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米外為市場サマリー:米金利低下が影響し一時113円30銭まで軟化

配信日時:2021/11/08 08:04 配信元:MINKABU
 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円41銭前後と前日に比べて30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=131円19銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。  米労働省が発表した10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数の増加幅が前月比53万1000人と市場予想(45万人程度)を上回り、失業率も9月の4.8%から4.6%(市場予想は4.7%程度)に低下するなど強い内容となった。これを受けて米景気の回復期待が高まるなか、一時114円03銭までドル高・円安が進んだ。ただ、前日までに米英の中央銀行がハト派的な姿勢を示していたことを背景に、米長期金利が1.5%台前半から1.4%台前半に低下すると日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入。週末のポジション調整に伴うドル売りも重荷となり、113円30銭まで下押す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1567ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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