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商船三井が後場上げ幅を拡大、25年3月期は営業利益47%増見通し

配信日時:2024/04/30 13:07 配信元:MINKABU
 商船三井<9104.T>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろに発表した25年3月期連結業績予想で、営業利益1520億円(前期比47.4%増)と大幅増益を見込むことが好感されている。エネルギー事業、製品輸送事業が好調に推移し利益を押し上げる見通しだ。  売上高は1兆8000億円(同10.6%増)を見込む。ドライバルク事業は、長期契約(ケープサイズ、木材チップ、多目的船)の利益貢献に加えて、前期下期からの市況回復傾向が上期は続くと予想し増収を見込む。ただ、23年度に計上した貸倒引当金の戻し入れが剥落する影響などで減益を想定。また、不動産事業も既存ビルの主要テナントの退去に伴い、賃料減及び一時費用が発生し減益を見込むが、荷動きの堅調なエネルギー事業や完成車輸送が堅調な製品輸送事業がカバーし営業増益を見込む。  なお、24年3月期決算は、売上高1兆6279億円(前の期比1.0%増)、営業利益1031億3200万円(同5.1%減)だった。 出所:MINKABU PRESS

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