9日の米株式市場の概況、ナスダック指数は４日ぶり反落

　９日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比０．０６ドル安の３万５７５４．６９ドルと横ばい圏だった。 　 　前日までの大幅上昇で利益確定売りが膨らんだほか、英国政府は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けイングランドで行動制限措置を実施すると発表したことも警戒され、ＮＹダウは一時１７０ドルを超える下落となった。ただ、ヘルスケア株などに買いが入り売り一巡後は下げ渋った。ハイテク株には売りが膨らみ、ナスダック指数は大幅安となった。テスラ＜TSLA＞が売られ、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞、インテル＜INTC＞など半導体株が安い。アメリカン航空＜AAL＞やウーバー・テクノロジーズ＜UBER＞が値を下げた。半面、ビザ＜V＞やファイザー＜PFE＞が高く、CVSヘルス＜CVS＞やユナイテッドヘルス・グループ＜UNH＞、ジョンソン・エンド・ジョンソン＜JNJ＞が値を上げた。 　ナスダック総合株価指数は、２６９．６１８ポイント安の１万５５１７．３７０と４日ぶりに大幅反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が８億１９８８万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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