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外為サマリー:米中貿易交渉の進展期待で一時143円30銭台に下げ渋る

配信日時:2025/05/07 11:17 配信元:MINKABU
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前11時時点で1ドル=142円96銭前後と2日の午後5時時点に比べて2円20銭弱のドル安・円高となっている。  6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円45銭前後と前日に比べ1円25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された3月の米貿易収支が1405億ドルの赤字と過去最大を記録したことなどが影響し、一時142円36銭まで軟化した。  この日の東京市場のドル円相場は、朝方に143円31銭まで値を戻す場面があった。米財務省と中国外務省が「ベッセント米財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表が今週スイスを訪問し、中国当局と貿易交渉を開始する」と発表し、米中交渉の進展期待が高まったようだ。ただ、米国時間7日(日本時間8日未明)に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控えて積極的には動きにくく、徐々にドルの上値が重くなっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1344ドル前後と2日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円18銭前後と同2円20銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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