みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は反落、米中対立の緩和期待で 長期金利は一時1.280%に上昇

配信日時:2025/05/07 11:11 配信元:MINKABU
 7日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落した。関税を巡る米中の緊張関係が緩和に向かうとの期待をもとに、安全資産とされる国債には売りが出た。  ベッセント米財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表が、中国の何立峰副首相とスイスで貿易交渉を始めることが日本時間7日に明らかとなった。前週末2日発表の4月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことなどを背景に、米国経済の底堅さが意識され、日本国内の連休期間に米長期金利に上昇圧力(債券価格に下落圧力)が掛かったことも、円債相場には重荷となった。  日銀は7日、定例の国債買い入れオペを4本通告した。対象は「残存期間1年以下」と「同1年超3年以下」、「同3年超5年以下」と「同25年超」の4本。オファー額はいずれも予定通りとなった。  先物6月限は前営業日比11銭安の141円08銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は1.270%で推移。一時、前営業日比で0.015ポイント高い1.280%に上昇する場面があった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ