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ミライノベート Research Memo(5):バランスシートの適正化が進む
配信日時:2022/06/09 15:15
配信元:FISCO
■業績動向
3. 財務状況
ミライノベート<3528>の2022年3月期末の資産合計は29,013百万円となり、前期末比6,016百万円減少した。流動資産は21,221百万円となり同586百万円増加したが、主な要因は投資有価証券の取得などによる現金及び預金の減少2,281百万円、有価証券の増加1,796百万円、販売用不動産の減少618百万円、仕掛販売用不動産の増加1,177百万円、主にロシアでのバイオマス発電事業への貸付金の増加や投資事業に伴う預け金の増加等によるその他流動資産の増加924百万円などによる。一方で固定資産は7,791百万円となり同6,602百万円減少したが、成田神崎プロジェクトの売却による有形固定資産の減少7,200百万円、主に投資有価証券の増加(1,312百万円)による投資その他の資産の増加642百万円などによる。
負債合計は9,191百万円となり、前期末比7,297百万円減少したが、主に長期借入金等の減少7,089百万円などによる。純資産合計は19,821百万円となり、同1,280百万円の増加となったが、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,423百万円などによる。これらの結果、バランスシートの適正化は着実に進んでいると言える。
2022年3月期末の現金及び現金同等物が減少したが、借入金の返済と先行投資による前向きなもの
4. キャッシュ・フローの状況
2022年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,367百万円の支出となったが、主な収入は税金等調整前当期純利益1,594百万円、減価償却費288百万円などで、主な支出は投資有価証券売却益857百万円、営業投資有価証券の増加1,796百万円、棚卸資産の増加328百万円などによる。
投資活動によるキャッシュ・フローは412百万円の収入であったが、主な収入は有形固定資産の売却による収入222百万円、連結の範囲の変更を伴う関係会社出資金の売却による収入976百万円などで、主な支出は投資有価証券売却益857百万円、貸付けによる支出222百万円などによる。
財務活動によるキャッシュ・フローは383百万円の支出であったが、主な支出は長短借入金及び社債の減少913百万円、匿名組合出資者への払戻による支出309百万円などで、主な収入は匿名組合出資者からの払込による収入962百万円などによる。
この結果、期中の現金及び現金同等物は2,318百万円の減少となり、2022年3月期末の現金及び現金同等物の残高は7,092百万円となった。現金及び現金同等物が減少したが、主に借入金の返済と投資事業での有価証券の取得及び棚卸資産の増加によるものなので、前向きな減少と捉えることができる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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3. 財務状況
ミライノベート<3528>の2022年3月期末の資産合計は29,013百万円となり、前期末比6,016百万円減少した。流動資産は21,221百万円となり同586百万円増加したが、主な要因は投資有価証券の取得などによる現金及び預金の減少2,281百万円、有価証券の増加1,796百万円、販売用不動産の減少618百万円、仕掛販売用不動産の増加1,177百万円、主にロシアでのバイオマス発電事業への貸付金の増加や投資事業に伴う預け金の増加等によるその他流動資産の増加924百万円などによる。一方で固定資産は7,791百万円となり同6,602百万円減少したが、成田神崎プロジェクトの売却による有形固定資産の減少7,200百万円、主に投資有価証券の増加(1,312百万円)による投資その他の資産の増加642百万円などによる。
負債合計は9,191百万円となり、前期末比7,297百万円減少したが、主に長期借入金等の減少7,089百万円などによる。純資産合計は19,821百万円となり、同1,280百万円の増加となったが、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,423百万円などによる。これらの結果、バランスシートの適正化は着実に進んでいると言える。
2022年3月期末の現金及び現金同等物が減少したが、借入金の返済と先行投資による前向きなもの
4. キャッシュ・フローの状況
2022年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,367百万円の支出となったが、主な収入は税金等調整前当期純利益1,594百万円、減価償却費288百万円などで、主な支出は投資有価証券売却益857百万円、営業投資有価証券の増加1,796百万円、棚卸資産の増加328百万円などによる。
投資活動によるキャッシュ・フローは412百万円の収入であったが、主な収入は有形固定資産の売却による収入222百万円、連結の範囲の変更を伴う関係会社出資金の売却による収入976百万円などで、主な支出は投資有価証券売却益857百万円、貸付けによる支出222百万円などによる。
財務活動によるキャッシュ・フローは383百万円の支出であったが、主な支出は長短借入金及び社債の減少913百万円、匿名組合出資者への払戻による支出309百万円などで、主な収入は匿名組合出資者からの払込による収入962百万円などによる。
この結果、期中の現金及び現金同等物は2,318百万円の減少となり、2022年3月期末の現金及び現金同等物の残高は7,092百万円となった。現金及び現金同等物が減少したが、主に借入金の返済と投資事業での有価証券の取得及び棚卸資産の増加によるものなので、前向きな減少と捉えることができる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<YM>
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