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デイトナ Research Memo(7):渥美半島観光ビューローと観光パートナー協定を締結

配信日時:2023/10/11 15:27 配信元:FISCO
*15:27JST デイトナ Research Memo(7):渥美半島観光ビューローと観光パートナー協定を締結 ■デイトナ<7228>の業績動向

3. トピックス
(一社)渥美半島観光ビューロー(愛知県田原市)と、2023年8月19日「バイクの日」に観光パートナー協定を締結した。設楽町観光協会(愛知県北設楽郡設楽町 2019年8月26日締結)に続き2例目となる。

田原市で行う観光パートナー協定事業においては、バイクライダーの誘致を図る事業のほか、渥美半島観光ビューロー会員店舗への誘致を図り、田原市を周遊できる企画などを検討している。また、渥美半島観光ビューローは「バイクライダーに優しい街」を目標としており、住民のバイクライダーへの理解を深めるため、同社グループのダートフリークの協力を得て、キッズ電動バイク体験等の企画も取り入れる予定である。観光ニーズが多様化するなか、さらなる地域の活性化につながる同社の取り組みは今後も広がりをみせてくると考えられ、同社の認知度をより一層高めるとともに、バイクユーザーの増加にも寄与すると、弊社では考えている。

4. 財務状況
2023年12月期第2四半期末の資産合計は前期末比665百万円増加し、10,307百万円となった。流動資産は棚卸資産が675百万円増加したことなどにより、同738百万円増の7,799百万円となった。棚卸資産の増加は、昨年来、半導体不足による欠品や納品遅れ等を懸念しインカムなどの電子機器、リードタイムの長い輸入商品・アパレルなどの予備在庫を積み上げてきたことによる。固定資産は同73百万円減の2,508百万円となった。これは、無形固定資産が22百万円、投資その他の資産が39百万円それぞれ減少したことなどによる。

負債合計は、前期末比334百万円増加し、3,238百万円となった。流動負債は同346百万円増の2,720百万円となった。これは、買掛金が273百万円、短期借入金が199百万円増加したことなどによる。

固定負債は長期借入金が28百万円減少したことなどにより、同12百万円減の518百万円となった。純資産合計は同331百万円増加し、7,068百万円となった。この結果、自己資本比率は同1.3ポイント低下し67.7%となった。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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