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ラクト・ジャパン---3Qも増収・2ケタ増益、全てのセグメントで売上高が増加
配信日時:2024/10/16 12:45
配信元:FISCO
*12:45JST ラクト・ジャパン---3Qも増収・2ケタ増益、全てのセグメントで売上高が増加
ラクト・ジャパン<3139>は15日、2024年11月期第3四半期(23年12月-24年8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.2%増の1,281.78億円、営業利益が同44.0%増の34.62億円、経常利益が68.9%増の34.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同77.3%増の25.44億円となった。
乳原料・チーズ部門の販売数量は前年同期比7.5%増の134,143トン、売上高は同5.2%増の875.10億円となった。乳原料販売においては、国内の生乳生産量の減少により国産の脱脂粉乳やバターの生産量および在庫量が減少したことに加え、外食やレジャー産業が好調であったことから、輸入乳製品原料に対する需要が回復傾向となった。なかでも、猛暑の影響によりアイスクリーム原料の需要が旺盛となったほか、菓子など幅広い食品の原料となる乳調製品や、チョコレートの原料となる乳糖などの需要も高まり、これら原料の販売数量が前年同期比で増加した。また、飼料向けの輸入乳原料の需要も回復し、ホエイパウダーなどの関連商品の販売も好調となった。チーズ販売においても、外食など業務用を中心に需要は堅調となり、新たな引き合いが増えたことに加え、既存取引が拡大し、前年同期比で販売数量は増加した。
食肉食材部門の販売数量は同15.9%増の24,145トン、売上高は同21.8%増の163.40億円となった。欧州産豚肉に対して価格競争力のある米国産豚肉への引き合いが続いたため、米国に主要サプライソースを持つ同社にとっては追い風の事業環境となった。加えて、新規の販売先開拓も進み、豚肉の販売が増加した。特に、食肉加工品の原料となるフローズンポークやシーズンドポークの販売が好調に推移した。また、前年下期より本格的な取引が始まった鶏肉および鶏肉加工品の販売も安定的に推移し、同部門の販売数量は前期比で大きく伸長した。
機能性食品原料部門の販売数量は同30.5%増の2,438トン、売上高は同10.5%増の30.17億円となった。当第3四半期もプロテイン製品の原料である乳たんぱくの販売が順調に進捗した。展示会への出展などを通じたマーケティング活動による新規取引先の開拓に加え、既存顧客との取引深耕により販売数量が増加した。
アジア事業・その他の売上高は同18.2%増の213.10億円となった。乳原料販売部門(商社)においては、当第3四半期に入り、日本の脱脂粉乳在庫対策事業の影響で減少していた粉乳調製品の原料販売にようやく回復の兆しがみえはじめた。また、アジアで事業展開する日系食品メーカー向けの原料販売が第2四半期に続き第3四半期も好調に推移したこと、インドネシアの販売拠点におけるトレーディング事業が軌道に乗りはじめたことなどから販売数量は底堅く推移した。当第3四半期の販売数量は同5.1%増の28,871トン、売上高は同9.7%増の154.59億円となった。チーズ製造販売部門(メーカー)においては、景気低迷が続く中国向け販売は引き続き低調となったが、シンガポール、マレーシアでは外食やベーカリー向けの販売が引き続き好調に推移し、前年同期比で販売数量が増加した。タイでは、景気は軟調な状態が続いているが、ホテル、外食、カフェなどへの販売に回復の兆しがみえはじめた。当第3四半期の販売数量は同9.8%増の3,889トン、売上高は同19.2%増の41.39億円となった。
2024年11月期通期については、売上高が前期比3.6%増の1,640.00億円、経常利益が同44.0%増の41.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.4%増の30.00億円とする7月12日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
<AK>
乳原料・チーズ部門の販売数量は前年同期比7.5%増の134,143トン、売上高は同5.2%増の875.10億円となった。乳原料販売においては、国内の生乳生産量の減少により国産の脱脂粉乳やバターの生産量および在庫量が減少したことに加え、外食やレジャー産業が好調であったことから、輸入乳製品原料に対する需要が回復傾向となった。なかでも、猛暑の影響によりアイスクリーム原料の需要が旺盛となったほか、菓子など幅広い食品の原料となる乳調製品や、チョコレートの原料となる乳糖などの需要も高まり、これら原料の販売数量が前年同期比で増加した。また、飼料向けの輸入乳原料の需要も回復し、ホエイパウダーなどの関連商品の販売も好調となった。チーズ販売においても、外食など業務用を中心に需要は堅調となり、新たな引き合いが増えたことに加え、既存取引が拡大し、前年同期比で販売数量は増加した。
食肉食材部門の販売数量は同15.9%増の24,145トン、売上高は同21.8%増の163.40億円となった。欧州産豚肉に対して価格競争力のある米国産豚肉への引き合いが続いたため、米国に主要サプライソースを持つ同社にとっては追い風の事業環境となった。加えて、新規の販売先開拓も進み、豚肉の販売が増加した。特に、食肉加工品の原料となるフローズンポークやシーズンドポークの販売が好調に推移した。また、前年下期より本格的な取引が始まった鶏肉および鶏肉加工品の販売も安定的に推移し、同部門の販売数量は前期比で大きく伸長した。
機能性食品原料部門の販売数量は同30.5%増の2,438トン、売上高は同10.5%増の30.17億円となった。当第3四半期もプロテイン製品の原料である乳たんぱくの販売が順調に進捗した。展示会への出展などを通じたマーケティング活動による新規取引先の開拓に加え、既存顧客との取引深耕により販売数量が増加した。
アジア事業・その他の売上高は同18.2%増の213.10億円となった。乳原料販売部門(商社)においては、当第3四半期に入り、日本の脱脂粉乳在庫対策事業の影響で減少していた粉乳調製品の原料販売にようやく回復の兆しがみえはじめた。また、アジアで事業展開する日系食品メーカー向けの原料販売が第2四半期に続き第3四半期も好調に推移したこと、インドネシアの販売拠点におけるトレーディング事業が軌道に乗りはじめたことなどから販売数量は底堅く推移した。当第3四半期の販売数量は同5.1%増の28,871トン、売上高は同9.7%増の154.59億円となった。チーズ製造販売部門(メーカー)においては、景気低迷が続く中国向け販売は引き続き低調となったが、シンガポール、マレーシアでは外食やベーカリー向けの販売が引き続き好調に推移し、前年同期比で販売数量が増加した。タイでは、景気は軟調な状態が続いているが、ホテル、外食、カフェなどへの販売に回復の兆しがみえはじめた。当第3四半期の販売数量は同9.8%増の3,889トン、売上高は同19.2%増の41.39億円となった。
2024年11月期通期については、売上高が前期比3.6%増の1,640.00億円、経常利益が同44.0%増の41.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.4%増の30.00億円とする7月12日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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