注目トピックス 日本株
株式会社LIFULL×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)
配信日時:2025/09/04 15:33
配信元:FISCO
*15:33JST 株式会社LIFULL×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)
LIFULL<2120>
LIFULL HOME'Sは、日本最大級の不動産住宅情報サイトです。
賃貸物件だけでなく、中古売買、新築マンション、新築戸建て、注文住宅など、あらゆるジャンルの物件を全国でご覧いただけます。多くの方々にご利用いただいており、テレビCMなども展開しておりますので、認知度も高いと考えております。
それでは、ここで一度、私の説明は簡単に区切らせていただきます。
■質疑応答
▲フィスコ 高井
伊東様、ありがとうございました。
続いては、DAIBOUCHOUさんに、伊東様へのご質問をお願いしたいと思います。
それでは、DAIBOUCHOUさん、よろしくお願いいたします。
●DAIBOUCHOU
まずお伺いしたいのですが、今回のタイミングでこの対談動画にご登壇されようと思われた理由や背景について、教えていただけますでしょうか。
■LIFULL 伊東様
まず、DAIBOUCHOUさんとお話ししたいという思いもありましたが、背景についてご説明いたします。
私が社長に就任してから、約1年半が経過しました。この間に私が取り組んできたことの一つは、海外事業の見直しです。これまで当社は国内事業と海外事業の二本柱で推進してまいりましたが、就任当時、海外事業の進捗が十分ではなく、社内ではリストラクチャリングと呼ぶ形で、構造改革を行い、一旦整理を進めてまいりました。その結果、海外事業は非連結化し、一部株式を保有する純投資の形となっており、一定の整理は完了しております。
今後は、海外事業を一旦切り離したことで、国内事業に経営資源を集中いたします。具体的には、LIFULL HOME'S事業を中心に、高齢者領域のLIFULL senior、健美家などの不動産投資関連事業、さらに地方創生や遊休不動産の利活用など、国内の住領域に注力してまいります。これら住まい関連の領域に集中投資することで、事業成長が可能であると確信しており、今回の対談はその取り組みをアピールし、強化していく機会として臨ませていただきました。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。
実際に最近の決算も非常に好調とのことですが、海外事業のリストラクチャリングの効果もあるかと思います。そこでお伺いしたいのですが、リストラクチャリング後の業績成長の原動力となる成長事業は、具体的にどのようなものになるのでしょうか。
■LIFULL 伊東様
注目いただきたいのは、売上の約9割を占めるLIFULL HOME'S関連事業の動向です。
現在、このLIFULL HOME'S関連事業の売上成長は順調に回復しており、業績成長の原動力となっていると考えております。
先週、8月13日に発表した決算資料にも記載しておりますが、LIFULL HOME'S事業は7四半期連続で前期を上回る成長を遂げています。
2024年9月期は成長率が0.5%から1.8%とやや物足りない水準でしたが、その後、成長スピードは加速し、現在は約5%から8%まで上昇しております。この国内LIFULL HOME'S事業の足元での成長が、全体の業績を牽引している状況です。
足元の成長率が4.8%となっておりますが、一見すると控えめに見えるかもしれません。これは、国内の広告宣伝費を自社の成長に投資する形で組み替えた影響によるものであり、全体の勢いが落ちているわけではありません。
引き続き、この成長基調を維持し、事業を拡大していけると考えております。
●DAIBOUCHOU
第2四半期は1月から3月の繁忙期にあたるため、好決算はある程度予想できると思いました。しかし、第3四半期も第2四半期並みの利益を確保しており、利益率の改善が明確に見えて非常に良いと感じました。
次に、営業活動の結果についてお伺いします。顧客数は2.3%増加し、ARPA(顧客あたり売上)は4.3%増加したとのことです。今後も、このような増加傾向は続くとお考えでしょうか。
■LIFULL 伊東様
今後もこの増加傾向は続くと考えております。
特に、顧客数、つまり当社のHOME'Sに掲載いただいている不動産会社や関連会社の数については、この2~3年、特に注力して強化してまいりました。その結果、一定の成果が出ていると考えております。
現在、入会後のフォロー体制も強化しており、期待通りの効果を得られずに退会されるケースを抑制しています。入会後にしっかりと成功体験を提供することで、退会を減らし、顧客数の増加につなげています。今後も入会促進と退会抑制の両面で施策を進め、全体の顧客数を引き上げていきたいと考えております。
さらに、入会数が増えることで、不動産関連会社の数が増え、掲載物件や事例の数も増加します。これによりサイトの価値が向上し、多くのユーザーを呼び込むことが可能になります。ユーザーからの問い合わせに対しては、当社は反響課金型の料金体系を採用しており、問い合わせごとに課金が発生する仕組みです。
つまり、顧客数の増加によってコンテンツが増え、それが問い合わせの増加や単価の向上につながる仕組みになっております。顧客数の増加とサイトコンテンツの充実という両輪を回すことで、今後も事業をさらに成長させていけると考えております。
●DAIBOUCHOU
つまり、顧客が増えることで物件数が増え、サイトのトラフィックや問い合わせも増加し、ARPAが上昇する。結果として収益が増えるので、さらに顧客を増やせる。このように、非常に良いスパイラルが回っているということですね。
次に、賃貸物件の領域についてお伺いします。LIFULL HOME'Sは、2年連続で「物件鮮度ナンバーワン」を獲得されましたが、具体的にはどのような対策で物件の鮮度を高めているのでしょうか。
株式会社LIFULL×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)に続く
<MY>
LIFULL HOME'Sは、日本最大級の不動産住宅情報サイトです。
賃貸物件だけでなく、中古売買、新築マンション、新築戸建て、注文住宅など、あらゆるジャンルの物件を全国でご覧いただけます。多くの方々にご利用いただいており、テレビCMなども展開しておりますので、認知度も高いと考えております。
それでは、ここで一度、私の説明は簡単に区切らせていただきます。
■質疑応答
▲フィスコ 高井
伊東様、ありがとうございました。
続いては、DAIBOUCHOUさんに、伊東様へのご質問をお願いしたいと思います。
それでは、DAIBOUCHOUさん、よろしくお願いいたします。
●DAIBOUCHOU
まずお伺いしたいのですが、今回のタイミングでこの対談動画にご登壇されようと思われた理由や背景について、教えていただけますでしょうか。
■LIFULL 伊東様
まず、DAIBOUCHOUさんとお話ししたいという思いもありましたが、背景についてご説明いたします。
私が社長に就任してから、約1年半が経過しました。この間に私が取り組んできたことの一つは、海外事業の見直しです。これまで当社は国内事業と海外事業の二本柱で推進してまいりましたが、就任当時、海外事業の進捗が十分ではなく、社内ではリストラクチャリングと呼ぶ形で、構造改革を行い、一旦整理を進めてまいりました。その結果、海外事業は非連結化し、一部株式を保有する純投資の形となっており、一定の整理は完了しております。
今後は、海外事業を一旦切り離したことで、国内事業に経営資源を集中いたします。具体的には、LIFULL HOME'S事業を中心に、高齢者領域のLIFULL senior、健美家などの不動産投資関連事業、さらに地方創生や遊休不動産の利活用など、国内の住領域に注力してまいります。これら住まい関連の領域に集中投資することで、事業成長が可能であると確信しており、今回の対談はその取り組みをアピールし、強化していく機会として臨ませていただきました。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。
実際に最近の決算も非常に好調とのことですが、海外事業のリストラクチャリングの効果もあるかと思います。そこでお伺いしたいのですが、リストラクチャリング後の業績成長の原動力となる成長事業は、具体的にどのようなものになるのでしょうか。
■LIFULL 伊東様
注目いただきたいのは、売上の約9割を占めるLIFULL HOME'S関連事業の動向です。
現在、このLIFULL HOME'S関連事業の売上成長は順調に回復しており、業績成長の原動力となっていると考えております。
先週、8月13日に発表した決算資料にも記載しておりますが、LIFULL HOME'S事業は7四半期連続で前期を上回る成長を遂げています。
2024年9月期は成長率が0.5%から1.8%とやや物足りない水準でしたが、その後、成長スピードは加速し、現在は約5%から8%まで上昇しております。この国内LIFULL HOME'S事業の足元での成長が、全体の業績を牽引している状況です。
足元の成長率が4.8%となっておりますが、一見すると控えめに見えるかもしれません。これは、国内の広告宣伝費を自社の成長に投資する形で組み替えた影響によるものであり、全体の勢いが落ちているわけではありません。
引き続き、この成長基調を維持し、事業を拡大していけると考えております。
●DAIBOUCHOU
第2四半期は1月から3月の繁忙期にあたるため、好決算はある程度予想できると思いました。しかし、第3四半期も第2四半期並みの利益を確保しており、利益率の改善が明確に見えて非常に良いと感じました。
次に、営業活動の結果についてお伺いします。顧客数は2.3%増加し、ARPA(顧客あたり売上)は4.3%増加したとのことです。今後も、このような増加傾向は続くとお考えでしょうか。
■LIFULL 伊東様
今後もこの増加傾向は続くと考えております。
特に、顧客数、つまり当社のHOME'Sに掲載いただいている不動産会社や関連会社の数については、この2~3年、特に注力して強化してまいりました。その結果、一定の成果が出ていると考えております。
現在、入会後のフォロー体制も強化しており、期待通りの効果を得られずに退会されるケースを抑制しています。入会後にしっかりと成功体験を提供することで、退会を減らし、顧客数の増加につなげています。今後も入会促進と退会抑制の両面で施策を進め、全体の顧客数を引き上げていきたいと考えております。
さらに、入会数が増えることで、不動産関連会社の数が増え、掲載物件や事例の数も増加します。これによりサイトの価値が向上し、多くのユーザーを呼び込むことが可能になります。ユーザーからの問い合わせに対しては、当社は反響課金型の料金体系を採用しており、問い合わせごとに課金が発生する仕組みです。
つまり、顧客数の増加によってコンテンツが増え、それが問い合わせの増加や単価の向上につながる仕組みになっております。顧客数の増加とサイトコンテンツの充実という両輪を回すことで、今後も事業をさらに成長させていけると考えております。
●DAIBOUCHOU
つまり、顧客が増えることで物件数が増え、サイトのトラフィックや問い合わせも増加し、ARPAが上昇する。結果として収益が増えるので、さらに顧客を増やせる。このように、非常に良いスパイラルが回っているということですね。
次に、賃貸物件の領域についてお伺いします。LIFULL HOME'Sは、2年連続で「物件鮮度ナンバーワン」を獲得されましたが、具体的にはどのような対策で物件の鮮度を高めているのでしょうか。
株式会社LIFULL×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)に続く
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