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午後:債券サマリー 先物は反落、米金利上昇が影響

配信日時:2021/11/24 15:34 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。前日の米長期債相場が続落(金利は上昇)した流れを引き継ぎ、国内債も売りが優勢だった。  債券先物は朝方に151円50銭まで軟化する場面があった。バイデン米大統領が22日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を再任する方針を発表したことを背景に、米金融緩和の縮小が進むとの見方が継続するなか、23日の米長期金利が一時1.68%台と約1カ月ぶりの水準まで上昇したことが影響した。朝方の売りが一巡したあとは日経平均株価の下落を手掛かりにやや下げ渋る動きとなったが、今晩に相次いで発表される米経済指標(米7~9月期GDP改定値、米10月耐久財受注、前週分の米新規失業保険申請件数、米10月個人消費支出など)や量的緩和の縮小(テーパリング)開始を決めた11月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容を見極めたいとして模様眺めムードが広がりやすく戻りは限定的。この日に実施された日銀の国債買いオペ結果に対する反応も薄かった。  先物12月限の終値は前営業日比11銭安の151円58銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前営業日比0.010%上昇の0.080%だった。 出所:MINKABU PRESS

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