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米外為市場サマリー:米CPIの結果を受け一時114円00銭台に上昇

配信日時:2021/11/11 08:01 配信元:MINKABU
 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円91銭前後と前日に比べて1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=130円75銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高だった。  米労働省が発表した10月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比6.2%と9月の5.4%から加速し、市場予想(5.8%程度)も上回ったことでインフレ懸念が改めて台頭。同省が発表した前週分の米新規失業保険申請件数が26万7000件と前の週の改定値から4000件減少し、労働市場の改善が続いていることもドルの支援材料となった。この日に実施された米30年債入札が低調な結果となったこともあって米長期金利が大きく上昇すると、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが活発化し、一時114円01銭までドル高・円安が進んだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1479ドル前後と前日に比べて0.0110ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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