注目トピックス 日本株
ジーデップ・アドバンス:生成AIで旺盛な需要、1Qは好調スタートで大幅株式も
配信日時:2024/10/15 14:09
配信元:FISCO
*14:09JST ジーデップ・アドバンス:生成AIで旺盛な需要、1Qは好調スタートで大幅株式も
ジーデップ・アドバンス<5885>は10月11日の取引終了後、2025年5月期の第1四半期(1Q)決算に加え、2024年11月30日(同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には2024年11月29日の金曜日)を基準日とした1:4の株式分割を発表している。売上高は前年同期比73.8%増の1,249百万円、営業利益は同57.7%増の176百万円と大幅増収増益となった。同社では3Q偏重の季節性があるものの、1Qの進捗は概ね計画通りであり、通期計画に対して順調に進捗している。なお、2025年5月通期決算は、売上高で前期比30.5%増の5,770百万円、営業利益で同1.9%増の675百万円が予想されている。
同社は、米半導体最大手エヌビディア社の「NPN(NVIDIA Partner Network)」においてエリートパートナーとして活動している。エヌビディアとは2007年から良好な関係を構築しており、認定ライセンス数、AIサーバーDGX販売実績など国内でNo.1パートナーとして評価されている。また、グローバルコンピューティングカンパニー4社から認められる技術力に加えて、グローバルベンダーとの連携から生まれる企画力・製品調達力に強みを持っており、他社との差別化を実現する独自のポジショニングを有している。
1Q期間においては、大規模言語モデル(LLM)を含む生成AIの需要が旺盛で依然としてGPUの需要が世界中で高く、国内においても大規模AI関連の設備投資需要が高いなど、事業環境が引き続き良好であった。GPUサーバーやGPUを組み込んだオリジナルモデルを中心に引き合いが堅調なほか、生成AI関連の設備投資の高まりにより案件規模が大型化しているようだ。規模の大型化に伴って粗利率は低下しているものの、売上高の大幅な増加によって、営業利益も大幅に増えている。
同社では、システムインキュベーション事業の単一セグメントで事業展開を行っている。その中でも、DXサービスとService&Supportのサービスに分かれており、DXサービスでは、AIソリューションとビジュアライズソリューションを提供している。今1Qの売上高に対して、DXサービスの売上高が9割を超えており、DXサービスの中でも、直近はAIソリューションの売上が大半を占めているようだ。顧客では、大学や製造業、企業の研究機関などを中心に豊富な取引実績を持ち、足もとでクラウドベンダーや医療分野も増えつつある。
同社は、独自性のある製品を展開しており競合は少ない。現在の市場環境は、経済産業省の「クラウドプログラム」でGPUクラウドサービスに大型の補助金が適用されたほか、経済安全保障上のリスクの観点から追い風が続いており、2027年5月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で8,415百万円、営業利益で1,055百万円を目指している。
株主還元としては、配当は重要な株主還元施策として捉えており、毎期配当性向20%を目安に決定する方針。
良好な事業環境、好調な業績を考慮すれば、株価に上値余地がある。
<NH>
同社は、米半導体最大手エヌビディア社の「NPN(NVIDIA Partner Network)」においてエリートパートナーとして活動している。エヌビディアとは2007年から良好な関係を構築しており、認定ライセンス数、AIサーバーDGX販売実績など国内でNo.1パートナーとして評価されている。また、グローバルコンピューティングカンパニー4社から認められる技術力に加えて、グローバルベンダーとの連携から生まれる企画力・製品調達力に強みを持っており、他社との差別化を実現する独自のポジショニングを有している。
1Q期間においては、大規模言語モデル(LLM)を含む生成AIの需要が旺盛で依然としてGPUの需要が世界中で高く、国内においても大規模AI関連の設備投資需要が高いなど、事業環境が引き続き良好であった。GPUサーバーやGPUを組み込んだオリジナルモデルを中心に引き合いが堅調なほか、生成AI関連の設備投資の高まりにより案件規模が大型化しているようだ。規模の大型化に伴って粗利率は低下しているものの、売上高の大幅な増加によって、営業利益も大幅に増えている。
同社では、システムインキュベーション事業の単一セグメントで事業展開を行っている。その中でも、DXサービスとService&Supportのサービスに分かれており、DXサービスでは、AIソリューションとビジュアライズソリューションを提供している。今1Qの売上高に対して、DXサービスの売上高が9割を超えており、DXサービスの中でも、直近はAIソリューションの売上が大半を占めているようだ。顧客では、大学や製造業、企業の研究機関などを中心に豊富な取引実績を持ち、足もとでクラウドベンダーや医療分野も増えつつある。
同社は、独自性のある製品を展開しており競合は少ない。現在の市場環境は、経済産業省の「クラウドプログラム」でGPUクラウドサービスに大型の補助金が適用されたほか、経済安全保障上のリスクの観点から追い風が続いており、2027年5月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で8,415百万円、営業利益で1,055百万円を目指している。
株主還元としては、配当は重要な株主還元施策として捉えており、毎期配当性向20%を目安に決定する方針。
良好な事業環境、好調な業績を考慮すれば、株価に上値余地がある。
<NH>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況