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個人投資家・有限亭玉介:思惑・期待買いが先行!年始相場で注目するテーマ株【FISCOソーシャルレポーター】

配信日時:2024/01/07 10:00 配信元:FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:思惑・期待買いが先行!年始相場で注目するテーマ株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年1月3日14時に執筆

2024年はどのような年になるのか不安もあり、楽しみでもありますねぇ。イベントが盛りだくさんの一年になる事は明らかですし、政治に関するニュースが発表される度に思惑が交錯して値動きが激しくなると思われますよ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

2023年は米インフレに振り回された年だとしたら、2024年は米大統領選などの政治に振り回される年になりそうです。日本においては、日銀の植田総裁が“チャレンジング”な金融政策を仕掛けてくるタイミングを注視する必要があります。

日銀の金融緩和と岸田政権がいつまで続くかが2024年春の注目すべきポイントですな。新NISA開始で株式市場には新たなマネーが流入してくる期待もあり、政治に関しては7月に東京都知事選挙、解散が無ければ岸田首相の任期は2024年9月末までなので自民党総裁選が行われます。そして、2024年12月にはTSMC熊本工場が稼働開始の予定です。

海外に目を向けると、早速1月から台湾総統選挙があり、3月にロシア大統領選挙、11月に米国の大統領選挙が実施されます。米大統領の候補者が絞られていくうちに、政策に関連したテーマが物色されるなど相場は反応するでしょうな。地政学リスクが高まる中で、誰が米国大統領になるかによって世界情勢は一変すると予想されます。

そうなると、日米で築き上げてきた半導体の協力関係にも変化があるのでしょうか…トランプ氏が大統領だった頃の対中国への強硬姿勢を思い返すと、日米関係の善し悪しによって半導体関連への未来が変わりそうですねぇ。とはいえ、まだ決まっていない先の事を気にしても仕方ないですし、半導体業界の進歩が止まる事は無いと思われます。さて、今回はそんな半導体関連を中心にピックアップしてみました。

半導体集積回路の組立・検査受託が主力のアオイ電子<6832>は、12月29日に年初来高値を更新して2023年を終えました。創業者の逝去により大株主に変化があり、経営方針や需給の思惑から買われたか…。24年3月期の業績は軟調ながら半導体関連の高い技術を有しており、PBRが割安の点も注視です。

半導体製造装置向けテスト用ウエハ再生加工を手掛けるRS Technologies<3445>は、12月22日に配当修正を発表しました。チャート(日足)は底を打って切り返すと、25日・75日線を上抜いております。2024年は上昇トレンドを形成できるか監視中です。

クリーンエアーシステムの設備の受注が堅調な日本エアーテック<6291>も半導体関連として要チェックですな。「フィルターユニット」「エアーシャワー」などの半導体・電子工業分野向け製品を同社は手掛けております。中期経営計画では「総還元性向を65%以上にする」との発表も好感されました。

製造装置向け計測制御デバイスを手掛けるエヌエフHD<6864>は、半導体関連や量子コンピュータ関連として思惑がある模様。小型株でありながらPBR1倍割れの同社は、テーマ性でもポテンシャルがありそうですねぇ。

ピストンリング大手のリケンNPR<6209>は、23年10月2日上場した直近IPOです。同社子会社が半導体製造装置向け工業用ヒーターを手掛けるシンワバネスを子会社化したとの発表が材料視されました。どこまで下値を切り上げるか監視です。。

最後は半導体関連ではないですが、バルチック海運指数の上昇で思惑買いが流入している中北製作所<6496>をピックアップしてみました。チャート(日足)は75日線を下値にトレンドを形成しており、1月9日の決算後に動きがあるのか注視です。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず


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