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東京株式(大引け)=287円安と続落、ハイテク株など売り先行

配信日時:2021/12/10 15:55 配信元:MINKABU
 10日の東京株式市場で日経平均株価は続落。半導体関連などハイテク株を中心に売りが膨らみ全体相場は軟調に推移した。  大引けの日経平均株価は前日比287円70銭安の2万8437円77銭。東証1部の売買高概算は11億1409万株。売買代金概算は2兆6680億万円となった。値上がり銘柄数は481と全体の約22%、値下がり銘柄数は1607、変わらずは95銘柄だった。  前日の米株式市場では、NYダウは横ばいだったが、ナスダック指数が大幅安となった。これを受け、東京市場でも半導体関連株などが売られた。今週に入り日経平均株価は急速に値を戻しただけに、利益確定の売りも膨らんだ。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大で、英国政府がイングランドで行動制限措置を実施すると発表したことにより不安がぶり返す動きもあった。日経平均株価は一時300円を超す下落となった。市場では、今晩の米11月消費者物価指数(CPI)の結果などに注目している。  個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>が安い。ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>が値を下げ、リクルートホールディングス<6098.T>やソニーグループ<6758.T>、トヨタ自動車<7203.T>が軟調。日本航空<9201.T>やJR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>が売られ、エイチ・アイ・エス<9603.T>やマネックスグループ<8698.T>が急落した。  半面、任天堂<7974.T>や日立製作所<6501.T>、キーエンス<6861.T>が高く、ダイキン工業<6367.T>や村田製作所<6981.T>、デンソー<6902.T>が値を上げた。Gunosy<6047.T>や日立物流<9086.T>が急伸した。 出所:MINKABU PRESS

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