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マクセル---25年3月期営業利益が2ケタ増益、エネルギー・ライフソリューションの利益が好調に推移

配信日時:2025/04/30 14:12 配信元:FISCO
*14:12JST マクセル---25年3月期営業利益が2ケタ増益、エネルギー・ライフソリューションの利益が好調に推移 マクセル<6810>は25日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比0.5%増の1,298.06億円、営業利益は同15.3%増の93.18億円、経常利益は同0.2%減の97.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同45.8%減の40.90億円となった。

エネルギー全体の売上高は前期比4.7%増の366.30億円となった。二次電池が販売減となったものの、車載用や医療機器用などの販売が好調な一次電池が増収となった。営業利益は、角形リチウムイオン電池の生産終了に伴う営業費用の計上があったものの、一次電池の増収に加え円安の影響により、同279.2%増の19.11億円となった。

機能性部材料全体の売上高は同5.5%増の317.90億円となった。粘着テープや塗布型セパレータが増収となった。営業利益は、塗布型セパレータが増益となったが、一時的に開発費が増加した粘着テープや工業用ゴム製品の減益により、同13.6%減の11.66億円となった。

光学・システム全体の売上高は同13.1%減の359.32億円となった。車載カメラ用レンズユニットや顧客の在庫調整の影響を受けた半導体関連製品の減収に加えて、ライセンス収入が減少した。営業利益は、車載カメラ用レンズユニットや半導体関連製品の減益、ライセンス収入の減少により、同21.2%減の44.19億円となった。

ライフソリューション全体の売上高は同12.4%増の254.54億円となった。好調な健康・理美容のOEM製品が増収となった。営業利益は、健康・理美容製品の増収により、同192.5%増の18.22億円となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.2%増の1,365.00億円、営業利益が同7.3%増の100.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同71.1%増の70.00億円を見込んでいる。 <ST>

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