マザーズ市況ニュース一覧

マザーズ市況 マザーズ指数は3日ぶり反発、金利先高観くすぶり失速、値上がり率トップはアスタリスク  本日のマザーズ指数は8.23pt高の734.68ptと3日ぶり反発。15日の米株式市場でNYダウは4日ぶり大幅反発。ロシアが軍の一部撤収を発表するなどウクライナ情勢を巡る地政学リスクが後退したことで、全体的に買い戻しの動きが強まった。米1月生産者物価指数(PPI)は予想比で上振れ、米長期金利が上昇するなかではあったがナスダック総合指数も大幅反発。米株高を引き継いでマザーズ指数も前日比11.88pt高の738.33ptでスタートすると、直後に750.81ptまで上昇。しかし、これをこの日の高値に失速すると、その後は上げ幅を縮める動きが続いた。金利先高観に伴う警戒感が根強かったほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表や、米半導体企業の決算を前に戻り待ちの売り圧力が根強かったとみられる。結局、マザーズ指数は午後に730.42pt(3.97pt高)まで上げ幅を縮めた。なお、売買代金は概算で1552.32億円。騰落数は、値上がり245銘柄、値下がり156銘柄、変わらず17銘柄となった。 個別では、業績予想を上方修正したMマート<4380>やアスタリスク<6522>のほか、今期見通しが好感されたALBERT<3906>がストップ高となった。また、中国アリババグループのオンライン旅行サービスとシステム連携を開始すると発表したHANATOUR<6561>が急伸。売買代金上位では、アスカネット<2438>、Enjin<7370>、アドベンチャー<6030>、ヘリオス<4593>、カラダノート<4014>などが大幅高となった。一方、業績の伸び率鈍化が引き続き嫌気されたFRONTEO<2158>が売買代金トップで急落。直近IPOのライトワークス<4267>のほか、プロジェクトカンパニー<9246>、アジアクエスト<4261>なども大きく下落。そのほか、サンバイオ<4592>、JTOWER<4485>、CCT<4371>、BASE<4477>、HENNGE<4475>、メドレー<4480>、シェアリングT<3989>などが下落した。 <YN> 2022/02/16 16:18 マザーズ市況 マザーズ指数は続落、終値で昨年来安値、ストップ安銘柄も多く  本日のマザーズ市場では、日経平均とともに後場弱含みの展開となった。前場は株式市場全体として中小型株に押し目買いの動きが見られ、マザーズ指数もプラスに転じる場面があった。ただ、米金融引き締めや緊迫するウクライナ情勢への懸念は根強く、日経平均が弱含むとマザーズ市場でも投資家心理が悪化した。マザーズではストップ安を付ける銘柄が多く、損失覚悟の売りも出たとみられる。なお、マザーズ指数は続落、終値ベースの昨年来安値を更新した。売買代金は概算で1379.82億円。騰落数は、値上がり113銘柄、値下がり290銘柄、変わらず15銘柄となった。 個別では、メルカリ<4385>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>といった時価総額上位が全般軟調。売買代金上位では9日上場したライトワークス<4267>に後場売りが広がり、ストップ安を付けた。また、前日に決算発表したFRONTEO<2158>やリベロ<9245>、ロボペイ<4374>、ブロードエンター<4415>などがストップ安となった。一方、決算発表銘柄でもGNI<2160>、ウェルスナビ<7342>、メドレー<4480>、PKSHA<3993>などは買い優勢。セーフィー<4375>が急伸したほか、シェアリングT<3989>やインテM<7072>のようにストップ高を付ける銘柄もあった。また、サンバイオ<4592>は連日で買い気配のままストップ高比例配分となった。 <HK> 2022/02/15 16:22 マザーズ市況 マザーズ指数は急反落、全般下げがきつい、物色は決算発表銘柄や材料株の一角へ  本日のマザーズ指数は急反落となった。日経平均と同様に大幅安で始まったマザーズ指数だったが、寄り付き後も下げ幅を拡大して一時735.44ptをつけた。後場には主力市場が下げ渋る動きを見せたこともあって、マザーズ指数も後場寄り直後はやや押し戻したものの、結局押し目買いの動きが広がることはなく、大引けにかけて再びじり安の展開となった。なお、マザーズ指数は急反落、売買代金は概算で1653.97億円。騰落数は、値上がり64銘柄、値下がり342銘柄、変わらず14銘柄となった。 個別では、直近IPOのライトワークス<4267>がマザーズ売買代金トップにランクイン。切り返して一時4925円まで上昇したものの、大引けにかけて再び売りに押される荒い値動きに。ライトワークスの他、サイエンスアーツ<4412>やGEI<9212>など直近IPO銘柄の一角は下げがきつい。また、メルカリ<4385>、ウェルスナビ<7342>、フリー<4478>、そーせい<4565>、ビジョナル<4194>、弁護士ドットコム<6027>などマザーズの主力処も全般軟調。その他、JTOWER<4485>、Enjin<7370>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、メドレー<4480>などが売られた。一方、個人投資家の関心を集めているアスカネット<2438>を筆頭に、前週末の大引け後に好調な21年12月期決算と22年12月期見通しを公表したコアコンセプト・テクノロジー<4371>、22年3月期の営業利益予想を上方修正したフレクト<4414>、SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの承認申請の準備開始について発表したサンバイオ<4592>などが急騰。 <FA> 2022/02/14 16:02 マザーズ市況 マザーズ指数は続伸、米ハイテク株高で安心感、上値で利益確定売りも  本日のマザーズ市場では、朝方から買いが先行する展開となった。前日の米国市場で長期金利の低下とともにハイテク株が買われ、本日の東京市場でも半導体関連を中心に主力グロース(成長)株が堅調だったことから、新興株に買い安心感が広がった。ただ、マザーズ指数は朝方に一時3%超上昇すると、今晩の米1月消費者物価指数(CPI)発表や明日からの3連休を前に利益確定売りが出て上値を抑えられた。なお、マザーズ指数は続伸、終値では2.5%の上昇となった。売買代金は概算で1741.19億円。騰落数は、値上がり287銘柄、値下がり122銘柄、変わらず12銘柄となった。 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>などが全般堅調。売買代金上位ではアスカネット<2438>やサイエンスアーツ<4412>が大幅に上昇し、前日に上場したライトワークス<4267>は連日のストップ高。決算発表銘柄ではソレイジア<4597>やプレイド<4165>が大きく買われた。一方、FRONTEO<2158>やBASE<4477>は朝高後にマイナス転換。BASEは前日に決算発表しており、見方が分かれたとの指摘があった。また、ホットリンク<3680>やイノベーション<3970>が下落率上位に顔を出した。 <HK> 2022/02/10 16:11 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅反発、米金利上昇下でのハイテク株高を好感、値上がり率トップはカラダノート  本日のマザーズ指数は18.17pt高の756.64ptと5日ぶりに大幅反発。8日の米株式市場でNYダウは大幅続伸。企業の好決算や新型コロナウイルス感染のピークアウト傾向を好感し堅調に推移。ハイテク・グロース(成長)株にも買いが入り、ナスダック総合指数とフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅高となった。こうした流れを引き継いでマザーズ指数はギャップアップでスタートすると、朝方は買いが先行し、752.97ptまで上昇。ただ、戻り待ちの売りが根強く、失速すると一時735.38pt(3.09pt安)と下落に転じる場面があった。それでも、香港ハンセン指数の上昇などを支えに日経平均などが騰勢を強め27500円台に乗せると、投資家心理も改善し、マザーズ指数にも再び買いの動きが強まった。その後、時間外取引のナスダック100先物が上げ幅を広げたことも支援要因となり、マザーズ指数は上げ幅を広げ、朝方の高値を抜いて756.97ptまで上昇し、そのまま高値圏で終えた。なお、売買代金は概算で1159.45億円。騰落数は、値上がり336銘柄、値下がり69銘柄、変わらず14銘柄となった。 個別ではメルカリ<4385>、HENNGE<4475>、メドレー<4480>など主力株が全般買われ、FRONTEO<2158>やヒュウガプライマ<7133>は大幅高となり、カラダノート<4014>は連日の急伸劇となった。本日に決算発表を控えるBASE<4477>、プレイド<4165>もしっかりだった。ほか、アイドマHD<7373>、ケアネット<2150>、MacbeeP<7095>なども上昇。一方、ホットリンク<3680>、アドベンチャー<6030>、エフ・コード<9211>、CCT<4371>、ペルセウス<4882>、ロードスターキャピタル<3482>などが下落し、決算を発表したイノベーション<3970>、ユナイテッド<2497>なども売られた。 <YN> 2022/02/09 16:24 マザーズ市況 マザーズ指数は4日続落、一時上昇も伸び悩み、先行き懸念根強く  本日のマザーズ市場では、引き続き戻りの鈍さが拭えず、売りに押される展開となった。日経平均が反発し、前場に一時200円あまり上昇したことから、マザーズ指数も上昇に転じる場面があった。しかし、世界的なインフレ圧力の高まりと金融引き締め観測を背景にグロース(成長)株の先行き懸念は根強く、新興株中心のマザーズにとって重しとなった。個人投資家の物色の矛先が東証1部の好決算銘柄に向いた面もあるだろう。なお、マザーズ指数は4日続落、売買代金は概算で1225.70億円。騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり288銘柄、変わらず17銘柄となった。 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>が軟調で、フリー<4478>は7%超の下落。売買代金上位ではサイエンスアーツ<4412>が伸び悩んで小安く引け、FRONTEO<2158>は9%の下落となった。また、業績上方修正のフォースタ<7089>が材料出尽くし感から売られて下落率トップ。旅工房<6548>は連日で売り気配のままストップ安比例配分となった。一方、時価総額上位ではビジョナル<4194>、売買代金上位ではアスカネット<2438>などが堅調。先週の上場から大きく株価下落していたリカバリー<9214>は急反発し、上昇率トップだった。また、カラダノート<4014>は連日で買い気配のままストップ高比例配分となった。 <HK> 2022/02/08 16:13 マザーズ市況 マザーズ指数は3日続落、前場中頃から一段安、メルカリを筆頭に下げがきつい  本日のマザーズ指数は3営業日続落となった。前週末終値水準から始まったマザーズ指数は、寄り付き後すぐに777.24ptまで上昇。しかし、その後は急激に売りに押されてマイナスに転じ、前場中頃からはさらに一段安の展開に。後場は下げ幅を縮める場面もあったものの、結局はもみ合い気味の推移に終始した。なお、マザーズ指数は3営業日続落、売買代金は概算で1112.96億円。騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり314銘柄、変わらず17銘柄となった。 個別では、メルカリ<4385>がマザーズ売買代金トップにランクイン。主力市場の流れと同様に本日はグロース株への売りがきつく、マザーズ市場もメルカリの他、Enjin<7370>やJTOWER<4485>、フリー<4478>、BASE<4477>、日本電解<5759>、メドレー<4480>など幅広い銘柄が売りに押された。GEI<9212>、ヒュウガプライマ<7133>、エフ・コード<9211>など直近IPO銘柄の一角も同様。一方、前週末の大引け後に21年12月期決算を発表したJIG-SAW<3914>を筆頭に、引き続き投資家の関心が強いアスカネット<2438>、直近IPO銘柄の一角であるサイエンスアーツ<4412>などの上げが目立った。 <FA> 2022/02/07 15:52 マザーズ市況 マザーズ指数は続落、メルカリ押し下げ、日経平均強含みで下げ渋る  本日のマザーズ市場では、前場に売りが広がる場面もあったが、その後下げ渋る展開となった。前日の米国市場で金利上昇とともにハイテク株比率の高いナスダック総合指数が大幅に下落したほか、時価総額トップのメルカリ<4385>が決算を受けて大きく売られたことから、マザーズ指数は前場に一時3%下落した。ただ、日経平均の強含みなどを受けて下値で買いの入る銘柄もあり、マザーズ指数は下げ渋った。なお、マザーズ指数は続落、終値では0.3%の下落となった。売買代金は概算で1290.51億円。騰落数は、値上がり244銘柄、値下がり159銘柄、変わらず18銘柄となった。 個別では、時価総額上位のビジョナル<4194>が堅調で、フリー<4478>は7%超の上昇。売買代金上位ではFRONTEO<2158>やグローバルW<3936>が買われた。また、INC<7078>やサーキュ<7379>が上昇率上位に顔を出した。一方、メルカリは9%の下落。第2四半期決算が赤字転換した。時価総額上位ではSOSEI<4565>、売買代金上位ではEnjin<7370>やヒュウガプライマ<7133>が軟調。また、前日上場したリカバリー<9214>が下落率トップとなった。 <HK> 2022/02/04 16:44 マザーズ市況 マザーズ指数は5日ぶり大幅反落、グロース株売りで、22年最初のIPOも  本日のマザーズ市場では、主力株を中心に売りが広がる展開となった。米国で前日の取引終了後に発表されたメタ(旧グーグル)の決算が失望され、同社を含むSNS(交流サイト)関連銘柄が時間外取引で揃って急落。東京市場でもIT・インターネット関連を中心としたグロース(成長)株への警戒感が強まり、マザーズ市場はその影響を強く受けた。なお、マザーズ指数は5日ぶり大幅反落、終値でも4%超の下落となった。売買代金は概算で1395.28億円。騰落数は、値上がり72銘柄、値下がり339銘柄、変わらず9銘柄となった。 個別では、時価総額トップのメルカリ<4385>が5%超の下落。引け後に決算発表が控えていたことも手仕舞い売りにつながったようだ。その他時価総額上位もビジョナル<4194>、SOSEI<4565>など全般軟調で、フリー<4478>やJTOWER<4485>は10%下落した。また、昨年12月上場で比較的強い値動きを見せていたヒュウガプライマ<7133>は利益確定売りが広がり、下落率トップとなった。一方、売買代金上位のFRONTEO<2158>、アスカネット<2438>、Enjin<7370>は上昇。ユミルリンク<4372>は前期業績の上方修正が好感されて急伸。またグローバルW<3936>が上昇率トップとなった。 なお、本日マザーズに新規上場したリカバリー<9214>は公開価格を14%下回る初値を付けた。2022年最初のIPO(新規株式公開)だった。 <HK> 2022/02/03 16:43 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅続伸、米ハイテク好決算で投資家心理改善、値上がり率トップはシェアリングT  本日のマザーズ指数は35.66pt高の808.64ptと大幅に4日続伸。1日の米株式市場でNYダウは3日続伸。良好な企業決算や1月ISM製造業景況指数など予想を上回る経済指標が好感されたほか、全国の新型コロナ入院患者数が減少したとの統計から景気回復期待も後押しした。ナスダック総合指数も3日続伸した。米株高を引き継いでマザーズ指数は783.41ptと上昇してスタート。米VIX指数が大きく低下し投資家心理が改善するなか、米アルファベットやAMDが好決算を発表し時間外取引で急伸していたことも買い戻しに弾みをつけ、午前中頃には800ptを回復。ただ、売り圧力も根強く、その後は同水準を挟んだもみ合いが続いた。それでも、時間外取引の米ナスダック100先物が上げ幅を広げるなか、終盤にかけて再び800ptを越えると騰勢を強め、高値引けとなった。なお、売買代金は概算で1375.08億円。騰落数は、値上がり377銘柄、値下がり32銘柄、変わらず10銘柄となった。 個別では、コミクス(東京都渋谷区)のSaaS事業を譲り受ける事業譲渡契約を締結したエフ・コード<9211>、ソフトクリエイト(東京都渋谷区)のワークフローシステムとの連携サービスを開発し提供すると発表した弁護士ドットコム<6027>、英投資会社のクープランド・カーディフ・アセット・マネジメントが保有株数を増やしたことが判明したウェルスナビ<7342>がそれぞれ大幅高となり、業績予想を上方修正したJMC<5704>はストップ高となった。売買代金上位ではほぼ全面高となるなか、Enjin<7370>、ヒュウガプライマ<7133>、サイエンスアーツ<4412>、BASE<4477>、アドベンチャー<6030>、ペルセウス<4882>、ENECHANGE<4169>などの上昇が目立った。なお、値上がり率トップはシェアリングT<3989>だった。 <YN> 2022/02/02 16:50 マザーズ市況 マザーズ指数は3日続伸、朝方5%超上昇も伸び悩む、メルカリなど失速  本日のマザーズ市場では、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、主力IT株を中心に買いが先行した。マザーズ指数は朝方に5%超上昇し、800pt台を回復する場面もあった。しかし、前場中ごろを過ぎて日経平均が失速すると、マザーズ指数も上げ幅を縮めた。米金融引き締めへの懸念は根強く、先行き警戒感から戻り待ちの売りが出た。なお、マザーズ指数は3日続伸、終値では2%弱の上昇となった。売買代金は概算で1556.54億円。騰落数は、値上がり293銘柄、値下がり116銘柄、変わらず11銘柄となった。 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>などが上昇。ただ、メルカリは朝方こそ堅調だったものの、後場になると前日終値近辺まで失速する場面があった。売買代金上位ではFRONTEO<2158>やヒュウガプライマ<7133>が買われ、Enjin<7370>は小幅に上昇。DELTA−P<4598>は肺がん向け開発薬の進捗に関するリリースを受けてストップ高水準まで買われ、資本業務提携が材料視されたF−ブレイン<3927>や決算が好感されたアズーム<3496>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、時価総額上院ではSOSEI<4565>、売買代金上位ではGEI<9212>が下落。決算発表のファンデリー<3137>などが下落率上位に顔を出した。 <HK> 2022/02/01 16:41 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅続伸、時価総額上位の銘柄の強さが目立つ  本日のマザーズ指数は大幅続伸となった。日経平均とは対照的に上昇して始まったマザーズ指数は、寄り付き後も順調に上げ幅を拡大。その後、後場寄り付き直後にきょうの高値766.94ptをつけるも高値圏でのもみ合い推移に。後場中頃に上げ幅を縮小する場面もあったものの、終日強い値動きを見せた1日だった。なお、マザーズ指数は大幅続伸、売買代金は概算で1452.26億円。騰落数は、値上がり350銘柄、値下がり60銘柄、変わらず10銘柄となった。 個別では、Enjin<7370>がマザーズ売買代金トップにランクイン。20万株(5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表した弁護士ドットコム<6027>を筆頭にメルカリ<4385>、FRONTEO<2158>、ウェルスナビ<7342>、そーせい<4565>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>などマザーズ時価総額上位の銘柄の強さが目立った。その他、日本電解<5759>、メドレー<4480>、アスタリスク<6522>、ENECHANGE<4169>などが買われた。一方、直近IPO銘柄ではヒュウガプライマ<7133>の他、エフ・コード<9211>、アジアクエスト<4261>などが売られた。また、材料を受けて前週末に急伸していたアスカネット<2438>や中国におけるF351の第3相臨床試験のロードマップに関する補足資料を嫌気したGNI<2160>が大幅安。 <FA> 2022/01/31 15:54 マザーズ市況 マザーズ指数は反発、売りの鈍さ拭えず、直近IPOの一角がストップ高  本日のマザーズ市場では、朝方こそ東証1部市場と同様に反発期待の買いが先行したものの、その後伸び悩む展開となった。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感が根強いようで、主力IT株は戻り待ちの売りが出て上値を抑えた。好決算の東証1部銘柄に物色の矛先が向いた面もあるとみられる。日経平均が強含みの展開だったのに対し、マザーズ指数はマイナスに転じる場面も見られた。なお、マザーズ指数は反発、終値で0.4%の上昇にとどまった。売買代金は概算で1314.85億円。騰落数は、値上がり170銘柄、値下がり229銘柄、変わらず19銘柄となった。 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>やビジョナル<4194>が堅調で、フリー<4478>は小じっかり。売買代金上位では前日に決算発表した弁護士コム<6027>が買い優勢となったが、寄り付き直後をこの日の高値に伸び悩んだ。セブン-イレブン店舗で非接触・空中ディスプレイPOSレジの実証実験が開始されると発表したアスカネット<2438>は急伸。また、昨年12月上場のリニューアブルJ<9522>やヒュウガプライマ<7133>はストップ高水準で取引を終えた。一方、時価総額上位ではSOSEI<4565>が軟調となり、売買代金上位ではFRONTEO<2158>が小幅ながら下落。また、サイジニア<6031>などが下落率上位に顔を出した。 <HK> 2022/01/28 16:27 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅反落、6%超の下落で20年4月以来の安値  本日のマザーズ市場では、グロース(成長)株を中心とした株式相場全体の急落を受け、損失覚悟の売りが広がった。前日の米国市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の会見内容がタカ派的と受け止められ、金利が急上昇した。グロース株への逆風が一段と強まるとの見方から、新興株は特にきつい下げを強いられた。なお、マザーズ指数は大幅反落、終値で6%超の下落となり、2020年4月22日以来の安値を付けた。売買代金は概算で1516.46億円。騰落数は、値上がり30銘柄、値下がり385銘柄、変わらず4銘柄となった。 個別では、メルカリ<4385>が9%の下落となったほか、ビジョナル<4194>やフリー<4478>といったその他時価総額上位も軒並み軟調。売買代金上位もFRONTEO<2158>、GEI<9212>など総じて売りに押され、JTOWER<4485>は11%超下落した。また、弁護士コム<6027>は引け後発表の決算を警戒した売りが出て、ストップ安水準で取引を終えた。一方、ヒュウガプライマ<7133>やPSS<7707>は逆行高。PSSは「東京都PCR等検査無料化事業者」として登録申請したと発表している。上期業績を上方修正した総医研<2385>は急伸。また、アーキテクツSJ<6085>はストップ高水準で取引を終えた。 <HK> 2022/01/27 16:29 マザーズ市況 マザーズ指数は4日ぶりの反発、FOMC通過後のあく抜け期待、値上がり率トップはエーアイ  本日のマザーズ指数は7.69pt高の779.83ptと4日ぶりに反発。25日の米株式市場でNYダウは小幅反落。ウクライナを巡る緊張に加え、日本時間明日未明に結果公表を控える連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から売りが継続。ただ、企業の好決算や5年債入札の結果を受けた安心感から一時上昇に転じる局面もあった。ハイテク株の売りは続きナスダック総合指数とSOX指数は大幅反落だった。前日の時間外取引の米株価指数先物の軟化を受けてすでに米株安を一部織り込み済みだったことで、マザーズ指数は前日比ほぼ横ばいでスタート。ただ、FOMCの公表結果を直前に控えるなか買い手は乏しく、朝方は軟調もみ合いとなり午前中頃には765.10ptまで下げた。一方、FOMC通過後のあく抜け感を予想する市場関係者も多く、安値圏にあるマザーズ銘柄の多くには押し目買いが入ったことでそこからは切り返す展開に。時間外取引のナスダック100先物の上昇も追い風となり午後中頃には789.64ptまで買われた。なお、売買代金は概算で1135.32億円。騰落数は、値上がり328銘柄、値下がり77銘柄、変わらず13銘柄となった。 個別では、「AITalk」が国税庁に採用されたエーアイ<4388>が急伸し、デザイン思考を学べるe-ラーニングコースの提供を開始したブリッジインターナショナル<7039>も上昇。時価総額上位ではAppier<4180>、ビジョナル<4194>、弁護士ドットコム<6027>、HENNGE<4475>、セルソース<4880>などが買われた。売買代金上位ではGEI<9212>、FRONTEO<2158>、Enjin<7370>、エフ・コード<9211>、ヒュウガプライマ<7133>、キャンバス<4575>、サイエンスアーツ<4412>、リアルワールド<3691>などの上昇率が大きめだった。一方、第1四半期が2ケタ営業減益となったマクアケ<4479>がストップ安まで売られた。「AIカメラで子供撮影、保護者に自動配信」などと報道されたエクサウィザーズ<4259>は一時急伸したが買いが続かず下落に転じた。売買代金上位ではメルカリ<4385>、BASE<4477>、日本電解<5759>、ウェルスナビ<7342>、メドレー<4480>、プレイド<4165>が軟調だった。 <YN> 2022/01/26 16:27 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅に3日続落、5%近い下落で800pt割れ  本日のマザーズ市場では、朝方こそ前日の米ハイテク株高を受けた買いが入ったものの、その後リスク回避目的の売りが広がった。急激な米金融引き締めやウクライナ情勢の緊迫化への懸念が強まり、日経平均が一時27000円を割り込むなど大きく下落したことから、マザーズ市場でも個人投資家のセンチメントが一段と悪化した。なお、マザーズ指数は大幅に3日続落、終値でも5%近い下落となり、節目の800ptを大きく割り込んだ。2020年4月27日以来の安値水準となる。売買代金は概算で1411.84億円。騰落数は、値上がり22銘柄、値下がり389銘柄、変わらず9銘柄となった。 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>などが軒並み軟調。このところ賑わっていた昨年12月上場の直近IPO(新規株式公開)銘柄に売りが広がり、GEI<9212>が売買代金、下落率ともにトップとなった。また、その他売買代金上位ではアジアクエスト<4261>、エフ・コード<9211>、FRONTEO<2158>、JTOWER<4485>などが売りに押された。一方、リアルワールド<3691>やグローバルセキュ<4417>はリリースを材料視した買いが優勢で、ナレッジスイート<3999>は12月度の月次報告が好感された。また、CANBAS<4575>が上昇率トップとなった。 <HK> 2022/01/25 16:47 マザーズ市況 マザーズ指数は小幅続落、後場終盤には前週末終値水準まで押し戻したが  本日のマザーズ指数は小幅続落となった。主力市場同様に本日は新興市場でも売りが先行。マザーズ指数も大きく下落し、一時784.54ptをつける場面も。ただし、前引けにかけて出直り基調を強めると、後場もじりじりと下げ幅を縮小。後場終盤には前週末終値水準まで押し戻したが、結局わずかながらマイナス圏で取引を終える展開に。なお、マザーズ指数は小幅続落、売買代金は概算で1258.07億円。騰落数は、値上がり210銘柄、値下がり194銘柄、変わらず14銘柄となった。 個別では、メルカリ<4385>がマザーズ売買代金トップにランクイン。エフ・コード<9211>やGEI<9212>、アジアクエスト<4261>など直近IPO銘柄の一角に資金が向かった。「介護テック」の中堅上場企業の一つとして一部メディアの特集で取り上げられたヒュウガプライマ<7133>も急騰。窪田製薬などの低位株にも物色が散見。その他、ビジョナル<4194>、BASE<4477>、弁護士ドットコム<6027>、サイバーダイン<7779>、ビザスク<4490>などが買われた。一方、アイドマHD<7373>を筆頭に、JTOWER<4485>、日本電解<5759>、メドレー<4480>、GNI<2160>などが売られた。 <FA> 2022/01/24 15:59 マザーズ市況 マザーズ指数は反落、前日に続き一時800pt割れ、引けにかけ下げ渋り  本日のマザーズ市場では、日経平均と同様にマザーズ指数も米株安を受けて下落した。前日の米国市場では金利低下に伴いハイテク株が買われる場面もあったが、結果的にナスダック総合指数は下落して引けた。また、日経平均が朝方600円超下落したこともあり、マザーズ指数は前日に続き800ptを割り込む場面があった。ただ、引けにかけて日経平均が下げ渋ると、マザーズでも値ごろ感から押し目買いが入った。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1320.59億円。騰落数は、値上がり131銘柄、値下がり268銘柄、変わらず18銘柄となった。 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、ビジョナル<4194>、JTOWER<4485>などがさえない。売買代金上位では、前期業績の上方修正を発表したウェルスナビ<7342>が朝高後に下落。決算が好感されて今週急伸したEnjin<7370>は利益確定売りが広がった。また、リボミック<4591>などが下落率上位に顔を出した。一方、時価総額上位ではフリー<4478>が小じっかり。売買代金上位ではFRONTEO<2158>、アジアクエスト<4261>、GEI<9212>が上昇した。また、サインド<4256>などが上昇率上位に顔を出した。 <HK> 2022/01/21 16:36 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅反発、一時800pt割れも心理改善、ビジョナルなど急伸  本日のマザーズ市場では、前場中ごろまで売り買いが交錯したものの、その後強含みの展開となった。朝方は自律反発期待の買いが入る一方、前日の米ハイテク株安を受けた売りも出て、マザーズ指数は取引時間中としてはおよそ1年8カ月ぶりに800ptを割り込む場面があった。ただ、後場になると海外株高を支援材料に日経平均が強含み、マザーズ市場でも投資家心理が上向いた。なお、マザーズ指数は大幅反発、売買代金は概算で1437.58億円。騰落数は、値上がり330銘柄、値下がり74銘柄、変わらず13銘柄となった。 個別では、フリー<4478>やJTOWER<4485>といった時価総額上位が全般堅調。メルカリ<4385>はやや上値が重かったが小高く引け、ビジョナル<4194>は再評価の動きもあって11%を超える上昇となった。売買代金上位ではEnjin<7370>やFRONTEO<2158>が買い優勢。また、直近上場のアジアクエスト<4261>やリリースが買い材料視されたシノプス<4428>などストップ高を付ける銘柄も散見された。一方、ウェルスナビ<7342>などが軟調。UUUM<3990>やヒュウガプライマ<7133>は前日までの上昇を受けた利益確定売りが広がり、下落率上位に顔を出した。 <HK> 2022/01/20 16:31 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅反落、米金利高でリスクオフ、値上がり率トップはバーチャレク  本日のマザーズ指数は29.63pt安の807.92ptと大幅に反落。連休明け18日の米株式市場でNYダウは大幅に下落。大手投資銀行の決算を失望した金融株の下落や米10年国債利回りが2年ぶりの水準にまで上昇した警戒感からハイテク・グロース(成長)株を中心に下落。ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅安に。米株安を引き継いだマザーズ指数は825.92ptと大きく下落してスタート。朝方は自律反発狙いの買いから一時833.48ptまで値を戻す場面も見られたが、買いは続かずすぐに失速。米長期金利の上昇を警戒したグロース売りが東京市場でも広がり、マザーズ市場の銘柄はほぼ全面安の展開に。リスクオフムードが強まるなか、昼頃からは時間外取引の米株価指数先物が下げ足を速めたこともあり、マザーズ指数は終盤まで売り優勢の展開が続いた。なお、売買代金は概算で1541.39億円。騰落数は、値上がり32銘柄、値下がり379銘柄、変わらず6銘柄となった。 個別では、ウェルスナビ<7342>、BASE<4477>、JTOWER<4485>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>、メドレー<4480>、Appier<4180>、セルソース<4880>など主力株が軒並み大幅安。ただ、昨日にプライム市場への申請をしたメルカリ<4385>は底堅く推移した。売買代金上位ではEnjin<7370>、FRONTEO<2158>、GEI<9212>、エフ・コード<9211>、日本電解<5759>、ステラファーマ<4888>など直近好材料が確認された銘柄も含めて幅広く下落。一方、光通信子会社が株式公開買い付け(TOB)を発表したシックHD<7365>、業績予想を上方修正したバーチャレク<6193>がそれぞれストップ高比例配分となり、ベトナムのFPTソフトウェアとの業務提携を発表したTrueData<4416>も買われた。ほか、サイエンスアーツ<4412>、UUUM<3990>、ヒュウガプライマ<7133>、窪田製薬<4596>などが上昇。 <YN> 2022/01/19 16:34 マザーズ市況 マザーズ指数は4日ぶり反発、一時3%近く上昇も失速、直近IPOの一角賑わう  本日のマザーズ市場では、東証1部市場と同様に売り買いが交錯する展開となった。主力大型株では直近軟調だった値がさグロース(成長)株の上昇が目立ち、マザーズ指数もこうした流れを追い風に、後場の寄り付き直後には一時3%近く上昇した。しかし、日銀金融政策決定会合を通過して日経平均が急失速すると、マザーズ指数も再びマイナスへ転じる場面があった。なお、マザーズ指数は4日ぶり反発、売買代金は概算で1544.37億円。騰落数は、値上がり217銘柄、値下がり182銘柄、変わらず20銘柄となった。 個別では、時価総額上位のフリー<4478>などが上昇し、外資系証券の投資判断引き上げが観測されたビジョナル<4194>は大きく買われる場面があった。売買代金上位ではEnjin<7370>が連日のストップ高。決算を好感した買いが続いた。また、GEI<9212>など直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が賑わい、エフ・コード<9211>やサイエンスアーツ<4412>はストップ高水準で取引を終えた。一方、時価総額上位ではメルカリ<4385>が小安く、売買代金上位ではFRONTEO<2158>が軟調。また、モビルス<4370>などが下落率上位に顔を出した。 <HK> 2022/01/18 16:28 マザーズ市況 マザーズ指数は3日続落、後場はこう着感が強まるなかで冴えない展開に  本日のマザーズ指数は3営業日続落となった。前週末終値水準から始まったマザーズ指数だったが、寄り付き後すぐにマイナス転換した後、再びプラス圏に転じるなど方向感に欠けるもみ合い推移に。ただし、前引けにかけて下げ幅を広げると、後場もこう着感が強まるなかで冴えない展開が継続した。なお、マザーズ指数は3営業日続落、売買代金は概算で1205.00億円。騰落数は、値上がり87銘柄、値下がり316銘柄、変わらず15銘柄となった。 個別では、FRONTEO<2158>がマザーズ売買代金トップにランクイン。新市場区分で最上位となるプライム市場への変更を東証に申請したと発表したメルカリ<4385>が大幅高。第1四半期の営業利益が前年同期比91.4%増の2.23億円となったグッドパッチ<7351>、上期決算を発表したEnjin<7370>なども急騰した。その他、ウェルスナビ<7342>、キャンバス<4575>、TKP<3479>なども買われた。一方、第1四半期決算の発表を受けて材料出尽くし感が広がったアスタリスク<6522>を筆頭に、日本電解<5759>、GEI<9212>、アイドマHD<7373>、エフ・コード<9211>、サイエンスアーツ<4412>など直近IPO銘柄の弱さが目立ったが、それ以外にも幅広い銘柄が売りに押された。その他、BASE<4477>、HENNGE<4475>、そーせい<4565>、セルソース<4880>などが売られた。 <FA> 2022/01/17 16:01 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅続落、昨年来安値更新、主力IT株中心に逆風強まる  本日のマザーズ市場では、米ハイテク株安の流れを引き継いで売りが広がった。13日の米国市場では、ブレイナード連邦準備理事会(FRB)理事の議会証言を受けて金融引き締めへの警戒感が強まり、ハイテク株を中心に売りが出た。本日の東京市場でもグロース(成長)株が売られ、マザーズでは主力IT株を中心に一段と逆風が強まった。なお、マザーズ指数は大幅続落、終値でも3%を超える下落となり、昨年来安値を更新した。2020年5月15日以来の安値水準となる。売買代金は概算で1465.01億円。騰落数は、値上がり91銘柄、値下がり315銘柄、変わらず12銘柄となった。 個別では、メルカリ<4385>やビジョナル<4194>といった時価総額上位が軒並み軟調で、フリー<4478>は10%を超える下落となった。売買代金上位ではFRONTEO<2158>などが売り優勢。昨年12月上場のGEI<9212>は大きく下落し、エフ・コード<9211>はストップ安水準まで売られた。また、決算発表のオキサイド<6521>もストップ安水準で取引を終えた。一方、アスタリスク<6522>、アイドマHD<7373>、日本電解<5759>は上昇。バンクオブイノベ<4393>は新作ゲームに関するリリースを手掛かりに急伸した。また、CANBAS<4575>がストップ高水準まで買われ、アーキテクツSJ<6085>は買い気配のままストップ高比例配分となった。 <HK> 2022/01/14 16:24 マザーズ市況 マザーズ指数は4日ぶり大幅反落、中小型グロース株に再び逆風  本日のマザーズ市場では、主力IT株を中心に軟調な展開を強いられ、マザーズ指数は大きく下落した。前日の米国市場では、昨年12月の消費者物価指数(CPI)の発表直後こそ長期金利の低下とともにハイテク株が買われた。しかし、連銀総裁らのタカ派的な発言を受けて長期金利が上昇に転じ、ハイテク株も伸び悩み。本日の東京市場ではこうした流れから再びグロース(成長)株に売りが出た。特に中小型株の軟調ぶりが目立ち、マザーズにとって逆風となった。なお、マザーズ指数は4日ぶり大幅反落、終値では3%を超える下落となった。売買代金は概算で1208.82億円。騰落数は、値上がり85銘柄、値下がり317銘柄、変わらず16銘柄となった。 個別では、メルカリ<4385>、フリー<4478>、ビジョナル<4194>といった時価総額上位が軒並み軟調。売買代金上位では日本電解<5759>やFRONTEO<2158>が売り優勢となった。また、昨年12月に上場したばかりのサスメド<4263>やエクサウィザーズ<4259>、決算発表のワンプラ<4199>などが下落率上位に顔を出した。一方、エフ・コード<9211>やサイエンスアーツ<4412>が堅調で、GEI<9212>やアスタリスク<6522>は10%超の上昇。ロードスター<3482>は自社株買い、スローガン<9253>は業績上方修正を好感した買いが入った。また、アーキテクツSJ<6085>が上昇率トップとなった。 <HK> 2022/01/13 16:22 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅に3日続伸、金利上昇一服で安心感、値上がり率トップはFLN  本日のマザーズ指数は23.33pt高の906.54ptと大幅に3日続伸。11日の米株式市場でNYダウは5日ぶりに反発。再任指名に伴う公聴会での連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の証言は一段と金融引き締め懸念を強めるものではなかったことから警戒感が後退。金利が低下に転じたことでハイテク株を中心に買い戻され、ナスダック総合指数も大幅続伸。こうした流れを引き継いでマザーズ指数は大幅上昇でスタートし、早々に900ptを回復。朝方は買い戻しが先行し、速い段階で910.26ptとこの日の高値を付けた。その後は高値圏でのもみ合いが続き、午後には一時899.25ptまで失速する場面もあったが、取引終盤にかけては再び騰勢を強めて900ptを優に回復して終えた。なお、売買代金は概算で1338.27億円。騰落数は、値上がり315銘柄、値下がり88銘柄、変わらず16銘柄となった。 個別では、出前館<2484>と業務提携した弁護士ドットコム<6027>が急伸したほか、会話型認知症診断支援AIプログラムの臨床試験で目標症例数を達成したFRONTEO<2158>が大幅高となった。また、完全子会社のドアーズ(東京都港区)がコーナン商事<7516>と業務提携契約を締結すると発表したポート<7047>も買われた。時価総額上位ではメドレー<4480>が急伸し、ウェルスナビ<7342>、HENNGE<4475>も大幅に上昇、メルカリ<4385>、そーせいグループ<4565>、BASE<4477>、ビジョナル<4194>、セルソース<4880>なども買われた。直近IPO(新規株式公開)ではGEI<9212>、サスメド<4263>、JDSC<4418>が急伸し、エフ・コード<9211>なども買われた。そのほか、目立ったところではステラファーマ<4888>、プレイド<4165>、PKSHA<3993>などが大きく買われた。なお、上昇率上位にはFLN<9241>、キャンバス<4575>などが並んだ。一方、サイエンスアーツ<4412>が大きく下落したほか、JTOWER<4485>、フリー<4478>、GMOフィナンシャルゲート<4051>などが冴えない。 <YN> 2022/01/12 15:57 マザーズ市況 マザーズ指数は小幅続伸、売買3カ月ぶり低水準、直近IPOやバイオ株に物色  本日のマザーズ市場では、朝方売りが先行したものの、押し目買いに支えられる展開となった。米国市場では7日発表の12月雇用統計を受けて金融引き締めへの警戒感が一段と広がったものの、長期金利が1.8%近辺で伸び悩んでいることから、10日のナスダック総合指数は小幅ながら反発。こうした流れを引き継ぎ、前週下げがきつかったマザーズ銘柄も売りが和らぐ一方、押し目買いが入ったとみられる。なお、マザーズ指数は小幅続伸、売買代金は概算で1256.77億円と昨年10月18日以来の低水準。騰落数は、値上がり181銘柄、値下がり228銘柄、変わらず10銘柄となった。 個別では、時価総額上位のフリー<4478>やSOSEI<4565>が堅調。売買代金上位ではGEI<9212>やサンバイオ<4592>が大きく上昇し、直近IPO(新規株式公開)銘柄やバイオ株の一角に物色の矛先が向いたようだ。また、決算が好感されたエクスモーション<4394>、新型コロナウイルスワクチンの接種加速を巡る思惑が広がったキャリア<6198>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、時価総額上位ではビジョナル<4194>やJTOWER<4485>が軟調となり、メルカリ<4385>は小安く引けた。売買代金上位ではFRONTEO<2158>やエフ・コード<9211>が売り優勢。サイエンスアーツ<4412>は後場値を崩し、セーフィー<4375>などとともに下落率上位に顔を出した。 <HK> 2022/01/11 16:23 マザーズ市況 マザーズ指数は5日ぶり小幅反発、売り買い交錯、メルカリなど堅調  本日のマザーズ市場では、売り買いが交錯する展開となった。ここ数日の株価下落が大きかっただけに自律反発期待の買いが先行したが、引き続き米金融引き締めへの警戒感などが重しとなり、マザーズ指数は前引けにかけて2%超下落する場面があった。ただ、後場中ごろを過ぎると買い戻しの動きも出てきて、マザーズ指数は小高く引けた。なお、マザーズ指数は5日ぶり小幅反発、売買代金は概算で1611.59億円。騰落数は、値上がり178銘柄、値下がり223銘柄、変わらず19銘柄となった。 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、売買代金上位の日本電解<5759>やウェルスナビ<7342>が堅調。2022年12月期の業績予想を公表したロードスター<3482>はストップ高水準まで買われた。また、サイエンスアーツ<4412>は連日のストップ高となった。一方、時価総額上位のフリー<4478>やJTOWER<4485>はさえない。売買代金上位ではFRONTEO<2158>やエフ・コード<9211>が売りに押された。また、12月上場のアジアクエスト<4261>やJDSC<4418>が下落率上位に顔を出した。 <HK> 2022/01/07 16:31 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅に4日続落、20年5月以来の安値、中小型グロース株に逆風  本日のマザーズ市場では、前日に続きマザーズ指数が大幅な下落を強いられた。12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢が意識され、米金利上昇とともに中小型グロース(成長)株の売りが一段と広がった。急落した銘柄が多く、信用取引の追加証拠金(追い証)差し入れを回避するための売りも出たとみられる。なお、マザーズ指数は大幅に4日続落、終値では5%近い下落となった。900ptを割り込み、2020年5月19日以来の安値を付けた。売買代金は概算で1735.26億円。騰落数は、値上がり46銘柄、値下がり363銘柄、変わらず10銘柄となった。 個別では、メルカリ<4385>が6%近く下落したほか、フリー<4478>、ビジョナル<4194>、JTOWER<4485>といったその他時価総額上位も軒並み大きく下落。売買代金上位ではFRONTEO<2158>が大幅に4日続落し、日本電解<5759>やアジアクエスト<4261>も売りに押された。また、昨年12月上場のエフ・コード<9211>などが下落率上位に顔を出した。一方、GEI<9212>やステラファーマ<4888>は上昇。11~12月上場で直近下落していた銘柄の一角には押し目買いが入り、サイエンスアーツ<4412>とGRCS<9250>がストップ高を付けた。フレクト<4414>も大幅に上昇した。 <HK> 2022/01/06 16:22 マザーズ市況 マザーズ指数は大幅に3日続落、金利先高不安で手仕舞い売り、値上がり率トップはインテM  本日のマザーズ指数は49.05pt安の927.69ptと大幅に3日続落。4日の米株式市場でNYダウは続伸し、連日で史上最高値を更新。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」感染収束に伴う景気回復を期待した買いが相場をけん引。一方、長期金利の先高観が嫌気されたハイテク株は売られ、ナスダック総合指数は大幅反落。米ハイテク株安が重しとなり、マザーズ指数は下落してスタート。今晩には米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派にシフトした昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されることもあり、金利先高不安が強まるなか、マザーズの主力株が軒並み売られた。物色対象も東証1部の景気敏感株に向かい、マザーズ市場からは資金が流出する展開が継続、終始下げ幅を広げる展開となった。なお、売買代金は概算で1764.03億円。騰落数は、値上がり59銘柄、値下がり343銘柄、変わらず18銘柄となった。 個別では、メルカリ<4385>、ウェルスナビ<7342>、ビジョナル<4194>、そーせいグループ<4565>、弁護士ドットコム<6027>、BASE<4477>など時価総額上位の主力株が軒並み総崩れ。エフ・コード<9211>、エクサウィザーズ<4259>、GEI<9212>、JDSC<4418>、セキュア<4264>などの直近の新規株式公開(IPO)銘柄も総じて売られ、ヒュウガプライマ<7133>はストップ安まで売り込まれた。直近IPOでは網屋<4258>とリニューアブル・ジャパン<9522>が急伸した。そのほか、上昇したところではアジアクエスト<4261>、QDレーザ<6613>、Kudan<4425>、サンバイオ<4592>などに限られた。なお、値上がり率トップはインテM<7072>だった。 <YN> 2022/01/05 16:30 マザーズ市況 マザーズ指数は続落、大型株シフトや米金利上昇で、直近IPO急落も  本日のマザーズ市場では、朝方こそ買いが先行したものの、その後軟調な展開となった。日経平均が500円を超える上昇となり、個人投資家の物色の矛先も海運や半導体関連などの主力大型株に向いたとみられる。米金利上昇を受けて中小型グロース(成長)株に売りが出たこともマザーズ市場の重しとなった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1823.30億円。騰落数は、値上がり147銘柄、値下がり256銘柄、変わらず17銘柄となった。 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、フリー<4478>、ビジョナル<4194>などが揃って軟調となり、売買代金上位ではFRONTEO<2158>が売り優勢だった。前営業日にストップ安を付けたリボミック<4591>と識学<7049>は大幅続落。また、昨年12月に上場したばかりのGEI<9212>、アジアクエスト<4261>、ヒュウガプライマ<7133>はストップ安水準で取引を終え、その他の直近IPO(新規株式公開)銘柄でもセキュア<4264>などが大幅に下落した。一方、12月上場銘柄でもエフ・コード<9211>は好需給が意識されたようで、売買代金トップで15%超の上昇。日本電解<5759>は米テスラの電気自動車(EV)の販売好調を受けて買い優勢となり、ステラファーマ<4888>は大幅に9日続伸した。また、メイホーHD<7369>が上昇率トップとなった。 <HK> 2022/01/04 16:26

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