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フォーシーズ Research Memo(3):美、健康、癒しをテーマに事業を展開。セグメント間で高いシナジー効果を創出
配信日時:2022/09/20 15:13
配信元:FISCO
■事業概要
フォーシーズHD<3726>は、「はずむライフスタイル」に通ずる「美」「健康」「癒し」をテーマに事業展開を行っている。「コミュニケーション・セールス事業」「アロマ事業」「化粧品卸事業」「衛生コンサルティング事業」の4事業を展開しており、各セグメント間で高いシナジー効果を創出している。また、既存事業にこだわらず、多角的・発展的なビジネス展開を得意とし、企業価値向上の1つの手法としてM&Aを積極的に活用している。
1. コミュニケーション・セールス事業
化粧品及び健康食品等の通信販売・EC事業を行っており「FAVORINA」「FINE VISUAL」「ANYTHING WHITE」の3ブランドを展開している。社内にはコンタクトセンターを設置し、顧客一人ひとりの悩みに合わせたアイテムの提案やアイテムの活用方法を直接案内している。また、通信販売以外の新規販売チャネルの開拓として、国内市場・海外市場の量販店舗への卸販売や期間限定店舗への出店、海外事業にも積極的に取り組んでいる。2022年6月には(株)ドリームフィリアと業務提携を締結し、中国での販路拡大が加速している。ベトナム、タイ、UAE、マレーシア及びシンガポールへの商談も順調に進んでおり、グローバル展開は着実に進捗している。
2. 化粧品卸事業
子会社のCureが、化粧品(角質ケア・ヘアケア製品、基礎化粧品等)や雑貨等の卸販売及び海外事業を展開している。全国約13,000店舗のドラッグストアやバラエティショップ等で販売しており、国内外において、インスタグラマーやユーチューバー等SNSを積極的に活用し、EC販売及び店舗販売での売上拡大につなげている。
3. 衛生コンサルティング事業
子会社のHACCPジャパンが、総合衛生コンサルティング及び衛生関連商品等の販売、卸販売、検査事業を行っている。食品検査事業としては、微生物蛍光画像測定機「BACTESTER(バクテスター)」の販売及び「BACTESTER(バクテスター)」を用いた、飲食店等に向けた検査サービスを展開している。また、withコロナ時代において除菌・衛生に対するニーズは引き続き高まっており、大手企業との協業、代理店の拡大及びPRの実施による「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」とクロラス除菌ウォーター(亜塩素酸水製剤)の営業活動も引続き強化している。2022年9月期からは、HACCP※対応事業としてアプリの監修やHACCP認証コンサルタント業務を拡大している。
※HACCP:Hazard Analysis and Critical Control Pointの略称。食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握したうえで、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程のなかで、それらの危害要因を除去または低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。2021年6月から、HACCPに沿った衛生管理が原則としてすべての食品事業者に義務付けられており、今後は食品等事業者に対して同制度に対する理解が求められる。
4. アロマ事業
暮らしの中に香りとリラクゼーションを提案するライフスタイルショップ「アロマブルーム」直営店舗を、関東を中心に28店舗(2022年6月末時点)展開している。シーン別・お悩み別アイテムを展開し、提案型ショップ・オンラインショップへとショップコンセプトを新たにしている。同時に、MDコンセプトの見直し、社員教育の再構築中であり、今後も運営効率の改善を行い店舗のスクラップ&ビルドを実施していく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
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フォーシーズHD<3726>は、「はずむライフスタイル」に通ずる「美」「健康」「癒し」をテーマに事業展開を行っている。「コミュニケーション・セールス事業」「アロマ事業」「化粧品卸事業」「衛生コンサルティング事業」の4事業を展開しており、各セグメント間で高いシナジー効果を創出している。また、既存事業にこだわらず、多角的・発展的なビジネス展開を得意とし、企業価値向上の1つの手法としてM&Aを積極的に活用している。
1. コミュニケーション・セールス事業
化粧品及び健康食品等の通信販売・EC事業を行っており「FAVORINA」「FINE VISUAL」「ANYTHING WHITE」の3ブランドを展開している。社内にはコンタクトセンターを設置し、顧客一人ひとりの悩みに合わせたアイテムの提案やアイテムの活用方法を直接案内している。また、通信販売以外の新規販売チャネルの開拓として、国内市場・海外市場の量販店舗への卸販売や期間限定店舗への出店、海外事業にも積極的に取り組んでいる。2022年6月には(株)ドリームフィリアと業務提携を締結し、中国での販路拡大が加速している。ベトナム、タイ、UAE、マレーシア及びシンガポールへの商談も順調に進んでおり、グローバル展開は着実に進捗している。
2. 化粧品卸事業
子会社のCureが、化粧品(角質ケア・ヘアケア製品、基礎化粧品等)や雑貨等の卸販売及び海外事業を展開している。全国約13,000店舗のドラッグストアやバラエティショップ等で販売しており、国内外において、インスタグラマーやユーチューバー等SNSを積極的に活用し、EC販売及び店舗販売での売上拡大につなげている。
3. 衛生コンサルティング事業
子会社のHACCPジャパンが、総合衛生コンサルティング及び衛生関連商品等の販売、卸販売、検査事業を行っている。食品検査事業としては、微生物蛍光画像測定機「BACTESTER(バクテスター)」の販売及び「BACTESTER(バクテスター)」を用いた、飲食店等に向けた検査サービスを展開している。また、withコロナ時代において除菌・衛生に対するニーズは引き続き高まっており、大手企業との協業、代理店の拡大及びPRの実施による「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」とクロラス除菌ウォーター(亜塩素酸水製剤)の営業活動も引続き強化している。2022年9月期からは、HACCP※対応事業としてアプリの監修やHACCP認証コンサルタント業務を拡大している。
※HACCP:Hazard Analysis and Critical Control Pointの略称。食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握したうえで、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程のなかで、それらの危害要因を除去または低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。2021年6月から、HACCPに沿った衛生管理が原則としてすべての食品事業者に義務付けられており、今後は食品等事業者に対して同制度に対する理解が求められる。
4. アロマ事業
暮らしの中に香りとリラクゼーションを提案するライフスタイルショップ「アロマブルーム」直営店舗を、関東を中心に28店舗(2022年6月末時点)展開している。シーン別・お悩み別アイテムを展開し、提案型ショップ・オンラインショップへとショップコンセプトを新たにしている。同時に、MDコンセプトの見直し、社員教育の再構築中であり、今後も運営効率の改善を行い店舗のスクラップ&ビルドを実施していく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
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