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BeeX Research Memo(4):クラウドソリューション事業を展開(2)
配信日時:2024/11/25 12:04
配信元:FISCO
*12:04JST BeeX Research Memo(4):クラウドソリューション事業を展開(2)
■BeeX<4270>の事業概要
(b) クラウドライセンスリセール
クラウドライセンスリセールは、パブリッククラウドベンダーであるAWS Inc.(Amazon.comの関連会社で正式名称はAmazon Web Services,Inc.)、Microsoft、Google LLCから、それぞれのクラウドサービスであるAWS、Azure、Google Cloudのライセンスを仕入れ、顧客企業に販売することで月額課金料金を代行するサービスを展開している。単に再販するだけでなく、同社が提供する付加価値としての請求代行を行うサービスや問い合わせ対応サービスなども含まれる。
なお、パブリッククラウドベンダーから課金されるクラウド利用料(仕入)は米ドル建てで計算され、顧客企業に対しては円建てで請求(売上)する。為替変動リスクとしては、基本的には円建て請求額が為替変動に連動しているため、見かけ上の売上高は為替変動影響(ドル高・円安は売上増加要因、ドル安・円高は売上減少要因)を受ける可能性がある。ただし仕入面も同様に変動(ドル高・円安は仕入増加要因、ドル安・円高は仕入減少要因)して一定のマージンが確保されるため、利益への影響は軽微である。
クラウドライセンスリセール(AWS、Azure、Google Cloudの合計)の四半期別の売上高及びアカウント数の推移(2021年2月期第1四半期~2025年2月期第2四半期)は以下のとおりである。2025年2月期第2四半期の売上高は過去最高の1,295百万円、アカウント数は過去最高の540アカウントとなった。いずれもトレンドとして増加基調である。なお売上高については、2024年2月期第4四半期に一時的に前四半期比で減少(12百万円減の1,182百万円)したが、これは大型顧客とAWSのSP/RIという長期契約ディスカウントを締結したためであり、トレンドとしての増加基調に変化はない。アカウント数については、2023年2月期第3四半期に前四半期比で大幅増加(75アカウント増加の352アカウント)したが、これは顧客基盤の分散化に向けて協業パートナーを増加させて中堅・中小企業向けの拡販を本格化したことによる。また2025年2月期第2四半期にも前四半期比で大幅増加(84アカウント増加の540アカウント)したが、これは顧客基盤拡大に向けてイベント・キャンペーン等を積極的に実施したことによる。
(c) MSP
MSPは、顧客企業がクラウド環境に構築したシステムの仮想サーバやネットワークの監視・保守運用などを、24時間365日のリモート遠隔運用体制によって受託するサービスである。業務の一部をテラスカイの子会社(同社の兄弟会社)である(株)スカイ365に委託している。MSPの四半期別の売上高及び顧客数(各四半期末月に取引のあったエンドユーザー数)の推移(2021年2月期第1四半期~2025年2月期第2四半期)は以下のとおりである。2025年2月期第2四半期の売上高は228百万円、顧客数は91社で、いずれも過去最高となった。クラウドインテグレーションとクラウドライセンスリセールの受注増加に伴い、MSPも売上高、顧客数ともにトレンドとして増加基調となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<HN>
(b) クラウドライセンスリセール
クラウドライセンスリセールは、パブリッククラウドベンダーであるAWS Inc.(Amazon.comの関連会社で正式名称はAmazon Web Services,Inc.)、Microsoft、Google LLCから、それぞれのクラウドサービスであるAWS、Azure、Google Cloudのライセンスを仕入れ、顧客企業に販売することで月額課金料金を代行するサービスを展開している。単に再販するだけでなく、同社が提供する付加価値としての請求代行を行うサービスや問い合わせ対応サービスなども含まれる。
なお、パブリッククラウドベンダーから課金されるクラウド利用料(仕入)は米ドル建てで計算され、顧客企業に対しては円建てで請求(売上)する。為替変動リスクとしては、基本的には円建て請求額が為替変動に連動しているため、見かけ上の売上高は為替変動影響(ドル高・円安は売上増加要因、ドル安・円高は売上減少要因)を受ける可能性がある。ただし仕入面も同様に変動(ドル高・円安は仕入増加要因、ドル安・円高は仕入減少要因)して一定のマージンが確保されるため、利益への影響は軽微である。
クラウドライセンスリセール(AWS、Azure、Google Cloudの合計)の四半期別の売上高及びアカウント数の推移(2021年2月期第1四半期~2025年2月期第2四半期)は以下のとおりである。2025年2月期第2四半期の売上高は過去最高の1,295百万円、アカウント数は過去最高の540アカウントとなった。いずれもトレンドとして増加基調である。なお売上高については、2024年2月期第4四半期に一時的に前四半期比で減少(12百万円減の1,182百万円)したが、これは大型顧客とAWSのSP/RIという長期契約ディスカウントを締結したためであり、トレンドとしての増加基調に変化はない。アカウント数については、2023年2月期第3四半期に前四半期比で大幅増加(75アカウント増加の352アカウント)したが、これは顧客基盤の分散化に向けて協業パートナーを増加させて中堅・中小企業向けの拡販を本格化したことによる。また2025年2月期第2四半期にも前四半期比で大幅増加(84アカウント増加の540アカウント)したが、これは顧客基盤拡大に向けてイベント・キャンペーン等を積極的に実施したことによる。
(c) MSP
MSPは、顧客企業がクラウド環境に構築したシステムの仮想サーバやネットワークの監視・保守運用などを、24時間365日のリモート遠隔運用体制によって受託するサービスである。業務の一部をテラスカイの子会社(同社の兄弟会社)である(株)スカイ365に委託している。MSPの四半期別の売上高及び顧客数(各四半期末月に取引のあったエンドユーザー数)の推移(2021年2月期第1四半期~2025年2月期第2四半期)は以下のとおりである。2025年2月期第2四半期の売上高は228百万円、顧客数は91社で、いずれも過去最高となった。クラウドインテグレーションとクラウドライセンスリセールの受注増加に伴い、MSPも売上高、顧客数ともにトレンドとして増加基調となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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