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午前:債券サマリー 先物は反落、財政悪化に対する警戒感などから売り優勢

配信日時:2025/07/07 11:42 配信元:MINKABU
 7日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。寄り付き直後は小高い場面があったものの、財政悪化に対する警戒感などから次第に売りが優勢となった。  4日の米債券市場は独立記念日の祝日で休場だったことから、債券先物は方向感に欠けるスタートとなった。ただ、参議院選挙の情勢調査で与党苦戦との報道があるなか、財政リスクが意識されやすいことから徐々に売りが流入。あす8日に予定される5年債入札に向けた売りなどが出やすいこともあり、朝方には一時138円98銭まで軟化した。とはいえ、トランプ米大統領が6日に貿易相手国に対して新たな関税率を通知する文書を7日に送る見通しだと述べたことを受け、米通商政策の不確実性を意識した買いもみられたことから売り一巡後は下げ渋った。  午前11時の先物9月限の終値は、前週末比6銭安の139円06銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.020%高い1.450%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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