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個人投資家・有限亭玉介:水道管破裂と道路陥没で急がれる国土強靭化とその関連株【FISCOソーシャルレポーター】
配信日時:2025/03/22 10:00
配信元:FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:水道管破裂と道路陥没で急がれる国土強靭化とその関連株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年3月16日9時に執筆
「国土強靭化」という言葉が政府主導で使われ始めてもう10年以上は経過しましたか…。それだけの時を経て日本のインフラは本当に強化されたのでしょうか。日本が誇るべき素晴らしいインフラは、次世代にも受け継いで貰いたいものです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
先日の埼玉県八潮市の道路陥没は、日本らしからぬ事故と言えるかもしれません。老朽化した水道管の破裂が原因という事でしたが、下水道や道路などの定期点検が広く行き届いている国こそが日本というイメージでしたので正直、驚きました。
八潮市に限った事ではなく、老朽化した水道管の破裂は千葉県大網白里市や大阪府堺市など全国各地で発生しているようです。日本なら耐久性のある水道管の生産も出来るでしょうし熟練の技術者もおりますので、後は日本政府・行政が設備投資へ動くかどうかなだけの気がしますけどねぇ…
日本のインフラが脆弱なのに外国に税金で援助したり、緊急性のない事へ予算を割くのはどうなんだ…という批判はごもっともでしょう。昨今は土木や建設分野を支える人材が不足しておりますので、高校の学費無償化に予算を割くのなら土木やITなどの技術者を育てる方が今後の日本に便益があるのではないでしょうか。
各所で水道管などの工事が増えれば、水道料金も値上げへ向かうでしょう。ライフラインの値上げは増税みたいなものですからねぇ…昨今の相場は荒れ模様ですが、できる事ならあたくしたち個人投資家は強く、しなやかにレジリエンスの精神で底堅い銘柄をチェックしていきたいもんですな…今日はそんな銘柄を中心にご紹介。
下水道向けヒューム管の最大手である日本ヒューム<5262>は、荒れたトランプ相場をもろともせず見事に下値を切り上げている模様です。3月9日朝にTBS番組の「がっちりマンデー」で紹介されてさらに強含んできていますねぇ。株価も昨年来高値を更新してきています。業績も堅調ですので、まだ期待できるかな…と監視を強めています。
下水道・地中工事を手掛ける大盛工業<1844>は、直近の決算発表で通期計画を超過すると動意しました。時価総額100億円以下の小型株でも業績は黒字で配当もあり、国土強靭化のテーマと合わせて下値を切り上げる動きとなるか期待。
上下水道コンサルタントのNJS<2325>は、ACSL<6232>と共同開発した閉鎖環境点検ドローンによる下水道点検が茨城県境町で実施されると材料視されました。昨年7月につけた高値を上回り、昨年来高値を更新したチャート(日足)は25日線を上回ってトレンドを形成できるか。
3月7日に上方修正を発表した富士ピー・エス<1848>は、一気に最高益を更新する見通しです。PER・PBRも割安で、国土強靭化関連としても値ごろ感がありますな。同社も時価総額100億以下の小型株ながら黒字を継続しており、インフラの老朽化に伴い主力である橋梁や道路などの需要は底堅いと思われます。
土木用コンクリート製品大手のジオスター<5282>は、じわじわとチャート(日足)が底値圏から上放れしている様子。低PBRである事から、企業側も株主還元の為に継続的な増配を意識しているような印象を受けます。
最後は25年9月期で最高益を更新する予想のアジア航測<9233>です。北海道南幌町で航空測量業界初となる系統用蓄電池の「南幌蓄電所」を建設し、営業運転を開始したとの発表が好感されました。上値抵抗線になっている1200円を上抜けば、強気に転換する可能性もあるか。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2025年3月16日9時に執筆
「国土強靭化」という言葉が政府主導で使われ始めてもう10年以上は経過しましたか…。それだけの時を経て日本のインフラは本当に強化されたのでしょうか。日本が誇るべき素晴らしいインフラは、次世代にも受け継いで貰いたいものです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
先日の埼玉県八潮市の道路陥没は、日本らしからぬ事故と言えるかもしれません。老朽化した水道管の破裂が原因という事でしたが、下水道や道路などの定期点検が広く行き届いている国こそが日本というイメージでしたので正直、驚きました。
八潮市に限った事ではなく、老朽化した水道管の破裂は千葉県大網白里市や大阪府堺市など全国各地で発生しているようです。日本なら耐久性のある水道管の生産も出来るでしょうし熟練の技術者もおりますので、後は日本政府・行政が設備投資へ動くかどうかなだけの気がしますけどねぇ…
日本のインフラが脆弱なのに外国に税金で援助したり、緊急性のない事へ予算を割くのはどうなんだ…という批判はごもっともでしょう。昨今は土木や建設分野を支える人材が不足しておりますので、高校の学費無償化に予算を割くのなら土木やITなどの技術者を育てる方が今後の日本に便益があるのではないでしょうか。
各所で水道管などの工事が増えれば、水道料金も値上げへ向かうでしょう。ライフラインの値上げは増税みたいなものですからねぇ…昨今の相場は荒れ模様ですが、できる事ならあたくしたち個人投資家は強く、しなやかにレジリエンスの精神で底堅い銘柄をチェックしていきたいもんですな…今日はそんな銘柄を中心にご紹介。
下水道向けヒューム管の最大手である日本ヒューム<5262>は、荒れたトランプ相場をもろともせず見事に下値を切り上げている模様です。3月9日朝にTBS番組の「がっちりマンデー」で紹介されてさらに強含んできていますねぇ。株価も昨年来高値を更新してきています。業績も堅調ですので、まだ期待できるかな…と監視を強めています。
下水道・地中工事を手掛ける大盛工業<1844>は、直近の決算発表で通期計画を超過すると動意しました。時価総額100億円以下の小型株でも業績は黒字で配当もあり、国土強靭化のテーマと合わせて下値を切り上げる動きとなるか期待。
上下水道コンサルタントのNJS<2325>は、ACSL<6232>と共同開発した閉鎖環境点検ドローンによる下水道点検が茨城県境町で実施されると材料視されました。昨年7月につけた高値を上回り、昨年来高値を更新したチャート(日足)は25日線を上回ってトレンドを形成できるか。
3月7日に上方修正を発表した富士ピー・エス<1848>は、一気に最高益を更新する見通しです。PER・PBRも割安で、国土強靭化関連としても値ごろ感がありますな。同社も時価総額100億以下の小型株ながら黒字を継続しており、インフラの老朽化に伴い主力である橋梁や道路などの需要は底堅いと思われます。
土木用コンクリート製品大手のジオスター<5282>は、じわじわとチャート(日足)が底値圏から上放れしている様子。低PBRである事から、企業側も株主還元の為に継続的な増配を意識しているような印象を受けます。
最後は25年9月期で最高益を更新する予想のアジア航測<9233>です。北海道南幌町で航空測量業界初となる系統用蓄電池の「南幌蓄電所」を建設し、営業運転を開始したとの発表が好感されました。上値抵抗線になっている1200円を上抜けば、強気に転換する可能性もあるか。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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