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ネクスグループ---1Q大幅な増収、メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高が順調に推移
配信日時:2025/04/14 15:00
配信元:FISCO
*15:00JST ネクスグループ---1Q大幅な増収、メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高が順調に推移
ネクスグループ<6634>は11日、2025年11月期第1四半期(24年12月-25年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比154.1%増の6.45億円、営業損失が0.26億円(前年同期は0.55億円の損失)、経常損失が0.14億円(同0.56億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.23億円(同0.60億円の損失)となった。
また、M&Aによるのれん償却額を加味したEBITDA*1は、0.33億円(前期はEBITDA△0.25億円)となった。
*1 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額
メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高は前年同期比260.7%増の1.36億円、営業損失は0.12億円(前年同期は0.00億円の利益)となった。実業之日本デジタルにおいては、電子書店及び電子取次が主な取引先となる。今年度は、ミステリー小説「天久鷹央の推理カルテ」(原作:知念実希人)が2025年1月にアニメ化され、それに伴う電子書籍キャンペーンの実施により、好調なセールスを記録した。スケブでは、提供するサービス「Skeb」の総登録者数が355万人を突破し、月間取扱高は7億円を超える過去最高額に達した。実日デジタル及びスケブの営業損益は黒字の一方で、のれんの償却を加味した営業損益は、マイナスとなっているが、当年度は想定どおり成長しており、早期の黒字化を目指している。
IoT関連事業の売上高は同48.9%減の0.70億円、営業利益は同8.5%増の0.12億円となった。ネクスは、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指している。リアルタイム画像認識技術と、マルチキャリア対応の高速モバイル通信技術を搭載した、エッジAIコンピュータ「AIX-01NX」は、AIソリューションパートナー及び技術パートナーとの共創によるビジネス機会の拡大を進めている。データ通信端末に関しては、バッテリーレスのルーター・モデムである、5Gデータ端末「UNX-05G」を販売している。また、5Gの特徴である「低遅延」「多数端末との接続」を維持しつつ、通信速度をLTEのCat.4レベル(下り150Mbps程度)に抑えたAI/IoT向け通信規格「5G RedCap」に対応するUSBドングル型データ端末を開発している。テレマティクスに関しては、OBDII型データ収集ユニット「GX700NC」が、働き方改革関連法に基づくトラックドライバーの時間外労働上限規制などの法的規制強化や車両管理業務の効率化、ドライバーの減少や高齢化など、市場を取り巻く社会環境の影響を受け、需要が増加傾向にあるクラウド型車両管理及び動態管理システムにおいて市場を確保している。位置情報取得技術のIZatTM機能に対応したバージョンでは、地下駐車場や陸橋の下など、衛星信号を補足しづらい場所でも測位時間の短縮と測位精度の向上が見込まれ、活用の範囲が広がった。農業ICT事業(NCXX FARM)に関して、6次産業化事業では、スーパーフードとして人気の高いGOLDEN BERRY(食用ほおずき)の生産、販売を行っている。加工品としてセミドライゴールデンベリー、GOLDEN BERRYプレミアムアイス、GOLDEN BERRYクラフト炭酸リキュールを販売している。フランチャイズ事業では、自社独自の特許農法(多段式ポット)とICTシステムの提供に加え、顧客の要望に応じた多種多様な農法・システム・農業関連製品の提供を行う農業総合コンサルティングサービスを展開している。
ソリューション事業の売上高は4.02億円、営業利益は0.27億円となった。ケーエスピーは、トータルサプライヤー業を柱として、物販チェーン店舗における各種パッケージやSPツールの企画・制作を行っている。当第1四半期は、前期に引き続き、ラグジュアリーホテルやハイエンドホテルとの取引数が増加した。また、既存顧客の店舗売り上げも、インバウンド需要を含めてコロナ前の水準を超え、ケーエスピーの既存販売先への売り上げも増加傾向で推移した。
暗号資産・ブロックチェーン事業の売上高は0.04億円(前年同期は0.00億円)、営業利益は0.03億円(同0.07億円の損失)となった。NCXC(ネクスコイン)を利用したサービスの向上、NCXCの流通促進、NCXC保有者の拡大を通じたNCXC経済圏の拡大を目指し、価値向上に向けた取り組みを行っている。NCXC GameFiプラットフォームの開発を行い、ゲーム会社とのアライアンスにより、すでに実績をあげている他社ゲームタイトルを中心に、これらを簡単に「Play to Earn」型のゲームに転換することができるプラットフォームサービスの提供を目指していくとしている。また、2025年2月3日に取得しているZEDホールディングスの株式取得に要する資金調達のため、保有する暗号資産の一部を売却している。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比57.2%増の33.49億円、営業利益は0.29億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.16億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
また、M&Aによるのれん償却額を加味したEBITDA*1は、0.33億円(前期はEBITDA△0.25億円)となった。
*1 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額
メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高は前年同期比260.7%増の1.36億円、営業損失は0.12億円(前年同期は0.00億円の利益)となった。実業之日本デジタルにおいては、電子書店及び電子取次が主な取引先となる。今年度は、ミステリー小説「天久鷹央の推理カルテ」(原作:知念実希人)が2025年1月にアニメ化され、それに伴う電子書籍キャンペーンの実施により、好調なセールスを記録した。スケブでは、提供するサービス「Skeb」の総登録者数が355万人を突破し、月間取扱高は7億円を超える過去最高額に達した。実日デジタル及びスケブの営業損益は黒字の一方で、のれんの償却を加味した営業損益は、マイナスとなっているが、当年度は想定どおり成長しており、早期の黒字化を目指している。
IoT関連事業の売上高は同48.9%減の0.70億円、営業利益は同8.5%増の0.12億円となった。ネクスは、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指している。リアルタイム画像認識技術と、マルチキャリア対応の高速モバイル通信技術を搭載した、エッジAIコンピュータ「AIX-01NX」は、AIソリューションパートナー及び技術パートナーとの共創によるビジネス機会の拡大を進めている。データ通信端末に関しては、バッテリーレスのルーター・モデムである、5Gデータ端末「UNX-05G」を販売している。また、5Gの特徴である「低遅延」「多数端末との接続」を維持しつつ、通信速度をLTEのCat.4レベル(下り150Mbps程度)に抑えたAI/IoT向け通信規格「5G RedCap」に対応するUSBドングル型データ端末を開発している。テレマティクスに関しては、OBDII型データ収集ユニット「GX700NC」が、働き方改革関連法に基づくトラックドライバーの時間外労働上限規制などの法的規制強化や車両管理業務の効率化、ドライバーの減少や高齢化など、市場を取り巻く社会環境の影響を受け、需要が増加傾向にあるクラウド型車両管理及び動態管理システムにおいて市場を確保している。位置情報取得技術のIZatTM機能に対応したバージョンでは、地下駐車場や陸橋の下など、衛星信号を補足しづらい場所でも測位時間の短縮と測位精度の向上が見込まれ、活用の範囲が広がった。農業ICT事業(NCXX FARM)に関して、6次産業化事業では、スーパーフードとして人気の高いGOLDEN BERRY(食用ほおずき)の生産、販売を行っている。加工品としてセミドライゴールデンベリー、GOLDEN BERRYプレミアムアイス、GOLDEN BERRYクラフト炭酸リキュールを販売している。フランチャイズ事業では、自社独自の特許農法(多段式ポット)とICTシステムの提供に加え、顧客の要望に応じた多種多様な農法・システム・農業関連製品の提供を行う農業総合コンサルティングサービスを展開している。
ソリューション事業の売上高は4.02億円、営業利益は0.27億円となった。ケーエスピーは、トータルサプライヤー業を柱として、物販チェーン店舗における各種パッケージやSPツールの企画・制作を行っている。当第1四半期は、前期に引き続き、ラグジュアリーホテルやハイエンドホテルとの取引数が増加した。また、既存顧客の店舗売り上げも、インバウンド需要を含めてコロナ前の水準を超え、ケーエスピーの既存販売先への売り上げも増加傾向で推移した。
暗号資産・ブロックチェーン事業の売上高は0.04億円(前年同期は0.00億円)、営業利益は0.03億円(同0.07億円の損失)となった。NCXC(ネクスコイン)を利用したサービスの向上、NCXCの流通促進、NCXC保有者の拡大を通じたNCXC経済圏の拡大を目指し、価値向上に向けた取り組みを行っている。NCXC GameFiプラットフォームの開発を行い、ゲーム会社とのアライアンスにより、すでに実績をあげている他社ゲームタイトルを中心に、これらを簡単に「Play to Earn」型のゲームに転換することができるプラットフォームサービスの提供を目指していくとしている。また、2025年2月3日に取得しているZEDホールディングスの株式取得に要する資金調達のため、保有する暗号資産の一部を売却している。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比57.2%増の33.49億円、営業利益は0.29億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.16億円とする期初計画を据え置いている。
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