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米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時112円70銭台に軟化

配信日時:2021/11/10 08:01 配信元:MINKABU
 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=112円87銭前後と前日に比べて30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=130円86銭前後と同30銭強のユーロ安・円高だった。  米国の早期利上げ観測が後退するなか、東京市場で一時112円73銭と約1カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた流れを引き継いだ。ニューヨーク市場の序盤には113円10銭台に持ち直す場面もあったが、米10月卸売物価指数(PPI)が前年同月比8.6%の上昇と想定通りの伸びにとどまったことが伝えられると、米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入。112円74銭まで下押ししたあとは下げ渋ったが、10日に発表される米10月消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして戻りは鈍かった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1593ドル前後と前日に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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