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ゼネテック---2Qは2ケタ増収・各利益は黒字化、各セグメントが好調に推移
配信日時:2023/11/16 11:41
配信元:FISCO
*11:41JST ゼネテック---2Qは2ケタ増収・各利益は黒字化、各セグメントが好調に推移
ゼネテック<4492>は14日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比24.5%増の31.59億円、営業利益は1.96億円(前年同期は1.50億円の損失)、経常利益は1.96億円(同1.62億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1.19億円(同1.31億円の損失)となった。
システムソリューション事業の売上高は前年同期比20.3%増の20.46億円、セグメント利益は同26.9%増の3.96億円となった。主力の組込みシステム開発においては、情報家電・車載の旺盛な需要を背景に、デジタル情報家電、自動車分野を中心に売上を伸ばした。ただし、ハードウェア受託開発において、製造委託先の生産キャパオーバーによる納入遅延の影響等から、売上高は期初予想を若干下回る結果となったが、製造委託先の納入遅延問題はすでに解消の目途が立っており、通期売上計画の達成に影響は無いとしている。また、収益性の改善を図るため、派遣・準委任取引については人月単価のアップに取り組み、請負取引については見積りの精度を上げるとともに、工数管理の徹底を図るなどを実施している。これらの施策が奏功し、セグメント利益率は前年同期比で改善した。
エンジニアリングソリューション事業の売上高は同41.9%増の8.96億円、セグメント利益は同107.8%増の1.62億円となった。主力商材である3次元CAD/CAMソフトウェア「Mastercam」においては、ストック売上であるメンテナンス・サポート売上が順調に増加した。また、3次元シミュレーションソフトウェア「FlexSim」の販売活動状況は、前年度から引き続きサブスクリプションモデルを含むライセンス販売が順調に拡大し、加えてシミュレーションモデルの作成受託も堅調で、売上高は前年同期比倍増した。次の成長の柱として期待しているPLM事業については、米国PTC社とのさらなる連携強化を図るとともに、昨年12月に完全子会社化したTOPWELLを2024年1月に吸収合併する予定。同社グループ全体で保有する経営資源の効率化を進めることで当該事業を強力に推進する体制の構築を着実に進めている。
GPS事業の売上高は同8.1%増の2.25億円、セグメント利益は同66.7%増の0.60億円となった。「ココダヨ」サービス全体の累計インストール数は117万件と堅調に推移しており、インストール数の増加に合わせストア経由の売上が増加している。当第2四半期累計期間においては、NTTドコモが提供するスマートフォンアプリ使い放題サービス「スゴ得コンテンツ」向けサービスにおいて、売上単価が増加したことから、「ココダヨ」の売上も増加した。また、8月に開始したdポイントキャンペーンがユーザーの拡大に貢献した。新たな収益の確立に向けた新サービスの開発にも引き続き取り組んでいる。
2024年3月期通期については、売上高が前期比17.7%増の69.00億円、営業利益が同306.1%増の4.30億円、経常利益が同276.2%増の4.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同826.0%増の2.20億円とする11月9日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
また同日、通期連結業績予想を修正したことにより、期末配当金の増配を発表した。なお、今回の配当予想の修正においては、株式分割を発表しており、株式分割前1株当たりの配当予想に換算すると19.50円となり、前回予想の15.00円から4.50円の増配となる。
<AS>
システムソリューション事業の売上高は前年同期比20.3%増の20.46億円、セグメント利益は同26.9%増の3.96億円となった。主力の組込みシステム開発においては、情報家電・車載の旺盛な需要を背景に、デジタル情報家電、自動車分野を中心に売上を伸ばした。ただし、ハードウェア受託開発において、製造委託先の生産キャパオーバーによる納入遅延の影響等から、売上高は期初予想を若干下回る結果となったが、製造委託先の納入遅延問題はすでに解消の目途が立っており、通期売上計画の達成に影響は無いとしている。また、収益性の改善を図るため、派遣・準委任取引については人月単価のアップに取り組み、請負取引については見積りの精度を上げるとともに、工数管理の徹底を図るなどを実施している。これらの施策が奏功し、セグメント利益率は前年同期比で改善した。
エンジニアリングソリューション事業の売上高は同41.9%増の8.96億円、セグメント利益は同107.8%増の1.62億円となった。主力商材である3次元CAD/CAMソフトウェア「Mastercam」においては、ストック売上であるメンテナンス・サポート売上が順調に増加した。また、3次元シミュレーションソフトウェア「FlexSim」の販売活動状況は、前年度から引き続きサブスクリプションモデルを含むライセンス販売が順調に拡大し、加えてシミュレーションモデルの作成受託も堅調で、売上高は前年同期比倍増した。次の成長の柱として期待しているPLM事業については、米国PTC社とのさらなる連携強化を図るとともに、昨年12月に完全子会社化したTOPWELLを2024年1月に吸収合併する予定。同社グループ全体で保有する経営資源の効率化を進めることで当該事業を強力に推進する体制の構築を着実に進めている。
GPS事業の売上高は同8.1%増の2.25億円、セグメント利益は同66.7%増の0.60億円となった。「ココダヨ」サービス全体の累計インストール数は117万件と堅調に推移しており、インストール数の増加に合わせストア経由の売上が増加している。当第2四半期累計期間においては、NTTドコモが提供するスマートフォンアプリ使い放題サービス「スゴ得コンテンツ」向けサービスにおいて、売上単価が増加したことから、「ココダヨ」の売上も増加した。また、8月に開始したdポイントキャンペーンがユーザーの拡大に貢献した。新たな収益の確立に向けた新サービスの開発にも引き続き取り組んでいる。
2024年3月期通期については、売上高が前期比17.7%増の69.00億円、営業利益が同306.1%増の4.30億円、経常利益が同276.2%増の4.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同826.0%増の2.20億円とする11月9日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
また同日、通期連結業績予想を修正したことにより、期末配当金の増配を発表した。なお、今回の配当予想の修正においては、株式分割を発表しており、株式分割前1株当たりの配当予想に換算すると19.50円となり、前回予想の15.00円から4.50円の増配となる。
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