注目トピックス 日本株
株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(13)
配信日時:2025/07/15 17:13
配信元:FISCO
*17:13JST 株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(13)
地域新聞社<2164>
しかし、あらかじめ地域新聞社のような上場企業の株式に置き換えておけば、相続を受けたご親族はその株を市場で売却すればよく、会社に買い取ってもらう必要もありません。結果として、株式を受け取った側にとっても大きなメリットとなります。また、こうして市場で自然に株式が流通すれば、特定の新たな株主が支配的立場に立つこともなく、経営の安定性も保たれると考えています。これは後継経営者にとっても非常に望ましい形だと思います。
次に、パーパスとビジョンの違いについてお話しします。
先ほども触れましたが、「当社が目指す到達点」や「ありたい姿」は、どの企業でも、あるいは個人でも持てるものです。なぜなら、それは“希望”だからです。つまり、「こうありたい」という自分たちの意志を表したものがビジョンです。
一方で、パーパスはそれとは少し異なるものだと私は考えています。パーパスとは、世の中の人々がその企業の存在意義を認め、「あなたでなければ困る」「あなたにしかできない」という理由がある時に初めて掲げられるものだと思っています。
その点で言えば、今回お話ししている構想のうち、ビジョンは「地域の人と人をつなぎ、温かい地域社会をつくること」です。これは私たち自身が掲げる「ありたい姿」であり、希望であるため、ビジョンとして適切です。
一方で、パーパスに該当するのは「地域共創プラットフォーム」の構想です。この仕組みは、当社が上場企業であるからこそ実現できるものであり、地域に根ざした雇用を担う事業者が、持続的かつ安定的に発展できるように支援する取り組みです。これは、まさに当社でなければ実現できないものであり、当社の社会的存在意義を示す「パーパス」として掲げるにふさわしいものだと考えています。
最後に、第3四半期までの財務状況についてご説明します。
まず1つ目のトピックは、アライアンスの効果が加速度的に表れてきている点です。昨年の8月・9月以降の累計で、すでに8,000万円の売上を創出しており、実感としては右肩上がりの手応えを強く感じています。
2つ目のトピックは、先行投資に関する点です。昨年に比べて、かなり積極的に先行投資を行っており、実際に販管費は前年同期比で約6,500万円増加しています。しかしその一方で、第3四半期時点でEBITDAベースでは5,200万円を確保しており、しっかりと収益性を維持しています。当社のPL規模からすると、6,500万円という販管費の増加は非常に大きなインパクトを持つものですが、それだけ成長への投資を意識して取り組んできた結果です。
そして最後のトピックとしては、M&Aや資本提携をさらに加速するための体制が整った点です。現在、複数の案件がクロージングに向けて進行しており、足元ではその実行フェーズに入っている状況です。
株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(14)に続く
<MY>
しかし、あらかじめ地域新聞社のような上場企業の株式に置き換えておけば、相続を受けたご親族はその株を市場で売却すればよく、会社に買い取ってもらう必要もありません。結果として、株式を受け取った側にとっても大きなメリットとなります。また、こうして市場で自然に株式が流通すれば、特定の新たな株主が支配的立場に立つこともなく、経営の安定性も保たれると考えています。これは後継経営者にとっても非常に望ましい形だと思います。
次に、パーパスとビジョンの違いについてお話しします。
先ほども触れましたが、「当社が目指す到達点」や「ありたい姿」は、どの企業でも、あるいは個人でも持てるものです。なぜなら、それは“希望”だからです。つまり、「こうありたい」という自分たちの意志を表したものがビジョンです。
一方で、パーパスはそれとは少し異なるものだと私は考えています。パーパスとは、世の中の人々がその企業の存在意義を認め、「あなたでなければ困る」「あなたにしかできない」という理由がある時に初めて掲げられるものだと思っています。
その点で言えば、今回お話ししている構想のうち、ビジョンは「地域の人と人をつなぎ、温かい地域社会をつくること」です。これは私たち自身が掲げる「ありたい姿」であり、希望であるため、ビジョンとして適切です。
一方で、パーパスに該当するのは「地域共創プラットフォーム」の構想です。この仕組みは、当社が上場企業であるからこそ実現できるものであり、地域に根ざした雇用を担う事業者が、持続的かつ安定的に発展できるように支援する取り組みです。これは、まさに当社でなければ実現できないものであり、当社の社会的存在意義を示す「パーパス」として掲げるにふさわしいものだと考えています。
最後に、第3四半期までの財務状況についてご説明します。
まず1つ目のトピックは、アライアンスの効果が加速度的に表れてきている点です。昨年の8月・9月以降の累計で、すでに8,000万円の売上を創出しており、実感としては右肩上がりの手応えを強く感じています。
2つ目のトピックは、先行投資に関する点です。昨年に比べて、かなり積極的に先行投資を行っており、実際に販管費は前年同期比で約6,500万円増加しています。しかしその一方で、第3四半期時点でEBITDAベースでは5,200万円を確保しており、しっかりと収益性を維持しています。当社のPL規模からすると、6,500万円という販管費の増加は非常に大きなインパクトを持つものですが、それだけ成長への投資を意識して取り組んできた結果です。
そして最後のトピックとしては、M&Aや資本提携をさらに加速するための体制が整った点です。現在、複数の案件がクロージングに向けて進行しており、足元ではその実行フェーズに入っている状況です。
株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(14)に続く
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