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アマナがストップ高、東証による監理銘柄の指定解除を手掛かり視

配信日時:2023/06/01 09:41 配信元:MINKABU
 アマナ<2402.T>が急伸し、ストップ高の水準となる前日比80円高の337円に買われた。31日取引終了後、22年12月期の決算を開示した。また、有価証券報告書の提出が確認されたとして、東京証券取引所はアマナ株式について監理銘柄(確認中)の指定解除を発表した。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。  同社は従業員による不適切な取引の疑いが判明したとして、昨年12月に特別調査委員会の設置を発表。調査結果を踏まえた決算手続きの完了に時間を要したことから、前期の決算発表が期末日後50日を超えることとなった。  前期の売上高は前の期比19.2%減の141億6500万円、最終損益は25億100万円の赤字(前の期は2200万円の赤字)だった。一部クライアントからの受注の停滞と、一部案件の売り上げの計上が今期に変更になったことが響いたほか、営業外費用や事業供与資産に関する減損損失の計上もあって、計画を下振れて着地した。23年12月期の売上高は前期比7.2%減の131億5000万円、最終損益は10億6000万円の赤字を見込む。 出所:MINKABU PRESS

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