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オプティム---「災害査定のデジタル化」で、スマホ3次元測量アプリ「OPTiM Geo Scan」が採用

配信日時:2021/12/20 17:13 配信元:FISCO
オプティム<3694>は17日、国土交通省九州地方整備局が熊本県で実施する、「災害査定のデジタル化」にて、スマホ3次元測量アプリ「OPTiM Geo Scan」が採用されたことを発表した。

「災害査定」の資料作成や受験等の業務負担に関して、九州地方整備局では、省力かつ簡単で安全に災害査定を行うことを目的としたDXを用いた「災害査定のデジタル化」を推進してきた。「災害査定」は、地方自治体が維持管理する施設が被災した場合、復旧事業費の一部負担を国が行うためのもの。

今回、「災害査定のデジタル化」推進に寄与する新しい測量手法として、一般に普及しているスマートフォンやタブレットを用いて、だれでも簡単かつ高精度に3次元測量が行えるスマホ3次元測量アプリ「OPTiM Geo Scan」が採用されることとなった。「OPTiM Geo Scan」を活用することで、測量機器のコスト軽減や測量時間の短縮を見込むことができるため、災害復旧現場などで、3次元データの収集や同データを活用した災害復旧活動への寄与が期待できる。

「OPTiM Geo Scan」は、スマートフォンまたはタブレットで土構造物等の測量対象をスキャンすることで、土木現場で求められる高精度な3次元データを生成可能なスマホ3次元測量アプリ。本アプリケーションは、ドローンやレーザースキャナなどの利用が難しい小規模現場での利用を想定しており、測量時間を削減することができる。さらに費用面においても、既存の3D測量(ドローン、レーザースキャナ等)に比べコスト削減が実現できる。また、測量には専門知識は不要で、一人で手軽に測量を行うことが可能であるため、人手不足や技術者不足解消に役立つ。加えて、測量により取得した3次元データはxyzRGB形式にて出力ができるため、点群処理ソフトウェアやCADソフトを利用して、横断図の作成などが行える(NETIS登録申請中)。


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