注目トピックス 日本株
株式会社ワイヤレスゲート×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)
配信日時:2025/06/20 09:17
配信元:FISCO
*09:17JST 株式会社ワイヤレスゲート×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)
ワイヤレスゲート<9419>
●DAIBOUCHOU
その決済手段というのは、海外で普及しているQRコード決済やクレジットカードなどでしょうか。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい、その通りです。海外で一般的に使われている決済手段は一通りご用意しております。特にクレジットカードには幅広く対応しています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。eSIM市場の規模や、御社の市場シェアについても教えてください。
■ワイヤレスゲート 原田様
日本国内では、eSIMはまだそれほど普及していないというのが現状です。例えば、海外の方が日本を訪れる際や、日本人が海外でeSIMを利用するケースはあるものの、国内でのeSIM利用は限定的です。一方で、海外では既にeSIMが主流となっており、普及が進んでいます。したがって、日本市場には今後大きな成長余地があると見ています。インバウンド市場も含め、まだ十分に開拓できていない部分が多く、ポテンシャルは非常に高いと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。つまり、海外ではeSIMがかなり普及しているものの、全ての人が利用しているわけではないため、新たに利用を始める人の分だけでも売上増が見込めますし、eSIM市場の中でのシェア拡大によっても成長が期待できるという理解ですね。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい、その通りでございます。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。今期はデジタルマーケティング事業への成長投資により、増収減益の見通しですが、具体的にはどのような投資を予定されていますか。
■ワイヤレスゲート 原田様
主にインバウンド向けの投資を中心に進めていく予定です。eSIMの販売強化に加えて、国内向けのWiMAXサービスの拡大も視野に入れています。そのために広告宣伝費を大きく投入する予定です。また、広告だけでなく、デジタルマーケティング領域の人材投資、サービス開発、業務効率化のためのシステム投資も行います。これらの取り組みによって、将来的に当社の主力事業へと育てていきたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
具体的には、どの程度の金額を投資される予定でしょうか。
■ワイヤレスゲート 原田様
現時点では具体的な金額の開示はしておりませんが、比較的大きな規模での投資を計画しております。
●DAIBOUCHOU
では、来期にはその投資が減少、もしくは終了して、営業利益が5億円になるという見通しでしょうか。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい、そうした投資が営業利益への貢献につながるよう、取り組んでまいります。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。
■ワイヤレスゲート 原田様
それでは最後に、株主還元についてご説明いたします。先ほども少し触れましたが、今回、新たに株主優待制度を導入することとなりました。これは、日頃よりご支援いただいている株主の皆様への感謝の意を込めて、また、当社株を中長期的に保有いただくことを目的としております。
優待内容としましては、年2回、6月末および12月末時点で保有されている株主の皆様に、各回5,000円分、年間合計で1万円分のQUOカードを贈呈いたします。ご参考までに、5月12日の終値を基に計算した場合、優待利回りは4.6%となっております。
さらに、もう1つの株主還元策として、配当も非常に重視しております。2012年の上場以降、比較的早い段階で配当を実施しておりましたが、現在は利益剰余金がマイナスとなっており、配当は一時停止しております。今後は、利益剰余金の黒字化と体質の強化を図り、早期の配当再開を目指してまいります。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。6月末と12月末の2回ということなので、権利取りの観点からも、1,000株保有するのが良いかもしれませんね。年間で4.6%の利回りというのは非常に魅力的です。ところで、優待を年2回にした理由は何かありますか?
■ワイヤレスゲート 原田様
はい、1回だけの優待ですと短期的な保有になりがちですが、年2回にすることで、より中長期的に保有していただきたいという意図がございます。
●DAIBOUCHOU
なるほど。年1回だと、短期的な権利取りで終わってしまう懸念がありますね。
ところで、株主優待についてですが、最近では株主数の増加により優待のコスト負担が重くなり、制度を廃止する企業も出てきています。御社でもそのような可能性はありますか?
■ワイヤレスゲート 原田様
現時点では、優待制度の廃止は想定しておりません。そのような事態を想定した制度設計としております。ただし、将来的に株主数の増加や制度のコスト負担が増加した場合は、継続的な見直しを行う可能性はあります。とはいえ、株主の皆様にご納得いただける制度として、継続的な運用を目指してまいります。
●DAIBOUCHOU
理解しました。つまり、将来的に配当が再開されれば、優待から配当への移行も視野に入るかもしれませんが、現時点では株主数が多少増えたとしても、優待制度の廃止には直結しないということですね。
■ワイヤレスゲート 原田様
おっしゃる通りでございます。
●DAIBOUCHOU
次に、株価について伺います。残念ながら、2014年をピークに株価が下落傾向にありますが、現在の株価に対するご所感や、株価対策についてお聞かせください。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい。過去の株価の推移については、株主の皆様には大変心苦しく思っております。特に2018年には、当時取り組んでいたBtoB事業の、Wi-Fiを活用したインフラ事業の進捗が非常に悪く、関係会社の減損も含めて大きな赤字を計上しました。この影響で以降、株価が低調に推移している状況が続いております。
ただ、そうした事業構造の改革はすでに完了しており、ここ数年は安定して利益を出せる体制が整ってきました。さらに、今年・来年にかけては、デジタルマーケティング事業をしっかりと成長させることで、株価についても再評価いただけるよう、IR活動にも力を入れてまいります。
●DAIBOUCHOU
なるほど。既存のモバイルWi-Fi事業の収益性向上に加え、デジタルマーケティング事業の成長性が株価上昇の鍵になると私も考えています。IR活動を通じて、そうしたポイントを伝えていくというイメージでしょうか。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい。そのとおりです。ご説明の機会を今後も多く設けていきたいと思います。
株式会社ワイヤレスゲート×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)に続く
<MY>
●DAIBOUCHOU
その決済手段というのは、海外で普及しているQRコード決済やクレジットカードなどでしょうか。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい、その通りです。海外で一般的に使われている決済手段は一通りご用意しております。特にクレジットカードには幅広く対応しています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。eSIM市場の規模や、御社の市場シェアについても教えてください。
■ワイヤレスゲート 原田様
日本国内では、eSIMはまだそれほど普及していないというのが現状です。例えば、海外の方が日本を訪れる際や、日本人が海外でeSIMを利用するケースはあるものの、国内でのeSIM利用は限定的です。一方で、海外では既にeSIMが主流となっており、普及が進んでいます。したがって、日本市場には今後大きな成長余地があると見ています。インバウンド市場も含め、まだ十分に開拓できていない部分が多く、ポテンシャルは非常に高いと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。つまり、海外ではeSIMがかなり普及しているものの、全ての人が利用しているわけではないため、新たに利用を始める人の分だけでも売上増が見込めますし、eSIM市場の中でのシェア拡大によっても成長が期待できるという理解ですね。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい、その通りでございます。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。今期はデジタルマーケティング事業への成長投資により、増収減益の見通しですが、具体的にはどのような投資を予定されていますか。
■ワイヤレスゲート 原田様
主にインバウンド向けの投資を中心に進めていく予定です。eSIMの販売強化に加えて、国内向けのWiMAXサービスの拡大も視野に入れています。そのために広告宣伝費を大きく投入する予定です。また、広告だけでなく、デジタルマーケティング領域の人材投資、サービス開発、業務効率化のためのシステム投資も行います。これらの取り組みによって、将来的に当社の主力事業へと育てていきたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
具体的には、どの程度の金額を投資される予定でしょうか。
■ワイヤレスゲート 原田様
現時点では具体的な金額の開示はしておりませんが、比較的大きな規模での投資を計画しております。
●DAIBOUCHOU
では、来期にはその投資が減少、もしくは終了して、営業利益が5億円になるという見通しでしょうか。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい、そうした投資が営業利益への貢献につながるよう、取り組んでまいります。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。
■ワイヤレスゲート 原田様
それでは最後に、株主還元についてご説明いたします。先ほども少し触れましたが、今回、新たに株主優待制度を導入することとなりました。これは、日頃よりご支援いただいている株主の皆様への感謝の意を込めて、また、当社株を中長期的に保有いただくことを目的としております。
優待内容としましては、年2回、6月末および12月末時点で保有されている株主の皆様に、各回5,000円分、年間合計で1万円分のQUOカードを贈呈いたします。ご参考までに、5月12日の終値を基に計算した場合、優待利回りは4.6%となっております。
さらに、もう1つの株主還元策として、配当も非常に重視しております。2012年の上場以降、比較的早い段階で配当を実施しておりましたが、現在は利益剰余金がマイナスとなっており、配当は一時停止しております。今後は、利益剰余金の黒字化と体質の強化を図り、早期の配当再開を目指してまいります。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。6月末と12月末の2回ということなので、権利取りの観点からも、1,000株保有するのが良いかもしれませんね。年間で4.6%の利回りというのは非常に魅力的です。ところで、優待を年2回にした理由は何かありますか?
■ワイヤレスゲート 原田様
はい、1回だけの優待ですと短期的な保有になりがちですが、年2回にすることで、より中長期的に保有していただきたいという意図がございます。
●DAIBOUCHOU
なるほど。年1回だと、短期的な権利取りで終わってしまう懸念がありますね。
ところで、株主優待についてですが、最近では株主数の増加により優待のコスト負担が重くなり、制度を廃止する企業も出てきています。御社でもそのような可能性はありますか?
■ワイヤレスゲート 原田様
現時点では、優待制度の廃止は想定しておりません。そのような事態を想定した制度設計としております。ただし、将来的に株主数の増加や制度のコスト負担が増加した場合は、継続的な見直しを行う可能性はあります。とはいえ、株主の皆様にご納得いただける制度として、継続的な運用を目指してまいります。
●DAIBOUCHOU
理解しました。つまり、将来的に配当が再開されれば、優待から配当への移行も視野に入るかもしれませんが、現時点では株主数が多少増えたとしても、優待制度の廃止には直結しないということですね。
■ワイヤレスゲート 原田様
おっしゃる通りでございます。
●DAIBOUCHOU
次に、株価について伺います。残念ながら、2014年をピークに株価が下落傾向にありますが、現在の株価に対するご所感や、株価対策についてお聞かせください。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい。過去の株価の推移については、株主の皆様には大変心苦しく思っております。特に2018年には、当時取り組んでいたBtoB事業の、Wi-Fiを活用したインフラ事業の進捗が非常に悪く、関係会社の減損も含めて大きな赤字を計上しました。この影響で以降、株価が低調に推移している状況が続いております。
ただ、そうした事業構造の改革はすでに完了しており、ここ数年は安定して利益を出せる体制が整ってきました。さらに、今年・来年にかけては、デジタルマーケティング事業をしっかりと成長させることで、株価についても再評価いただけるよう、IR活動にも力を入れてまいります。
●DAIBOUCHOU
なるほど。既存のモバイルWi-Fi事業の収益性向上に加え、デジタルマーケティング事業の成長性が株価上昇の鍵になると私も考えています。IR活動を通じて、そうしたポイントを伝えていくというイメージでしょうか。
■ワイヤレスゲート 原田様
はい。そのとおりです。ご説明の機会を今後も多く設けていきたいと思います。
株式会社ワイヤレスゲート×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)に続く
<MY>
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