると伝えた。早期の利上げシナリオを意識させる内容となり、先物の上値を圧迫する要因となったようだ。  先物9月限は前営業日比70銭高の139円52銭で終了した。新発10年債利回り(長期金利)は午後3時過ぎ時点で同0.040ポイント低い1.405%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 15:17 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:有事のドル買いで一時143円80銭台まで戻す  13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円54銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル安・円高となっている。  イスラエルがイラン各地の核関連施設を含む数十カ所を攻撃したとの一報を受け、市場はリスクオフムードが一気に高まった。中東情勢の緊迫化から安全通貨とされる円を選好する動きが活発化し、ドル円相場は午前9時30分すぎに一時142円80銭まで下押した。ただ、その後は「有事のドル買い」に支えられるかたちで下げ渋る展開。時間外取引で米長期金利の低下圧力が弱まったことでドルの買い戻しなども流入し、午後2時20分すぎには143円87銭をつける場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1529ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=165円49銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 15:14 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比70銭高の139円52銭  債券市場で、先物9月限の後場終値は前営業日比70銭高の139円52銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 15:08 みんかぶニュース 為替・FX 債券;国債買いオペ、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率1.83倍  日銀は13日、国債買いオペを実施。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が3.32倍、「同3年超5年以下」が2.51倍、「同5年超10年以下」が1.83倍、「同10年超25年以下」が2.61倍となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 12:30 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、イスラエルがイラン攻撃 長期金利低下し1.410%で推移  13日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続伸した。この日、イスラエルがイランの核関連施設に対し空爆を実施したと報じられ、投資家のリスク許容度が低下。安全資産とされる国債に資金を振り向ける流れが強まった。  米国のニュースサイトであるアクシオスは日本時間13日朝にイスラエルがイランに対して攻撃を実施したと報じた。核関連施設やミサイル施設が標的となったもようで、空爆は数十回にわたり実施されたという。他の報道機関も相次いでイスラエルによる空爆を伝えた。  前日のニューヨーク市場で米長期金利が低下(債券価格は上昇)したことも円債相場をサポートする要因となった。米国の5月卸売物価指数(PPI)が前月比0.1%の上昇となり、市場予想を下回った。インフレ懸念が弱まるなかで、米国の30年債入札は堅調な結果となり、債券を選好する姿勢が広がった。  日銀は13日、定例の国債買い入れオペを4本通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」。オファー額は予定通りとなった。  先物9月限は前営業日比57銭高の139円39銭で前引けとなった。新発10年債利回り(長期金利)は同0.035ポイント低い1.410%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 11:24 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比57銭高の139円39銭  債券市場で、先物9月限の前場終値は前営業日比57銭高の139円39銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 11:08 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時142円80銭まで軟化、イスラエルがイランを攻撃  13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円04銭前後と前日の午後5時時点に比べて80銭強のドル安・円高となっている。  12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円48銭前後と前日に比べ1円10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米関税政策の不透明感や中東情勢の緊迫化に加え、同日に発表された米5月卸売物価指数(PPI)がインフレ鈍化を示したことが影響し一時143円19銭まで軟化した。  この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は軟調にスタート。「イスラエルのカッツ国防相は13日、イランに先制攻撃を加えたことを明らかにした」と伝えられると、リスク回避目的のドル売り・円買いが流入した。午前9時30分すぎに142円80銭をつけたあとは下げ渋る動きとなっているものの戻りは限定的となっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1559ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=165円33銭前後と同50銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 10:17 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:米インフレ鈍化などから一時143円19銭まで軟化  12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円48銭前後と前日と比べて1円10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=166円22銭前後と同15銭程度のユーロ高・円安だった。  トランプ米大統領が11日に各国との関税交渉を強引に進める意向を示したほか、米国とイランの核協議難航で中東情勢が緊迫していることからリスク回避目的のドル売りが先行した。この日に発表された米5月卸売物価指数(PPI)の前月比の上昇率が市場予想を下回り、前日発表の米5月消費者物価指数(CPI)に続いてインフレ鈍化が示されるとドル売りが更に活発化。前週分の米新規失業保険申請件数が弱い内容だったこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時143円19銭まで軟化した。その後は米株式相場の持ち直しを手掛かりにドルは下げ渋る動きとなったが、米長期金利が低下したことから日米金利差縮小が意識されやすく上値が抑えられた。一方、欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が「利下げサイクルは間もなく終了するだろう」と述べたことなどを背景に、ユーロが対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1584ドル前後と前日に比べて0.0100ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 07:55 みんかぶニュース 為替・FX ◎12日のNY為替 ドル・円:143円48銭(11日終値:144円56銭) ユーロ・円:166円22銭(同:166円08銭) ユーロ・ドル:1.1584ドル(同:1.1487ドル) 出所:MINKABU PRESS 2025/06/13 07:50 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、143円87~88銭のドル安・円高  日銀が12日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=143円87~88銭と前日に比べ1円25銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=165円82~86銭と同10銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1525~27ドルと同0.0106ドルのユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/12 17:47 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  06月12日 143円87~88銭       (▼1.25)  06月11日 145円12~14銭       (△0.38)  06月10日 144円74~76銭       (△0.62)  06月09日 144円12~14銭       (△0.22)  06月06日 143円90~92銭       (△0.56)  06月05日 143円34~36銭       (▼0.74)  06月04日 144円08~10銭       (△1.26)  06月03日 142円82~84銭       (▼0.08)  06月02日 142円90~91銭       (▼1.13)  05月30日 144円03~05銭       (▼1.23)  05月29日 145円26~28銭       (△1.12)  05月28日 144円14~16銭       (△0.41)  05月27日 143円73~75銭       (△0.85)  05月26日 142円88~91銭       (▼0.43)  05月23日 143円31~32銭       (△0.27)  05月22日 143円04~06銭       (▼0.84)  05月21日 143円88~90銭       (▼0.24)  05月20日 144円12~14銭       (▼0.72)  05月19日 144円84~86銭       (▼0.40)  05月16日 145円24~25銭       (▼0.64)  05月15日 145円88~90銭       (▼1.10)  05月14日 146円98~99銭       (▼0.87)  05月13日 147円85~87銭       (▼0.06)  05月12日 147円91~93銭       (△2.76)  05月09日 145円15~17銭       (△0.84)  05月08日 144円31~33銭       (△1.13)  05月07日 143円18~20銭       (▼1.95)  05月02日 145円13~15銭       (△0.77)  05月01日 144円36~38銭       (△1.57)  04月30日 142円79~82銭       (▼0.82)  04月28日 143円61~63銭       (△0.22)  04月25日 143円39~41銭       (△0.82)  04月24日 142円57~59銭       (△0.71)  04月23日 141円86~88銭       (△1.58)  04月22日 140円28~30銭       (▼0.27)  04月21日 140円55~57銭       (▼1.84)  04月18日 142円39~40銭       (▼0.50)  04月17日 142円89~91銭       (△0.79)  04月16日 142円10~11銭       (▼1.20)  04月15日 143円30~32銭       (△0.24)  04月14日 143円06~08銭       (△0.23)  04月11日 142円83~85銭       (▼3.43)  04月10日 146円26~28銭       (△0.73)  04月09日 145円53~54銭       (▼1.86)  04月08日 147円39~40銭       (△1.60)  04月07日 145円79~80銭       (▼0.48)  04月04日 146円27~29銭       (▼0.97)  04月03日 147円24~27銭       (▼2.41)  04月02日 149円65~67銭       (△0.03)  04月01日 149円62~64銭       (△0.49)  03月31日 149円13~15銭       (▼1.25)  03月28日 150円38~40銭       (▼0.16)  03月27日 150円54~55銭       (△0.14)  03月26日 150円40~42銭       (▼0.32)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2025/06/12 17:45 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=米関税懸念再燃でドルは弱含みか  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米関税政策に対する懸念が再燃していることから弱含みの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=143円00銭~144円30銭。  「トランプ米大統領は11日午後(日本時間12日早朝)、今後1〜2週間以内に貿易相手国に対して一方的な関税率を設定すると述べた」と伝えられたことで、米関税政策を巡る不透明感が再び強まっている。また、米政府が中東地域に駐留する政府職員や米兵家族を退避させ始めるなど、地政学リスクが高まっていることもあって積極的にはドルを買いにくい。11日に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)に続き、日本時間今晩に発表される5月の米卸売物価指数(PPI)でもインフレ鈍化が示されれば、ドルの下押し材料となるだろう。なお、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数も発表される。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/12 17:16 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は小幅高、流動性供給入札は低調な結果  12日の債券市場で、事実上の中心限月となった先物9月限は小幅高。この日に実施された流動性供給入札の低調な結果が重荷となったものの、米関税政策を巡る不透明感などを背景としたリスク回避の買いが支えとなった。  11日に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、同日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとの見方が台頭し、米長期金利が低下したことが国内債の追い風となった。加えて、ブルームバーグ通信が「トランプ米大統領は11日午後(日本時間12日早朝)、今後1〜2週間以内に貿易相手国に対して一方的な関税率を設定すると述べた」と伝え、米関税政策を巡る不透明感が強まったことも債券買いを後押し。内閣府と財務省が朝方発表した4~6月期の法人企業景気予測調査で、大企業全産業の景況判断指数(BSI)が5四半期ぶりのマイナスとなり、日銀が追加利上げに慎重になるとの思惑が広がったことも相場を押し上げる一因となった。ただ、流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)の応札倍率が2.00倍(前回は2.87倍)にとどまったことが影響し、午後は超長期債の需給の緩みを意識した売りに押される展開となった。  先物9月限月の終値は、前日比1銭高の138円82銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日と同じ1.455%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/12 16:00

ニュースカテゴリ