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エディア Research Memo(2):株式会社エディア<3935>×著名投資家Bコミ氏対談動画文字起こし(2)

配信日時:2025/04/30 16:32 配信元:FISCO
*16:32JST エディア Research Memo(2):株式会社エディア<3935>×著名投資家Bコミ氏対談動画文字起こし(2) エディア<3935>

■企業説明
■エディア賀島
お願いいたします。それでは、ただいまご紹介いただきました株式会社エディア代表取締役社長の賀島義成と申します。

当社、株式会社エディアは、1999年にモバイルコンテンツのプロバイダーとして創業しました。現在は、IP事業と出版事業の2つを軸に経営を行っています。創業当初は、ガラケー向けのモバイルコンテンツプロバイダーとして事業を展開していましたが、スマートフォンの普及にあわせて、2011年にゲーム事業へ参入しました。

2016年に東証マザーズに上場した際は、モバイル向けゲームを中心とした事業構成となっていました。その後は、単なるゲーム会社にとどまらず、IPを創出・育成し、日本国内だけでなくグローバルに展開できる企業を目指し、取り組みを進めています。

その一環として、2018年にはレコード会社である株式会社ティームエンタテインメントと、出版社である株式会社一二三書房の2社をM&Aによりグループ化しました。

その後は、グッズなどの事業も展開しながら、クロスメディアによってエンターテインメント領域への事業拡大を進めてきました。2022年には市場再編に伴い、グロース市場へ移行しています。

さらに、東アジア圏における拠点として、中国・上海に子会社を設立しました。

2024年には東京証券取引所スタンダード市場へ市場区分の変更を行い、2025年にはゲーム開発会社である株式会社ゼロディブをM&Aによりグループ化し、さらなる成長を目指しています。

当社のコーポレートビジョンは、「人々の生活に笑顔をもたらすサービスを創造し続けること」です。より多くの方に当社のサービスや商品を手に取っていただき、一人でも多くの方に笑顔を届けられる企業でありたいと考えています。

当社の事業ポートフォリオについてご説明します。上から時計回りに順にご紹介します。

まず1つ目はゲーム事業です。現在はモバイルゲームではなく、いわゆるコンシューマー向けのゲームを中心としています。例えば、Nintendo社のSwitchやPCでプレイ可能なSteamといったプラットフォーム向けに、ゲームを展開しています。

また、その隣の領域では、スマートフォン向けアプリケーションの提供を行っています。たとえば、無料で使えるカーナビゲーションアプリなど、エンターテインメント要素を含んだアプリのサービス運営を行っています。

さらに、その隣は音楽およびドラマCDの分野です。アーティストの楽曲、ゲームミュージック、アニメの主題歌などを取り扱っているほか、「耳で聴くドラマ」として展開されるドラマCDにも注力しています。特に女性のお客様に喜んでいただけるような作品づくりを強みとしています。

一番下の段にあたるのが、グッズ事業です。「まるくじ」というのは当社のサービス名で、詳細は後ほどご説明しますが、通常のグッズメーカーとしての販売機能に加え、問屋や小売店を介さず、エンドユーザーに直接届ける形式で、to C(to Consumer)向けのオンラインくじ型販売サービスを運営しています。

その隣は、コミック・ライトノベル・電子書籍の分野です。子会社である一二三書房において、エンターテインメント性の高いライトノベルや、それを原作とした漫画作品の制作を行っています。また、これらを通じて育ててきたIPを、アニメ化などにつなげていく取り組みも進めています。

当社グループがターゲットとしているエンターテインメント市場についてご説明します。

現在、エンターテインメント市場は非常に盛り上がりを見せていますが、一方で、ニーズが多様化・細分化していることも強く感じています。例えば、ライトノベルが好きな方、アニメが好きな方、声優に関心のある方、ゲームが好きな方、マンガを楽しむ方など、エンターテインメント市場は非常に多様性に富んでいます。当社は、「一人でも多くのお客様に笑顔を届けたい」というコーポレートビジョンのもと、こうした多様なニーズに応えられるよう、ターゲットや事業領域を広げて取り組んでいます。

ここから事業のご説明をさせていただきます。

【エディア】株式会社エディア<3935>×著名投資家Bコミ氏対談動画文字起こし(3)に続く

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