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欧州市場サマリー(28日)

配信日時:2022/01/29 05:29 配信元:REUTERS

[28日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。金利上昇の見通しとウクライナでの地政学的緊張を背景に、自動車株とテクノロジー銘柄の下落が相場全体を押し下げた。

STOXX欧州600種指数は週間ベースで1.87%下落し、4週連続で下げた。

米連邦準備理事会(FRB)が今週開いた連邦公開市場委員会(FOMC)後に出したタカ派的な声明を受け、ユーロ圏の債券利回りは上昇した。

AJベルの金融アナリスト、ダニ・ヒューソン氏は「今は投資家を不安にさせるものが多くある。今日は欧州市場が、FRBのタカ派的な姿勢がますます強まっていることでじゃぶじゃぶの現金がどうなるかに目覚めた日になったようだ」とコメントした。

ロシアは28日、米国の安全保障提案に携わる意向があるとのこれまでで最も強いシグナルを発し、ウクライナを巡って戦争は望んでいないと改めて表明した。

28日はテクノロジー株が前日比1.70%下落した。

1月のユーロ圏の景況感指数は悪化した。製造業とサービス業がいずれも低調だったことが要因。

一方、ユーロ圏2位の経済大国フランスは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から予想より早く立ち直り、21年の国内総生産(GDP)は前年比7%増と、50年超ぶりの大幅な伸びとなった。

しかし、ヨーロッパ最大の経済規模を誇るドイツの21年第4・四半期のGDPは、予想より大きく落ち込んだ。パンデミック関連の規制により活動が妨げられた。

フランス高級ブランドのLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は3.2%上昇。四半期売上高の伸びが加速したと発表したことが材料視された。

スウェーデンのファストファッション大手H&Mは5.1%上昇。21年9─11月期の利益が予想を上回ったことが好感された。

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。金利上昇の見通しとウクライナでの地政学的緊張を背景に、自動車株とテクノロジー銘柄の下落が相場全体を押し下げた。

STOXX欧州600種指数は週間ベースで1.87%下落し、4週連続で下げた。

米連邦準備理事会(FRB)が今週開いた連邦公開市場委員会(FOMC)後に出したタカ派的な声明を受け、ユーロ圏の債券利回りは上昇した。

AJベルの金融アナリスト、ダニ・ヒューソン氏は「今は投資家を不安にさせるものが多くある。今日は欧州市場が、FRBのタカ派的な姿勢がますます強まっていることでじゃぶじゃぶの現金がどうなるかに目覚めた日になったようだ」とコメントした。

ロシアは28日、米国の安全保障提案に携わる意向があるとのこれまでで最も強いシグナルを発し、ウクライナを巡って戦争は望んでいないと改めて表明した。

28日はテクノロジー株が前日比1.70%下落した。

1月のユーロ圏の景況感指数は悪化した。製造業とサービス業がいずれも低調だったことが要因。

一方、ユーロ圏2位の経済大国フランスは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から予想より早く立ち直り、21年の国内総生産(GDP)は前年比7%増と、50年超ぶりの大幅な伸びとなった。

しかし、ヨーロッパ最大の経済規模を誇るドイツの21年第4・四半期のGDPは、予想より大きく落ち込んだ。パンデミック関連の規制により活動が妨げられた。

フランス高級ブランドのLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は3.2%上昇。四半期売上高の伸びが加速したと発表したことが材料視された。

スウェーデンのファストファッション大手H&Mは5.1%上昇。21年9─11月期の利益が予想を上回ったことが好感された。

<ユーロ圏債券> 域内債券利回りが上昇した。市場は今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を引き続き消化した。ただ、株価の下げ渋りを背景に南欧債利回りは上昇幅を縮小した。

米金融市場は連邦準備理事会(FRB)が今年約5回の利上げを実施するとの見方を織り込んでいる。これを受け、市場では欧州中央銀行(ECB)が年内に利上げするとの観測も高まっている。

ドイツ10年債利回りは一時マイナス0.008%と1週間ぶりの高水準を付けた。終盤は4ベーシスポイント(bp)上昇のマイナス0.02%。1日の上昇幅としては2週間ぶりの大きさとなる見込み。

南欧債は序盤にアンダーパフォームしていたが、株価の回復を受けて利回りがこの日付けた高水準から低下した。

みずほの金利ストラテジスト、ピーター・マッカラム氏は今週のFOMC以降の投資家によるリスク削減が広範囲な売りにつながったが、米商務省が28日発表した12月の米個人所得が前月比0.3%増と市場予想の0.5%増を下回ったことがインフレを懸念する投資家の安心感をやや誘った可能性があると述べた。

商務省が28日発表した2021年12月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比5.8%上昇と、11月の5.7%上昇から加速し、1982年以来の高い伸びとなった。一方、個人消費は減少。サプライチェーン(供給網)の問題や新型コロナウイルス感染再拡大が影響し、米経済が年末にかけ失速した可能性を示唆した。

イタリア10年債利回りは序盤に一時8bp上昇したが、終盤は2bp上昇の1.38%となった。

イタリア債を巡っては、議会が新たな大統領選出に苦戦していることも圧力となっていっる。

イタリア議会は28日、大統領を選出する5回目の投票を行ったが、決着を見ることはできなかった。1600GMT(日本時間29日午前1時)ごろから6回目の投票を行う。

独伊10年債の利回り差は140bpに縮小。今週は一時150bp超と1年4カ月ぶりの水準に拡大していた。

ドイツ連邦統計庁が28日発表した2021年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.7%減少し、ロイターがまとめた市場予想(0.3%減少)以上の落ち込みとなったが、ユーロ債市場への影響は限定的だった。

<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード

ユーロ/ドル    1.1160 1.1134

ドル/円 115.19 115.64

ユーロ/円 128.56 128.75

<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード

STOXX欧州600種 465.55 -4.78 -1.02 470.33

FTSEユーロファースト300種 1818.65 -18.95 -1.03 1837.60

ユーロSTOXX50種 4136.91 -48.06 -1.15 4184.97

FTSE100種 7466.07 -88.24 -1.17 7554.31

クセトラDAX 15318.95 -205.32 -1.32 15524.27

CAC40種 6965.88 -57.92 -0.82 7023.80

<金現物> 午後 コード

値決め 1806.75

<金利・債券>

米東部時間13時38分

*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード

3カ月物ユーロ 100.55 +0.01 100.54

独連邦債2年物 112.03 -0.02 112.05

独連邦債5年物 132.73 -0.08 132.81

独連邦債10年物 170.02 -0.14 170.16

独連邦債30年物 205.34 -0.12 205.46

*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード

独連邦債2年物 -0.607 +0.015 -0.618

独連邦債5年物 -0.353 +0.013 -0.371

独連邦債10年物 -0.048 +0.010 -0.055

独連邦債30年物 0.241 +0.007 0.233

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