みんかぶニュース 為替・FX
午後:債券サマリー 先物は午後に下げ幅拡大、日銀オペ結果後に超長期債売られる
配信日時:2025/05/07 15:10
配信元:MINKABU
7日の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅反落。後場に下げ幅を拡大した。この日、日銀が実施した定例の国債買い入れオペのうち、超長期ゾーンである「残存期間25年超」の応札倍率が前回オペから上昇し、売り需要の高さを意識させた。超長期債への売り圧力が長期債に波及。長期債と連動する先物を押し下げた。
「残存期間25年超」の応札倍率は3.93倍となり、4月16日実施分の3.41倍を上回った。中期ゾーンの「同1年超3年以下」は2.41倍、「同3年超5年以下」は2.66倍と2倍台にとどまった。オペ結果を受け、中期債は底堅く推移した一方で、長期と超長期ゾーンは売られ利回りが上昇。イールドカーブ(利回り曲線)はスティープ化した。
国内連休中には、4月の米雇用統計を受けて米国景気の底堅さが意識され、米長期金利に上昇(債券価格に下落)圧力が掛かった。また日本時間7日にベッセント米財務長官らと中国の何立峰副首相が今週、スイスで貿易協議に臨むことが明らかとなった。投資家のリスク回避姿勢の後退は円債相場の重荷となった。
先物6月限は前営業日比38銭安の140円81銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は午後3時時点で1.295%と前営業日比0.030ポイント高い水準で推移している。
出所:MINKABU PRESS
Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況