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SBSHD Research Memo(3):2025年12月期中間期は増収減益となるも営業利益・経常利益は計画を超過
配信日時:2025/09/17 14:03
配信元:FISCO
*14:03JST SBSHD Research Memo(3):2025年12月期中間期は増収減益となるも営業利益・経常利益は計画を超過
■SBSホールディングス<2384>の業績動向
1. 2025年12月期中間期の業績概要
2025年12月期中間期の連結業績は、売上高で前年同期比3.1%増の228,539百万円、営業利益で同41.7%減の6,389百万円、経常利益で同44.1%減の6,364百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同57.2%減の2,760百万円となった。売上高は物流事業における新規顧客の獲得や既存荷主の拡大に加え、料金の適正化も進展し、2期振りの増収に転じた。利益面では不動産事業における流動化実績の規模が前年同期よりも小さかったため減益となった。ただし、期初の会社計画比では営業利益で589百万円上回った。事業セグメント別では物流事業で約3億円、不動産事業で1.2億円ほど上回ったと見られる。親会社株主に帰属する中間純利益が計画よりも440百万円下回ったが、実効税率の上昇(前年同期比5.3ポイント上昇の42.4%)に加えて、非支配株主に帰属する中間純利益が前年同期の416百万円から856百万円に増加したことが要因である。
グループ会社別の業績では、SBS東芝ロジスティクスグループは売上高で前年同期比9.0%増の62,125百万円、営業利益で同70.7%増の2,432百万円と、主要子会社3社のなかで唯一増益となった。売上高は家電製品や医療機器等の物量が回復したことで増収となった。利益面では前年同期に開設した事業所の収益改善と料金の適正化が進み、増益要因となった。SBSリコーロジスティクスグループは新規顧客の獲得が進んだことにより、売上高で同4.3%増の52,880百万円と増収に転じた。しかし、新規事業所の開設に伴うコスト増が減益要因となった。SBSロジコムグループは既存顧客の取引拡大により、売上高で同1.3%増の36,977百万円と増収基調を維持した。営業利益は一部顧客の倉庫解約による空き坪増加や物量減、並びに新規事業所の開設に伴うコスト増により減益となった。その他グループ会社合計は、売上高で同1.3%減の76,556百万円、営業損失で190百万円(前年同期は4,694百万円の利益)となった。売上高については2024年10月にグループ化したSBS NSKロジスティクス(株)が8,233百万円の増収要因となったものの、不動産流動化による売上が同9,769百万円減少した。利益面では、SBS NSKロジスティクスの貢献(のれん償却後ベースで1億円強の増益要因)があったが、不動産流動化による4,745百万円の減益が大きく影響した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 2025年12月期中間期の業績概要
2025年12月期中間期の連結業績は、売上高で前年同期比3.1%増の228,539百万円、営業利益で同41.7%減の6,389百万円、経常利益で同44.1%減の6,364百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同57.2%減の2,760百万円となった。売上高は物流事業における新規顧客の獲得や既存荷主の拡大に加え、料金の適正化も進展し、2期振りの増収に転じた。利益面では不動産事業における流動化実績の規模が前年同期よりも小さかったため減益となった。ただし、期初の会社計画比では営業利益で589百万円上回った。事業セグメント別では物流事業で約3億円、不動産事業で1.2億円ほど上回ったと見られる。親会社株主に帰属する中間純利益が計画よりも440百万円下回ったが、実効税率の上昇(前年同期比5.3ポイント上昇の42.4%)に加えて、非支配株主に帰属する中間純利益が前年同期の416百万円から856百万円に増加したことが要因である。
グループ会社別の業績では、SBS東芝ロジスティクスグループは売上高で前年同期比9.0%増の62,125百万円、営業利益で同70.7%増の2,432百万円と、主要子会社3社のなかで唯一増益となった。売上高は家電製品や医療機器等の物量が回復したことで増収となった。利益面では前年同期に開設した事業所の収益改善と料金の適正化が進み、増益要因となった。SBSリコーロジスティクスグループは新規顧客の獲得が進んだことにより、売上高で同4.3%増の52,880百万円と増収に転じた。しかし、新規事業所の開設に伴うコスト増が減益要因となった。SBSロジコムグループは既存顧客の取引拡大により、売上高で同1.3%増の36,977百万円と増収基調を維持した。営業利益は一部顧客の倉庫解約による空き坪増加や物量減、並びに新規事業所の開設に伴うコスト増により減益となった。その他グループ会社合計は、売上高で同1.3%減の76,556百万円、営業損失で190百万円(前年同期は4,694百万円の利益)となった。売上高については2024年10月にグループ化したSBS NSKロジスティクス(株)が8,233百万円の増収要因となったものの、不動産流動化による売上が同9,769百万円減少した。利益面では、SBS NSKロジスティクスの貢献(のれん償却後ベースで1億円強の増益要因)があったが、不動産流動化による4,745百万円の減益が大きく影響した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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