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プログリット Research Memo(7):好調な業績を受け、営業キャッシュ・フローは10億円の大台に
配信日時:2024/11/07 13:07
配信元:FISCO
*13:07JST プログリット Research Memo(7):好調な業績を受け、営業キャッシュ・フローは10億円の大台に
■プログリット<9560>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2024年8月期末において、資産合計は前期末比1,258百万円増加し、3,886百万円となった。流動資産は現金及び預金の1,066百万円増加などにより、同1,161百万円増の3,293百万円となり、固定資産は建物や敷金の増加などにより同96百万円増の593百万円となった。負債合計は同554百万円増加し、2,089百万円となった。流動負債は未払金・未払費用の増加や契約負債の増加などにより同555百万円増加し、1,990百万円となっており、固定負債は長期借入金の減少により1百万円減の99百万円となった。純資産は資本金、資本剰余金がそれぞれ42百万円増加したほか、当期純利益610百万円などにより同703百万円増加し、1,796百万円となった。この結果、安全性を表す経営指標は、流動比率165.5%(同16.9ポイント増)、負債比率116.3%(同24.2ポイント減)、自己資本比率46.0%(同4.5ポイント増)とすべて改善された。
3. キャッシュ・フローの状況
2024年8月期における現金及び現金同等物は前期末比1,066百万円増加し、3,041百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは1,078百万円の収入(前期は796百万円の収入)となった。これは主に、税引前当期純利益817百万円のほか、契約負債の増加242百万円、法人税の支払い229百万円、未払金・未払費用の増加174百万円、賞与引当金の増加63百万円による。
投資活動によるキャッシュ・フローは83百万円の支出(前期は16百万円の支出)となった。これは主に、敷金の差入による支出27百万円、有形固定資産の取得に伴う支出55百万円による。
財務活動によるキャッシュ・フローは71百万円の収入(前期は239百万円の収入)となった。これは主に、新株予約権の行使に伴う株式発行による収入85百万円、長期借入れによる収入60百万円、長期借入金の返済による支出74百万円による。収益性の高さから、本業で獲得した資金を、広告投資を含めた投資資金として潤沢に保有できているほか、新株予約権行使による資本増強や借入金の返済による財務内容の安定化が進んでいることが窺える。2024年8月期は営業活動によるキャッシュ・フローが10億円の大台に達しており、弊社では、本業におけるキャッシュの創出力の強化が進み、一定のマイルストーンを達成したと評価している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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2. 財務状況と経営指標
2024年8月期末において、資産合計は前期末比1,258百万円増加し、3,886百万円となった。流動資産は現金及び預金の1,066百万円増加などにより、同1,161百万円増の3,293百万円となり、固定資産は建物や敷金の増加などにより同96百万円増の593百万円となった。負債合計は同554百万円増加し、2,089百万円となった。流動負債は未払金・未払費用の増加や契約負債の増加などにより同555百万円増加し、1,990百万円となっており、固定負債は長期借入金の減少により1百万円減の99百万円となった。純資産は資本金、資本剰余金がそれぞれ42百万円増加したほか、当期純利益610百万円などにより同703百万円増加し、1,796百万円となった。この結果、安全性を表す経営指標は、流動比率165.5%(同16.9ポイント増)、負債比率116.3%(同24.2ポイント減)、自己資本比率46.0%(同4.5ポイント増)とすべて改善された。
3. キャッシュ・フローの状況
2024年8月期における現金及び現金同等物は前期末比1,066百万円増加し、3,041百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは1,078百万円の収入(前期は796百万円の収入)となった。これは主に、税引前当期純利益817百万円のほか、契約負債の増加242百万円、法人税の支払い229百万円、未払金・未払費用の増加174百万円、賞与引当金の増加63百万円による。
投資活動によるキャッシュ・フローは83百万円の支出(前期は16百万円の支出)となった。これは主に、敷金の差入による支出27百万円、有形固定資産の取得に伴う支出55百万円による。
財務活動によるキャッシュ・フローは71百万円の収入(前期は239百万円の収入)となった。これは主に、新株予約権の行使に伴う株式発行による収入85百万円、長期借入れによる収入60百万円、長期借入金の返済による支出74百万円による。収益性の高さから、本業で獲得した資金を、広告投資を含めた投資資金として潤沢に保有できているほか、新株予約権行使による資本増強や借入金の返済による財務内容の安定化が進んでいることが窺える。2024年8月期は営業活動によるキャッシュ・フローが10億円の大台に達しており、弊社では、本業におけるキャッシュの創出力の強化が進み、一定のマイルストーンを達成したと評価している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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